Microsoft Office リソース キット ジャーナル バナー

Office 2000 Service Release 1 の導入


2000 年 5 月 10 日

【目次】
  • Office 2000 SR-1 について
  • ネットワーク上のクライアント コンピュータをアップグレードする
  • Internet Explorer を SR-1 で更新する
  • スタンドアロン コンピュータをアップグレードする
  • Windows 2000 と Office SR-1 を同時にインストールする
  • 管理者向けのその他のトピック

Office 2000 SR-1 について

Microsoft Office 2000 Service Release 1 (SR-1) には、アプリケーションのパフォーマンスと信頼性の向上を目的とする修正プログラムとアップグレードされた機能が集められています。Office 2000 SR-1 は多くの利点を備えていますが、あくまでもオプションのリリースであり、新しいプログラム機能は含まれていません。Office 2000 の機能を管理するために、SR-1 アップデートが必要なわけではありません。

Office 2000 SR-1 の新機能

Office 2000 SR-1 には、Office 2000 の発売以降に発見された不具合を修正したり、パフォーマンスを向上させたりするために更新された多くのファイルが含まれています。最も大きく変更された点は以下のとおりです。

  • Office コア ファイル

    Office 2000 アプリケーションの動作を訂正または改良するために、いくつかの Office コア ファイルが更新されました。具体的な変更の詳細については、Office リソース キット ジャーナルの「Office 2000 Service Release 1 のアップデート」を参照してください。

  • Microsoft Outlook® セキュリティの強化

    Outlook 2000 に、新しい暗号化機能が追加されました。この高度なセキュリティを利用するには、この機能を明示的に有効化する必要があります。詳細については、Office リソース キット ジャーナルの「New Encryption and Security Features in Outlook 2000 SR-1 (英語)」を参照してください。

  • Microsoft Data Access Components (MDAC) 2.5

    MDAC 2.5 の主な変更点は、ドライバの更新、新しいデータ オブジェクト、および ActiveX® データ オブジェクト、OLE DB、ODBC (Open Database Connectivity) に対するインターフェイスの向上です。

  • Microsoft Internet Explorer 5.01

    Internet Explorer の最新バージョンには、Outlook Express などのコンポーネントに対する更新と修正、スクリプト、およびアニメーション サポートが含まれています。Office 2000 Web フォルダのサポートに加え、暗号法も更新されています。

  • Microsoft PhotoDraw™ 2000 Version 2

    PhotoDraw 2000 の最新リリースは、個別のスタンドアロン製品として提供されています。PhotoDraw 2000 Version 2 は、SR-1 アップデートには含まれていません。

このページの内容は、Office 2000 SR-1 アップデートを組織内でインストールする管理者および IT プロフェッショナルが対象です。SR-1 リリースにおけるエンド ユーザー機能の詳細については、Office Update  Web サイトの「Office 2000 Service Release 1 (SR-1) アップデート - 日本語版のダウンロードの詳細」を参照してください。

Office 2000 SR-1 アップデートの 2 種類のバージョン

アップデートには、2 種類のバージョンがあります。1 つは管理インストール ポイントのアップグレード用で、もう 1 つはスタンドアロン コンピュータのアップグレード用です。

  • Office 2000 SR-1 管理アップデート (178 MB)

    管理アップデートでは、サーバー上の Office 2000 管理インストール ポイントに対して、SR-1 アップグレードを提供します。管理アップデートをスタンドアロン コンピュータに適用することはできません。

  • Office 2000 SR-1 標準アップデート (40 〜 62 MB)

    標準アップデートでは、Office 2000 がインストールされているスタンドアロン コンピュータに対して、SR-1 アップグレードを提供します。アップデートのサイズは、更新されるアプリケーションや製品群によって異なります。標準アップデートを管理インストール ポイントに適用することはできません。

    ローカル サーバーからアップデートを実行する管理者向けに、ダウンロード可能な特別なバージョンの SR-1 標準アップデートが用意されています。詳細については、後で説明する「SR-1 標準アップデートのローカル ソースの作成」を参照してください。

アップデートの 2 つのバージョンは、両方とも Office 2000 SR-1 CD-ROM (有償) に含まれています。どちらを使っても、任意の Office 2000 製品群をアップグレードできます。

  • Office 2000 Premium
  • Office 2000 Developer (Office 2000 Premium の部分)
  • Office 2000 Professional
  • Office 2000 Standard
  • Office 2000 Personal

Microsoft Excel や Microsoft Publisher などの個別の Office 2000 アプリケーションも、いずれかの Office 2000 SR-1 アップデートで更新できます。PhotoDraw 2000 Version 2.0 は、個別の製品として提供されています。

SR-1 アップグレードは、元のバージョンの Office 2000 を再キャッシュおよび再インストールし、これを SR-1 にアップグレードすることによって動作します。この処理の際に、Windows インストーラは、前にキャッシュした MSI ファイルを置き換え、古いファイルを新しいバージョンで上書きします。Office 2000 を SR-1 に更新しても、すべての機能について既存のインストール状態が保持され、トランスフォームなどの既存のサポート ファイルも以前と同じように動作します。

Office 2000 SR-1 の入手方法

SR-1 アップデートは、各種ソースから入手できます。Office 2000 SR-1 アップグレード CD-ROM には、標準アップデートと管理アップデートの両方が含まれています。

  • CD-ROM 実費送付サービスによる CD-ROM 提供
  • Microsoft TechNet CD Subscription 会員への提供
    Teck Net CD 6 月号以降で収録の予定です。
  • Microsoft Select ユーザーへの提供
    Select 7 月号以降で収録の予定です。
  • MSDN™ Universal Subscription 会員への提供
    MSDN 7 月号以降で収録の予定です。
  • コンピュータ専門紙の付録 CD-ROM による提供
  • ユーザーは、Office Update  Web サイトからスタンドアロン コンピュータ用の標準 SR-1 アップデートを無償で入手し、実行できます。
  • 管理者は、Microsoft Office リソース キット Web サイトから SR-1 管理アップデートを無償でダウンロードできます。管理アップデートのダウンロードについては、以下の手順に従ってください。

管理インストール用の SR-1 アップデートをダウンロードするには

  1. Microsoft Office リソース キット Web サイトの「Office 2000/97 最新情報」を表示します。
  2. Office 2000 SR-1 管理者アップデートの Data1.exe をクリックします。
  3. [ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックスの [このプログラムをディスクに保存する] をクリックし、[OK] をクリックします。
  4. [ファイル名を付けて保存] ダイアログ ボックスで場所を指定し、[保存] をクリックします。

    ファイルがコンピュータにコピーされます。

メモ   管理インストール用の SR-1 アップデーをダウンロードし、CD-ROM にコピーする場合は、CD-ROM のボリューム ラベルを "OfficeSR1" と指定してください。ボリューム ラベルが正しくないと、Windows インストーラが中断され、セットアップは正常に行われません。

システム要件

SR-1 アップデートをインストールする前に、Microsoft Windows® のバージョンに適したサービス パックがコンピュータにインストールされているかどうかを確認します。

  • Windows NT® Server 4.0 および Windows NT Workstation 4.0 の場合は、Service Pack 3 以上が必要です。
  • Office Server Extensions または NetMeeting をサポートするコンピュータの場合は、Windows NT 4.0 Service Pack 4 が必要です。
  • Windows 98 の場合は、必要に応じて多くのセキュリティ アップデートおよびパフォーマンス アップデートが用意されています。

オペレーティング システムの更新の詳細については、Microsoft Windows Update Web サイトの「製品の更新」を参照してください。

SR-1 リリースで必要なハードウェアとメモリは、Office 2000 の場合と同じです。各 Office 製品群のシステム要件の詳細については、Office 2000 製品情報のページを参照してください。

メモ   Windows NT 4.0 または Windows 2000 オペレーティング システムを使用しているコンピュータをアップグレードするには、管理者権限が必要です。管理者権限がないと、システム ファイルの更新や、Windows レジストリへの書き込みを試みたときに、サービス パックやアップデートに異常が発生します。

必要なディスク容量

SR-1 アップデートを実行するには、コンピュータのハード ディスクに、圧縮ファイル、一時ファイル、および更新された Office ファイルを格納できるだけの十分な空きディスク容量が必要です。展開されたファイルと一時ファイルは、Windows の一時フォルダに格納され、アップデートが終了すると削除されます。更新された Office ファイルは、コンピュータを再起動した後もハード ディスクに残ります。

次の表は、Office 2000 SR-1 のアップデート (MSP) ファイルのサイズの一覧です。

Office 2000 SR-1 MSP ファイル ファイル サイズ
Office 2000 SR-1 標準アップデート 40 〜 62 MB
Office 2000 Disc 1 管理アップデート 178 MB
Office 2000 Disc 2 (Publisher、ビジネス ツール) 12 MB
Microsoft Office Web コンポーネント 7.9 MB
Front Page® Server Extensions 0.7 MB

ネットワーク上のクライアント コンピュータをアップグレードする

多くの企業にとって、Office 2000 SR-1 を導入するには、管理インストール ポイントに製品のアップデート イメージを作成するのが最適な方法です。このようにすると、ユーザーはローカル サーバーに接続し、各自のコンピュータに SR-1 アップデートをインストールできます。

通常、アップグレード処理の中で、2 つの管理インストール ポイントを管理する必要があります。

  • クライアントが Office 2000 SR-1 にアップグレードするための Office 2000 SR-1 管理インストール ポイント。
  • まだアップグレードしていないクライアントにとって、ソースとしての役割を果たすオリジナルの Office 2000 管理インストール ポイント。アップグレードが行われるまで、これらのクライアントは、オンデマンドのインストールや自動機能修復などでオリジナルの管理インストール ポイントにアクセスする必要があります。

複数の場所に管理インストール ポイントを作成する必要がある場合は、1 つの管理インストール ポイントから複数のサーバーにフォルダ階層とファイルをコピーできます。

管理インストール ポイントのアップグレードの方法は、サーバーが Windows NT 4.0 と Windows 2000 のどちらの環境で動作しているかによって異なります。このページは、Windows NT 4.0 が対象です。この情報は、Windows 2000 以外のクライアント コンピュータをサポートする Windows 2000 サーバーにも適用されます。

Windows 2000 の場合の動作の詳細については、後で説明する「Windows 2000 と Office SR-1 を同時にインストールする」を参照してください。

管理インストール ポイントのアップグレード

Office 2000 SR-1 のアップグレード管理インストール ポイントを作成するには、Office 2000 管理インストール ポイントをアップグレードするための管理バージョンの SR-1 アップデートを実行します。

SR-1 の管理アップデートによって、標準アップデートで作成されるものと同じアップグレード バージョンの Office が作成されます。両者の違いは、管理アップデートの場合は、元のファイルに対するバイナリのパッチではなく、完全なアップデート ファイルが含まれることです。完全なファイルが含まれるため、管理アップデートでは、Microsoft QFE アップデートで変更されたサーバー上のファイルを正しく置き換えることができます。

メモ   標準バージョンの SR-1 アップデートでは管理共有が正しくアップグレードされないので、処理を進める前に、アップグレードの管理バージョンを入手してください。更新された管理イメージ上で既存のトランスフォーム (MST ファイル) を再利用すると、新しいクライアント インストールに対して同じカスタマイズを再作成できます。

既存の Office インストール ポイントを更新する

管理アップデートをインストールするには、コマンド ラインで適切なファイル参照とオプションを指定して、Windows インストーラを実行します。管理アップデートは、標準アップデートのようなインストール インターフェイスを備えていません。コマンド ラインに、Office 2000 MSI ファイルへのパスおよび Office SR-1 MSP ファイル名を指定します。

  • MSI ファイルは、元の管理イメージ内の Windows インストーラのパッケージ ファイル (Data1.msi) です。
  • MSP ファイルは、SR-1 アップグレード内の変更に関する情報が格納された Windows インストーラ管理アップデート ファイルです。Windows インストーラに対して、管理イメージ以内のファイルの追加、更新、または削除を指定します。

MSP ファイルは SR-1 アップデート CD-ROM の \Admin ディレクトリに格納されています。このファイルは、Office リソース キット Web サイトでも入手できます。次の表は、提供されるファイルの一覧です。

Office SR-1 MSP ファイル 適用先
Art.msp Access ランタイム マスター
Data1.msp Office 2000 Disc 1
Data2.msp Office 2000 Disc 2
Fpse.msp Front Page Server Extensions
Ows.msp Office Server Extensions

Office リソース キットには、SR-1 ファイルのダウンロード可能なバージョンが含まれています。Data1.msp は、Office リソース キット ツールボックス から直接コピーできます。残りの MSP ファイルは、o2ksr1adl.exe という名前の自己解凍型の EXE ファイルに含まれています。Data1.msp または o2ksr1adl.exe をダウンロードするには、Office 2000/97 最新情報の「Office 2000 SR-1 管理者アップデート」を参照してください。

Setup.ini や Offcln9.opc などのバージョンに関係のないファイルを変更している場合は、既存のイメージの上に新しい管理イメージをインストールする際に、これらのファイルが更新されないように注意してください。Setup.ini は変更される可能性が高いため、特に注意が必要です。既存のイメージを更新する前に、Setup.ini と Offcln9.opc の名前を変更してください。このようにすると、ファイルは更新されません。更新が終了したら、新しいファイルを編集し、元のファイルに加えた変更と同じ変更を追加する必要があります。

メモ   管理インストール ポイントを更新する前に、共有を使用しているユーザーがいないことを確認します。アップグレード中に共有上のファイルが使用されていると、インストール ポイントにファイルの新しいバージョンがコピーされません。

Office の管理インストール ポイントを更新するには

  1. Office 2000 SR-1 管理アップデート (MSP ファイル) をアップグレードを管理するために使用しているコンピュータの作業ディレクトリにコピーします。

    サーバーの管理インストール ポイントへの書き込みのアクセス権と操作を実行するための適切なアクセス権を備えている必要があります。

  2. インストール ポイントのネットワーク共有が、更新に対応できるだけの十分な容量を備えていることを確認します。
  3. 管理インストール ポイントのサーバー共有に接続します。
  4. 元の Setup.ini ファイルまたは Offcln9.opc ファイルを変更している場合は、その名前を変更して、SR-1 アップデートによってファイルが上書きされないようにします。
  5. 元の Office 2000 インストールの中で Internet Explorer 5 パッケージをカスタマイズしている場合は、Internet Explorer 5 フォルダの名前を変更して、アップグレードの際のエラーを防ぎます。Internet Explorer 5 パッケージの更新手順については、後で説明します。
  6. [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム名を指定して実行] をクリックします。次に、適切なオプションを指定して Windows インストーラのコマンド ラインを入力します。次の構文を使用します。

    [start] msiexec /a [<パス>\<管理 MSI ファイル名>] /p [<パス>\<アップデート MSP ファイル名>] SHORTFILENAMES=TRUE /qb /L* [<パス>\<ログファイル名>]

    コマンド ラインのオプションについては、この後に説明します。

  7. Windows インストーラによるアップグレードの終了後、元の Setup.ini または Offcln9.opc でカスタマイズした内容を SR-1 アップデートで作成された各ファイルに反映します。

    アップグレード時は、通常の Office のセットアップ CD から管理インストール ポイントを作成する際のインターフェイスが表示されます。また、アップデート先の管理インストールポイントを指定する際、アップデート対象の Office 2000 管理インストール ポイントが設定されていることを確認してください。

メモ   クライアント コンピュータの既存の Office 2000 は、SR-1 の新しいトランスフォームを作成した場合も、元のトランスフォームで指定されるカスタマイズを保持します。既存の Office は、新しいトランスフォームを参照できません。新しいトランスフォームを適用するには、クライアント コンピュータから Office を削除し、新しいトランスフォームと共に SR-1 を再インストールする必要があります。

管理インストール ポイントが SR-1 に更新されたら、ユーザーは元のバージョンの Office 2000 を再キャッシュおよび再インストールすることによって、コンピュータをアップグレードする必要があります。クライアントがアップグレードされると、前にキャッシュされた MSI ファイルが更新され、以前のバージョンのファイルは SR-1 ファイルで上書きされます。すべての機能において、既存のインストール状態と、元のトランスフォームで指定されていたその他のカスタマイズが保持されます。

Office 管理インストール ポイントで管理アップデートを実行すると、コンピュータのパフォーマンスに関係なく、アップデートの処理速度が低下することがあります。コンピュータの応答速度が低下する場合もあれば、バックグラウンドでインストールを実行しているときは、コンピュータがフリーズしたかのようになる場合もあります。アップデートを行う際は、十分な時間の余裕を考慮してください。

Windows インストーラのコマンド ライン オプションの使用

次の表は、Windows インストーラのコマンド ライン オプションの一覧です。これらのオプションは、SR-1 アップグレードを導入するときに一般的に使用されます。

コマンド ライン オプション 説明
[Start] Msiexec がパスに直接指定されていない場合は、Windows 95/98 システムに対してのみ必要です。
Msiexec Windows インストーラの実行ファイル名。
/a ネットワーク共有上での製品の管理インストールの実行を指定します。
[<パス>\<管理 MSI ファイル名>] Office 2000 の Office パッケージ (MSI ファイル) のパスとファイル名。Data1.msi がその例です (パスに半角スペースが含まれていないことを確認してください。管理インストール ポイントでは半角スペースをサポートしていません)。
/p 既存のインストールへのアップデートの適用を指定します。
[<パス>\<アップデート MSP ファイル名>] SR-1 アップデート (MSP ファイル) のパスとファイル名。
SHORTFILENAMES=TRUE Office 2000 Disc 1 で使用されるすべてのファイル名とフォルダについて、MS-DOS 互換のファイル名を作成するように指定します。このオプションは、Windows インストーラをコマンド ラインから実行するときに必要です。
/qb ユーザー インターフェイスを基本レベル (単純な進行状況およびエラー処理) に設定します。
/L* ログへの記録をオンにし、ログ ファイルの名前を設定します。"*" フラグは、すべての情報を記録するスイッチの役割を果たします。
[<パス>\<ログ ファイル名>] Windows インストーラのログ ファイルのパスとファイル名。

クライアント コンピュータの更新

管理インストール ポイントを更新すると、ユーザーは、更新された管理イメージから Setup.exe を実行することによって、SR-1 にアップグレードできます。コマンド ライン オプションを指定する必要はありません。

インストールをさらに管理するには、ネットワーク ログオン スクリプトを介して、または Microsoft Systems Management Server などのシステム管理ソフトウェアを使って、ユーザーがセットアップ プログラムを実行するようにします。すべてのユーザー設定、プレファレンス、およびドキュメントが、アップデートの処理の中で保持されます。

Windows インストーラを更新する

クライアント コンピュータでセットアップ プログラムを起動すると、まずコンピュータに Windows インストーラ Version 1.1 がインストールされているかどうかが確認されます。Windows インストーラを更新する必要がある場合は、新しいバージョンがインストールされ、必要に応じてコンピュータが再起動され、アップグレードの処理が続行します。

Internet Explorer を更新するかどうかを選択する

管理インストール ポイントで Internet Explorer を Version 5.01 に更新すると、クライアントがセットアップ プログラムを使って SR-1 をインストールするときに、このアップグレードが自動的に適用されます。これは、Windows 2000 を除くすべてのオペレーティング システムに当てはまります。Windows 2000 の場合は、Internet Explorer のアップデートが既に組み込まれています。

クライアント コンピュータで Internet Explorer 5.01 アップグレードを行わない場合は、セットアップ プログラムを実行するコマンド ラインに "NOIE=TRUE" オプションを追加します。

更新されたインストールをカスタマイズする

インストールされている既存の Office を更新するときに、トランスフォーム (MST ファイル) を再導入することはできません。トランスフォームは、最初のインストール時に Office を構成するためだけに使用できます。既存のインストールにトランスフォームを適用しようとすると、トランスフォームは無視され、既存の設定が保持されます。

アプリケーションを追加したり、既存の Office 機能のインストール状態を変更したりする場合は、まず SR-1 のアップデート操作を行います。この後、メンテナンス モードで Office セットアップ プログラムを再実行できます。

個別に更新されたクライアントを同期化する

クライアント コンピュータが、管理インストール ポイントを使わず、標準アップデートにより個別にアップグレードされている場合は、SR-1 で更新された管理イメージを認識しません。また、元の Office 2000 ソースへのリンクは使用できません。個別に更新されたクライアント コンピュータを同期化して SR-1 管理イメージを認識させるには、クライアント コンピュータで次のコマンド ラインを実行します。

[<新しい SR-1 へのパス>] setup.exe /fvm [<新しい MSI へのパス>]

クライアント コンピュータでの個別のアップデートの際に、Internet Explorer が Version 5.01 にアップグレードされている場合、このアップデートと再同期化には、管理インストール ポイントの Internet Explorer 5 パッケージにおけるカスタマイズは含まれません。各自の SR-1 イメージまたは別のカスタマイズ場所から Internet Explorer 5.01 を再度インストールし、クライアント コンピュータに各自のカスタマイズを反映する必要があります。

Internet Explorer を SR-1 で更新する

SR-1 アップデートを使うと、Office 2000 を更新できるだけでなく、Internet Explorer もアップグレードできます。最新バージョンである Internet Explorer 5.01 には前のリリースに対する修正プログラムが反映されており、パフォーマンスが向上しています。

Internet Explorer 5.01 にアップグレードする場合は、前のリリースでカスタマイズした設定を保持できます。また、構成を新たに変更したり、追加したりできます。Internet Explorer をカスタマイズするには、Internet Explorer 管理者キット (IEAK) を使用します。IEAK は、Office Custom Installation Wizard から実行するか、またはスタンドアロン ウィザードとして実行します。

前のバージョンの Internet Explorer 5 でカスタマイズした設定を保持する

Office 2000 SR-1 を使って Internet Explorer 5.01に更新し、以前インストールされていた Internet Explorer 5 でカスタマイズした設定を新しいパッケージにも適用する場合は、次の手順に従って新しい Internet Explorer 5.01 パッケージを作成します。

前の Internet Explorer 5.0a パッケージと一致するように Internet Explorer 5.01 カスタム パッケージを作成するには

  1. Custom Installation Wizard を起動し、Office 2000 SR-1 バージョンの Data1.msi を開きます。
  2. [IE 5 インストール オプションのカスタマイズ] ページの [カスタマイズ] をクリックして IEAK を起動します。
  3. [ファイルの場所] ページで、Internet Explorer 5.01 カスタム パッケージを作成するフォルダの場所を指定します。
  4. [詳細設定] をクリックします。
  5. [詳細設定] ダイアログ ボックスで、Office 2000 SR-1 用のダウンロード フォルダに、元の変更されていない Internet Explorer 5.01 フォルダを指定します。

    前の Internet Explorer 5 カスタム パッケージを作成したときに保存した MST が既に開かれていると、パス情報を変更しなければならない場合があります。MST が開かれていない場合は、ダウンロード フォルダの適切なパスが表示されます。

  6. 前の Internet Explorer 5.0a カスタム パッケージ内での INSTALL.INS ファイルの場所を指定し、[OK] をクリックします。

    このファイルは <IE5>\INS\win32\JA フォルダにあります。

  7. [ファイルの場所] ページの [次へ] をクリックして、[自動バージョン同期] ページを表示します。

    インターネットに接続しており、手順 5 で指定したフォルダの場所が正しい場合は、このページにすべてのコンポーネントに関する現在の情報が表示されます。

    Web 上の Internet Explorer コンポーネントは必要に応じて更新されます。Office SR-1 に提供されているバージョンより新しいコンポーネントが利用できる場合は、更新を勧めるメッセージが表示されます。

  8. ウィザードの残りのページで指示される手順を実行し、前の Internet Explorer 5.0a でカスタマイズした設定を確認します。
  9. ウィザードを終了して、新しい Internet Explorer 5.01 パッケージを作成します。

スタンドアロン ウィザードとして IEAK を使って Internet Explorer 5.01 をカスタマイズする場合も、この手順を適用できます。スタンドアロン IEAK には、さらにいくつかの情報ページがあり、ページの順序も異なります。中心となる機能は同じで、どちらの方法も使用できます。

前のインストレーションに適用したトランスフォームを使用する

元の Office 2000 クライアント インストレーションにトランスフォーム (MST ファイル) を適用している場合は、元の MST ファイルに含まれる Internet Explorer 5 のフォルダおよびパス情報に注意する必要があります。Office 2000 SR-1 にアップグレードするとき、元の MST が適用されるので、これらの項目が更新プロセスに影響を与えることがあります。

SR-1 へのアップグレードで MST Internet Explorer 5 パスを無効にする

元の MST ファイルで参照した場所以外の場所に新しい Internet Explorer 5.01 カスタム パッケージを格納する場合は、次のような Office Setup.exe コマンド ラインを使用するか、または Office 2000 SR-1 用の Setup.ini ファイルで IESETUPLOCATION プロパティを使用します。

\\office\2000\SR-1\Setup.exe IESETUPLOCATION="<\\server1\systems\IE\New Hires\IE5.01\JA\IE5Setup.exe>"

パスにスペースを含める場合は、引用符を使用する必要があります。このプロパティを管理イメージの Setup.ini ファイルに追加する場合は、[Options] セクションに追加します。次に示すように、必ずセミコロン (";") を削除して、[Options] セクション ヘッダーのコメント行の指定を解除します。

[Options]
IESETUPLOCATION=\\server1\systems\IE\New Hires\IE5.01\JA\IE5Setup.exe

IESETUPLOCATION を使って元の場所を無効にしない場合は、以下で説明する基準に従って新しい Internet Explorer 5.01 カスタム パッケージを格納する必要があります。

既定の Internet Explorer 5 パスを設定する

Internet Explorer 5 for Office 2000 をカスタマイズしなかった場合や、管理イメージ内にある元の Internet Explorer 5 フォルダの内容をカスタマイズした Internet Explorer 5 パッケージで置き換えた場合は、MST ファイルには既定の Internet Explorer 5 パスである \IE5\JA\IE5Setup.exe が含まれます。

カスタマイズした Internet Explorer 5.01 パッケージを Office 2000 SR-1 アップデートに含めるには、次のように Office 2000 SR-1 管理イメージの同じ相対位置にパッケージを格納する必要があります。

  • Office 2000 SR-1 の新しい管理イメージを作成した場合は、元の Internet Explorer 5 フォルダの内容をカスタマイズしたパッケージで置き換えます。この場合、Internet Explorer 5 フォルダの名前は変更できません。
  • 管理アップデートを使って既存の Office 管理イメージにアップグレードした場合は、Internet Explorer 5 フォルダ内にある、前にカスタマイズした Internet Explorer 5 パッケージを新しいパッケージで置き換える必要があります。
変更した Internet Explorer 5 相対パスを使用する

新しいパスを使って、元の MST ファイル内でカスタマイズした Internet Explorer 5 の格納場所を示したが、このパスが管理イメージのルートを基準とする相対パスのままであった場合は、前に説明した既定のパスの場合と同じ方法で対処できます。

たとえば、元の MST ファイルが \IE5_Cust\JA\IE5Setup.exe で Internet Explorer 5 を参照している場合は、カスタマイズした新しい Internet Explorer 5.01 パッケージを新しい Office 2000 SR-1 管理イメージの IE5_Cust サブフォルダに格納します。

完全に承認された Internet Explorer 5 パスを使用する

完全に承認されたパス (\\server1\systems\IE\IE5.0a\JA\IE5Setup.exe など) を使って、元の MST ファイル内でカスタマイズした Internet Explorer 5 の格納場所を示した場合は、その場所にあるパッケージを新しい Internet Explorer 5.01 パッケージで置き換える必要があります。

新しいトランスフォームを作成する

Office 2000 SR-1 を新しくインストールするときに新しいトランスフォームを作成する場合は、Custom Installation Wizard の [Customize IE 5 Installation Options] ページで、必ずカスタマイズした Internet Explorer 5.01 パッケージを参照してください。

Custom Installation Wizard の [Customize IE 5 Installation Options] ページ

新しい Internet Explorer 5 セットアップ ファイルを参照するには

  1. Office Custom Installation Wizard を起動し、[IE 5 インストール オプションのカスタマイズ] ページを表示します。
  2. [Internet Explorer 5 セットアップのファイル名とパス] ボックスに、Internet Explorer 5 セットアップ ファイルのパスとファイル名を入力します。

    相対パスを使用する方が、将来的にアップグレードを簡単に行えます。更新した Internet Explorer 5 パッケージが Office 2000 SR-1 管理イメージのサブフォルダにある場合は、前の図に示した既定のパスと同様に相対パスを使用できます。

  3. [Internet Explorer 5 アップグレード モード] ボックスで、[標準] または [最小] をクリックします。

    この設定は、IEAK の [インストール オプション] ページの [標準構成] または [最小構成] の設定に対応します。Custom Installation Wizard での設定は、IEAK でカスタム パッケージを作成したときに選択したモードと一致している必要があります。

  4. IEAK の [企業用インストール機能] ページで選択した既定の [ユーザーが選択する] をそのまま使用する場合は、Custom Installation Wizard のチェック ボックスを使って、Internet Explorer 5 を既定のブラウザにするか、そのアイコンをデスクトップ上に表示するかを制御します。
  5. [終了] をクリックします。

更新した Office 2000 SR-1 管理インストール ポイントからクライアント コンピュータをセットアップすると、Internet Explorer 5.01 は自動的にインストールされます。

Internet Explorer 5.0a で Web Browsing Component だけがインストールされている場合は、Office 2000 SR-1 アップデートにより Internet Explorer 5.01 が上書きされます。既定では、Internet Explorer 5.01 はファイルの関連性を引き継ぎ、デスクトップ アイコンが作成されます。

この動作を行わないようにするには、クライアント コンピュータで Office 2000 SR-1 セットアップ プログラムを実行するときに、コマンド ライン オプション IEXVALUE="/x" を指定します。Internet 5.01 の必要最低限のコンポーネントだけをクライアントにインストールする場合は、コマンド ライン オプション IEMODE="/m:0" を使用します。必要に応じて、両方のオプションを使用することもできます。

関連リンク

IEAK を使用すると、Internet Explorer 5 のカスタマイズ、配布、および保守を行うことができます。IEAK はスタンドアロン ウィザードとして実行することも、Office Custom Installation Wizard から呼び出すこともできます。詳細については、Internet Explorer Web サイトを参照してください。

スタンドアロン コンピュータをアップグレードする

Office 2000 SR-1 標準アップデートには、スタンドアロン コンピュータをアップグレードするのに必要なファイルの選択に役立つセットアップ プログラムが含まれています。Office 2000 SR-1 CD-ROM を使用する場合は、CD-ROM をドライブに挿入すると、セットアップ プログラムが自動的に起動します。また、セットアップ プログラムは Office Update  Web サイトから直接実行することもできます。

標準アップデートの実行要件

SR-1 セットアップ プログラムを実行する場合は、オリジナルの Office 2000 CD-ROM のプロダクト ID (PID) キーを入力する必要があります。インストールする前に、オリジナルの CD-ROM ケースまたはプロダクト ID 番号をあらかじめ手元に用意しておいてください。

Windows インストーラのバージョンが 1.0 と 1.1 のどちらであるかによって、SR-1 アップグレードを適用するのに必要な権限は異なります。

  • Windows インストーラ 1.0 の場合、システム特権でインストールするアプリケーションにアップデートを適用するには、管理者権限が必要です。

    管理者でないユーザーは、AlwaysInstallElevated ポリシーが設定されている場合にのみアップデートを適用できます。

  • Windows インストーラ 1.1 の場合は、管理者だけがシステム特権で行うインストールにアップデートを適用できます。

    管理者でないユーザーは、システム特権でインストールしないアプリケーションにはアップデートを適用できます。

  • Windows インストーラ 1.1 の場合は、AllowLockdownPatch ポリシーを設定すると、システム特権で行うインストールの場合でも、管理者でないユーザーが既存の製品にアップデートを適用できます。

標準アップデートについて

SR-1 セットアップ プログラムが起動すると、セットアップ プログラムは最初にコンピュータに Windows インストーラ Version 1.1 がインストールされているかどうかを確認します。必要に応じて、Windows インストーラの最新バージョンをインストールし、コンピュータを再起動します。

メモ   Windows インストーラを更新する場合は、Windows NT 4.0 を実行するコンピュータの管理者権限が必要です。この更新操作では、Windows 95 または Windows NT 4.0 を実行するコンピュータを再起動する必要があることがあります。Windows インストーラ 1.1 は Windows 2000 に付属しています。

セットアップ プログラムは Windows インストーラのバージョンを確認または更新したら、インストールされている Office 2000 アプリケーションおよびサポートしているコンポーネントを検出し、適切なアップグレード オプションを表示します。

たとえば、次の図は Internet Explorer Version 5.0a がインストールされている Office Premium コンピュータのセットアップ画面を示しています。

Microsoft Office 2000 SR-1 のセットアップ画面

SR-1 セットアップ プログラムのダイアログ ボックスの [Office Update ] をクリックすると、Office 2000 のアップグレード オプションが表示されます。検出サービスの一環として、セットアップ プログラムは、ローカルのアップデート ファイルが利用可能かどうか、さらにアップデート ファイルを CD-ROM からコピーするのか、Office Update  Web サイトからダウンロードするのかを決定します。

次の例では、セットアップ プログラムは利用可能なアップデート ファイルがローカルの CD-ROM 上にあること、Office Premium Disc 1 および Disc 2 がインストールされていることを検出しました。

Microsoft Office 2000 SR-1 のセットアップ画面

[次へ] をクリックすると、更新の手順が表示されます。

SR-1 アップデートが完了したら、SR-1 ダウンロード ページに戻るか、または CD-ROM をもう一度挿入して Internet Explorer を更新します。Internet Explorer のアップグレード バージョンをインストールする場合は、Internet Explorer のインストールが完了したらコンピュータを再起動する必要があります。

リリースされている Office の各言語版については、それぞれ対応する SR-1 アップデートを提供する予定です。Office 2000 SR-1 の各言語版のリリース スケジュールについては、Office ツール サイトを参照してください。

SR-1 アップデート のコマンド ライン オプション

検出モードやログ ファイルの生成などの機能を制御する場合は、コマンド ラインから SR-1 アップデートを実行できます。セットアップ プログラムは、/q (サイレント モード) オプション セットもサポートしているので、ユーザーは簡単な操作でアップデートをインストールできます。

次の表は、SR-1 セットアップ プログラムがサポートするコマンド ライン オプションの一覧です。

コマンド ライン オプション 説明
/D 検出モード。このオプションを指定すると、セットアップ プログラムはクライアント コンピュータに適用できるアップデート、既にインストールまたはダウンロードされているアップデートを調べます。その結果は、ダイアログ ボックス、またはログ記録が指定されている場合はログ ファイルに表示されます。
/L1 ログ レベル 1。SR-1 セットアップ プロセスの各手順の詳細をログ ファイルに追加します。このオプションを指定しても、Windows インストーラのログ記録はオンになりません。
/L2 ログ レベル 2。/L1 スイッチの場合と同じ詳細と、Windows インストーラが実行するプロセスの詳細をログ ファイルに追加します。/L2 は既定のログ レベルです。
/V 冗長ログ。インストール パッケージがインストールする各機能とコンポーネントのログ エントリを記録します。冗長ログ スイッチを指定する場合は、/L1 または /L2 も指定する必要があります。
{ログ ファイル名} /L1 または /L2 スイッチで指定できるログ ファイル名。アップデート セットアップ プログラムの既定のログ ファイル名は Office 2000 SR1 Setup(000n).txt です。Windows インストーラの既定のログ ファイル名は Office 2000 SR1 Setup(000n) MsiExec.txt です。
/QN ユーザー インターフェイスまたはユーザーによる操作が必要でないサイレント モード。セットアップ プログラムをサイレント モードで実行すると、進捗状況を示すダイアログ ボックスや各種の選択を行うダイアログ ボックスは表示されません。このモードではユーザーはインストールをキャンセルできません。サイレント モードを使用する場合は、コンピュータを再起動する前に必ずインストールが完了しているかどうかを確認してください。
/QF 完全なユーザー インターフェイスを提供するサイレント モード。これは既定の設定です。ユーザーは、更新プロセスおよびすべてのダイアログ ボックスへのアクセスを完全に制御できます。Internet Explorer 5.01 はサイレント モードではインストールできません。
/QB 基本的なインターフェイスを提供するサイレント モード。セットアップ プログラムは、進捗状況を示すダイアログ ボックスと Windows インストーラからの重要な情報要求を表示します。Internet Explorer 5.01 はサイレント モードではインストールできません。

コマンド ライン オプションは個別に使用することも、複数指定して広範な制御を行うこともできます。たとえば、SR-1 アップデートを C:\Temp ディレクトリにインストールし、完全なログ記録をオンにしてサイレント モードでアップデートを実行する場合は、次のように入力します。

C:\temp\setup.exe/L2/qn

ログ記録オプションを使用する場合、セットアップ プログラムはインストール時に行ったすべての操作のログを記録します。ログ ファイルは Microsoft Office フォルダの Office サブフォルダに作成されます。既定の格納場所は \Program Files\Microsoft Office\Office です。追加のログ ファイルは、Office 2000 SR1 Setup(0001).txt や Office 2000 SR1 Setup(0002).txt などのインデックス付きの名前で作成されます。

メモ   コマンド ライン オプションでは大文字と小文字を区別しません。たとえば、/Q (大文字) と /q (小文字) のどちらを入力しても同じです。

検出モードの使用

管理者は、コマンド ライン スイッチを使ってプログラムの別の部分からセットアップ プログラムの検出モジュールを個別に実行できます。たとえば、完全なアップグレードを行う前に、コンピュータにインストールされているソフトウェアのバージョンを確認する場合などは、このオプションを使用すると便利です。

検出モードを実行する場合、セットアップ プログラムは次の 3 種類の状態のいずれかとしてコンピュータを識別します。

  • 更新可能。コンピュータには Office 2000 の最初のリリースがインストールされています。
  • 更新不能。コンピュータには Office 2000 のリリースされているバージョンはインストールされていません。
  • 更新済み。コンピュータには SR-1 アップデートが既にインストールされています。

検出モードでは、Microsoft Office コンポーネントだけを分析します。Internet Explorer のどのバージョンがインストールされているのかは検出されません。

自動ロールバックのサポート

Windows インストーラのロールバック機能は、アップグレード時にコンピュータの隠しディレクトリにある現在のファイルおよび設定をすべて保存します。これは、セットアップ時に障害が発生した場合に、元のインストール内容を復旧するのに役立ちます。ただし、ロールバック機能を使って、アップグレードが完了した後に SR-1 をアンインストールすることはできません。

ロールバック機能はコンピュータまたは電源の障害発生時に役立ちますが、大量の一時ディスク領域を必要とします。アップグレードが完了すると、このロールバックをサポートするのに必要なディスク領域は解放されます。次の表は、ロールバックのサポートに必要なディスクの空き領域の一覧です。


Office SR-1 ファイル
ロールバックのサポートに必要なディスクの空き領域
Office 2000 SR-1 Disc 1 330 MB
Office 2000 SR-1 Disc 2
(Publisher、スモール ビジネス ツール)
320 MB

Windows インストーラで、自動ロールバックをサポートするのに必要なディスクの空き領域がないことが検出された場合は、ロールバック機能を無効にするよう求めるダイアログ ボックスが表示されます。自動ロールバック機能をオフにすると、アップグレード時にコンピュータで必要なディスクの空き領域は少なくなります。

ロールバック機能を無効にした場合、インストールが失敗するとどうなるのか?

ロールバック機能をオフにすると、インストールで障害が発生した場合に復旧が難しくなります。たとえば、インストール時にセットアップをキャンセルした場合は、一部の機能しか復旧またはインストールされないことがあります。また、Windows レジストリの設定に矛盾が生じることもあります。

手動でキャンセルしたのではなく、たとえば、電源やコンピュータの障害などでインストールが失敗した場合、Windows インストーラはインストール実行中の状態で停止します。セットアップ プログラムを再実行し、Windows インストーラを再起動すると、いずれかのエラー メッセージが表示されます。

このエラー メッセージはインストールが実行中であることを示し、新しいインストールを続ける前に、前のインストールを取り消すか、またはコンピュータを前の状態に戻すことを要求します。ただし、ロールバック機能が無効になっているため、割り込まれたインストールを取り消したり、元の構成を復元したりすることはできません。アップグレード プロセスを再起動して、エラーを修正します。

スタンドアロン コンピュータでの標準アップデートのインストール

Office Update  Web サイトに提供されている SR-1 アップデート プログラム、または SR-1 アップデート CD-ROM を使って、SR-1 アップグレードをスタンドアロン コンピュータに適用できます。セットアップ プログラムを実行する場合は、Office Update  Web サイトから実行する必要があります。セットアップ プログラム ファイルをダウンロードし、ローカルで実行することはできません。標準アップデートのローカル バージョンの作成については、後の「SR-1 標準アップデートのローカル ソースの作成」で説明します。

メモ   同じネットワーク上の管理インストール ポイントを使わずに、クライアント コンピュータを更新する場合、クライアント コンピュータは SR-1 で更新された管理イメージを認識できません。「ネットワーク上のクライアント コンピュータをアップグレードする」の「クライアント コンピュータの更新」で説明した手順に従って、クライアント コンピュータを更新してください。

SR1 アップデートをスタンドアロン コンピュータにインストールするには

  1. すべての Windows ベースのアプリケーションを閉じます。
  2. Web サイトからアップデートをインストールする場合は、Office Update  Web サイトの Office 2000 SR-1 ダウンロード ページにアクセスします。

    または

    Office 2000 SR-1 CD-ROM からアップデートをインストールする場合は、CD-ROM を適切なドライブに挿入します。

  3. 既定の設定で SR-1 アップデートを実行するには、Web サイトの [今すぐダウンロード] をクリックします。SR-1 CD-ROM からインストールする場合は、ディスクをドライブに挿入すると、セットアップ プログラムが自動的に起動します。

    または

    コマンド ライン オプションを指定して SR-1 アップデートを実行する場合は、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、適切なオプションを指定してアップデート ファイル名を入力します。たとえば、オプションを指定しないで、C:\Temp フォルダからアップデートを実行するには、「c:\temp\setup.exe」と入力します。

  4. アップデート プログラムが起動し、ライセンス契約のダイアログ ボックスが表示されたら、契約内容を読み、[はい] をクリックしてインストールを続けます。
  5. 画面に表示される指示に従って、アップグレードを完了します。
  6. インストールが完了したら、コンピュータを再起動します。

コマンド ライン オプションの詳細については、このアーティクルの「SR-1 アップデート コマンド ライン オプション」を参照してください。

SR-1 標準アップデートのローカル ソースの作成

CD-ROM からインストールした Office 2000 を使用する組織をサポートする場合は、ユーザーが SR-1 標準アップデートの既定のバージョンを実行できるようにローカル サーバーを用意します。たとえば、Web 接続が制限されている組織の場合や、アップデートのオフライン リソースを用意する必要がある場合などは、この方法が有効です。

アップデートのローカル ソースを作成する場合は、SR-1 CD-ROM の Support フォルダに含まれるファイルにはアクセスできません。これらのファイルの詳細については、「管理者向けのその他のトピック」の「追加サポート ファイルの使用」を参照してください。さらに、Internet Explorer 5.01 用のファイルはダウンロードには含まれていません。Internet Explorer は、Internet Explorer Web サイトから個別に入手できます。

SR-1 標準アップデートのローカル バージョンを作成するには

  1. Office リソース キット Web サイトのOffice 2000/97 最新情報にアクセスします。
  2. Office 2000 SR-1 管理者アップデートの o2ksr1adl.exe をクリックします。この IExpress パッケージには SR-1 標準アップデートのソース ファイルが含まれています。
  3. [ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックスの [このプログラムをディスクに保存する] をクリックし、[OK] をクリックします。
  4. [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで、格納場所を指定し、[保存] をクリックします。
  5. ファイルがコンピュータにコピーされます。
  6. ユーザーのコンピュータで、エクスプローラを起動し、ダウンロード先のフォルダを開きます。次に、o2ksr1adl.exe をダブルクリックして SR-1 標準アップデートのファイルを解凍します。

SR-1 標準アップデート ファイルのコピーがローカル サーバーにインストールされると、ユーザーはサーバーに接続し、Setup.exe を実行してそれぞれのコンピュータにアップデートをインストールできます。

組織内でのアップデート ファイルの配布

組織が複数のサイトや業務単位に広がっている場合は、SR-1 標準アップデートの Source.ini ファイルをカスタマイズし、ローカル サーバーからファイルをダウンロードできるようにします。Source.ini を変更する場合は、新しいダウンロードの格納場所を示すようにパス名を変更します。Source.ini は SR-1 アップデート CD-ROM のルート ディレクトリまたはソース ディレクトリにあります。

メモ帳などのテキスト エディタで Source.ini を開くことができます。ファイルの設定は以下の 4 つのセクションから構成されています。

  • [Products]
  • [Patches]
  • [Installer]
  • [Windows Update]

ローカル ダウンロード サイト用に編集する必要がある領域は、[Patches] セクション内にあります。Source.ini ファイルの [Patches] セクションは次のようなものです。

[Patches]
# The patch type can be one of CD1, CD2, OWS, FP, LPKEng, LPKFra, LPKChs, 
LPKChp or LPKCht
{72F1B7A2-DDB2-11D3-AED0-00C04F022C53};msp\data1.msp;CD1;29428336
{AF8FAD52-DDCC-11D3-AED0-00C04F022C53};msp\data2.msp;CD2;12986368

MSP ファイルのダウンロード場所を変更するには、該当する文字列内のパス情報を変更します。たとえば、Admin という名前のサーバーの Office 共有フォルダから Disc 1 アップデートを利用できるようにするには、文字列を次のように変更します。

{72F1B7A2-DDB2-11D3-AED0-00C04F022C53};\\Admin\Office\data1.msp;CD1;29428336

ローカル サーバーから利用できるようにする各ファイルのパスを変更する必要があります。また、ローカル サーバーから Internet Explorer も利用できるようにする場合は、同様に [Windows Update] セクション内の Internet Explorer コンポーネントのパスも変更する必要があります。

Windows 2000 と Office SR-1 を同時にインストールする

もしあなたの組織が、オペレーティング システムと Office 2000 の同時アップグレードを計画している場合は、Windows 2000 IntelliMirror のソフトウェアのインストールと保守ツールを利用することで、作業を迅速に効率よく行うことができます。

最初に Windows 2000 にアップグレードするのか、それとも最初に Office 2000 SR-1 にアップグレードするのかは、導入しているアプリケーションおよびオペレーティング システムと、アップグレードのスケジュールに応じて異なります。次の例を参照してください。

  • Windows 95/98 または Windows NT 4.x を稼働しているコンピュータに Office 2000 が既に導入されていて、組織全体で Windows 2000 へのアップグレードを行っている場合。

    この場合は、最初に Windows 2000 をインストールし、次に IntelliMirror を使用して新しい SR-1 パッケージを再導入します。この順番でインストールすると、すべてのインストール操作が Windows 2000 で管理されるようになります。

  • Office 97 またはほかの以前のバージョンの Office がコンピュータにインストールされている場合。

    最初にオペレーティング システムをアップグレードし、次に Windows 2000 導入ツールを使用して、管理インストール ポイントから Office 2000 SR-1 をインストールします。

  • Office 2000 が Windows 95/98 または Windows NT 4.x にインストールされている場合。

    最初に SR-1 へのアップグレードを実行し、次に少し時間をおいて Windows 2000 にアップグレードします。ただし、この場合は Outlook 2000 の再インストールが必要です。詳細については、このページの後半を参照してください。

Windows 2000 上での Office 2000 および SR-1 アップデートのインストールの詳細とその手順については、Office リソース キット ジャーナルの「Windows 2000 での Office 2000 のインストールと管理」を参照してください。

ここでは、Windows 2000 に Office を導入するときに特に考慮しなければならない点について説明します。

Windows 2000 でのインストール権限

Windows 2000 で Office をインストールするには、システム特権でセットアップ プログラムを実行する必要があります。システム特権を使用すると、システム領域にソフトウェアをインストールする権利が管理者に与えられます。通常より高い権限を設定するには、次のいずれかの操作を行います。

  • インストール プログラムを実行する前に、管理者としてユーザーのコンピュータにログオンします。
  • Windows インストーラのパッケージを割り当てます。ユーザーが最初にアプリケーションを実行するときに、Windows インストーラは管理者権限を使用してインストールを完了します。
  • Systems Management Server を使用し、ユーザーのコンピュータでパッケージ コマンド マネージャをサービスとして実行します。このようにすると、パッケージ コマンド マネージャは管理者権限の下で実行されます。

管理者がパッケージ (MSI ファイル) をアドバタイズした場合、Windows 2000 上で Office をインストールできるのは標準ユーザー (Power Users) だけです。Office のセットアップでユーザーのコンピュータの再起動が要求された場合は、再起動の前と後の両方で、システム特権を使用してログオンする必要があります。

Windows 2000 での Outlook 2000 のアップグレード

Windows 95/98 または Windows NT 4.0 に Outlook 2000 を既にインストールしていて、コンピュータを Windows 2000 にアップグレードする場合は、オペレーティング システムを更新した後、Outlook 2000 を再インストールする必要があります。

Outlook 2000 がスタートアップ フォルダにある場合は、ユーザーが Windows 2000 に初めてログオンするときに、再インストールが自動的に開始されます。Startup フォルダにない場合は、[スタート] メニューまたはデスクトップのショートカットで Outlook を起動することで再インストールを開始できます。

Outlook の再インストールは速度が遅く、進捗インジケータが数回再起動されることがあります。明らかに再インストールが進行していない場合や、ループしているように見える場合でも、再インストールをキャンセルしないでください。再インストールをキャンセルすると、Outlook が復元されなくなります。必要に応じて、[スタート] メニューまたはデスクトップのショートカットから Outlook 2000 を再起動することで、再インストールを再起動できます。

Outlook にはこのほかに、古いアイテムの整理機能に関する問題もあります。Windows 95 または Windows 98 から Windows 2000 にアップグレードすると、Outlook 2000 の古いアイテムの整理機能の既定のパスが無効になります。古いアイテムの整理が再起動しようとすると、以下のエラーが表示されます。

"ストア "<store name>" で、フォルダ "<foldername>" 内の
古いアイテムの整理中にエラーが発生しました。
指定されたファイル C:\windows\Profiles\<your name>\Local Settings
\Application Data\Microsoft\Outlook\Archive.pst のパスが無効です。"

この問題が発生するのは、アップグレード処理で Windows 95 および Windows 98 の C:\Windows\Profiles フォルダにあるユーザー情報が Windows 2000 の C:\Documents and Settings フォルダに移動されるためです。Outlook 2000 は古いアイテムの整理設定を Exchange サーバーに保存しますが、Windows 2000 のセットアップ プログラムはその設定を変更できません。

ユーザー情報ファイル (Archive.pst) の新しい格納場所へのパスを手動で変更すると、この問題を回避できます。

Archive.pst ファイルの新しい格納場所へのパスを手動で変更するには

  1. Outlook の [フォルダ一覧] ビューで古いアイテムの整理にスケジュールされているフォルダをマウスの右ボタンでクリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [古いアイテムの整理] タブをクリックします。
  3. [古いアイテムを移動する] の [参照] をクリックします。
  4. 次のファイルを選択します。

    C:\Documents and Settings\<your name>\Local Settings\Application Data\Microsoft\Outlook\Archive.pst

  5. [個人用ファイルの検索] ダイアログ ボックスの [OK] をクリックします。
  6. [<フォルダの名前> プロパティ] ダイアログ ボックスの [OK] をクリックします。

この操作を実行すると、エラーは発生しなくなり、古いアイテムの整理機能は正常に動作するようになります。

メモ   このエラーが発生するのは、Archive.pst ファイルを格納するフォルダとして最初に既定のフォルダを選択した場合だけです。既定の C:\Windows\Profiles\... 以外のフォルダを選択した場合は、Windows 2000 にアップグレードした後、変更する必要はありません。

管理者向けのその他のトピック

ここでは、Office 2000 SR-1 を導入するときに発生する可能性のある疑問点に答えます。

Office Web コンポーネントの更新

アップデートを適用する前に、Office Web コンポーネントがコンピュータにインストールされている場合は、SR-1 によって自動的に更新されます。Office Web コンポーネントがインストールされていない場合は、SR-1 アップデートを使用してインストールすることはできません。

SR-1 アップデートと同時に Office Web コンポーネントをインストールするには、オリジナルのインストール元または CD-ROM から Office 2000 のメンテナンス モードを使用して、最初にコンポーネントをインストールします。コンポーネントをインストールした後、SR-1 へのアップグレードを実行できます。

SR-1 アップデートの削除

SR-1 アップデートは、Office 2000 のオリジナル リリースと同じレベルの広範囲にわたる互換性を維持していますが、アップデートをインストールした後、削除できるかどうか、クライアントに質問されることがあります。更新したファイルの一部だけを選択して削除することはできません。SR-1 を削除するには、更新した製品群またはアプリケーションを削除し、オリジナル バージョンを再インストールする必要があります。

追加サポート ファイルの使用

次の表は、既知の問題の影響を受ける特定のユーザーや特定のコンピュータで必要とされるサポート ファイルについて記載しています。

修正プログラムを適用される場合は、各修正プログラムの項目をクリックし、修正プログラムのダウンロード情報を参照してください。また、CD-ROM をご使用の場合は、SR-1 CD-ROM のルートにある \Support フォルダを参照してください。

修正プログラム 説明
MSJet40.dll の MDAC 2.5 修正プログラム Microsoft データ アクセス オブジェクトを使用して、保存されているクエリのプロパティを調べるときに発生するエラーを修正します。
VCard 用の Outlook Express 修正プログラム Outlook 2000 で連絡先情報を VCF ファイルにエクスポートまたは保存できなくなる問題を修正します。
MDAC ヘルプ ファイルのインストーラ Microsoft Data Access コンポーネント用のコンパイル済みヘルプ (CHM) ファイルを更新します。
アラビア語およびヘブライ語システム用の RichEdit 2.0 の修正プログラム 左から右および右から左への文字列を表示するときに発生する問題を修正します。
HTML ヘルプのインストーラ 英語以外の文字列で発生する可能性のある表示の問題を修正します。
日本語システム用の IME2000 のアップデート IME の辞書ツールで表意文字を入力できなくなる問題を修正します。
Outlook 2000 SR-1 用の更新された Crypto Service Provider (CSP) Outlook SR-1 用の追加修正プログラムが格納されています。Outlook 2000 を介して SR-1 アップデートを実行し、Outlook で暗号化を使用する場合は、このファイルを適用する必要があります。
English Language Pack 用の更新された COMCTL32.DLL [新規作成] ダイアログ ボックス ([ファイル] メニュー) のタブに壊れた文字列が表示されることがあるという、English Language Pack の問題を修正します。

サポート ファイルの詳細については、こちらを参照してください。また、CD-ROM をご使用になる場合は、\Support フォルダにある Readmore.txt ファイルを参照してください。

Windows 2000 での日本語、韓国語、タイ語、およびベトナム語用の OLEAUT32.DLL の更新

日本語、韓国語、タイ語、またはベトナム語ロケールを搭載した Windows 2000 ベースのコンピュータでは、Office をインストールする前に、管理者権限を使用して OLEAUT32.DLL ホット フィックス インストーラを実行する必要があります。OLEAUT32.DLL ホット フィックス インストーラを適用される場合は、こちらのダウンロード情報を参照してください。

CD-ROM を使用される場合は、CD-ROM のルートの \Support フォルダを参照してください。ホット フィックスのファイル名は OA4514.EXE となります。ホット フィックスでは、次のコマンド ライン オプションがサポートされます。

オプション 説明
-Z 再起動しません。
-Q サイレント モード。
-F シャットダウン時にアプリケーションを強制終了します。
-M 無人モード。

Office 2000 SR-1 と多国語版 Office 2000 with MultiLanguage Packの互換性

Office 2000 SR-1 と多国語版 Office 2000 with MultiLanguage Pack は互換性がありますが、ここで説明するユーザー インターフェイスの動作には違いがあります (ここでの説明に関しては、特に断りのない限り、英語版の Office 2000 と多国語版 Office 2000 with MultiLanguage Pack に関する説明とします)。
関連する Microsoft Office 2000 SR-1 MultiLanguage Pack にアップグレードすると、これらの違いを解決できます。なお、MultiLanguage Pack に関する詳細は、日本語版の Office リソース キット Web サイトの「第 6 部 多国籍企業での Office 2000 の使用」、または英語版の Office Resource Kit Web サイトの「Using Office in a Multinational Organization (英語)」を参照してください。

多国語版 Office 2000 SR-1 with MultiLanguage Pack は、2000 年の第 2 四半期末以降に通常の配布チャネルを通じて CD-ROM で提供されます。なお、日本語版 Office 2000 SR-1 English Language Pack も、同様に 2000 年の第 2 四半期末以降に CD-ROM で提供される予定です。Office 2000 SR-1 English Pack に関する最新情報は、こちらのページを参照してください。

Microsoft FrontPage 2000

Microsoft FrontPage® 2000 SR-1 では、[表示] メニューの [ツールバー] コマンドを使用して、[ファイル] メニューに [エクスポート] コマンドを追加できます。現在、この機能は、Multilanguage Pack を適用した Office 2000 では使用できません。しかし、Multilanguage Pack の SR-1 では、[エクスポート] コマンドが提供されます。

この制限を回避するには、MultiLanguage Pack を導入する前に、英語のユーザー インターフェイスで [Export] コマンドを FrontPage に追加します。パックを適用した後、ローカライズしたユーザー インターフェイスに [Export] コマンドが表示されるようになります。なお、日本語版 Office 2000 SR-1 アップデートと English Language Pack を使用されている場合も、同様の手順で回避します。English Language Pack を導入する前に、日本語版 Office 2000 SR-1 上で、下記手順の日本語表記のインターフェイスをそれぞれ実行します。

FrontPage の [File (ファイル)] メニューに [Export (エクスポート)] コマンドを追加するには

  1. [View (表示)] メニューの [Toolbars (ツールバー)] をポイントし、[Customize (カスタマイズ)] をクリックします。
  2. [View (表示)] タブをクリックします。
  3. [Commands (コマンド)] ボックスの [File (ファイル)] をクリックします。
  4. [Commands (コマンド)] ボックスの [Export (エクスポート)] をクリックし、適切なメニューにドラッグします。
  5. [Close (閉じる)] をクリックします。

Microsoft Outlook 2000 のセキュリティ機能

Outlook 2000 SR-1 では、S/MIME (Secure/Multipurpose Internet Mail Extensions) v3 などの新しいセキュリティ機能を有効にできます。多国語版 Office 2000 with MultiLanguage Pack で提供されるユーザー インターフェイスを使用している場合、これらの機能を使用することはできませんが、ネイティブな Office 2000 SR-1 で提供されるユーザー インターフェイスを介してアクセスすることは可能です。新しいセキュリティ機能は、多国語版 Office 2000 SR-1 with MultiLanguage Pack のリリースで提供される予定です (日本語版 Office 2000 SR-1 アップデート上で、Office 2000 English Language Pack を使用して英語のインターフェイスを使用している場合も同様です。Office 2000 SR-1 English Language Pack にアップデート後、英語のバージョンにオプションが提供される予定です)。

Internet Explorer 5 用のユーザー インターフェイス サポートは Internet Explorer 5.01 では機能しない

多国語版 Office 2000 with MultiLanguage Pack で提供される Internet Explorer 5 用のユーザー インターフェイス サポートは、Internet Explorer 5.01 と互換性がありません。

Internet Explorer 5.01 用のユーザー インターフェイス サポートは、多国語版 Office 2000 SR-1 with MultiLanguage Pack の以下のフォルダで提供されます。

     \Extras\IE5\<language>

Internet Explorer 5 の現在のバージョンを判断するには

  1. Internet Explorer を起動します。
  2. Internet Explorer の [ヘルプ] メニューの [バージョン情報] をクリックします。
  3. バージョン番号を確認します。以下の数値形式で表示されます。

    バージョン: X.XX.XXXX.XXXX

バージョン番号 製品バージョン
5.00.2314.3100 Internet Explorer 5.0
5.00.2919.6307 Internet Explorer 5.01

Microsoft Internet Explorer 5 の将来のバージョンでは、Microsoft Windows Update Web サイトから新しいユーザー インターフェイス サポートが提供されるようになります。

Outlook 2000 で添付ファイルを開く

Outlook 2000 SR-1 を使用しているときに、特定の添付ファイル (実行可能ファイルなど) を開くと、開く前に添付ファイルをファイル システムに保存するように求めるダイアログ ボックスが表示されます。多国語版 Office 2000 with Multilanguage Pack で提供される以下の言語のユーザー インターフェイスを使用している場合、このダイアログ ボックスは表示されません。

  • ドイツ語
  • イタリア語
  • ノルウェー語
  • フランス語
  • 日本語
  • 韓国語
  • ポルトガル語 (ブラジル)
  • スウェーデン語
  • デンマーク語
  • スペイン語
  • チェコ語
  • オランダ語
  • ヘブライ語
  • アラビア語
  • トルコ語

以下の言語の MultiLanguage Pack ユーザー インターフェイスにも、同じ機能のダイアログ ボックスが表示されますが、表示される用語が多少異なります。

  • 簡易字中国語
  • 繁体字中国語
  • ポーランド語
  • ハンガリー語
  • ポルトガル語
  • ロシア語
  • フィンランド語
  • ギリシア語
  • スロベニア語
  • バスク語
  • クロアチア語
  • ルーマニア語

多国語版 Office 2000 SR-1 with MultiLanguage Pack にアップグレードすると、すべての言語で更新されたダイアログ ボックスが表示されます。

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