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Office 2003 Editions リソース キット >  ジャーナル

インストール後のローカル インストール ソースの変更

発行 : 2004 年 5 月 28 日  

Microsoft® Office 2003 Editions を CD から、またはネットワーク上の圧縮 CD イメージからインストールすると、セットアップ プログラムにより各ユーザー コンピュータの隠しフォルダにローカル インストール ソースが作成されます。Windows インストーラは、ローカル インストール ソースを使用して Office をインストールしますが、このローカル ソースはそのまま残るため、ユーザーは、CD を使用せずに Office の修復、新機能のインストール、修正プログラムの適用を行うことができます。

Office 2003 Editions セットアップ プログラムは、管理者によるオプション設定と既定のハード ディスク ドライブで検出された空き容量に応じて、ユーザー コンピュータ上にローカル インストール ソースを作成します。これ以降、セットアップ プログラムだけでは、ユーザーはインストール内容を調整することはできません。新しい Local Installation Source Tool (LISTool.exe) を使用すると、ローカル インストール ソースを柔軟に管理することができます。


ツールボックス   Local Installation Source Tool はこちらから、または Office リソース キット ツールボックスからダウンロードできます。

ダウンロード LISTool.exe
2004 年 5 月 27 日 推定ファイル サイズ : 385 KB


管理者は、Local Installation Source Tool を使用して以下の処理を実行できます。
  • ハード ディスク容量が不足しているユーザーのローカル インストール ソースの無効化
  • 別ドライブへのローカル インストール ソースの移動
  • Office インストール後のローカル インストール ソースの有効化

メモ   Local Installation Source Tool を実行するには、ローカル コンピュータの管理者権限が必要です。大規模な組織を管理している場合は、ユーザーのコンピュータで Local Installation Source Tool をサイレント モードで実行するスクリプトを記述して使用することも可能です。

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ローカル インストール ソースの削除と無効化

ローカル インストール ソースは、アプリケーションの更新プログラムや新機能のインストールなど、ソースを必要とする操作の実行にたいへん便利です。しかし、完全なローカル インストール ソースを作成するには、ハード ディスクに約 300 MB の空き容量が必要です。Office をローカル インストール ソースと共に導入する際に、ハード ディスク容量が不足しているユーザーがいることがわかった場合は、Local Installation Source Tool を使用してそれらのユーザーのローカル ソースを無効化して削除することができます。

ユーザーが、セットアップの最後にローカル インストール ソースを削除するオプションを選択したり、手動で Msocache フォルダを削除しても、ローカル インストール ソースがすべて無効になるわけではありません。ローカル インストール ソースが有効な状態で Office を導入すると、必要に応じてセットアップ プログラムにより Msocache フォルダが再作成されます。ローカル インストール ソースを完全に削除して無効化するには、Local Installation Source Tool の [Delete and disable LIS] をクリックして、ツールをユーザーのコンピュータで実行する必要があります。

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別ドライブへのローカル インストール ソースの移動

ローカル インストール ソースの場所は、Office を最初にインストールするときに指定できます。後から Msocache フォルダを移動しても、ローカル インストール ソースの場所は変更できません。 ただし、Local Installation Source Tool を使用すると、別のドライブ (空き容量の多い新規ハード ディスク ドライブなど) にローカル インストール ソースを移動できます。移動する場合は、以下の点に注意してください。

  • ローカル インストール ソースは、新しいドライブのルートに移動する必要があります。

    これにより、管理者以外のユーザーによるフォルダへの書き込みアクセスがロックされるため、セキュリティが向上します。

  • ローカル インストール ソース全体、つまり、すべての Microsoft Office System アプリケーションのソース ファイルを移動する必要があります。

    Office セットアップ プログラムでは、ローカル インストール ソースを複数ドライブに分散させることはできません。

Local Installation Source Tool の [Move the LIS to a different drive] をクリックすると、利用可能なハード ディスク ドライブが表示され、必要なディスク容量と空きディスク容量が示されます。十分な空きディスク容量がないドライブは、オプションとして示されません。また、FAT フォーマットのドライブよりも、NTFS フォーマットのドライブの方が推奨されます。Windows インストーラは、これ以降、移動先の場所をプライマリ ソースとして使用します。

メモ   元の場所に存在しない、または不完全なローカル インストール ソース (LIS) を別のハード ディスク ドライブに移動しても、完全な LIS は作成されません。LIS を移動するオプションでは、既存のソース ファイルを新しい場所にリダイレクトするように Windows レジストリの設定が変更されるだけです。LIS を完全に再構築する場合は、ツールを再度実行して [Enable LIS] をクリックします (以下の説明を参照してください)。

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ローカル インストール ソースの有効化

これまでは、Office をローカル インストール ソースと共にインストールしなかった場合や、ユーザーがローカル ソースを削除した場合に後からローカル ソースを追加することはできませんでした。Local Installation Source Tool を使用すると、Office をインストールした後にユーザーのコンピュータに完全なローカル インストール ソースを作成できます (ただし、初回インストールを圧縮ソースから実行している場合に限ります)。

ユーザーは、Local Installation Source Tool を使用してローカル インストール ソースを再作成するか (ソースを手動で削除した場合)、完全なローカル インストール ソースをインストールすることができます (最初のインストールでソースの一部をインストールしている場合)。また、Office 2003 Editions のローカル インストール ソースを個別に作成することも可能です。たとえば、"Microsoft Office Visio 2003 を除く Office 2003 Professional Edition" のように選択できます。Windows インストーラは、これ以降、指定されたローカル ソースをプライマリ ソースとして使用します。

Local Installation Source Tool の [Enable LIS] をクリックする場合、以下の点に留意してください。

  • 非圧縮の管理イメージから Office を導入する場合、ローカル インストール ソースは作成できません。
  • ローカル インストール ソースを最初にインストールしたときのハード ディスク容量に関するすべての要件は、後でローカル ソースを作成する場合にも適用されます。たとえば、完全なローカル インストール ソースをインストールするには、ハード ディスク ドライブに 2.5 GB 以上の空き容量が必要です。
  • ローカル インストール ソースを作成するには、圧縮ソースにアクセスできる必要があります。Local Installation Source Tool により Office 2003 Editions CD またはネットワーク ソースへのパスを求めるプロンプトが表示されます。これ以降ユーザーは、ローカル インストール ソースを使用できるようになります。
  • Local Installation Source Tool のオプションにより、ディスク クリーンアップ ウィザードのローカル インストール ソース削除のためのオプションが変更されます。
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関連情報

Office 2003 Editions を CD イメージからインストールし、ローカル インストール ソースを使用することのメリットについては、「Office 2003 Editions リソース キット」の「ローカル インストール ソースの利用」を参照してください。

ローカル キャッシュを制御するセットアップ プロパティの詳細については、「Office 2003 Editions リソース キット リファレンス」の「セットアップ設定ファイル」の「[Cache]」を参照してください。

ローカル インストール ソースによる修正プログラム適用作業の効率化については、「Office 2003 Editions 製品アップデートの配布」を参照してください。