Office XP には、スクリプトの異なるさまざまな言語のドキュメントを表示したり編集したりするためのフォントが付属しています。それらのフォントの一部は Office XP と共にインストールされます。それ以外のフォントは、Office Multilingual User Interface (MUI) Pack からインストールできます。Office XP に付属の言語用フォントの中には、ユーザーが既に使用している Windows フォントを更新するものがあります。
Office XP で異なる言語のフォントがどのように使用されるかを理解しておけば、国際的な組織のユーザーのためにフォントを管理するのに役立ちます。
Office XP に付属の各言語用フォント Office MUI Pack には、Office の多国語機能を処理するのに必要なフォントが含まれています。これらの追加のフォントによって次のようなことが可能になります。
注 MUI Pack には、Internet Explorer や Office XP アプリケーションで使用できる IME も含まれています。 特定の文字セットをサポートする MUI Pack のフォントに加えて、Office XP には完全な Unicode フォントも含まれています。これにより、Office でサポートされるすべての言語のすべての文字がサポートされます。この Unicode フォントは、複数のフォントを適用できない場合 (Access のデータ テーブルの多国語データを処理する場合など) に特に便利です。 次の表は、MUI Pack に付属のフォントと、そのフォントでサポートされるコード ページおよび言語を示しています。
次の表は、Office XP に付属のフォントと、そのフォントでサポートされるコード ページおよび言語を示しています。
Windows フォントを Big Font に更新する Windows 98、Windows NT 4.0、Windows 2000 に含まれているフォントの多くは、「Big Font」と呼ばれるファイルとして保存されています。ここでの「Big」とは、フォントのサイズではなく量を指しています。Big Font のファイルには、複数文字セットのためのグリフが含まれており、複数の言語に対応しています。Big Font のファイルには、Tahoma が含まれています。これは、アジア言語以外のすべての言語における Office XP の既定のユーザー インターフェイス用フォントです。Office XP をインストールすると、Office によって既存の Windows フォントが Big Font に更新され、さらにいくつかのフォントがインストールされます。 Office セットアップ プログラムによってインストールまたは更新される Big Font は、次のとおりです。
多国語をサポートするフォントのインストール 複数のスクリプトが関係するドキュメントや電子メール メッセージをユーザーが頻繁に共有する場合には、それらのスクリプトをサポートするフォントをインストールします。 ほとんどの場合、Office のセットアップ プログラムは、複数のスクリプトが関係する文字を表示するためのフォントを自動的にインストールまたは更新します。たとえば、Arial フォントで書式設定されているドキュメントでは、西ヨーロッパ言語、キリル言語、トルコ語、バルト語、中央ヨーロッパ言語、ギリシャ語、アラビア語、またはヘブライ語のテキストを表示できます。 しかし、アジア言語または Unicode 文字では、ユーザーのコンピュータに適切なフォントをインストールする必要があります。 重 要 既定のユーザー インターフェイス フォントは変更しないでください。Office XP のユーザー インターフェイスは、Tahoma フォントや特定のアジア言語のフォントに合わせて設計されています。異なるユーザー インターフェイス フォントを使用すると、いくつかの言語では、ラベルなどの表示が途切れてしまうことがあります。 アジア言語フォントのインストール Office XP には 4 つの言語 (日本語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語) のためのアジア言語フォントが用意されています。これらの言語でドキュメントを編集したり表示したりすることが必要な場合は、該当するアジア言語フォントをインストールしなければなりません。 アジア言語フォントをインストールするには
インド語フォントのインストール Office XP でサポートされるインド語には、デバナガリ言語 (ヒンディー語、コンカニ語、マラーティー語、ネパール語、サンスクリット語) とタミール語が含まれます。これらの言語でドキュメントを編集したり表示したりすることが必要な場合は、該当するインド語フォントをインストールしなければなりません。 インド語フォントをインストールするには
Unicode フォントのインストール Access のデータ テーブルなど、いくつかのドキュメントでは、一度に 1 つのフォントしか使用できません。しかし、Unicode フォントを使用すれば、これらのドキュメントで複数のスクリプトの関係する複数言語のテキストを使用できます。Office XP に含まれている Unicode フォントを使うと、異なるスクリプトの文字やさまざまなスクリプトをサポートする、異なるコード ページの文字を入力したり表示したりできます。 ユーザーのコンピュータに Unicode フォントをインストールすることには、デメリットもあります。まず、Unicode フォント ファイルはコード ページのフォント ファイルに比べてサイズが大きくなります。第 2 に、いくつかの文字は、それに相当するコード ページの文字とは異なってしまいます。このようなデメリットがあるため、Unicode フォントは既定フォントとして使用しないでください。しかし、ユーザーが数多くのスクリプトが関係するドキュメントを共有する場合、Unicode が最善の選択となることもあります。 Unicode フォントをインストールするには
関連情報 Windows 98、Windows NT 4.0、または Windows 2000 でフォント ファイルを右クリックして表示されるプロパティに、コード ページ情報を追加するユーティリティをインストールできます。フォントのプロパティの拡張ユーティリティについては、Microsoft Typography Web サイトを参照してください。 | 目次
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