PDC 2008 参加レポート長沢 智治

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2008 年 10 月 27 日から 30 日に米国ロサンゼルスにて開催された世界最大規模の開発者向けのカンファレンス PDC 2008 – Professional Developers Conference 2008 – に参加をしてきました。本コラムでは、PDC 2008 のレポートを“長沢ビュー”にて書いてみました。

PDC 2008 では、マイクロソフトが提供する近い将来のプラットフォームに関するキーとなるテクノロジーがいくつも発表されました。たとえば、

  • Windows Azure
  • Windows 7
  • Visual Studio 2010 & .NET Framework 4.0

がそれらの代表例になります。

キーノートは、初日、二日目、三日目と 3 日間、朝の 8 時半から行われました。初日の目玉は、Azure Services Platform で、その中核をなす、クラウド OS である Windows Azure が発表されました。二日目の目玉は、Windows 7 および、Office “14”です。三日目は、Microsoft Research の研究発表といった感じで、様々な技術の研究に取り組んでいるマイクロソフトの姿勢を見ることができました。

キーノートで重要と思った点は、やはり、開発の基盤であり、その開発のためのツールが、.NET Framework であり、Visual Studio であるということです。言い換えれば、この二つは、今後どのようにプラットフォームが進化しても、それに追随して、進化していくこと、進化するだけではなく、今まで培ったノウハウや資産を様々な形で活かしていくことができるということが、全体を通しての隠れたメッセージであったと思います。

さて、もうひとつ、長沢的にグッときたのは、三日目のキーノートで紹介されていた “Boku” というゲームを作成するための、ビジュアルなプログラミング言語です。これは、まさに DSL といった具合で、特定の用途向けのビジュアルなモデリングであり、プログラミングを行うことができます。ゲームのための言語ですので、子供がより早い時期から、楽しみながら、プログラミングに親しんだり、それにより論理的な思考を身につけたりする効果があるようです。

そして、このセッションを聞きながら、これはそのまま、「要件定義に役立てることができる!」と勝手に妄想をしていました。基本の定義が、いつ、誰が、何をしたら、どうするということを記述していきます。したがって、この一連の流れとその関連を業務のステップとしてビジュアルに記述していくことができることになります。さらにゲームと同じように、その一連の流れをシュミレーションできるところまでいけば、こんなに強力な要件定義ツールはないでしょう。動かすことで矛盾点も浮き彫りになりますし、動きを見ればエンド ユーザーとの意思疎通もバッチリです。