このサイトでもすっかりおなじみになった感のある「すくすくスクラム」から、新たな弟分が誕生しました。「すくすくスクラム瀬戸内」です。立ち上がったばかりでまだ具体的な活動紹介はできませんが、まずは設立の経緯や想い、そして今後の活動予定について書きたいと思います。
瀬戸内エリアを中心に、アジャイル・ソフトウェア開発手法の 1 つであるスクラム (Scrum) の様々なプラクティスを体験・研究しながら、現場を改善できそうなヒントを探す事を目的としたスクラム開発の勉強会です。
「すくすくスクラム瀬戸内」という名称から、「すくすくスクラムの瀬戸内支部という位置づけですか?」とよく聞かれます。それに対する答えは、Yes でもあり No でもあります。
もともと、東京で活躍する「すくすくスクラム」のメンバーと、日本の IT 業界や現場のエンジニアの抱える課題や将来のことなどを語り合う中から生まれてきたコミュニティであり、その理念や想いは「すくすくスクラム」と共通する部分は多いです。一方で、「すくすくスクラム瀬戸内」はあくまでも岡山を拠点とし、瀬戸内エリアに根をおろした独立コミュニティです。 (もちろん、「すくすくスクラム」の地方での一過性のイベントでもありません。)
このように、東京を拠点として活動する「すくすくスクラム」との密な連携と、瀬戸内エリアでの地域密着型の活動がこのコミュニティの特徴です。
自分が岡山にいるから、こちらで何か「面白いこと」をやりたい…そもそもの発端はそれだけです。そして、どうせやるならそれを通じて、現場のエンジニアをはじめシステム開発にかかわる全ての人が輝き、自分のまわりの地域を「いきいき」と活性化する一助となりたい、それが当コミュニティ設立の最大のモチベーションです。
ここで言う「地域」は、「中央」や「東京」に対する概念としての「地方」ではありません。東京を軸に考えるのではなく、自分を軸に考えます。自分の身の回り (≒自分のいる「地域」) を、少しずつでも良くしていこうという活動が「すくすくスクラム瀬戸内」です。そう、” provincial ”ではなく” regional ”です。
そしてそのような活動をしていく中で、「東京ローカル」な活動では見えてこないモノやコトにも敏感に気づき、それを東京で活動するコミュニティにもフィードバックしていきたいと思っています。
ソフトウェアやシステムの開発は、開発者だけでもユーザだけでも成り立ちません。関わる全てのひとが、それぞれの立場から、そして時には立場を越えて考えることが必要です。そのため、「すくすくスクラム瀬戸内」では参加者の多様性を大切にしたいと考えています。エンジニアはもちろんのこと、利用者・マネージャ・企画担当者・経営陣などあらゆる人の参加を歓迎します。
また、「瀬戸内ってどこまでの範囲?」という質問を受けることもありますが、特に明確な定義や制約は設けていません。活動自体は瀬戸内エリアが中心になるかと思いますが、中国・四国地方に限らず、活動に興味のある方であれば、日本全国どこからでもご参加ください。
まずは、2010 年 2 月に、第一回のイベント (勉強会) を岡山市内で開催予定です。そこに集まってくださった方々を中心に、輪を広げながら継続的に勉強会を開催していきたいと思います。イベントの詳細等につきましては、順次このサイト等も活用してアナウンスしていきますので、ご注目ください。なお、連絡用の Google グループもありますので、ご興味のある方、一緒に活動していきたいという方は是非、以下のグループにご参加ください。お待ちしております。
「すくすくスクラム瀬戸内」 Google グループ


「すくすくスクラム瀬戸内」立ち上げメンバー。
大手 SIer 勤務を経て、ユーザ系企業の情報システム部門や情報システム子会社にて企画やプロジェクト管理、品質管理・標準化などに従事。要求開発アライアンスおよび要求開発アライアンス西日本でも活動し、要求開発方法論 Openthology と Scrum を組み合わせたシステム開発を日々模索している。