
![]() ![]() 森屋英治氏は、元マイクロソフトのプリンシパル コンサルタント。現在は、.NET を基盤とするアプリケーションやソリューション開発のコンサルティングをはじめ、アーキテクチャ策定、トレーニング サービスなどの業務を行う株式会社アークウェイを率いる代表取締役です。コンサルティングという厳しい業務を通じて、単なる技術的なコンサルティングの枠を超え、会社の運営や会社のあり方にまで踏み込んだコンサルティングを手がけるようになったという森屋氏。現在のソフトウェア開発の問題点、未来、若い IT エンジニア達へのメッセージ等々をパワフルかつ鋭く、ウィットいっぱいに語ってくださいました。 若くしてコンサルタントを目指す ―― : 以前はマイクロソフトでコンサルティングを担当されていたようですね。
―― : 2004 年には、マイクロソフトを退社されて現在の会社を興されていますが、何か理由はあったのですか? 森屋 : 1 つのきっかけは、身体を壊したことです。やはり、ストレスの多い仕事ですので、自分でも気付かないうちに無理をしていたのかもしれません。また、身体を壊したことで「会社って何だろう?」といった根本的な問題も考えるようになりました。同時に、「もっと自分らしいコンサルティングをやりたい」「もっと技術を世の中に広めたい」という気持ちも強くなっていきました。 ―― : 会社の方は順調に立ち上がったのですか。 森屋 : いいえ。正直、設立当初、仕事は決して多いとは言えない状況でした。それが、1 年ほどたって、.NET に関する講演依頼が入るようになってから、徐々に軌道に乗りだしました。マイクロソフトで培った知識・技術が活かせるようになり、講演をすることで、技術を人に伝える楽しさも思いだしましたね。同時にコンサルティングの仕事も増えていきました。 ―― : コンサルティングをするときに心がけていることはありますか? 森屋 : 要求されたことに的確に応えるのはもちろんですが、要求されたこと以上のコンサルティングができるように心がけています。自分の立場を超えて組織の再構築を求める提案をして怒られたこともありますし、逆にそれで大きな信頼を得られたこともあります。そう言えば、以前、提出した資料をその場で要らないと言われたこともありましたね。しかし、最終的には信頼していただいて、重要な場にも同席させていただけるようになりました。お客様にとって本当に価値のある提案であるならば、自分の立場に固執したり、とらわれたりする必要はないと信じています。 |