株式会社ウィルコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:八剱洋一郎)は、日本の通信業界で初めて(※2)マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表執行役社長:ダレン ヒューストン)のモバイルデバイス向けプラットフォームの最新版 Microsoft(R) Windows Mobile(TM) 5.0 日本語版(以下:Windows Mobile 5.0) をオペレーティングシステム(OS)に採用し、「携帯の機動性」と「PCとの親和性」を兼ね備えたシャープ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:町田勝彦)製の新世代モバイルコミュニケーション端末 “W-ZERO3”(ダブリューゼロスリー)を2005年12月上旬に発売いたします。
“W-ZERO3”は、業界初(※2)の3.7型VGA(640×480ドット)高精細モバイルASV液晶を搭載し、通話もデータ通信もできる超小型無線通信モジュール“W-SIM”(ウィルコムシム)に対応した新しいコミュニケーションツールです。OSには、Windows Mobile 5.0 for Pocket PCを搭載し、PCで作成したExcel、Wordなどのデータ編集に加え、Power Point(R)、PDFのデータの閲覧に対応するなど、PCとの高い親和性を実現しました。CPUには、高速処理と長い動作時間を実現するインテル(R) PXA270 プロセッサ 416MHzを採用。また、PHS通信に加えIEEE802.11b準拠の無線LANも内蔵、場所や用途に応じて通信手段を使い分けることができます。
さらに、ウィルコムの提供するEメール、直送メール(ライトメール)はもとより、現在最も普及しているPOPやSMTP(※3)対応のメールソフトの搭載により、PCで使っているメールアドレスを利用できます。また、添付データのあるメールの送受信も可能です。しかも、パソコンと同様のQWERTY配列(※4)のスライド式キーボードにより、長文の入力もスムーズに行なえます。本体背面には、有効画素数 約133万画素のデジタルカメラを内蔵し、液晶画面をファインダーにして手軽に写真撮影が楽しめます。
“W-ZERO3”は、ウィルコムの音声通話の定額サービス「ウィルコム定額プラン」や、インターネット定額サービス「データ定額」への対応に加え、“W-ZERO3”の発売と同時に開始される「ウィルコム無線LANオプション」(2006年5月末まで試験サービスとして無料で利用可能)にも対応する予定となっており、モバイルデータ通信におけるお客様の利便性がさらに向上します。
音声コミュニケーションやインターネットの閲覧、書類の編集など、さまざまな情報のやり取りがいつでもどこでも簡単に行えるウィルコムの多彩なサービスと、携帯端末の開発で歴史のあるシャープの先進技術によって誕生し、個人での活用はもちろん、企業におけるモバイルシステムの有力なモバイルコミュニケーション端末として提案いたします。
| ※1 |
ASV=Advanced Super View。高コントラストで応答性に優れ、高精細な表現を必要とする静止画や、動画コンテンツに最適。 |
| ※2 |
2005年10月20日現在。日本国内において。 |
| ※3 |
POPとはインターネットやイントラネット上において電子メールを保存しているサーバーからメールを受信する際に用いられる手順で、SMTPは電子メールを送信・転送するための手順。現在、最も広く普及している |
| ※4 |
コンピュータのキーボードのキー配列。上から2段目の左から6文字が「QWERTY」であることから、名付けられた。 |
■ 企業向けモバイルシステムにおける連携
本端末は法人モバイルソリューションの活性化にも大きく貢献することが期待されており、ウィルコムは Windowsの豊富な開発者資産やパートナーを持つマイクロソフトとの連携により、新しいモバイルソリューション市場を開拓し、ビジネスに新しい付加価値創造していきます。マイクロソフトも、ウィルコムが本端末を企業向けに拡販していく上で、マイクロソフト認定パートナー企業と共に、モバイルソリューションの開発及び普及を強く支援していきます。
Windows Server(TM) プラットフォームやメッセージング&コラボレーションサーバーソフトウェアであるExchange Server との連携によるモバイルメッセージングや、営業支援やフィールド支援システムなどに、特にその効果を発揮するものと見込んでいます。また、Windows Mobile上で動作するアプリケーションや、企業システム連携などのソリューション開発には、PCでのアプリケーション/ソリューションの開発と同じ開発ツールであるVisual Studio(R) が利用でき、アプリケーションプラットフォームとして .NET Compact Frameworkが利用可能で、Windowsでの開発経験のある開発者が、容易にモバイルアプリケーションやソリューションの開発を行うことができます。
■ ウィルコムの主なサービス
| 「ウィルコム定額プラン」: |
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月額2900円の基本使用料だけで「ウィルコム間の音声通話」、「ウィルコム経由のEメール(他社携帯電話・PCとの送受信含む)」が無料。 |
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| 「データ定額」: |
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「ウィルコム定額プラン」をご利用のお客様向けに、4xパケットデータ通信も定額でご利用いただけるインターネット定額サービス。 |
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| 「ウィルコム無線LANオプション」: |
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無線LAN対応機器を利用すれば月額700円*の定額料金で、公衆無線LANサービスエリアでの高速データ通信がご利用いただけるオプションサービス。 *料金コースによりオプション料金が異なります。 |
■ “W−ZERO3”の主な特長
1.業界初、3.7型VGA(640×480ドット)高精細モバイルASV液晶とFlash対応インターネットブラウザを搭載
業界で初めてVGA(640×480ドット)液晶を搭載しました。一般的な携帯電話(QVGA:320×240ドット)の4倍の情報量を表示できるので、ホームページやExcel/Word/PowerPoint(R)などのビジネス文書、デジタルカメラで撮影した写真などを鮮明に表示することができます。
また、Flash(Web上で動画を見るときのアプリケーション)に対応し、PC用のホームページを閲覧できるインターネットブラウザも搭載。外出先でも、PCで見ているニュースページやブログ、オークションサイトなどに手軽にアクセスし、活用することができます。
2.業界初、Microsoft Windows Mobile 5.0 for Pocket PCを搭載し、PCとの高い親和性を実現
ExcelやWord、PowerPoint(R)など、PCで使用しているファイルをそのまま扱うことができます。動画や音楽についても、Windows Media(R) Player 10 Mobile for Pocket PCがプリインストールされており、PCからデータを持ち出し、着信音に設定したり、外出先で楽しむことができます。また、Outlook(R)のデータを同期できるので、オフィスのPCで入力した予定表や、外出先で“W-ZERO3”に入力した予定表やメモなど、PCと“W-ZERO3”間でデータの一元管理ができます。
PC連携は、付属のUSBケーブルで接続するだけで、設定した項目を同期することができます。ファイルのやり取りはドラッグ&ドロップで行うこともできます。
・扱えるファイル形式の一例
| ファイル形式 |
対応ソフト |
| .xls |
Excel Mobile |
| .doc/.rtf |
Word Mobile |
| .ppt |
PowerPoint Mobile |
| .wmv/.wma/.mp3 |
Windows Media Player 10 Mobile for Pocket PC |
| .jpg/.gif/.bmp/.wmv |
画像とビデオ(ビデオは撮影のみ) |
| .pdf |
Picsel PDF Viewer |
・PCと同期可能な項目
連絡先、予定表、電子メール、仕事、メモ、Internet Explorerのお気に入り、ファイル、Windows Media Player 10のライブラリ
3.高性能かつ低消費電力のインテル(R) PXA270 プロセッサ 416MHzを搭載
インテル PXA270 プロセッサは、Intel XScale(R)テクノロジを採用した、携帯電話やPDAに適したプロセッサです。マルチメディア処理機能や低消費電力化機能を搭載しているため、高速な処理と長い動作時間が可能です。
4.POP・SMTP対応のメールソフトとQWERTY配列のキーボードによりPCと同様のメール環境を実現
POP/SMTP対応のメールソフトにより、PCで使用しているアカウント(コンピュータやネットワークを利用する際に必要なID)を設定すれば、外出先でも同じアカウントのメールを送受信できるほか、Excel/Wordなどの添付ファイルも送受信が可能です。
文字入力は、QWERTY配列のキーボードにより、長文も両手でスムーズに入力することができ、立ったままでも、メールや文書作成をこなすことができます。また、インターネットの画面移動やリンク先へのジャンプなど、文字入力以外は画面タッチで操作できる、便利なタッチオペレーションにも対応しています。
5.PHS(W-SIM)と無線LAN(IEEE802.11b準拠)のデュアル通信対応
ウィルコムのPHSコアモジュールW-SIM(ウィルコムシム)により、音声通話、32k/64kPIAFS、1x/4xパケット方式、フレックスチェンジ方式に対応したほか、IEEE802.11b準拠の無線LANモジュールも内蔵しました。普段はPHS(W-SIM)を利用し、音声通話やメール送受信などを行い、公衆無線LANや職場/家庭内などの無線LAN環境では、高速通信によるコンテンツのダウンロードやストリーミング再生を行うなど、 2つの通信手段を場所や用途によって使い分けることができます。また、付属のUSBケーブルでPCと接続し、通信モデムとして利用することもできます。(パソコンにドライバソフトのインストールが必要。)
6.有効画素数約133万画素デジタルカメラ内蔵
1/3型の有効画素数133万画素のCMOSイメージセンサーを採用し、SXGA(1280×1024)、VGA(640×480)、QVGA(320×240)の画像を撮影することができます。本体側面のシャッターキーを押すだけで簡単にカメラを起動し、撮影することができます。撮影モードは標準以外に、5枚の写真を一定間隔で撮影する連写モードと、シャッターを押してから5秒後に撮影するタイマーモードがあります。動画の撮影も可能で、撮影した動画はWMV形式で保存され、Windows Media Player 10で再生できます。
◇
■基本仕様
| 型名 |
WS003SH(B) |
| OS |
Microsoft(R) Windows Mobile(R) 5.0 for Pocket PC |
| CPU |
インテル(R) PXA270 プロセッサ 416MHz |
| メモリ |
Flash 128MB(本体システム領域等含む) / SDRAM 64MB(ワークエリア) |
| 表示 |
640×480ドット、3.7型 65,536色 モバイルASV液晶 |
| 質量 |
約220g(タッチペン、充電池含む) |
| 外形寸法 |
幅約70mm×高さ約130mm×厚さ約26mm(キーボード収納時、突起部除く) |
| 接続端子 |
USBポート(mini B)、ヘッドセット端子(平型) |
| カードスロット |
mini SD(TM)カードスロット、W-SIMスロット |
| 連続待受時間 |
約200時間(電波状態ランプ消灯時) |
| 連続通話時間 |
約5時間 |
| 付属品 |
W-SIM、USBケーブル、 Getting Started CD、ACアダプター、ソフトケース、取扱説明書など |
■ソフトウェア一覧
| 内蔵ソフトウェア |
Today、 Internet Explorer Mobile、Windows Media(R) Player 10 for Pocket PC、メール、ライトメール、予定表、連絡先、仕事、電卓、電話、Excel Mobile、Word Mobile、PowerPoint(R) Mobile、Picsel PDF Viewer、Java(TM)プラットフォーム(JBlend(TM))、画像とビデオ、ブンコビューア、メモ、ゲーム(Bubble Breaker/ソリティア)、ファイルエクスプローラー、検索、オンラインサインアップ、ActiveSync、その他各種設定など |
Getting Started CD 収録ソフト/データ |
ActiveSync、モデムドライバー |
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