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News 2009 年 3 月 19 日 (Japan) マイクロソフト株式会社
■Microsoft最新情報
●マイクロソフト、MIX09において最新のWebテクノロジを発表

〜 Silverlight(TM) 3 ベータ版、 Expression Blend(TM)の新機能、Azure(TM) Services Platformの進展を発表 〜

 〜 (当リリースは2009 年 3 月 18 日に米国で発表されたリリースの抄訳をベースにしています)〜

 マイクロソフト コーポレーション(Microsoft Corporation、本社:米国ワシントン州レドモンド)は、米国時間3月18日(水)、米国ネバダ州ラスベガスで開催しているMIX09において、Web上のリッチな、またはインタラクティブなサービスやコンテンツを通じて、より効果的、経済的に顧客を獲得する企業向けのプラットフォームとして、Microsoft(R) Silverlight(TM) 3 ベータ版、Expression Blend(TM) 3 プレビュー版、およびクラウド ネットワークのさらなる進展につながるAzure(TM) Services Platformの進展について発表しました。マイクロソフトでは、これらのプラットフォーム技術の積極的な採用が進んでいることを示すとともに、Netflix Inc.、Bondi Digital Publishing、StackOverflow.comならびにKEXPといった主要パートナー企業が開発した数々のソリューションのデモンストレーションも行いました。また、北京オリンピックの期間中、自社のサイトにSilverlightを活用して成功を収めたNBC Universalが、2010年に開催されるバンクーバー冬季オリンピックでも、Silverlightを同社のオリンピック公式サイトであるNBCOlympics.comで採用することを明らかにしました。

 リッチなユーザーエクスペリエンスがもたらすビジネス効果

 Webにおけるユーザーエクスペリエンスの直感性や説得性を高めることは、コスト削減や収益の拡大につながります。たとえば、Webサイトへの訪問者は必要な情報をより迅速に入手することが可能となる、既存の顧客からのヘルプデスクへのサポート依頼は減少する、新規顧客を獲得できる、購入に至る確率を高くするなどの効果が挙げられます。マイクロソフトが提供している統合性と相互運用性は、デスクトップ向け、データセンター向け、およびクラウド向けのソフトウェアとサービスから構成しており、Webブラウザーを利用する、しないかにかかわらず、企業が求めるよりリッチで説得性に溢れたエクスペリエンスを提供するとともに、現在の経済情勢が求めるより大きなビジネス効果を、そのエクスペリエンスを通じてもたらすことができます。

 Silverlight 3 ベータ版の提供開始

 本日ベータ版を提供開始したSilverlight 3には、デザイナーや開発者が最先端のWebアプリケーションを構築するための多数の機能を追加しており、最高のユーザーエクスペリエンスを提供することが可能です。Silverlight 3には、グラフィクス、アニメーション、3Dに関わる機能や、60以上のコントロール(ユーザー インターフェース構築用のソフトウェア コンポーネント)を追加しており、これによりリッチインターネットアプリケーション(RIA)の開発者は、作業効率性を向上させ、より説得性と臨場感に溢れたWebアプリケーションを迅速に開発することが可能となります。また、Silverlight 3では、H.264対応やサードパーティ製のCODEC対応といった新機能に加え、動画の品質や再生能力の向上を図っており、HD映像を再生時にコマ落ちすることなく、フルスクリーンで、ライブ中継やオンデマンドで配信することが可能です。さらに、Silverlightコンテンツのナビゲーション機能を改良し、より深い階層まで踏み込むことが可能になり、SEO(Search Engine Optimization)対策の自動化を実現しました。また、Silverlight 3は、ブラウザー外でも動作可能となる、セキュアで軽量なWebアプリケーションを開発するための仕組みも提供します。この仕組みを利用すれば、Webサイトを媒介しながら、これまでとは全く発想の異なるサービスやコンテンツの展開が可能となります。

 また、本日、マイクロソフトはデザイナーや開発者のワークフローと生産性を大幅に改善することを目標に設計されたExpression Blend 3 プレビュー版を発表しました。

 MIX09の基調講演では、プロトタイプの制作にあたってデザイナーと開発者、ディレクターのコミュニケーションを迅速化する新機能、SketchFlowのデモンストレーションが行われました。SketchFlowを利用することで、デザイナーがデザインしたカンプから、プロトタイプ化するまでのワークフローが効率化されます。また、クライアントを含めた関係者からのフィードバックを受け取る仕組みを実装しているため、正確、かつ短時間でプロトタイプを完成させることが出来ます。

 さらに、Expression Blend 3には、Adobe PhotoshopファイルやAdobe Illustratorファイル(レイヤーやパスも含む)のインポート、データ接続を必要とするアプリケーション開発を容易にする「サンプルデータ」、コードを記述することなく複雑なインタラクションを設定できる「ビヘイビア」などの新機能が搭載されています。

 マイクロソフトの.NET Developer Platform担当コーポレート バイスプレジデントであるスコット ガスリー(Scott Guthrie)は、「マイクロソフトは、SilverlightとExpression Blendの提供開始から短期間で、クオリティの高いWebサイトの構築を可能にする新機能や仕組みの迅速な導入を図ってきました。当社は、コミュニティと密接に協業しながら、単に『出来が良い』だけのWebエクスペリエンスではなく、ビジネス上の成果を生み出せるようなカスタマー エクスペリエンスをWeb上で実現するために、今後も支援を提供していきます」と述べています。

 マイクロソフトはまた、フランスに本拠を置くITソリューションのプロバイダーであり、かつEclipse FoundationのメンバーでもあるSoyatecが、Macintosh向けEclipse4SL (Eclipse Tools for Silverlight for Macintosh)CTP版の提供を開始する予定であることを明らかにしました。Macの開発者は、このEclipse環境用プラグインを利用することにより、Silverlightプラットフォームを活用したRIAを構築できるようになります。マイクロソフトは、オープン性と相互運用性の実現を目指す同社の基本方針の一環として、このプロジェクトへの資金提供を行っています。

 Silverlightの積極的な採用

 Silverlightは、MIX07で初めて発表して以来、大きな進展を遂げました。Silverlightは、すでに何十万人もの開発者やWebデザイナーに利用されているほか、Silverlightを次世代型のリッチ アプリケーションやメディア エクスペリエンスに利用しようとしているAOL LLC, eBay Inc.、BSkyB Ltd.、Netflix Inc.、CBS Sports Online、the European Commission、CareerBuilder.com、 Samsung Electronics Co. Ltd.、Yahoo! Japanなどの有力企業に採用されています。

 NetflixのCorporate Communications担当バイスプレジデントであるスティーブ スウェイシー(Steve Swasey)は、
 「NetflixがSilverlightを選択したのは、開発環境を効率化し、活性化できること、そして、その結果として、映像を鑑賞する優れた環境をサービス加入者に対して、迅速に提供できるという点を評価したからです。昨年の秋から、Silverlightによるサービスを展開したことで、我々が配信する映画やテレビドラマを、これまで以上に簡単な仕組みでサービス加入者に提供できるようになっただけでなく、まったく同じコンテンツをIntelベースのMacintoshユーザーにも提供できるようになりました」と述べています。

 また、マイクロソフト社内では、Microsoft.com、MSN(R)、Live Search、Windows Live(TM)、Microsoft Office Online、Microsoft Virtual Earth(TM)、WorldWide TelescopeアプリケーションのLive Preview Releaseなど、200以上のWebサイトやサービスにSilverlightを利用しています。

 さらに利用しやすくなった開発者用のツール、プラットフォーム、ならびにアプリケーション

 また、本日、マイクロソフトは、Microsoft Web プラットフォーム向けのコンポーネントの提供を開始しました。Microsoft Web プラットフォームとは、コミュニティで使われているポピュラーなオープン ソース アプリケーションや製品とのシームレスな連携や統合が可能な一連のツール、サーバーならびにフレームワークを一体化した製品です。このMicrosoft Web プラットフォーム向けのコンポーネントとして、マイクロソフトが提供するWeb開発ツールの更新やコンポーネントを速やかに導入するためのWeb Platform Installer 2.0ベータ版を提供します。

 これらのコンポーネントユーザーには、PHP開発者向けの開発環境やASP.NET MVC 1.0の正式版をダウンロード方式で提供します。マイクロソフトはさらに、Webアプリケーションの開発に役立つアプリケーションやコンポーネントの検索、発見、ダウンロードなどを可能にする開発者向けのサイトであるWindows(R) Web Application Galleryの運用を開始しました。開発者は、自分が開発した無償アプリケーションをこのGalleryに登録することができます。これにより、コミュニティ、パートナー企業そして独立系ソフトウェア ベンダー(ISV: Independent Software Vendor)の開発者は、世界中の何百万というWindows開発者へのアクセスが可能となり、自分が開発したWebアプリケーションの普及促進を図ることができます。このGalleryにはAcquia Drupal、DotNetNukeならびにWordPressなど、人気が高いアプリケーションへのリンクが含まれています。

 さらに、マイクロソフトは、Eコマース チャネルにおいて今よりも優れたユーザー エクスペリエンスを実現しようとする企業向けのサーバーであるMicrosoft Commerce Server 2009の提供開始を発表しました。

 Azure Services Platformの強化によるクラウドコンピューティングへの投資

 マイクロソフトは、フロントエンド エクスペリエンスの価値を高めるためのプラットフォーム投資に加え、Azure Services Platformに代表されるようなバックエンド プラットフォームの強化も行っています。本日、マイクロソフトは、開発者の柔軟性を高めるネイティブ コードのサポート、非.NET言語の利用を可能にするFastCGIのサポートなど、Windows Azureが新たに提供する機能を発表しました。また、ホストするデータやコードのロケーションを米国内の2つのデータセンターから選択できる機能も追加したことで、複数箇所へのデータ保存による事業継続性維持、ネットワーク遅延の改善によるパフォーマンスの向上などの利点を提供します。


  ◆マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。
 
マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/japan/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/
 
  *Microsoft、Silverlight、Expression Blend、Azure、MSN、Windows Live、Virtual Earth、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。