写真を撮ってそれを貸し出す、それを売る。これがフォトグラファの商売です。つまり写真は大事な仕入れ商品なんですね。商売のみならず、多くのプロフェッショナル フォトグラファにとって写真は「表現」としての側面を持ち、自身の「思想と技術」を表す大事なアートでもあり「広告」でもあります。フォトグラファはそれを「作品」と呼び、とても大事にしているのです。「作品」の集大成が「個展」であり、プロフェッショナルの世界では「個展」を複数回経験して、一人前と認めてもらえます。前置きが長かったですが、プロフェッショナル フォトグファにとって、「作品」は商品としての価値以上に大切なものなのです。

作業用のハードディスクはいつもたくさんのファイルでお腹いっぱい。
さて、デジタルの時代になって写真はデータになり、デジタルカメラもパソコンも長足の進歩を遂げました。それでも悩みは、大事な「作品」の整理と保管なんですね。「保管」という部分では僕自身多くのメディアを使ってきましたが、結局のところメディアはハードディスクに落ち着いています。大容量で安価、そして書き込み時間の少なさがその理由です。でも、大容量であるということは、数多くのデータが存在するということで、今度は「整理」が追いつかなくなるんですねえ。これも、いろいろなソフトウェアを使ってきましたがなかなか決定打がなかったんですよね。機能が多すぎたり、読み込みに時間がかかったり。そこで、Expression® Media なんですが、簡単に使えてしかも素早い。これなら日常的に使うようになりそうです。「整理」は結局日常が勝負ですから。

ドライブをドロップすればドライブのカタログが出来上がる。全体管理に便利。

ファイルをドロップすればファイルのカタログ。プロジェクトごとの管理が楽。
「作品」の話題をもう少し。「個展」に対して「グループ展」というものも、フォトグラファにとって大事なイベントの一つ。よく言われるように、個をぶつけ合うのも勿論ですが、次の個展用作品の反応を確かめたり、他のフォトグラファの考え方やテクニックを盗む大事な機会でもあるのです。そんな時でも「作品」の大切さは「個展」と全く変わりません。「作品」を預かる側の気苦労、実は大変なんですよ。僕がプロデュースする写真展、「Hello! Monochrome!」の第二回目を、横浜のアートスペース [ZAIM] で (2/22〜27)開催しました 。第一回は 25 名、今回は約 30 名のフォトグラファが参加しました。
出展作品
![]() 佐藤希以寿 |
![]() 根本タケシ |
![]() 茂手木秀行 |
まあ、つまりです、整理ベタな僕が 30 人分の大事な作品データを預かる訳です。

フォルダ階層を崩さないまま、各階層の写真を一度に見ることができる。
そこから、広報用やプリント用といったバージョンデータが派生しますから、とても気の重い作業なんですよね。「整理は日常!」まずは自分に言い聞かせておかないと。