16 億円 ! アーティストの村上隆さんのフィギュア作品がニューヨークのオークションで落札されました。すごいことですね。現存するアーティストのなかで最高の評価なのではないでしょうか? そんな村上隆さんがプロデュースするアートイベント 「GEISAI」 (http://www.geisai.net/) はご存知ですか? 毎回約 1000 組のアーティストが参加するアートのフリーマーケットなのです。僕もそこで村上さんのお手伝いをしています。「GEISAI」 会場の記録写真を撮っているんですよ。
| 出展者全員の熱い記念写真 | 村上さんからのメッセージ |
5 月 11 日に開催された 「GEISAI MUSEUM #2」 ではフォトグラファ 14 名のチームを組んで撮影しました。 1000 組近いアーティストとその作品、そして審査員や来場者のスナップ撮影をするのですが、前の晩から泊まり込みで丸一日コマネズミのように働かねばなりません。でも、さらに大変なのは 「その後」 なんですね。写真の使用用途はウェブから大判ポスタ、アーカイブまで。そして、撮影条件の厳しさから撮影はすべて RAW データで行っています。セレクトして納品するカットは約 5000 。実はこれまで完全に納品完了するまで 1 ヶ月近くかかっていたんですが、Expression® Media を上手につかうと、なんと 1 週間に短縮できてしまいましたー ! きょうはそのお話をしましょう。
まず、大事なのは整理と安全なバックアップです。プレスセンタに 6 台のパソコン、外付けハードディスク、 RAID ディスクを持ち込みネットワークを組みます。フォトグラファが撮影したデータをパソコンにバックアップしたら、即座にテーマとアーティストごとに整理し外付けハードディスクに分散バックアップ、それから RAID ディスクにまとめてバックアップします。前回も書いたように、いかなるメディアも信用しては行けません。バックアップは多重です。
| プレスセンターもお祭り気分 | でも、バックアップは真剣です |
現場ではここまで。そして後処理作業の第一歩は、またもやコピーです。 RAID ディスクにバックアップした、整理済み全データをコピーして作業用データとしたら、 Expression® Media でカタログ ファイルを作成です。フォルダ階層に関わらないファイル表示と簡潔なファイル検索性がとても重要な役割を果たします。整理済みのデータではフォルダ階層が深くなっていますが、この階層を崩さずに現像と後処理をすれば、効率よく整理された納品データになるのです。

撮影データは即座にブースナンバごとに整理する

整理したフォルダ階層を崩さずに納品データをつくる
さらには他のソフトウェアとの連携が大事。他のソフトウェアとの親和性がよいのも、Expression® Media のよいところ。表示されたファイルをドラッグ アンド ドロップ、メニューアイコン、コンテキストメニューから適切なアプリケーションで即座に開けます。今回は Photoshop と Automator がパートナーです。それぞれのソフトウェアの特徴を適切に組み合わせて手作業を減らすことが迅速なワークフロー構築の決め手になるのです。30 日が 7 日間に短縮ですからね、その効果は大きいですよ !

時間を短縮する魔法のワークフロー
Expression® Media を Photoshop と Automator に連携させる

ファイル種類ごとに表示できることが時短ワークフローの鍵となる
村上隆さんの「GEISAI」の次回は 9 月 14 日。この日も僕はお手伝いしています。「GEISAI」 会場でお目にかかりましょうね。