Terminal Server
マルチユーザー対応ヘ、Windows NT Server を拡張
Windowsベースのターミナル コンピュータ システムの中核となるのが、Terminal Serverです。Windows NT Server 4.0を拡張することで、同時にアクセスする複数ユーザーに対して、個別の32ビットアプリケーション実行環境を提供するとともに、それぞれのユーザー環境を集中管理する強力なツールを提供します。
■ マルチユーザー機能
Windows NT Serverの主要コンポーネントを拡張し、複数の同時ユーザーに対する個別の会話型セッションをサポートしました。拡張されたマルチユー
ザーオブジェクトマネージャは、Terminal Serverにアクセスするユーザーに対して、サーバーのメモリ上に仮想的なWindows NT Workstation
を1台ずつ割り当てます。ユーザー固有のデスクトップ環境やアプリケーションは、この仮想的な Windows NT Workstation上で実行されるため、ユーザーはあたかも自分の手元のマシンで実行しているかのようにサーバー上のアプリケーションを利用できます。日本語処理やフォント処理もサーバー上で行われます。クライアント側の日本語106キーボードから入力された文字列は、サーバー側の MS IME(Terminal Server対応版)によって変換処理されます。フォントはサーバー側でレンダリングされ、ビットマップとしてクライアント側に送り返され、表示されます。このようにTerminal
Serverでは画面表示もすべてサーバー側で行いますから、スーパーシン(超軽量)クライアント テクノロジーを利用できるクライアントであれば、非Windowsベースのハードウェアであっても、Windowsユーザーインターフェイスを利用することができます。
■ ユーザー個別のデスクトップ
Terminal Serverにユーザーがアクセスすると、ユーザープロファイル情報に基づいて、ユーザー個別のデスクトップが表示されます。ユーザーが異なるマシンから、ネットワークにログオンしても、いつもと同じデスクトップ環境で作業することができます。
Terminal Serverは、システムポリシーエディタといったWindows NT Server 4.0が備える、管理機能が利用できますから、ユーザー個人の自由度を確
保しながら、デスクトップ環境の標準化も行えます。
■ すべてのWindowsアプリケーションが動作可能
Terminal Serverは、すべてのコンピューティングリソース(メモリ、CPUなど)、ユーザー管理など、Windows NT Workstationのすべての機能をサーバー上で実現しているため、Windows NTに対応したほとんどすべてのアプリケーション(32ビットおよび16ビット)をそのまま利用することができます。
また現在使用しているWindows NT ベースの管理用ツールの、ほとんどすべてを、Terminal Serverのクライアントデスクトップ管理に利用することができます。
■ 強力な管理ツールを用意
Terminal Serverには、Windows NT Server 4.0の管理ツールに加えて、サーバ上で動作しているユーザー環境を管理する新たなツールが用意されました。Terminal Server 管理ツールは、Terminal Server上で実行されるセッションの監視・管理とクライアント情報、サーバー情報を提供するツールです。
コネクション構成ツールは、Remote Desktop Protcol(RDP)を管理するツールで、サーバー/クライアント間の接続を設定、改善することができます。
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