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Microsoft Office Project 2007 導入事例
西日本電信電話株式会社 (NTT 西日本)

アプリケーション開発プロジェクトの納期遅れを
Microsoft Office Project 2007 によるプロジェクト進捗管理で改善。

導入後わずか 2 年で、納期割れの件数が 3 分の1 にまで減少

西日本電信電話株式会社 (以下、NTT西日本) の名古屋支店法人営業部では、アプリケーション開発プロジェクトの納期遅れが深刻な問題になっていました。そこで 2008 年、Office Project 2007 を導入し、プロジェクト管理の標準化と効率化に向けた新体制を構築。適正なスケジューリングやクリティカル・パスの可視化、標準化された管理手法の共有および展開を自社の業務 KAIZEN 活動の中で進めました。その結果、導入前は開発プロジェクトの 20% におよんでいた納期遅れ件数が、わずか 2 年間で 6% へと劇的に減少。より高品質で効率のよいアプリケーション開発体制とコストダウンを実現しました。

Part1 導入背景と課題

問題点と内外への影響

NTT西日本 名古屋支店法人営業部では、長らくプロジェクト管理の手法が確立されておらず、甘いスケジュール見通しに起因する納期遅れが多発していました。そこで管理体制の根本的な見直しと、標準化されたプロジェクト管理手法の確立を目指した取り組みに着手しました。

  • かねてから深刻な問題になっていた「プロジェクトの納期遅れ」
  • 2007 年度では、なんと総案件数の約 2 割に遅れが生じていた !
  • お客様へのご迷惑はもちろん、計画外の作業コスト増加が利益を圧迫
納期の遅れがさまざまな面で大きなマイナスをもたらしていた
スケジュールの甘さが遅れの大きな原因であるのが判明

なぜ遅れる !? 納期遅れの原因とは ?

振り返りの結果、プロジェクト管理の手法やツールが統一されていないことを原因とした問題が多く発生していました。このため、 常に 30 あまりのプロジェクトが同時進行している中で、日々変更するスケジュールや問題点の共有が困難となっていました。

  • プロジェクト管理の手法や活用するツールが統一されていなかった
  • 常に 20 〜 30 案件が同時進行。ライン マネージャーが状況を把握できない
  • この結果、無理な計画、甘い見通しによる計画ミスなどをレビューで見つけられなかった
  • 協力会社の作業チェックや要件定義のツメも甘いまま進行してしまう
  • 書類フォーマットがバラバラで、その都度、作り直す作業ロスがなくならない
プロジェクト管理を根本的に改善しよう ! 「プロジェクト管理の方法を見直し、Office Project 2007 をツールに導入して根本的に改善していこう」
プロジェクトの各工程やフェイズにいくつもの問題が存在していた

プロジェクト管理見直しのための 3 つの重点課題とは ?

見直しにあたっては、具体的に 3 つの課題を設定しました。(1) 作業工程を漏れなく洗い出し、依存関係を明確にする (2) クリ ティカル・パスを把握する (3) 標準化された資料を効率よく作成し共有する のテーマを設け、工程表を Office Project 2007 に集約して共有しながら、管理体制を立て直して行きました。

  • プロジェクトのタスクをもれなく洗い出し、その依存関係を明確化
  • 変化するスケジュールの中で、納期に最も影響するクリティカル・パスを把握
  • 資料加工の作業を削減し、標準化された高品質な資料を共有
克服すべき 3 つの重点課題を設定して改善に向けた具体的な取り組みを開始

課題1 プロジェクトのタスクをもれなく洗い出し、その依存関係を明確化

今までは工程のツメが甘くスケジュールの責任所在もあいまいだった

  • 従来は作業工程の洗い出しのルールが不明確であり、協力会社との間で意識のずれが生じていた
  • そこで、WBS 作成において大工程は自社で実施。これをもとに協力会社が中・小工程を詳細化していく手順を定めた
  • これらの工程は、Office Project 2007 の標準化されたファイルで管理して、役割分担を明確にした

課題2 変化するスケジュールの中で、納期に最も影響するクリティカル・パスを把握

クリティカル パスが見えないため、スケジュール変動に対応できない
  • 従来は Microsoft Office Excel などで作成していた作業工程表を、Office Project 2007 に移行
  • タスクの依存関係を整理して、納期に影響の大きいクリティカル パスを可視化

タスクが変動しても、常に正確なクリティカル・パスを把握できる

「タスクの依存関係を整理して、納期に影響の大きいタスク群であるクリティカル・パスを可視化します。従来の Office Excel などを使った作業工程表では、スケジュールが変わるとそれだけでクリティカル・パスを見失いがちでした。しかし Office Project 2007 は、タスクの変動に合わせて全体のスケジュールを自動的に再計算してくれるので、常にクリティカル・パスを把握できます」

西日本電信電話株式会社 (NTT西日本)
名古屋支店 第一法人営業本部 SE部門 アプリケーション担当
主査 古市 裕之 氏

課題3 資料加工の作業を削減し、標準化された高品質な資料を共有すること

書類フォーマットがばらばらで、再加工のための稼働ロスが発生
トレーニングを徹底して行い、標準化された手法を習得させた
支店と協力会社間で、完全に標準化された共通フォーマットによるドキュメントの利用が可能になり、プロジェクト管理情報の共有基盤を確立できた!