その文書、ビデオは安全ですか?

公開日: 2009年6月24日

ウイルスに感染する危険性があるファイルの種類は、実行ファイル (拡張子が “.exe”、”.bat”、または ”.com” のファイル) だけだと考えていませんか?一昔前までは、確かにそう言われていました。「電子メールに添付されているファイルが実行ファイルだったらウイルスかもよ。」、「知っている人からのメールでも実行ファイルだったら、ウイルス対策ソフトウェアでスキャンしてから開いた方が良いよ。」などと言われていました。

しかし、昨今では状況が変わってきました。悪意のあるユーザーは、アプリケーション ソフトウェアのセキュリティ上の問題 (脆弱性: ぜいじゃくせい) を悪用するために、実行ファイルを使用するよりも文書ファイルやビデオ ファイルを使用するケースが多いのです。悪意のあるユーザーは、Office や Acrobat Reader、Flash、一太郎などのアプリケーション ソフトウェアの脆弱性を悪用する、特別な細工をしたファイルを電子メールに添付して送りつけたり、Web サイトからダウンロードできるようします。ユーザーがその文書やビデオ ファイルを開いてしまうと悪意のあるコードが実行され、クレジット カードの情報やオンライン バンキングやオンライン ゲームの ID、パスワードなどの個人情報が盗まれるといった被害に遭ってしまう可能性があります。

では、そういった被害に遭わないためには、どうすれば良いのでしょうか?

マイクロソフトでは、コンピューターを守るために次の 4 つのステップを行うことを推奨しています。


ファイアウォールを常に有効にする


Microsoft Update を使用してソフトウェアを最新の状態にする


更新済みウイルス対策ソフトウェアを使用する


更新済みのスパイウェア対策テクノロジを使用する

この 4 つのステップに加えて、被害に合わない為のプラス1をご紹介します。


アプリケーション ソフトウェアを最新の状態に保つ

アプリケーション ソフトウェアを最新の状態に保つことで、保護機能が最新の状態に維持され、悪意のある活動に対抗できるようになります。

マイクロソフトの製品であれば Microsoft Update を使用することで、オペレーティング システムの他にも Office 製品などのソフトウェアも自動的に最新の状態に保つことができます。

また、他社のソフトウェアをお使いの場合には、各ソフトウェア メーカーで提供しているアップデートをインストールし、最新の状態に保つようにしてください。多くのソフトウェア メーカーでは、セキュリティ上の問題を解決するアップデートを配布しています。(ほとんどの場合、無料です。)
Acrobat Reader や Flash、一太郎など、マイクロソフト以外のソフトウェアを使用されている場合は、各メーカーのホームページを定期的に確認して、アップデート版が提供されていた場合には、直ちに更新版をインストールしてください。

基本の 4 つのステップと、プラス 1 の対策を行うことで、被害に遭うリスクはかなり軽減できます。だからといって、むやみにファイルを開いてしまうことは危険な行為です。ファイルを開く (ダウンロードする) 前にチェックすべき項目がいくつかあります。被害に遭わないためには、どのようなことに気をつければよいか「関連リンク」にあるページでまとめてありますので、そちらも併せてご覧ください。


**
**