この数年間で、データ センターの環境の構築と管理の複雑さが一段と増しました。
今日のシステム管理者は、数千台とまではいかなくても数百台ものサーバーを管理する責任を負っています。企業のファイアウォール内や公開 Web サイト上への Web テクノロジの急速な採用に伴い、平均的なデータ センターが保有するサーバーの数は増加の一途をたどっています。この結果、単一サーバーまたはいくつかのサーバーから成る環境では比較的簡単であった日常の管理作業が、このように多数のサーバーが存在する環境では困難なものになってきました。
これらのサーバーで行われる、新規ユーザーの追加、ディレクトリ エントリの更新、アプリケーション サービスのプロビジョニングなどの管理作業は、すべて手動で行われ、スケーラビリティに欠けます。管理者は、これらの作業の両方を自動化する方法を見つけ出す必要があります。場合によっては、顧客にそれらの管理作業を委譲し、自己管理を促す必要があります。その最も効果的な方法は、Microsoft Provisioning System によるソリューションを構築することです。
Microsoft Provisioning System (MPS) は、包括的なプロビジョニング フレームワークであり、以下の特徴があります。
| • | 手動で行われ、多段階を経る必要がある数多くの処理の自動化、および、追加や変更による状態変化のログ出力と報告を行う。 |
| • | 顧客に対する基本的なプロビジョニング タスクの管理委譲に対応したサービスをサポートするストラクチャを提供する。 |
| • | 高レベルのビジネス ロジックを特定のプロビジョニング タスクに変換する。 |
| • | 基本的なプラットフォームの変更とビジネス ロジックを分離する。 |
| • | 大規模 Web ホスティングおよびアプリケーション ホスティング マーケット向けにカスタマイズされたサービス開発に役立つ、サンプル UI、Named Procedures、および Provider が MPS と共に提供される。 |
| • | データ センター環境でのカスタマイズを可能にし、強力な .NET ソリューションの開発と展開を容易に行えるように ISV のエコシステムを強化する際に使用できる包括的なドキュメントおよび開発ツールが付属している。 |
MPS をご利用いただけるのは、最新の Service Provider License Agreement (SPLA) を保有する企業のみです。SPLA を活用することにより、サービス プロバイダはマイクロソフト製品のライセンスを月単位で得ることができ、Web サービスや Hosted Exchangeなどのサービスやホスト アプリケーションをエンド ユーザーに提供できるようになります。