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患者ケアの成果は、私たちグループの医師の経験に直接かかっています。そのため、この豊富な知識を拡大し、展開することは、アスクレピオスにとって最も重要なことなのです |
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LBK Hamburg
マネジングディレクター
ヤーク・ワイデンハマー 氏
(Jorg Weidenhammer) |
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アスクレピオス グループは、ドイツと米国で病院や専門性の高いリハビリテーション病院を運営しています。アスクレピオスによると、同グループは 2004 年の LBK Hamburg の部分的民営化に伴いドイツ最大の医療事業運営会社になり、海外でも大規模に展開しています。アスクレピオスは、グループ内の医師および一般開業医の診断や治療に効率的で革新的なサポートを提供したいと考えていました。同グループは集約型知識技能管理システムを開発し、Microsoft eHealth Interoperability Platform を使用し、SharePoint Web Parts として導入しました。これにより、患者に治療を提供する医師は、各治療ごとの 情報や、適切な専門医からの連絡先データをいつでも入手することができます。また、時機を逃さずより正確な臨床的評価を行うことができます。さらに、グループ内臨床医の医師としての能力を確認するために、プロファイルを活用することができます。
<状況>
1984 年に設立されたアスクレピオス グループは、ドイツ最大の医療事業運営会社です。海外でも大規模な医療事業を展開し、米国では 6 つの病院を経営しています。アスクレピオスによると、同グループは 2004 年末の LBK Hamburg の部分的民営化に伴いドイツ最大の医療事業運営会社になりました。グループは現在 32,000 人の従業員を抱え、92 の医療施設を運営し、ドイツ国内の急性ケアおよび亜急性ケアに従事しています。2004 年にアスクレピオス グループは LBK Hamburg と共同で、7 つの病院と 20 以上の子会社を持つヨーロッパの別の医療団体に出資しました。
PricewaterhouseCoopers の『HealthCast 2010』という報告書には、ドイツの医療体制の変革について具体的な提言の概略が説明されていますが、アスクレピオス グループはこれに完全に対応しています。この報告書は、医療従事者、患者、介護人の間のコミュニケーションに明確な弱点を明らかにしています。
報告書によれば、ドイツの医療体制は、開業医間で協力体制を強化すること、コミュニケーションをさらに密にすること、医療機関の間で知識の交換を強化することを必要としています。アスクレピオスのような民間の病院グループにとってこれらの基準は、最新鋭の医療サポート システムを活用し、競争力を持ち続けるために欠かせない要因です。
アスクレピオスは、医師が専門情報や、患者との実績、患者の病歴、治療方法などをすばやく検索できるソリューションを求めていました。特に、アスクレピオス、インテル、マイクロソフトによるパートナーシップ事業である Future Hospital Programme へ統合できるソリューションが求められていました。
<ソリューション>
アスクレピオス グループは、治療過程の効率を高め、コストを減らすことで患者へのケアが確実に向上されることを求めています。アスクレピオスはこの目標を達成するためにマイクロソフトのパートナーである SyynX Solutions と協力し、グループ病院のために eHealth Interoperability Platform (eHIP) に統合した知識技能管理システムを導入しました。
これを達成させるために、医療・生命科学分野のテキストマイニングとテキストマイニング ベースのアプリケーションを専門とする SyynX Solutions は、医学的および科学的文書をソフトウェアで自動的に分析するソリューションを開発しました。これは、Collexis フィンガープリント コアエンジンをベースにしています。SyynX は、マイクロソフトのテクノロジと Collexis フィンガープリント エンジンをベースとして、高度な知識技能管理スイートを開発しました。このスイートは集約型知識提供サービスまたは科学関連出版物へのアクセスと検索を提供し、医療関係者に医師との情報プッシュ サービスを提供します。
これはイントラネットのウェブ アプリケーションとして利用したり、Microsoft .NET Framework や Web Parts を使用して作成できるようにし、ポータルを通してユーザーが確実に SyynX の情報システムにアクセスできるようにします。
アスクレピオスの SyynX Solutions の導入は、以下のようなマイクロソフト テクノロジのインターロック スタックを使用しています。
■ Microsoft Office SharePoint Server 2007 - コラボレーション機能および共有スペース
■ Windows Server 2003 - オペレーティングシステム
■ Microsoft SQL Server 2005 - データベース
<導入メリット>
アスクレピオス グループは、SharePoint Server 2007 で SyynX のフィンガープリント技術をベースとするソリューションを使用し、医師や臨床医が知識を共有できるようにしています。また、これらのメリットは、患者をグループ病院に送る一般開業医 (GP) などの外部パートナーにも拡大されています。新しいシステムは、症例に関係した病院全体にわたるサポートを迅速に医師に提供します。また、施設の場所にかかわらず、品質保証を大幅に簡素化します。
共有知識により医師による治療成果が向上します
複数の地域で展開する医療事業運営会社であるアスクレピオス グループは、さまざまな場所の施設で知識を共有しています。グループの全病院における患者ケアの質は、医療従事者の知識と経験に委ねられています。専門知識はおびただしい数の専門科に分散しています。しかし、必ずしも担当医師の専門分野ではない複数の病気に、医師が直面しなくてはならない状況はますます増えています。
アスクレピオス グループの集約型 IT サービス部長であるウーバ・パートガン (Uwe Pottgen) 氏は次のように述べています。「アスクレピオスはすべての病院と同じ問題に直面しています。全国の専門医とのつながりはあるのですが、必ずしもコミュニティが作られているというわけではありません。」
そのためプロジェクトのパートナーは、患者治療の際に、仮想知識提供サービスでどのように医師をサポートすべきかという問題に直面しています。ドイツのハンブルグにあるアスクレピオス バームベック病院 (Asklepios Barmbek Clinic) では、SharePoint Portal Server で稼動する eHealth Interoperability Platform がすでに集約型 IT 環境として機能しており、臨床知識とつながっているすべてのアプリケーションのベースとなっています。
すべての医師が専門知識プロファイルをオンラインで入手できます
プロジェクトの第 1 段階では、SyynX は出版物や文書を分析したり、フィンガープリント技術を使用したりして、アスクレピオス グループのすべての医師がエキスパート プロファイルを閲覧できるようにしました。
SyynX は Collexis フィンガープリント エンジンを使用して出版物や文書を分析し、すべての医師がエキスパート プロファイルを閲覧できるようにしました。グループはこれらのプロファイルを使用し、インターネット上でエキスパートの技能を外部に公開しました。内部的には、エキスパート プロファイルは、さまざまな診察科目の医師が閲覧できる医療知識のマップを作成できる重要なツールです。
プロジェクトの第 1 段階では、SyynX は SharePoint Portal Server で仮想レファレンスブックを設計しました。アスクレピオス グループの「知識ガイド」を「だれが何を知っているか?」を調べるために使用すれば、従業員は要請される通りに数秒間で、たとえ対象となる医師が別のアスクレピオス病院に勤務しているとしても、病気、診断、治療に関するアドバイスとしてその医師の経験を活用することができます。
これらのエキスパート プロファイルは一度セットアップされると、自動的に更新されます。そのため、面接や時間のかかるデータ メンテナンスは一切必要ありません。同時に、「知識ガイド」を使用して、部署全体や特定の個人の所属場所を調べるためにスキル プロファイルを閲覧することもできます。このようにしてシステムは、アスクレピオスのトップの意思決定者が技能管理に関するニーズに応えることができるようサポートします。
プロジェクトの次の段階では、病院はオンライン ライブラリを開設し、アスクレピオスの従業員が時間のかかる手続きなしで外部の知識リソースへアクセスできるようにしました。オンライン ライブラリはまた、SharePoint Portal Web Part としてデジタル化されています。これは、ユーザーに戦略的にリンクされた内外の知識を提供しています。
LBK Hamburg のマネジング ディレクター であるヤーク・ワイデンハマー (Jorg Weidenhammer) 氏は次のように述べています。「患者ケアの成果は、私たちグループの医師の経験に直接かかっています。そのため、この豊富な知識を拡大し、展開することは、アスクレピオスにとって最も重要なことなのです。」
オンライン ライブラリで、医師は要請に応じて医療関係雑誌や E ブック、ニュースを受け取ることができます。SyynX の統合された Collexis Fingerprint のコアエンジンのもう 1 つのメリットは、内部の技能を外部の知識リソースに結びつけることができることです。たとえば、アスクレピオスの従業員が医療雑誌の記事を呼び出すと、記事で言及された技能を持つグループ内の医師に関する詳細情報が自動的に表示されます。専門医と直接連絡を取るには、該当する電話番号にかけるか、E メールを送るだけです。
最後に、SyynX Clinical Consult アプリケーションは医師に情報プッシュ サービスを用意しています。これは、現在治療を受けている患者のケースに適した専門記事やガイドラインを提供するものです。システムは同時に、その患者の症状に関する検索結果に合わせて、さらに詳しい検索のための提案もします。マウスをクリックするだけで、患者に処方した薬を追加することもできます。その後、システムは薬の成分に関するエキスパート情報を配信します。
外部パートナーもグループ内の経験から恩恵を受けることができます
さらに、知識技能管理システムは、一般開業医との協力体制の強化を支援します。アスクレピオスの病院は、アプリケーションの中に医師用ポータルを通して外部パートナーが使用することができるエリアを作ることができます。
患者データ交換のためのインフラストラクチャ サービスに加えて、部門間の医療知識は医師用ポータルで使用可能です。これにより、外来治療のエキスパートと入院治療のエキスパートを専門レベルおよび個人レベルで集約します。パートガン氏は次のように述べています。「これまでは患者のマスター データを、互換性のあるスムーズなシステムで一般開業医とやり取りすることさえできませんでした。」
Health Interoperability Platform へ移行することによって、一般開業医は医師用ポータルを通してアスクレピオス グループの集約型サービスを利用できるようになりました。認証を得れば、病院内で作成したデータにアクセスすることもできます。PIN および PKI スマートカード コードで身元を証明することができるユーザーは、たとえば、患者の検査結果を受け取ることができます。アスクレピオスと協力体制の医師は、Clinical-Consult Solution とオンライン ライブラリを通して仮想知識提供サービスを受けることができます。
情報を提供する医師は、SyynX Clinical Consult および同様のシステムで患者の治療に関連するガイドラインや専門記事を受けることができます。同時に、パートナーはアスクレピオス オンライン ライブラリの一部に無料でアクセスし、世界のどこにいても専門出版物の全内容を閲覧することができます。パートガン氏は次のようにも述べています。「システムは、医師があるべき医療の質を提供することを支援し、追加サービスを、特に一般開業医に提供します。」
患者側はセカンドオピニオンを得られやすくなります
グループは将来、パートナーと協力して、入院手続きを扱いたいと考えています。SharePoint Portal Server を通して医師とデータのやり取りを行い、ラボでの診断の結果や心電図の結果やレントゲンの結果について他の医師の意見を聞く、セカンドオピニオン サービスに関する計画もあります。
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