「当初は顧客情報など、日本語が必要なところからローカライズしました。その後、営業システムとの連携や経理システムとの連携など、IT 部門で改変を行い管理していましたが、新しい業務への対応や新システムで新設する統合データベースとの連携についてはワールドワイドの IT 方針に対応しつつ今回構築することになりました」。
「当社はグローバル企業ですので、日本だけで導入製品を決定するのではなくグローバルな対応を考える必要がありました。一方、他の地域では、既に SQL Server を使用していました。そこで、別のデータベースを検討していた日本も、ワールドワイドの IT 部とも連携し、最終的に SQL Server を選定することになりました。もちろん、パフォーマンスや価格に優れていたということも選定基準の 1 つです」。
「やはり、情報をすぐに得られることによるスピード アップの効果が大きいと思います。これによってお客様のサービスが向上するでしょう。さらに情報を一元化して共有することによって、各拠点でお客様のさまざまなニーズに迅速に対応できるだけでなく、業務も効率化できます。たとえば、従来は拠点間での問い合わせに電話で対応していたのですが、これが Web ブラウザー上で簡単に確認できるため、電話にかかる時間の節約だけでなく無駄のない業務が行えるようになります。機会損失を減らし業務の効率化の結果、さらなる顧客サービスの向上が実現できるのです」。
「統合データベースや Web サーバーなどは、.NET 対応で開発していますので、Microsoft® Visual Studio® を使って開発を行っています。Visual Studio での開発も IT 部門でも行っていくことにより、今後は開発スピードが向上すると同時に社内の開発におけるスキル アップが期待できます。また、統合データベースからのデータ参照やバックアップ処理などにおいても、旧システムと比較すると格段にパフォーマンスも良くなっています」(杉本 氏)。