大日本印刷株式会社

掲載日: 2004 年 6 月 2 日
動画データの蓄積、検索、共有および即時配信を実現する
新世代映像ナレッジマネジメントシステム
イメージ共有で全員参加型の問題解決を推進

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ソリューション概要

プロファイル
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大日本印刷株式会社では、情報コミュニケーション部門(出版印刷、商業印刷、ビジネスフォーム)、生活・産業部門(包装、建材、情報記録材、産業資材)、エレクトロニクス部門(ディスプレイ製品、電子デバイス) という 3 つの事業部門を柱とし、印刷技術を常に応用、発展させ、人々の暮らしを 豊かにするためのさまざまな製品やサービスを生み出してきました。21 世紀への取り組みのコンセプトワードは「P&I ソリューション DNP」。P は Printing Technology(印刷技術)、I は Information Technology(情報技術)、ソリューションは顧客の課題を解決して成功に導くこと。これらを組み合わせることによって、新しい価値を生み出すソリューションを提供していきます。

シナリオ
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映像データのデジタル化とキーワード検索
技術情報の視覚的共有化
動画による各種トレーニング
Windows Media によるストリーミング配信

ソフトウェアとサービス
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Microsoft Windows 2000 Server
Microsoft SQL Server 2000
.NET Framework 1.0
Microsoft Windows XP Professional
Microsoft Windows Media Encoder 9
Microsoft Windows Media Player 9

パートナー

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株式会社フォトロン

メリット

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映像データのデジタル化、検索、共有および配信を可能にし、映像によるナレッジ マネジメントを実現できました。

ユーザーコメント
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「人間は目で見て、かつ耳で聞いた話が頭の中で一致すると理解が深まります。さらに過去の経験と一致する部分を自身で見出せれば自発的にアクションを起こせるようになります。映像の担う役割は非常に重要と言えます」

大日本印刷株式会社
技術開発センター
生産総合研究所
主席研究員 (物性分析技術)
黒田 孝二 氏 談


「今回構築した映像システムを全社的に拡張していきたい。たとえば、各工場や研究所にサイトという形でサーバーを立てて、リンクさせるような形で展開していきたいと考えています」

大日本印刷株式会社
技術開発センター
物性分析研究所
所長
藤村 秀夫 氏 談



* *PHOTO
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大日本印刷株式会社
技術開発センター
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世界最大の印刷会社である大日本印刷株式会社では、Microsoft® Windows® 2000 Server と Microsoft SQL Server™ 2000 を基盤として動作する株式会社フォトロンの「Power Index」を導入し、動画の検索や再利用性を飛躍的に高めた次世代の映像ナレッジ マネジメント システムを構築しました。
従来は、複数のメディアに分散していた動画データを Power Index サーバー上に集約。映像をすばやく検索し、見たい部分を頭出しするといったことが簡単に行えるようになりました。また Power Index に配置した動画データは、Windows Media® Technology をベースとしているので、日本全国どこからでもオンデマンドで動画を閲覧できます。
映像データをリアルタイムに共有することで、ビジネスのスピードが飛躍的に向上し、言葉や文字、数値データだけで表現するのではなく映像を活用することは、モノづくりにおける問題点の認識や改善施策のベクトルを容易に共通化できるため、製造部門の収益性の向上に大きく貢献しています。


<導入の背景>
映像によるイメージ共有の実現に向けて


PHOTO
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大日本印刷株式会社
技術開発センター
生産総合研究所
主席研究員(物性分析技術)
黒田 孝二 氏

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* 図
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Power Index導入以前の保管方法

明治 9 年(1876 年)、日本で最初の本格的な印刷会社として誕生した大日本印刷株式会社(DNP)(以下、大日本印刷)では、戦後 " 拡印刷 " を基本コンセプトに、印刷技術を常に応用、発展させ、包装材や建材、エレクトロニクス関連部材や情報記録材など、印刷産業の枠を超えて新たな事業領域を開拓し、人々の暮らしになくてはならない製品やサービスを創出してきました。

こうした大日本印刷の広範な産業分野への伸展を技術で支えているのが研究開発部門です。研究開発体制は、研究開発センターを中軸に C&I IT 研究所、技術開発センターの基礎研究所と、各事業分野に設けられた分野別研究所によって構成されています。今回、映像ナレッジ マネジメント システムを導入したのは、技術開発センター 物性分析研究所です。

同研究所では、大日本印刷の全事業部門ならびにグループ会社の製造部門からの現場の課題解析の依頼を受けて、高速度カメラやサーモグラフィー、走査型電子顕微鏡 (SEM) といった、さまざまな最先端の解析装置を用いて分析を行っています。その分析技術力とクォリティの高さには定評があります。各現場や工場へは“移動分析車”と呼ばれる車両に解析装置を積み込んで出向き、材料、機械、プロセスなどの問題点を徹底的に調査、分析します。その目的は、次代を担う新たな製品や技術を生み出すことだけでなく、モノづくりのプロセス改善による生産スピードのアップなど、製造部門の収益性の向上に大きく貢献しています。

「我々の分析部門では、視認できない高速現象に対して 1 秒間に数万枚の撮影が可能な高速度カメラを用いて可視化した動画、サーモグラフィーによる温度分布の映像、顕微鏡等によるミクロン単位の分析データを組み合わせて解析しています。たとえば、印刷工程を分析すると、1 つのドットは数十から数百ミクロンの点の広がりを持っていて、そのインクが紙に転移する過程は千分の1秒以下の高速なのです。印刷工程の中でミクロンレベルの材料がどのような速度で動き、どのように変化するのかをきちんと掴んでおかないと、製品の機能をコントロールしながら、綺麗に印刷することはできません。こういった分析結果を生産スタッフに説明する時に、いくら言葉を並べても説得力はありません。文字や数字を羅列して数時間かけて説明するよりも、実際に問題となっている映像を数分見せた方が説得力があります。モノが動く真の姿が映像化できれば、それ以上の説明が不要になり、アクションに結びつくコミュニケーションがとれてしまいます。映像は、異なる専門や立場の人間同士のイメージの共有を可能にし、その人が感じたものや過去の経験を他の人や次世代へ伝えることができるのです」(大日本印刷株式会社 技術開発センター 生産総合研究所 主席研究員 黒田 孝二氏)。


<導入前の課題>
映像データの集約、検索、配信ができなかった旧環境


PHOTO
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大日本印刷株式会社
技術開発センター
物性分析研究所
所長
藤村 秀夫 氏

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* 図
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Power Index活用例

しかし、物性分析研究所の撮影した以前の映像データは、テープや DVD 、CD-R など、さまざまなメディアに分散して保管されていたため、有効活用できていなかったと言います。「各現場や工場で撮影したテープは、膨大な数になっており、それぞれタイトルラベルを付けてキャビネットで整理していたのですが、これではせっかく撮影した映像データも撮った人にしかどこに何が記録されているのか分かりません。古いものになると、以前撮ったという記憶はあっても、どのテープに記録したのかを思い出せないこともあります。そういった場合に内容を探すために延々と早送りをしなければならないのは不便ですし、下手をすると見つからなかったりします。最悪の場合はテープが劣化して破損しているケースもあります」(大日本印刷株式会社 技術開発センター 物性分析研究所 中島 但氏)。

大日本印刷株式会社 技術開発センター 物性分析研究所 グループリーダーの大野 浩平氏は、こう続けます。「高速度カメラで撮った映像は、1 秒間に 10,000 コマ以上になることもあり、この中から必要な部分だけを抽出する作業は、タイトルラベルだけでは無理があります。そこで、コンテンツを管理するために Microsoft Office Excel や Microsoft Office Access を使ってキーワード登録を行おうとしたこともあるのですが、これでは入力が大変ですし、似たような映像の区別を付けづらい。また、既存のロータスノーツ環境を利用することも考えたのですが、ノーツではドキュメントベースの管理はできても動画を蓄積したり、それに対する索引付けとなると限界がありました」。

また、以前のシステムでは映像のリアルタイム配信ができなかったことも大きなネックになっていたと言います。「我々はいろいろな現場で撮影を行いますが、現場で過去の映像が必要になることがあります。たとえば、社内の他部署で同じような研究を行っていると、同じような問題を抱えているケースがあります。このとき、言葉で説明してもうまく伝わりませんし、一枚の静止画を FAX で送信してもらっても全然伝わりません。また、映像をメールで添付してもらうには、サイズが非常に大きいので現実的ではありません。結果、研究所へ戻った後に物流手配をしなければならず、これでは次のアクションを起こすまでに 1 週間以上かかってしまいます」(大野氏)。

こうした問題点を解決するべく、物性分析研究所が選択したのは、高速度カメラの購入元でもある株式会社フォトロン(以下、フォトロン)の「Power Index」でした。株式会社フォトロン 営業本部 第一営業部 第一グループのグループ長 花香 和秀氏は、次のように説明します。「私は高速度カメラの営業を担当していますが、私自身も撮影した動画コンテンツの取り扱いに困っていました。そんなとき Power Index が開発中であるとの社内情報を聞き、とっさに " これは大日本印刷様の武器になる " と直感したので、すぐに紹介させていただきました」。


<Power Index を選択した理由>
動画データのキーワード検索、サムネイル表示、リアルタイム配信、信頼性


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大日本印刷株式会社
技術開発センター
物性分析研究所
グループリーダー
大野 浩平 氏

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Power Index は、幅広い動画データをコンピュータに取り込むことができます。取り込んだ動画データには 1 秒単位でインデックスを付加することができるため、キーワードが含まれる動画を検索したり、見たい部分をすばやく頭出ししたりすることも簡単に行えます。また、動画を表示している際には画面下部にサムネイル画像が表示され、それをクリックすることで該当部分へジャンプすることも可能です。さらに、Windows Media サービスを使った動画のリアルタイム配信もできるので、日本全国どこからでもオンデマンドで動画にアクセスできます。Power Index は、2003 年度のマイクロソフト認定パートナー アワードにおいて .NET アプリケーション アワード優秀賞も受賞しており、.NET で稼働する本格的な映像システムとしては初めての製品です。

「映像を配信するだけならエンターテイメント系でいくつか製品があります。また、プロユースのストリーミング製品もいくつかありますが、いずれも価格が高価で取り扱いも難しいものばかりです。その点 Power Index は、インターフェースが Windows 上の Web アプリケーションとして構築されているので、非常に操作がしやすい。クライアントに展開するにあたっても、既存のインフラを流用でき、映像を閲覧するには Microsoft Windows Media Player さえインストールしておけば良いので、ライセンス管理も容易です。そして何よりも動画データをキーワード検索できることが一番のメリットです」(大野氏)。

「Power Index では、1 つの画面で複数の動画を同時に表示することもできます。たとえば、画面を 2 分割して 2 つの異なる動画を並べて表示し、比較しながら動きの差を実感できるように見せるとインパクトが全然違います」(黒田氏)。

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Power Index画面 [拡大図]
「単品でこれだけできる製品は、まずないのではないでしょうか」(株式会社フォトロン プロダクツ本部 製品企画室 チーム長 加藤 確氏)。

物性分析研究所では、Power Index が Windows をプラットフォームとして動作する製品であったことも選択の決め手になったと言います。「印刷会社というと Macintosh 一色という印象を持たれる方が多いのですが、最近はそうではありません。水平展開を考えた時に Macintosh を持っていない人の方が圧倒的に多い。ファイルの互換性を考えると、Windows をプラットフォームとして扱えるのは非常に大きいのです。また、我々の扱う映像データは、連続的につながっているファイルなので、たった 1 つのファイルが壊れても、すべてに影響が及んでしまいます。データサイズも静止画に比べて何百倍も大きいので、ハードウェアも OS もそれなりのものに強化しなければなりません。いろいろな組み合わせを検討しましたが、専用製品であったり、組み合わせると不具合がでたり保障されないといったものもありました。そのような中で最適化を考えた結果、システムの安定性と堅牢性を備えた Windows プラットフォームということになりました」(大野氏)。


<システムの概要>
Microsoft SQL Server 2000 をバックエンドに XML Web サービスにも対応


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大日本印刷株式会社
技術開発センター
物性分析研究所
中島 但 氏

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Power Index では、まずエンコーダ クライアントを使って高速度カメラやサーモグラフィ等で記録した動画を取り込みます。取り込み可能な動画は、WMV 、AVI 、MPEG 、アナログビデオなど、さまざまなフォーマットに対応しており、これらを Windows Media 形式に変換して保存します。このとき、動画を検索および頭出しするためのインデックス付けが行えます。動画を保管するための Power Index サーバーには、Microsoft Windows 2000 Server または Microsoft Windows Server™ 2003 を必要とし、クライアントからのリクエストを処理するフロントエンドに IIS (Internet Information Services)と ASP.NET エンジン、バックエンドのデータベース サーバーとして Microsoft SQL Server 2000 を稼動させておく必要があります。

物性分析研究所では、サーバー OS に Microsoft Windows 2000 Server を選択し、当時の最もハイスペックな PC サーバーを導入しています。「ハードディスクは RAID 、ネットワークはギガビット LAN で構成しており、UPS (無停電電源装置)と冗長化電源ユニットによる電源断対策も行っています」(大野氏)。

Power Index の管理体制について、大野氏はこう続けます。「Power Index の専属の管理者はいません。組織があまり大きくないのでコンピュータに関してはボランティア的なところが多く、逆に言えば、導入と管理が容易で誰にでも簡単に扱える製品であるというのは大きな魅力です」。

現在、Power Index の利用ユーザー数は、セキュリティ上の理由から 30 名程度に制限していると言います。「我々の分析部門に蓄積された映像は機密情報が特に多いので、情報漏洩対策を万全にしなければなりません。このため、現在は物性分析研究所員と兼務者にのみアクセス許可を設定して、メンバーが各部署へ行った時に我々の解説付きで配信するという形態にしています」(中島氏)。

図
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システム概念図 [拡大図]



<導入後の反響と今後の展望>
ビジネス スピードの飛躍的な向上、要望のレベルアップ


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株式会社フォトロン
営業本部 第一営業部
第一グループ
グループ長
花香 和秀 氏

Power Index の導入後は、全国のどこの現場へ行ってもすばやく映像を見せることができるので、ビジネスのスピードが飛躍的に向上しています。「たとえば、現場の生産スタッフが自身の過去の経験からこうではないかと思って迷っていることに対して、映像を見せることで確信を与えることができます。迷っているうちはアクションが起こせない。しかし、迷いがなくなり確信が持てると、次の発想に向かってさらに前進することができます。文字や数値データで解釈するよりもイメージで解釈する方がはるかに速い結果を生み出すことができます」(黒田氏)。

「社員の中には、映像を見ている間に " 分かった " と言ってその場でアクションを起こし始める人もいます。その場でいなくなって発注している人もいるほどです。我々の方でも、映像に対してキーワード検索ができるようになってからですが、想像以上に多くの部署で共通の技術が用いられていることを発見できました。出版印刷、食品用の包装、IC カード、衛星放送など、一見接点がないような事業部同士でもお互いに共有できる技術があるのです」(大日本印刷株式会社 技術開発センター 物性分析研究所 所長 藤村 秀夫氏)。

「現場にはたくさんの宝が埋もれています。我々から見れば一見価値の分からない映像でも、生産スタッフから見れば非常に価値の高いものであるケースが多くあります。そういった意味でも反響はとても大きいと言えます」(黒田氏)。

最近は、現場からの要望がレベルアップしてきたと語るのは藤村氏です。「リピートで依頼をする現場では、こういったことを撮ってくれるだろうというのが分かってきて、要望が多くなってきました。ただ単に撮影するという段階から確実に次のフェーズへステップアップしており、我々の技術も向上していかなければと相乗効果をもたらしています」。

Power Index のもう 1 つの活用方法として、動画を使った各種のトレーニングにも取り組み始めています。「我々の使っている分析機器のオペレーション方法や各種装置のメンテナンス方法を動画として残しておけば、新たな人が配属されてもこれを参考に機器の操作方法が分かる。同じ機器を使っている他部署へも共有できるようになります。こういった動画を使った各種トレーニングへの活用は、今後ますます増えていくだろうと考えています」(大野氏)。

今後の展望について、大野氏はこう続けます。「いかに映像システムが現場にとって有益であるかを伝えるために、スタジオ的な要素を盛り込もうと考えています。擬似空間というか、疑似体験ができるようなモデル的なイメージ映像を配信して、人間の過去の経験によって培われた記憶という情報とリンクさせて水平展開できるようにしたい」。

「社内には、衛星放送などの映像技術を扱う事業部もありますが、我々の目的は技術情報をいかにビジネスにつなげるかというところにあります。技術情報を映像あるいはそれ以上にビジュアルに人間の感性に訴えて、次のアクションを起こせるようなソリューション環境づくりを目指していきます」(藤村氏)。

「今回 Power Index を早期に採用してくださったのには、何といっても大日本印刷様の枠にとらわれない柔軟な企業文化が背景にあると思っています。株券から電波、水にまで印刷を行う会社です。我々の想像のつかないスケールと世界観を持っています。だからこそ、いち早く本製品を理解して、活用してくださっているのだと思います」(花香氏)。

最後に黒田氏は、次のように締めくくります。「まだまだ分析によって人間が推測できて、分析によってデータ化できないことがたくさんあります。私自身が感じた世界、見えた世界をより多くの人に見てほしいですし、もっと感性が高い人が見た世界をみんなで共有できるようにしていきたい。そう考えると、コンピュータのやるべき仕事がもっと広がってくるのではないでしょうか。人間が瞬時に理解し、次の方向を決めてアクションを起こせるような情報の新たな表現手法としてのコンピュータのさらなる発展に期待しています」。


大日本印刷の物性分析研究所が目指すソリューションは、21 世紀にふさわしい新時代の映像ナレッジ マネジメント システムと言えるでしょう。



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本ケーススタディは情報提供のみを目的としています。Microsoftは、明示的または暗示的を問わず、本書にいかなる保証も与えるものではありません。
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