エドワーズライフサイエンス株式会社

掲載日: 2008 年 6 月 12 日
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ソリューション概要

プロファイル
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エドワーズライフサイエンス社は、米国カリフォルニア州アーバインに本社を置き、循環器疾患治療用製品の開発、製造、販売、サービス提供を手がけている医療機器メーカーで、世界 100 か国以上に展開しています。同社の歴史は、およそ半世紀前に、マイルズ・ローウェル・エドワーズが、カリフォルニア州の小さなガレージで、人工心臓弁の開発に取り組んだ時点にまで遡ります。そのような長い歴史を有する同社は、特に心臓弁膜症の治療に用いられる人工心臓弁の分野において、世界トップシェアを誇ります。日本市場でも約 40 年の実績を積み重ね、先端医療の現場から、循環器疾患治療用製品の信頼できるパートナーとして高い評価を得ています。

シナリオ
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ワールドワイドの情報共有を効率化するため、米国の本社が、社内情報共有基盤を従来の Lotus Notes/Domino から、Microsoft Office SharePoint Server 2007 にリプレースすることを決定。日本法人であるエドワーズライフサイエンス株式会社でも、情報共有基盤をリプレースすることを決定しました。
Notes/Domino を Office SharePoint Server 2007 に置き換えるにあたって、グループウェア機能の置き換えは大きな問題ではなかったものの、課題となったのは Notes/Domino の上に構築された旅費精算アプリケーション。しかもオフコン (IBM AS/400) で稼働する基幹業務システムと連携しているという物でした。
エドワーズライフサイエンス株式会社では、「今回の移行ではユーザー業務へのインパクトは最小に抑えることを最優先する」という大方針の下、「Notes/Domino はリプレースするが、ユーザーが入力に利用していた Microsoft Office Excel ベースの経費精算入力帳票や、Notes/Domino と連携していたオフコン ベースの基幹業務システムには変更を加えない」という意向を固めました。そこで同社がとったアプローチは、ワークフロー エンジンだけを Notes/Domino から Office SharePoint Server 2007 に挿げ替えるというものでした。
今回、そのアプローチを実践するためにエドワーズライフサイエンス株式会社が SI パートナーとして選んだのは、IBM AS/400、Notes/Domino、Office SharePoint Server 2007 のすべてに精通した日本ビジネスコンピューター株式会社。両社の強固なパートナーシップにより、スムーズなリプレースに成功。
情報共有基盤の置き換えから、アプリケーションのリプレースまで、全体の工程をわずか 3 か月程度で完了。狙いどおり、スムーズな移行を実現しました。

ソフトウェアとサービス
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Microsoft Office SharePoint Server 2007

メリット

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今回のプロジェクトでは、情報共有基盤を Notes/Domino から Office SharePoint Server 2007 に置き換えました。しかしそれは、単にグループウェア機能を提供するシステムが Notes/Domino から Office SharePoint Server 2007 に変わっただけではなく、Office SharePoint Server 2007 の広い機能セットを利用して、低コストかつノンコーディングでのアプリケーション開発の実現、文書管理機能の提供、イントラネット サイトの代替など、Notes/Domino にはない新しい価値を実現し、一石二鳥にも三鳥にもなる投資効果を実現しました。

ユーザーコメント
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「ハードウェア レイヤを IBM で、ソフトウェア レイヤをマイクロソフトで、そしてシステム構築や保守などのサービス レイヤを IBM 製品とマイクロソフト製品を統合的に扱える日本ビジネスコンピューターで、という選択肢は、オープン系のシステムで最大限にコストを抑えながらも、最大の安定性を確保したい当社にとって最も理にかなった選択肢でした」

エドワーズライフサイエンス株式会社
インフォメーション
テクノロジー部
部長
垣坂 義 氏 談
社内情報共有基盤として Microsoft Office SharePoint Server 2007 を導入。オフコン ベースの基幹業務システムとの連携も含めて 3 か月で Notes/Domino からのスムーズなリプレースを完了

* *エドワーズライフサイエンス株式会社
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エドワーズライフサイエンス株式会社
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* *牛心のう膜生体弁(人工心臓弁)
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牛心のう膜生体弁(人工心臓弁)
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東京都千代田区にオフィスを構えるエドワーズライフサイエンス株式会社は、米国カリフォルニア州アーバインに本社を置く医療機器メーカー、エドワーズライフサイエンス社の日本法人です。今回、米国本社が社内情報共有基盤を Notes/Domino から Office SharePoint Server 2007 にリプレースすることを決定し、日本法人であるエドワーズライフサイエンス株式会社でもその方針に追従してシステムのリプレースに着手しました。プロジェクトの中では、Notes/Domino で稼働していた旅費精算の業務アプリケーションと、それと連携するオフコン ベースの基幹業務システムとのインターフェイスを新しいプラットフォームでどのように再現するかというチャレンジがあったものの、SI パートナーとして選んだ日本ビジネスコンピューター株式会社との強力なチームワークで課題を解決し、情報共有基盤のスムーズなリプレースを完了しました。また、リプレースの完了後は、ノンコーディングでアプリケーション構築が可能な Office SharePoint Server 2007 の利点を活かして、コストをかけずに紙ベースの業務を電子化していくことが可能になっただけでなく、Office SharePoint Server 2007 の文書管理や Web コンテンツ管理をはじめとする幅広い機能を活用できるようになり、一度の投資を一石二鳥にも三鳥にも活用することができました。


<導入背景と狙い>
社内情報共有基盤を見直しの機会に
Notes/Domino から Office SharePoint Server 2007 へのリプレースを決定


世界市場でシェア No.1 を誇る人工心臓弁をはじめ、重度の循環器疾患治療用製品を取り扱うエドワーズライフサイエンス社は、製品の開発、製造、販売、サービス提供を手がけ、世界 100 か国以上に展開しているグローバル カンパニーです。同社は、ワールドワイドでの情報共有を促進するため、2006 年から社内情報共有システムの見直しを行ってきました。既に Microsoft Exchange Server への移行が完了していたメール システムに続いて見直しの対象となったのは、社内情報共有基盤そのものでした。これまでは、ワールドワイドで Notes/Domino を利用した情報共有を行っていましたが、時代の流れと共に Notes/Domino では、検索やポータルそしてプロジェクト型の共同作業や文書管理といった新しい要件に対応することができなくなり、それらの機能をオールインワンで提供する Office SharePoint Server 2007 の導入を決定しました。そしてその先行していた米国本社での Notes/Domino から Office SharePoint Server 2007 へのリプレース方針に、日本法人であるエドワーズライフサイエンス株式会社も追随することを決定しました。

Office SharePoint Server 2007 の機能図
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Office SharePoint Server 2007 の機能図[拡大図]



<プロジェクトの経緯>
日本ビジネスコンピューターをソリューション パートナーとして
システムのリプレースを 3 か月で完了


Notes/Domino のリプレースにあたって、グループウェア機能を Office SharePoint Server 2007 に置き換えることには特に大きな問題はありませんでしたが、乗り越えなければならないチャレンジが 1 つありました。基幹システムであるオフコンと連携する Notes/Domino の旅費精算システムが存在していたのです。同システムは、社員が入力した Excel ベースの入力帳票に対して、Notes/Domino 上に Lotus Script で作り込まれたロジックで承認ワークフローを回し、上長や経理部門担当者が承認後、基幹システムである IBM AS/400 へ確定情報を反映するというものでした。

垣坂 義 氏
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エドワーズライフサイエンス株式会社
インフォメーション
テクノロジー部
部長
垣坂 義 氏

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プロジェクトに臨むにあたって、同社は明確な方針を持っていました。「今回のシステム リプレースは、できる限りユーザー業務にインパクトを与えることなく移行を完了することを最優先にしたいと考えていました。特にチャレンジであった旅費精算システムに関しても、ユーザーが使い慣れた業務フロントエンドである Excel ベースの帳票や、オフコン ベースの基幹業務システム自身に変更を加えることなく、ワークフロー エンジンだけを、Notes/Domino から Office SharePoint Server 2007 にそっくりそのまま挿げ替えたいと考えたわけです」と語るのは、エドワーズライフサイエンス株式会社 インフォメーションテクノロジー部 部長の垣坂義氏です。

このプロジェクトを進めるために SI ベンダとして選ばれたのは、日本ビジネスコンピューター株式会社でした。「今回のシステム リプレースにあたっては、他のソリューション ベンダからも提案を受けましたが、検討の結果、最適なベンダは日本ビジネスコンピューターであるという結論に達しました。ユーザー業務にインパクトを与えずに手戻りなく短期間にシステムの移行を完了するには、移行先である Office SharePoint Server 2007 はもちろんのこと、移行元である Notes/Domino、そして Notes/Domino と連携している基幹システムおよび Notes/Domino 自体が稼働している IBM AS/400 を熟知していることが欠かせません。当社と一緒になってこの課題を解決してくれるソリューション ベンダは、日本ビジネスコンピューター以外に考えられませんでした」と、垣坂氏は続けます。

そして新規に導入するサーバー ハードウェアには、IBM 製 x86 サーバー製品である IBM System x を選択しました。この選択には、基幹業務システムが稼働している IBM AS/400 を含め、同社の業務系、情報系システムのハードウェアを IBM 製品で標準化することにより、システム全体の可用性を高め、TCO を削減したいという狙いがありました。「ハードウェア レイヤを IBM で、ソフトウェア レイヤをマイクロソフトで、そしてシステム構築や保守などのサービス レイヤを IBM 製品とマイクロソフト製品を統合的に扱える日本ビジネスコンピューターで、という選択肢は、オープン系のシステムで最大限にコストを抑えながらも、最大の安定性を確保したい当社にとって最も理にかなった選択肢でした」と垣坂氏は振り返ります。

日本ビジネスコンピューターを SI パートナーとして 2007 年 11 月にプロジェクトは始まりました。新規導入サーバー ハードウェアの搬入後、2007 年 12 月から 2008 年 1 月末にかけて、Microsoft Windows Server 2003 R2、Microsoft SQL Server 2005、Office SharePoint Server 2007 など、新しい情報共有基盤のために必要なサーバー ソフトウェアのセットアップを行いました。IBM AS/400 だけでなく IBM System x のサーバーにも精通した日本ビジネスコンピューターの技術スタッフにより、これらの一連の作業は 1 か月足らずの期間でスムーズに進行しました。そして構築作業が完了した 2008 年 1 月末から 2 月末にかけて、今度は Office SharePoint Server 2007 上に旅費精算システムを移行する作業に着手しました。

システム概要図
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システム概要図[拡大図]


このアプリケーション移行フェーズでは、ユーザーの使い勝手を以前の旅費精算システムと同一にするためにさまざまな工夫がなされています。そのうちの 1 つは、ユーザーが Excel の帳票上のボタンをクリックするだけでワークフローを開始できるという以前の操作手順をそのまま再現したことです。そのために、Office SharePoint Server 2007 標準のワークフロー画面ではなく、Excel の帳票から Office SharePoint Server 2007 のワークフロー エンジンの承認ワークフロー ステータスを更新する API を呼び出すというカスタマイズを行ったのです。このパターンのカスタマイズは、日本ビジネスコンピューターにとっても初めての経験でしたが、マイクロソフトの開発系技術情報サイトである MSDN を参照しながら得意の .NET 開発スキルを活かして 1 か月後には無事に同機能が実装されていました。そして最終的に 2008 年 2 月末には、新しい情報共有基盤の上で稼働する旅費精算のアプリケーションが完成し、その 1 か月後には本番運用に入りました。

カスタマイズの実装方式図
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カスタマイズの実装方式図[拡大図]



<プロジェクト成果と成功の秘訣>
当初の予定どおり、ユーザー業務へのインパクトなく短期間に移行完了。
成功の秘訣は、情報システム部門の明確なポリシーと、最適なパートナーとの協業


* 大川 哲生 氏
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エドワーズライフサイエンス株式会社
経理部/事業推進部
部長
大川 哲生 氏

「情報共有基盤をスムーズにリプレースし、社内のエンド ユーザーに負荷をかけることなく、旅費精算のアプリケーションを構築したこと。これが、今回のシステム リプレースの最大の成果だったと言えるでしょう。『社内のエンド ユーザーに負荷をかけない』ということが最重要課題でしたから、プロジェクトは成功と言えるのではないでしょうか」と、垣坂氏は振り返ります。

また、新しい情報共有基盤の稼働日を振り返って、エドワーズライフサイエンス株式会社 経理部/事業推進部 部長の大川哲生氏は次のように語ります。「今回、情報共有基盤をリプレースし、新しい情報共有基盤上で旅費精算のアプリケーションを再構築するという話を聞いて、正直言うと最初は戸惑いました。なぜなら、旅費精算の申請を行うユーザーも、申請を処理する経理部門のユーザーも、これまでの Notes/Domino に慣れていたからです。しかし、ユーザー インターフェイスを変えないというインフォメーションテクノロジー部の確固とした移行方針を聞くうちに、不安はなくなりました。実際に本番システムの稼働当日、いくつかの電話での問い合わせはありましたが、特に大きな混乱はありませんでした。ユーザーにとっては入力帳票である業務フロントエンドも、ワークフローを起動する手順も以前とまったく同じであるため、裏で稼働しているワークフロー エンジンが置き換わったことに気がつかなかった社員もいるぐらいではないでしょうか」。

内田 裕之 氏
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日本ビジネスコンピューター株式会社
先進技術
.NETセンター
センター長
内田 裕之 氏

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また、日本ビジネスコンピューター株式会社 先進技術 .NETセンター センター長の内田裕之氏は、「今回のプロジェクトがスムーズに進行した理由は、2 つあると考えています。1 つは、お客様自身が、システム リプレースについて、ユーザーの業務にインパクトを与えないことを最優先するという明確な方針を持っておられたことです。もう 1 つは、お客様から今回のシステム構築のお話をいただいたちょうどそのときに、当社では Office SharePoint Server 2007 を利用した小規模業務ワークフロー (プチ ワークフロー) をサービス メニュー化したいと考え、マイクロソフト社とあらかじめ技術検証を進めていたところだったのです。今回のプロジェクトは、単純に Notes/Domino のグループウェア機能を Office SharePoint Server 2007 に置き換えるだけでなく、Notes/Domino のワークフロー エンジンを Office SharePoint Server 2007 のワークフロー エンジンに置き換え、しかもオフコン上の基幹業務システムと連携をとらなければならない、かつ Notes/Domino 自身も IBM AS/400 上で稼働しているという複雑な案件でしたが、うまく当社の強みを活かしてプロジェクトをスムーズに進行させることができたと思います」と、今回のプロジェクトを振り返ります。

このように、エドワーズライフサイエンス株式会社は、3 か月という短期間で、社内情報共有基盤を Notes/Domino から Office SharePoint Server 2007 に、スムーズにリプレースすることができました。重要なポイントは、今回の情報共有基盤のリプレースが、社内のエンド ユーザーにまったく負荷をかけずに行えたということです。しかしながら、このプロジェクトの意義はそこだけではありません。Office SharePoint Server 2007 が幅広い機能セットのオールインワンであるという特徴を活かして、プラス アルファの業務メリットを実現できたという点です。この点については、今後の展望として語られています。


<今後の展望>
導入した Office SharePoint Server 2007 の活用範囲は広く、
今回の投資は一石二鳥にも三鳥にも


エドワーズライフサイエンス株式会社では、今後、Office SharePoint Server 2007 による社内情報共有基盤を、さまざまな業務に活用することが検討されています。

「まずは、現在紙ベースで行われている業務フローの電子化です。ノンコーディングで業務アプリケーションを作成できる Office SharePoint Server 2007 のワークフロー エンジンと、誰もが使いなれた Excel を入力フォームとして利用すれば、低コストかつ迅速に業務を電子化することが可能です。また、Lotus Script でコーディングするタイプの Notes/Domino のアプリケーションとは異なり、ノンコーディングの部品組み立て型方式で作り上げた Office SharePoint Server 2007 のアプリケーションはメンテナンスも容易です。限られた人員と予算範囲でシステム化を進めていくためには、こういった既存の部品を活用しない手はありません。今後、領収書など紙の書類を添付する必要がない申請業務は、優先順位をつけて、順次 Office SharePoint Server 2007 が提供するワークフローに乗せることを検討していきたいと考えています。たとえば入力項目が複雑な勤怠管理のアプリケーションなどには、今回構築した旅費精算のアプリケーションと同様に Excel を入力帳票として利用するのが効率的ですし、他システムへのインターフェイスを必要としないシンプルな申請業務には、Web ベースの InfoPath Forms Services を活用したいと思います」(垣坂氏)。

部品を活用したアプリケーション設計思想
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部品を活用したアプリケーション設計思想


西山 貴子 氏
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エドワーズライフサイエンス株式会社
広報室
マネジャー
西山 貴子 氏

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「Office SharePoint Server 2007 の活用範囲はワークフローを利用した業務の電子化にとどまりません。Office SharePoint Server 2007 の広い機能セットのうち、ドキュメント管理機能にも注目しています。バージョン管理やアクセス監査などを含めたドキュメント管理の機能を活用することで、製品マニュアルの整備が行いやすくなると考えています。また、近年のコンプライアンスの要求に対応するためには、一部の特別な部門だけではなく全社員が利用できる文書管理システムが必要です。Office SharePoint Server 2007 はまさにそのような文書管理基盤として活用することが可能です」と、垣坂氏は今後の展望を語ります。

さらに、エドワーズライフサイエンス株式会社 広報室 マネジャーの西山貴子氏は、すでに Office SharePoint Server 2007 の Web コンテンツ管理機能を活用して、グローバルで情報を共有するためのポータル「インターコンチネンタル ポータル」が稼働していると言います。「インターコンチネンタル ポータルは、北米、欧州、日本以外の南米やアジアといった地域をカバーするポータルで、私自身が管理しています。これまで日本のイントラネットでも、HTML エディタでコーディングしていたので、更新作業に手間がかかりましたが、現在は Web ブラウザだけで簡単に利用できる Office SharePoint Server 2007 の Web コンテンツ管理機能を使っているので、更新作業に格段に手間がかからなくなりました。それを活かして、南米やアジア地域の事業拠点間でも情報共有を行いたい、との要望に応え、先日インターコンチネンタル ポータルの立ち上げを行いました。Office SharePoint Server 2007 で作成したイントラネット サイトはユーザー インターフェイスが統一されており、基本的な操作性に一貫性があるため、各国のユーザーにインターコンチネンタル ポータルの使用方法を説明する際も、個別の操作説明を行わなくてもすぐに使いこなせるようになることがわかりました」と、西山氏は語ります。つまり、これまでの社内イントラネット Web サイトを Office SharePoint Server 2007 で置き換えることで、IT スキルによらず誰もがタイムリーに情報を共有することができるようになったのです。

以上のように、エドワーズライフサイエンス株式会社は、最適なパートナーである日本ビジネスコンピューターとタッグを組むことで、既存の Notes/Domino をスムーズに Office SharePoint Server 2007 へリプレースすることに成功し、課題であった旅費精算のアプリケーションをユーザーの業務に支障を与えることなく移行することができました。しかも Office SharePoint Server 2007 の導入によって、これまで Notes/Domino で実現されていたグループウェア機能をシステム的に入れ替えただけではなく、開発効率や運用効率のよいノンコーディングの業務アプリケーション構築の実現、文書管理や Web コンテンツ管理などの現場業務で求められていた機能セットの提供が同時に実現され、単なるリプレースではなく、業務に直結するプラス アルファのメリットを提供することができました。エドワーズライフサイエンス株式会社の事例は、Notes/Domino をリプレースすることについて同様の事情を抱えている中堅企業様にとっても参考となる一例でしょう。



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本ケーススタディは情報提供のみを目的としています。Microsoftは、明示的または暗示的を問わず、本書にいかなる保証も与えるものではありません。
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