 |
会員数 12 万人・1 日 80 万ページビュー
Microsoft® Windows® 2000 Datacenter Serverを要に据えた
国内 NO.1 の「旅行総合サイト」
|
 |
株式会社ジェイティービー (以下JTB)が提供する旅行総合サイト。順調な伸びを示す売上実績・獲得会員数は、旅行関連商品やサービスに対する利用者の期待の高さを物語っています。会員数 12 万人・1 日のページビュー 80 万件・ 2001 年 3 月期の売上見込み 60 億円(共に 2000 年 12 月時点での予測)と言われる JTB の Web サービスを支えているのは、Windows 2000 Datacenter Server を核とするマイクロソフト製品です。
<サービス開始の経緯>
生き残りを賭けた戦略としてインターネットビジネスを開始、
「新境地」を切り開く


株式会社
ジェイティービー
市場開発部
インターネット
推進チーム
研究員 矢嶋健一 氏
 |
 |
生き残りを賭けた戦略としてインターネットビジネスを開始、「新境地」を切り開く「インターネットに対する期待と同時に、生き残りに向けた強い“危機感”が、ネットビジネスへの早い取り組みを牽引したと感じています」。株式会社ジェイティービー市場開発部研究員の矢嶋健一氏は、インターネットビジネス開始に至った経緯について、こう語ります。
90 年中頃、米国を中心にインターネットビジネスが大きな発展を遂げる中、一部の既存ビジネス存続に関する疑問視の声が挙がりました。旅行代理店業もその中の 1 つ。ネットワークの発展によって、既存の実店舗ベースでの旅行代理店業が不要になるのでは? という仮説をJTBでは重く考え、ビジネス基盤のロードバランシングを図る意味も含め、インターネットビジネスに着手。情報発信が中心の初期 JTB ホームページによるサービスを、95 年 4 月に開始しました。
危機感からスタートしたとも言えるWebサービスですが、予想を上回る伸びを見せ、98年3月にはネットワーク上で予約・決済までを完結できる「JTB INFO CREW」がスタート、インターネット旅行サービスNo.1 の位置付けを確固たるものにしました。昨年の実績では、インターネットによる取引額は約 30 億円に達し、その後も順調な伸びを示しています。
システムについては、当初UNIXを使用していましたが、97 年 4 月には、Microsoft Windows NT® 4.0 をベースにリプレースを行い、現状では Windows 2000 Server を中心とするシステム構成になっています。
「 JTB は営業中心の企業ですので、UNIX 技術者は社内におりません。認知度が高く、取り扱える技術者が内外共に豊富な Windows を採用したのは、結果的に正解だったと思っています。1 日 80 万ページビューを越えるトラフィックでも非常に安定した稼動を実現しています」(矢嶋氏)。危機感は、次第に“新境地”を開拓したという充実感に変わっていったと言います。
<システム概要>
システム基盤はマイクロソフト製品で統一、
会員情報管理に向けたシステムの心臓部には Windows 2000 Datacenter Server を
システム基盤はマイクロソフト製品で統一、会員情報管理に向けたシステムの心臓部にはWindows 2000 Datacenter Server を採用。JTB の Web サイトを機能面から大別すると、旅行情報を提供する「参照系」と呼ばれるシステムと、旅行商品の検索から予約・決済までを司る「予約系」と呼ばれるシステムの 2 つに分かれます。ユーザーは、商品カタログとして位置付けられる参照系システムで旅行情報等を取得し、ここである程度プランが固まると、予約系システムへ飛び、ホストコンピュータと通信を行って予約を成立させ、決済に向けた手続きを完了させた後、また参照系システムに戻るという手順をたどります。決済に関わるオペレーションでは、クレジットカード番号をインターネット上でやり取りしない「ファースト・バーチャル方式」を採用、個人情報のセキュリティには特に慎重な姿勢を取っています。同様に、サーバー上に格納されたデータ保護にも最大限の注意を払っています。
「お客様の個人情報、例えば、お名前・住所・電話番号・メールアドレス、そしてクレジットカード番号等は、最も大切で、かつ機密性を要する情報と言えます。当然、これらの情報を管理するサーバーシステムにも、高可用性・安全性、そして今後の拡張にも耐えられる柔軟性が要求されます。様々な角度から検討した結果、マイクロソフトの Windows 2000 Datacenter Server と SQL Server 2000 のコンビネーションを採用しました」(矢嶋氏)
予約系システムの要とも言える会員情報管理用のサーバーには、日本ユニシス株式
会社が提供する 32CPU まで拡張可能な ES7000 を採用、現在は 8CPU・2 ノードの構成で運用しています。Windows 2000 Datacenter Server を核に、SQL Server 2000 Enterprise Edition と MSCS によるクラスター構成で安定運用を図っています。日本ユニシス株式会社によると「私たちは e 時代のメガ・ビジネスを支える IT インフラ“Windows Data Center”を提唱しています。新世代 OS Windows 2000 Datacenter Server を中心に、その性能を最大限に引き出すハードウエア Unisys e-@ction Enterprise Server ES7000、大規模/高信頼性システムの実証提案検証を行う Windows 2000 Center of Excellence、また、ハードウエアのみならずソフトウエアの 24 時間 365 日サポートも可能にするエクセレントサービスなどを提供しています」
“JTB INFO CREW”においても、これらの製品により 24 時間連続運転の高可用性と急激な Web アクセスの増加に対応できる拡張性を実現しました。

図1 :JTB のサービス・システム
<今後の展望> 企業間連携にも意欲、XML をベースとする .NET 対応も視野に入れる
「非常に技術の進歩が早い分野におりますので、“いかにその流れについて行くか”ということを常に考えています。システムも同様で、2 倍・3 倍に膨れ上がるビジネス規模に、柔軟でかつ迅速に対応できるシステム基盤が必要でした。そんな中で選択したマイクロソフト製品は、充分期待に応える結果を出しました。正しく理解し開発すれば、安定したハイパフォーマンスなシステムを構築できることが証明できました。これはJTBサイトをご利用頂ければ実感できると思います。更に、新しいテクノロジである.NET(ドットネット)製品にも期待しています。企業間連携を支える技術として XML を核に据えた.NET製品は、今後のシステム基盤として検討していこうと考えています」(矢嶋氏)
95 年 4 月に UNIX プラットフォームで始まった JTB の Web サービスは、Windows NT、Windows 2000 と進化し、更なるサービス向上を目指し.NETプラットフォームに拡張されようとしています。
|
|
|  |
本ケーススタディに記載された情報は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。
本ケーススタディは情報提供のみを目的としています。Microsoftは、明示的または暗示的を問わず、本書にいかなる保証も与えるものではありません。
|
|
 |
|
|
|