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Microsoft Exchange Server 2003 と Exchange ActiveSync の導入によって、LandAmerica の従業員はコンパクトな Windows Mobile software for Pocket PC Phone Edition* を搭載した Verizon Wireless Samsung i700 を使って、あらゆる場所からいつでも電子メールにアクセスできるようになりました。 ActiveSync の導入によって、携帯端末をデスクトップPCと確実に同期化できます。この端末によって LandAmerica の社員は、所有権保証やその他の不動産関係取引に関する顧客ニーズに迅速に応えられるようになりました。Windows Server 2003上のMicrosoft Exchange Server 2003 にアップグレードしたことで、リモートおよび支店社員の生産性も向上し、Microsoft のキャッシングと圧縮技術によって電子メールアクセスも速くなりました。
<状況>
125 年以上前に設立された LandAmerica は、米国屈指の所有権保証会社です。バージニア州リッチモンドに本拠地を置く同社は、米国内に 700 以上の支店を持ち、10,000 名以上のアクティブエージェントを通して、米国、カナダ、メキシコ、ラテンアメリカ、カリブ海沿岸諸国、中南米の個人向けおよび商用不動産に関する所有権保証、その他の不動産取引サービスを提供しています。LandAmerica は業界のリーダーとして、ターンアラウンドタイム、サービス、コスト削減など、新規顧客の獲得や既存顧客のロイヤリティを維持するため、常に新しい仕組みを模索しています。
近年 Microsoft Windows® 2000 Server 上にて稼動する Microsoft® Exchange Server version 5.5 の機能では、LandAmerica のニーズに応えられなくなっていました。同社の成長率は高まり、スパムメールの増加によってデータベースが拡大したため、1 台のサーバで 1 つのデータベースしかサポートできない Exchange Server 5.5 では対応できなくなったのです。
LandAmerica の支店の多くが、30 名以下の社員数で、256 Kbps のフレームリレーで大規模な通信サイトに接続し、コアサイトに複数の T1 (1544 Mbsp) 経由で接続しています。コアサイトは ATM (Asynchronous Transfer Mode) 回線経由で LandAmerica の 2 つの主要なデータセンタに接続されています。したがって小規模の支店にとっては帯域幅の有効活用が特に重要です。しかし、圧縮機能とローカルキャッシュ機能が十分ではなかったため、支店の接続速度は低下していました。ユーザが電子メールや添付ファイルを開こうとするたびに、リッチモンドの Exchange Server システムからダウンロードしなければなりませんでした。
スピードが求められる所有権保証業界では、顧客に対する迅速な対応が不可欠であるため、社員はリモートおよび携帯電子メールソリューションの向上をますます必要としていました。同社は Exchange Server 5.5のOutlook® Web Access を導入し、在宅勤務または出張中の社員向けに Web ベースの電子メールアクセスを提供しました。しかしこのバージョンではユーザニーズを満たすことができませんでした。また携帯ユーザに対して電子メールへのワイヤレスアクセスを提供するため、BlackBerry デバイスを導入しましたが、デスクトップコンピュータ上の電子メールと完全に同期化して、添付ファイルのサポートなど、すべての機能を備えた電子メールソリューションも必要でした。
さらに同社では、電子メールデータベースを効率よく管理したいと考えていました。 使用していたExchange Server 5.5 のデータベース数は、企業の成長とスパムメールの増大によって 1 年以内に倍になってしまいました。データベースは巨大化し、IT 部門による DB の最適化 (デフラグ) 作業には膨大な時間がかかるようになっていました。
LandAmerica はさらに、ボリュームシャドーコピーサービスと呼ばれる Microsoft Windows ServerTM 2003 の新しい機能とExchange Server 2003 を使って、障害復旧機能を向上したいと考えていました。ボリュームシャドーコピーサービスは、ポイント-イン-タイム バックアップをサポートしています。
<ソリューション >
LandAmerica は Windows Server 2003 上の Exchange Server 2003 にアップグレードしました。クライアント側では、Windows XP または Service Pack 3 以上の Windows 2000 Professional で稼働する Microsoft Office Outlook 2003 メッセージングおよびコラボレーションクライアントを導入しました。Exchange Server 2003 が、1 台で複数のデータベースやストレージグループをサポートしており、ボリュームシャドーコピーサービスを提供しているため、アップグレードがすぐに決定しました。
同社では現在リモートユーザ向けに、最新の Outlook Web Access と Outlook Mobile Access を Exchange ActiveSync® 技術と併用しています。また、Windows MobileTM software for Pocket PC Phone Edition が搭載された Verizon Wireless Samsung i700 デバイスも提供しています。Samsung i700 デバイスは電話と Pocket PC の統合端末で、米国内の Verizon Wireless のデジタルワイヤレス音声およびデータネットワークで使用できます。
LandAmerica は Exchange Server 5.5 を稼働していた 5 台のサーバをWindows Server 2003 上の 3 台の Exchange Server 2003 に統合し、障害復旧用のボリュームシャドーコピーサービスも実現しました。
<利点>
Windows Server 2003 上の Exchange Server 2003 と Outlook 2003 クライアントにアップグレードすることで、LandAmericaは携帯ユーザの生産性向上、支店ユーザのパフォーマンス強化、リモートユーザ環境の改善、スパムフィルタリング、管理しやすい Exchange Server データベース、障害復旧用のボリュームシャドーコピーサービスなど各種の利点を得ることができました。
ユーザの生産性向上
LandAmerica は Windows Mobile software for Pocket PC Phone Edition を搭載した Verizon Wireless Samsung i700端末を導入しています。この端末は、Verizon Wireless National Accessネットワーク上で機能し、携帯電話ユーザ向けに携帯電話とワイヤレス電子メール機能の両方を提供します。顧客ニーズに迅速に応えなくてはならないLandAmerica の社員にとって、携帯端末は重要です。同社では Research in Motion(RIM)BlackBerry 端末を使ってワイヤレス電子メールアクセスを提供していましたが、Outlook Mobile Access、Exchange ActiveSync 、Verizon Wireless の高速ネットワークがサポートしている Pocket PC のほうが、機能が豊富で生産性が高いことがわかりました。
同社のエンタープライズサービス部門のアシスタントバイスプレジデントである Jack Kinsey 氏は次のように語っています。「BlackBerryはリアルタイムに電子メールを配信しましたが、添付ファイルをネイティブ形式で開くことができなかったため不満を感じていました。Outlook Mobile Access、Exchange ActiveSync、 Pocket PCのほうが優れたユーザ環境を提供してくれます。今では Microsoft Office Word や Excel の添付ファイルをテキストコンバータを使わずにネイティブ形式で開くことができるようになりました。またハイパーリンクをクリックして Web にアクセスすることもできます。また、ActiveSync によってデスクトップシステムとの電子メール のワイヤレスな同期化が非常に簡単になりました。社員は Verizon Wireless のサービス提供範囲に関しても満足しています。」
ActiveSync によって自分の PC へ送られた電子メールにいつでもアクセスすることができます。
LandAmerica の社員は、Exchange Server Global Address List へのワイヤレスアクセスが可能になった点も喜んでいます。これによって、Pocket PC 上にない電子メールアドレスを検索することができるからです。
Kinsey 氏によると、「従来の BlackBerry 端末では、アドレスを事前に調べて連絡先リストに保存しておく必要がありました。同様に、過去の電子メールを参照したい場合で、端末上にない場合はどうしようもなかったのですが、Outlook Mobile AccessとExchange ActiveSync の導入によって、自分の全電子メールにアクセスでき、グローバルアドレス、電話番号も調べることができるようになりました。これによって作業環境がはるかに向上しました。」
Kinsey 氏は携帯電話、ワイヤレス PDA、BlackBerry 端末の毎月の通話料を統合したことによる利点も得られていると指摘しています。
Kinsey 氏はさらに次のように語っています。「電話、電子メール、Web アクセス、情報保存を行うことができる統合端末が必要なのです。これによって社員 1 人あたりの毎月の通信費を削減することができます。ActiveSync 機能を搭載した Pocket PC は、そのニーズを満たす製品だと考えました。」
支店ユーザのパフォーマンス向上
LandAmerica のネットワークデザイン部門のアシスタントバイスプレジデントである Ken Meszaros 氏は、Exchange Server 2003 と Outlook 2003 の導入は、キャッシングと圧縮機能が得られ、帯域幅の有効活用が可能になるため、支店にとっても非常に意味のあることであると語っています。
Outlook 2003 ベースのクライアントはキャッシュ Exchange モードを使って、ローカルクライアントマシンからほとんどの電子メール処理を行うので、サーバに対するデータリクエスト頻度が下がり、クライアントとサーバ間の帯域幅の有効活用が促進されます。
これによって電子メールへのアクセスが速くなり、エンドユーザ環境がはるかに向上するので、特にリモートや支店ユーザにとっては大きな利点となります。また、ユーザはサーバや WAN リンクに障害が発生した場合でも、Outlook を利用し続けることができ、ネットワークが中断しても、オフラインのプロファイルでOutlookを再起動する必要がなくなります。
Exchange Server 2003 は Outlook ベースのクライアントに情報を送信する前に、すべてのメールボックスコンテンツを圧縮するため、さらに帯域幅の有効活用が行われます。Meszaros 氏は、キャッシングと圧縮の利用によって、WANトラフィックが 30 % 削減されたと考えています。
Meszaros 氏は次のように語っています。「キャッシュ Exchange モードと圧縮によって、ユーザ環境は向上しました。Exchange Server 5.5 では、ユーザが電子メールを開くたびにリッチモンドのサーバから再度ダウンロードしていました。新しい Exchange Server と Outlook クライアントによって、ネットワークトラフィックが大幅に削減されました。これによってミッションクリティカルなクライアント/サーバアプリケーションにより多くの帯域幅を活用できるようになります。」
リモートユーザ環境の向上
LandAmericaのリモートユーザは、Exchange Server 2003 の拡張された Outlook Web Access インタフェースにも満足しています。Kinsey 氏は次のように語っています。「これまで Outlook Web Access の機能は決して豊富とはいえませんでした。古い技術でしたが、Web サイトの進化とルックアンドフィールの向上に伴い、 Outlook Web Access も進化しました。そして今では Outlook 2003 クライアントのような外観を備えています。これによってトレーニングの必要がなくなり、リモートユーザにとってもより使いやすくなりました。」
Meszaros 氏によると、LandAmerica は S-HTTP (Secure Hypertext Transfer Protocol) に対して RPC (リモートプロシージャコール) を使用して、リモートユーザが Office 2003 クライアント機能をフルに活用できるようにする Exchange Server 機能を採用する予定だということです。
Meszaros 氏は次のように語っています。「リモート通信用に VPN (仮想プライベートネットワーク) を使用しなくても済むようにしたいいと考えています。RPC over HTTPによってリモートユーザは、完全な Outlook 2003 クライアントを使用して、VPN 接続を行わなくてもインターネット経由で直接電子メールにアクセスできるようになります。これによって、ユーザによる PST (個人用フォルダ) 機能の利用は実現しながら、IT 部門による VPN のサポートが不要になります。」
スパムフィルタリング
LandAmerica は Exchange Server 2003 ソリューションでサードパーティスパムフィルタリングシステムを設定しており、ユーザが Outlook 2003 を使って第 2 のフィルタリングレイヤを適用できるようにしています。しかし、間違ったスパムフィルタリングを避けるためにサーバレベルでのフィルタリングをある程度緩くしなければなりませんでした。それに対応して、各ユーザは独自の判断によって Outlook でスパムフィルタリングを強化できるようになったので非常に便利です。
Meszaros 氏は次のように語っています。「エンドユーザは Outlook 2003 と Exchange Server 2003 のスパムフィルタリング機能に魅力を感じてアップグレードをすることも多いのです。フィルタリング機能がなかったときは、スパムメールを除外して、本当に必要なメールだけにすることは非常に時間のかかる作業でした。スパムメッセージを別なフォルダに正確に分類してくれる Outlook の機能は注目に値します。これによってユーザはジャンクメールフォルダを時間のあるときに確認して、正しいメールが間違ってそのフォルダに入っていないかを調べ、必要に応じてフィルタリングを調整できるようになりました。ただし、このように本来正しいメールが間違ってフィルタリングされてしまったといったことはほとんど聞いたことがありません。」
管理しやすい Exchange Serverデータベース
IT の観点からすると、Exchange Server 2003 では 1 台のサーバで複数のデータストアを作成できる点が最も魅力的といえます。Exchange Server 5.5 では 1 台のサーバで 1 つのデータベースしか作成できませんでした。しかし、サーバデータベースが拡大すると、オフライン保守作業を行う時間がなかなかとれなくなります。Exchange Server 5.5 では、LandAmerica は 5 台のサーバで 12,000 のメールボックスをサポートしており、各サーバ上のデータベースは 100 ギガバイト以上のサイズでした。
Kinsey 氏は次のように語っています。「どのようなデータベースも保守はしなければなりません。空きスペースの除去、最適化、テーブルのクリーンアップ、データの整理などを行う必要があります。しかしデータベースが巨大化すると、それを行うのに数日はかかります。Exchange Server データベースの保守は長年頭痛の種でした。新しい装置の導入に伴い、ユーザメールボックスを、 1 台のサーバから別なサーバに何度も移動しなければならず、それには非常に時間と手間がかかっていました。
Kinsey はさらに次のように語っています。「Exchange Server 2003 では 1 台のサーバ上のデータを複数のデータストアに分割できるので、保守、バックアップ、復元が簡単に行えるようになりました。これによって、通常の保守作業でデータを確認し、最適化することができるようになりました。これは従来のデータベースでは行えなかったことです。」
障害復旧用のボリュームシャドーコピーサービス
LandAmerica のソリューションは、NetApp Storage Area Network (SAN) と ボリュームシャドーコピーサービス (Windows Server 2003 の機能) を併用することで、障害復旧用のポイント-イン-タイム バックアップをサポートしています。ボリュームシャドーコピーサービス機能によって、Exchange Server 2003 データベースのバックアップと復元に要する時間を大幅に短縮することができます。LandAmerica は NetApp が本年後半にリリースする予定の Exchange Server 2003 用の SnapManager をボリュームシャドーコピーサービスと一緒に利用します。
さらに、 NetApp の SnapMirror 技術を使って万が一の際に代替利用できるようにデータバックアップが行えるので、Exchange Server 環境の継続運用性が確保できます。
Microsoft Windows Server SystemTM は総合的な、統合/相互操作機能を兼ね備えたサーバインフラストラクチャとして、迅速なビジネスソリューションを簡単に構築、導入、接続、運用できるようにします。Windows Server System によって顧客は IT 資産を有効活用することができるので、新しいビジネス上の価値を創造できます。 Windows ServerTM オペレーティングシステムをベースにした Windows Server System は、データ管理と分析、エンタープライズの統合、社員向けのポータル、業務の自動化、通信とコラボレーション、そしてセキュリティや導入、システム管理などの主要なIT業務に信頼性の高いインフラストラクチャを提供します。Windows Server System に関する詳細は、以下の Web サイトをご覧ください。
http://www.microsoft.com/japan/windowsserversystem/default.mspx
携帯ユーザは、Windows Mobile を使って人と情報に自由にアクセスすることができます。使いやすく強力なこのシステムを使えば、大切な情報にいつでもアクセスできます。Microsoft Windows Mobile Software に関する詳細は、以下の Web サイトをご覧下さい。
http://www.microsoft.com/japan/windowsmobile/
この事例は、情報目的のためにのみ提供されています。明示的または暗示的に関わらず、この事例について、マイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。
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