ニフティ株式会社

掲載日: 2005 年 7 月 13 日
インターネットビジネスのノウハウを活かし大規模コマースサイトを構築。
実績と可用性で Microsoft® Windows Server™ 2003 を選択。

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ソリューション概要

プロファイル
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ニフティ株式会社 leave-ms は、国内最大級のインターネットサービス「@nifty (アット・ニフティ)」を運営するインターネットサービス事業者 (ISP) です。ブロードバンド時代に即した高品質で利便性の高いインターネットサービスの提供に注力しており、お客様に満足していただけるサービスを提供するブロードバンド時代の No.1 ISP を目指しています。

シナリオ
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大規模コマースサイトの基盤に Windows Server を採用、低コスト、安定稼動な環境を実現

ソフトウェアとサービス
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Microsoft Windows Server 2003
Microsoft SQL Server 2000

パートナー

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NTT コミュニケーションズ株式会社 leave-ms

メリット

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Windows Server 2003 の採用によって、10 万件以上の商材を扱う大規模 e- コマースサイトを、低コストで安定稼動させることができます。

ユーザーコメント
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「Windows Server による新システムの構築はニフティの中でも先鋭的なプロジェクトとして注目されていたので、Windows への偏見を打ち破って成功できたことをうれしく思っています。これで安定したインフラが手に入りました。ここからが“当社ならではの e- コマース”の本番です。e- コマース ビジネス全体が前年比 140 〜 160 %と大きな伸びを見せているので、当社はぜひそれ以上いきたいですね。最終的には、アット・ニフティのサービス ビジネスの 20 %程度の売上高を確保できるまでには成長させたいと考えています」。

ニフティ株式会社
サービスビジネスグループ
ショッピングサービス部 課長
花川 郁雄 氏 談



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ニフティ株式会社
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インターネットサービスプロバイダ (ISP) 大手のニフティ株式会社は、e- コマースビジネスの本格展開にあたり、Windows Server 2003 をプラットフォームに採用。選択の決め手となったのは、e- コマース分野での豊富な運用実績と可用性、低コスト運用への期待でした。


<導入の背景>
“お客様志向”に基づき、自社コマース サイトを構築


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ニフティ株式会社
サービスビジネスグループ
ショッピングサービス部
課長
花川 郁雄 氏

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1987 年にネットワークサービスを開始し、ブロードバンド時代においても成長を続けるインターネットサービス「アット・ニフティ」を運営しているプロバイダ (ISP) 大手、ニフティ株式会社 (以下、ニフティ) のモットーは、「インターネットのよき案内役として、お客様のより良い人生を実現するお手伝いをすること」。これまでも高い評価を獲得してきたサービスの品質、コンテンツ、安心の各領域において、より一層磨きをかけ、お客様のすべてがブロードバンドを便利に快適に利用できるよう、お客様の満足を第一に考えたサービスを提供しています。

IP 電話サービス「@nifty フォン」やウェブログサービス「ココログ」などの、ニフティが提供しているサービスの 1 つに、1999 年 11 月よりサービスを開始したショッピング総合ポータルサービス「Shopping@nifty」があります。

そして、2001 年。ニフティは、ブロードバンドの普及などにより市場競争が激化する中、サービスの強化徹底を図るべく、コマースサイト「アット・ニフティストア (@nifty.Store leave-ms)」の運営を開始。アット・ニフティ ユーザーの間で関心の高い、PC や PC 周辺機器・ソフト、そして各種デジタル家電を中心に据え、ファッションブランドから旅行やチケット販売までの買い物サイト「Shopping@nifty」とは違う、“専門分野に集中した品揃えと、充実のサービス”で展開しています。

ニフティ サービスビジネスグループ ショッピングサービス部 課長 花川郁雄氏は、「アット・ニフティストア」誕生の経緯を次のように説明します。

「お客様の視点でサービスを強化していくためには、お客様の属性やニーズを知ることが重要となります。テナントを募集して運営するショッピングモールだけでは、『どのような商品にニーズが集まっているか』、『どのような層の人たちが商品を購入しているか』などといった情報は、出店している EC サイトに集まるだけで、当社には蓄積されません。また、お客様に対し、“より付加価値の高いサービス”を提供するうえでも、自社ブランドによるショッピングサイトを立ち上げることが有効であると判断しました」。

こうして始められた「アット・ニフティストア」は、順調に推移。しかし、当時採用していた e- コマース用アプリケーションが小中規模ショップ向けであったため、展開する商品点数が 1 万点、2 万点と増えるに従い、注文数が増えていき、日々の運営に不都合が生じるようになっていきました。

ニフティ サービスビジネスグループ ショッピングサービス部 芦田亮介氏は、次のように振り返ります。

「たとえば、コンビニエンス ストアを利用した決済機能や、取引先への発注機能の自動化が困難であったので、受注が集中したときには、担当者が朝 7 時に出勤して手作業で発注処理を行ったりしていました。扱い商品が数百点規模だったころには対応できていましたが、売れれば売れるほど手作業に追われるなど運用管理の負荷が高くなり、扱う商品の検討や翌月のプロモーション活動の企画や仕込みなどの、本来の店舗業務には手が回らないという本末転倒が起こっていました」。

この状況を改善すべく、ニフティでは 2003 年 6 月にシステムの全面見直しを決断。複数のシステム提案を検討した結果、選ばれたのが、Windows Server 2003 をプラットフォームとした NTT コミュニケーションズ株式会社 (以下、NTT Com) の提案でした。


<システム構築について>
100 社を超える運用実績と、高い連続可用性が決め手


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ニフティ株式会社
サービスビジネスグループ
ショッピングサービス部
芦田 亮介 氏

NTT Com が提出したプランは、Windows Server 2003 のプラットフォーム上に、カスタマイズした e- コマース向けソフトウェアを搭載した「アット・ニフティストア」専用のサーバーを配備し、運用、保守をサポートするというものでした。

選定に際して、ニフティ社内に「可用性、安定性という点で、UNIX サーバーの方が一日の長があるのではないか」という意見もありましたが、Windows プラットフォームの e- コマースサイトを 100 社以上数百サイトで運用、保守していた実績と、同社の要求する 99.99 %以上の連続可用性も、他社サイトの実績から「実現可能」と判断されたことが、NTT Com の提案を採用する決め手になったと花川氏は言います。

「われわれはエンジニアではないので、『UNIX でなければ』とか『Windows では心配だ』といったような偏見はありませんでした。望む機能が、どれだけのコストで、どれだけの拡張性をもって得られるか。選択のポイントはそこにありました。純粋に、NTT Com の Windows プラットフォームでの豊富な運用実績、可用性実績、同社の e- コマースにおけるノウハウ、また Windows を利用することによる低コスト運用を評価して、採用を決定したのです」(花川氏)。

「この運用実績に加えて」と、芦田氏が続けます。「NTT Com からは、サポート方針や将来計画についての明確な提案もあり、パートナーとして非常に信頼できると判断したことも理由の 1 つです。NTT Com では、まず当社の要望に最も近いソフトウェアを選定したうえで、“必要な機能だけ”を選別して、無駄のないカスタマイズを行ってくれました」。

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NTT コミュニケーションズ株式会社
プラットフォームサービス部
三竹 大和 氏

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こうして実現した新しい「アット・ニフティストア」では、サーバーとして Windows Server 2003 を 4 台配備。そのうち 2 台が Web サーバーで、Web アプリケーションサーバーとして IIS(Internet Information Services) 6.0 が稼動しています。残りのうち 1 台がデータベースサーバーで、こちらは Microsoft SQL Server™ 2000 。もう 1 台はステージングサーバーとして利用されており、IIS 6.0 、SQL Server 2000 が搭載されています。

システム構築を行った NTT コミュニケーションズ株式会社 プラットフォームサービス部 三竹大和氏は、次のように説明します。

「実はシステムを提案した当初は、Microsoft Windows® 2000 Server ベースの構成を予定していました。しかし、提案過程で、新しく登場した IIS 6.0 と Windows Server 2003 の組み合わせによる可用性向上が大きく期待できたことから、急きょ構成を変更しました。Web ブラウザ上に表示するページの生成から、バックエンドでの受発注に関する管理面など、e- コマースサイトでは数多くのアプリケーションが連携します。IIS 6.0 では、サーバーのメモリ内で各アプリケーションの動作を分離させることができるので、仮に 1 つのアプリケーションに負荷がかかった場合でも、それが元でサイト全体に影響を及ぼすことはありません」。


<システム導入の効果>
インフラの安定稼動で本来のコマース業務に専念できる体制が確立


* 図
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システム構成図 [拡大図]
Windows Server 2003 を利用した新システム構築から 1 年。「アット・ニフティストア」は、商品の登録点数 約 10 万点を達成すると共に、月間 100 万ユーザーを目指す大システムに成長。きわめて順調に稼動しています。深刻なシステムトラブルはまったくなく、2004 年 4 月に実施された消費税の総額表示への対応のために、1 日の遅延も許されなかった新システムの立ち上げにも、すべて想定内の時間、作業量で終了しました。

導入成果として最も大きいのは、運用管理負荷の軽減であると、花川氏は言います。

「システムの自動化が進み、約 6 万点におよぶ日々の商品情報更新も、大手取引先への発注業務も、まったく人手を介さずに済むようになりました。担当者が 7 時に出勤して手作業を行うような事態が解消されたのです。

運用管理負荷が軽減した分、注力すべき企画業務に多くの時間を割けるようになりました。季節の行事に合わせたプロモーションをタイムリーに打てるようになったため、ビジネス チャンスも大きく広がっています。なにより、10 万点まで商品数を増やせたことが、安定的なシステム稼動が実現した成果であると言えます」。

「システム再構築後の『アット・ニフティストア』は、当初想定したページ表示スピードも、しっかりとクリアしています。以前には、当社内に Windows Server の稼動実績があまりなかったため、パフォーマンスやセキュリティ機能に対し一部に懸念があったことは事実です。しかし、ふたを開けてみるときわめて安定した稼動を続けており、選択は間違いではなかったと満足しています」と、芦田氏は説明します。


<今後の展開>
今後は新しい視点でのデータ マイニングやサービス連携に注力


e- コマースの世界でも、毎年 12 月は大きな商戦シーズンとなっています。 日々予想を超えたアクセス数をマークしている「アット・ニフティストア」では、一段とアクセスが増える 12 月に向け、瞬間的なアクセスの増大にも耐えられるように、近々、機能を増強することが予定されています。

さらに、データベースに蓄積したサイトアクセスログを詳細分析するための機能拡張、「ココログ」と「アット・ニフティストア」の連携、全社プロモーション企画との連携、同社会員誌 (walk@nifty) との連携と、いくつもの計画や構想が今後の取り組みの候補として上っています。

「Windows Server による新システムの構築はニフティの中でも先鋭的なプロジェクトとして注目されていましたので、成功できたことをうれしく思っています。安定したインフラが手に入りましたし、ここからが “当社ならではの e- コマース”の本番です。e- コマース ビジネス全体が前年比 140 〜 160 %と大きく伸びているので、当社ではそれ以上に行きたいですね。最終的には、アット・ニフティのサービス ビジネスの 20 %程度の売上高を確保できるまでには成長したいと考えています」(花川氏)。

充実したサービスでユーザーの心をがっちりつかんできたニフティでは、今後も新しいアイディアあふれる新時代のコマース ビジネスを展開されていくことでしょう。

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