新潟県立看護大学

掲載日: 2007 年 11 月 22 日
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ソリューション概要

プロファイル
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新潟県立看護大学は 2002 年 4 月に開学した単科大学で、大学院研究科看護学修士課程も併設しています。「地域に根ざした看護科学の考究」を使命に、看護学を深く学ぶことで、自らの専門性を高めるために生涯学習することに励むことのできる人材の育成をめざしています。

ソフトウェアとサービス
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Microsoft Forefront Client Security
the 2007 Microsoft Office system
Microsoft Windows Vista

メリット
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Windows Vista とシームレスに統合できるクライアント セキュリティ ソリューションとして、Microsoft Forefront Client Security を採用。TCO 削減、管理の容易さ、および動作の快適さというメリットを得ることができました。

ユーザーコメント
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「ウイルス対策ソフトがマシンの動作のボトルネックにならず、作業が快適に進むことに満足しています」

新潟県立看護大学
情報処理学講座
准教授
橋本 明生浩氏

全学の包括ライセンス契約のもと、Microsoft Forefront Client Security を全面導入。TCO を削減し、快適に作業できるデスクトップ環境を整備。

* 新潟県立看護大学 校舎
*新潟県立看護大学 校舎
新潟県立看護大学は、看護系の単科大学として 2002 年に開学した新しい公立大学です。看護師としての仕事と IT が切り離せなくなってきている今、学生に最新の IT 環境を使って学んでもらうことが必要だという考えに基づき、学生が使うすべての PC には Windows Vista とデスクトップ環境のウイルス対策ソリューションとして、セキュア デスクトップ パッケージの Microsoft Forefront Client Security を導入。包括ライセンス契約による大幅な TCO 削減だけでなく、Windows Vista と Microsoft Forefront Client Security によってセキュアなデスクトップ環境を構築し、管理者にはセキュリティ運用管理を行いやすいしくみも実現しました。これにより、PC への負荷も軽くなり、学生や教職員からも「今までよりもストレスなく PC を使える」と好評を得ています。


<導入背景とねらい>
IT リテラシーは現代の読み書きそろばん


新潟県立看護大学は 2002 年 4 月に開学した若い単科大学です。医療の現場で働く看護師を養成するだけでなく、看護学を深く学ぶことで、自らの専門性を高めるために生涯学習することに励むことのできる人材の育成をめざしています。2006 年 4 月には、大学院研究科看護学修士課程も開設。「地域に根ざした看護科学の考究」を使命に、優れた人材の育成をめざしています。

同大学は開学以来、教育における IT 活用に力を注いできました。講義として 1 回生の前期に情報科学、後期に情報処理を学び、3 回生はデータ処理の授業が必修。授業のレポートを電子ファイルで提出させるなどの試みも、早くから行ってきました。そのねらいについて新潟県立看護大学 情報処理学講座 准教授 橋本 明生浩氏は次のように話します。「電子カルテが整備されるなど、医療の現場では IT 活用が進んでいます。これからの時代に看護にかかわる人にとって、いわゆる読み、書き、そろばんのうちの『そろばん』は、すでに IT リテラシーにとって変わりつつあるというのが学長の持論でもあり、教育における IT 利用に積極的に取り組んできました。公立大学ですから強制はできないものの、学生に自分の PC を買ってもらうよう要請しており、現在学生個人の PC 保有率は 95%を超えています」。

このような理念に基づいた IT 活用のベースとして、ネットワークも整備されています。教職員が勤怠入力や出張申請で利用する県庁 LAN と、インターネットに接続できる学内 LAN は別のネットワーク環境になっています。学生が社会に出たときに当たり前のように IT を使うためには、最新の IT に普段から触れてもらうことが必要で、それがセキュリティ管理に自由がきく自前のネットワーク環境を持つことにつながりました。

さらに、学内の IT 環境について、橋本氏は次のように説明します。

「いくら IT を重用しているとはいえ学生たちが学ぶのは、あくまでも看護学であって IT ではありません。だからこそ、卒業後に使ったことのないような新しい PC を与えられて戸惑うことのないよう、学内の PC は、できる限り最新の環境に統一したいのです」。

しかし、最新の IT 環境を追い求めることで、新たな課題も出てきました。それが、クライアント PC のセキュリティ管理です。

同大学では開学以来、クライアント PC のセキュリティ管理のためにウイルス対策ソフトを使ってきたのですが、学内の PC 環境をすべて Windows Vista と the 2007 Microsoft Office system に移行すると、既存のウイルス対策ソフトの機能では運用管理も含めると最新の IT 環境を十分に生かせないことがわかりました。

中でも大きな問題は、グループ単位でセキュリティ ポリシーを管理できないことです。また、デスクトップ環境での効率的な作業が妨げられるという課題もありました。そこで同大学は、Windows Vista とシームレスに連携し、必要十分な機能をサポートする Microsoft Forefront Client Security の導入を決定しました。


<システムの採用>
全学まとめた包括ライセンス契約で TCO 削減効果に期待


橋本 明生浩氏
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新潟県立看護大学
情報処理学講座
准教授
橋本 明生浩氏
村松 良雄氏
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新潟県立看護大学
事務局次長兼総務課長
村松 良雄氏
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新潟県立看護大学にとって、学生に最先端の IT に触れてもらうことは必須です。早期の Windows Vista 移行を実現し、最新の環境で学内にあるすべての PC やサーバーをセキュアに保つためのグループ ポリシーを設定できるしくみが求められました。そこで橋本氏は、Windows Vista に最適なデスクトップのセキュリティ管理ソリューションとして、法人向けの Microsoft Forefront Client Security に注目しました。既に個人向けの Windows Live OneCare を実際に使用してみて、動作の軽さを高く評価していたためです。Microsoft Forefront Client Security は、OneCare のユーザビリティはそのままに、PC やサーバーを運用管理も含め包括的なセキュリティ対策ができるソリューションです。

同大学では、開学初年度よりマイクロソフトとの契約を全学で締結していました。この契約では、学生や教職員の人数をベースとして契約し、常に最新のソフトウェアを利用できるようになります。ライセンス管理の面からも非常に効果的な契約であるとともに今回の Microsoft Forefront Client Security の採用にはコスト面での大きなメリットも期待されました。

新潟県立看護大学 総務課 庶務係 主任 仲村 建吾氏は次のように話します。

「包括ライセンス契約で Microsoft Forefront Client Security を契約しておりますので、今後は教員がサブとして使う PC 用にもウイルス対策ソフトのライセンス料金も不要になります。実習用の PC、図書館の PC などにも導入するわけで、予算面では助かるなと感じました」。

総務課の好感触を受け、橋本氏は同大学の情報システム運用パートナーである信越情報システム株式会社(以下、信越情報システム)に情報提供を求めました。信越情報システム ネットワーク事業部 システムサポートグループ マネージャー 平井 光一氏は、次のように当時を振り返ります。

「事前に入念にインストール テストを行っていたため、ウイルス対策の定義ファイルやエンジンを Windows Update を一斉配信する WSUS の設定、グループ ポリシーを管理する機能のセットアップなどを含め、本番のインストール作業は当初考えていたより楽でした」。

結果、約 1 か月の期間で Microsoft Forefront Client Security の導入を完了。実習用の PC と図書館の PC はすべて Microsoft Forefront Client Security に移行しました。今では、学生に個人の PC を持ってきてもらい、“頒布会”のようにクライアントへのインストール指導を行っています。
新潟県立看護大学 Forefront Client Security 概念図
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新潟県立看護大学 Forefront Client Security 概念図[拡大図]
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<システムの概要と導入効果>
PC に余計な負担をかけないセキュリティ ツール


伊藤 祐一氏
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新潟県立看護大学
総務課
庶務係長
伊藤 祐一氏
仲村 建吾氏
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新潟県立看護大学
総務課
庶務係
主任
仲村 建吾氏
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システム導入後、真っ先に実感された効果はその動作の軽快さでした。実習用の PC を使った学生からは、「本当にリアルタイムでウイルスチェックが実施されている?と思ってしまうほど軽快」というほどの評価を受けたといいます。一方、管理者にとってもメリットがありました。グループ ポリシーを適用したことで、各 PC についてパターン ファイルや Windows Update の適用状況を一目で把握し、脆弱性がないことを常時監視できるようになったのです。

定義ファイルを外部に取りに行く必要もありません。定義ファイルや Windows Update の内容はすべて WSUS に保有されているため、学内からアクセスするときにはネットワークに負荷をかけることなく、高速な学内 LAN を通して WSUS から最新の定義ファイルやエンジンを適用することができます。なお WSUS からは同時にセキュリティ更新モジュールも配信できるため、パッチ管理も同時に実行できるメリットがあります。

学生や教職員が自宅からインターネットにアクセスする際には、直接マイクロソフトのサーバーと情報を同期します。クライアント PC のセキュリティは、インターネットにアクセスする環境さえあれば、常に最新のものに更新することができるのです。もちろん PC が大学に持ち込まれると、その PC はグループ ポリシーの適用下に置かれるため、管理者は PC に最新の対策が整っているかどうかを瞬時に把握し、迅速に対策を講じることができます。

橋本氏は、次のように Microsoft Forefront Client Security を評価しています。

「2007 年 7 月 2 日に出荷された新しい製品であるため、先行ユーザーの声を聞くことができず不安もありました。しかし、今ではすばらしい製品と評価しています。CPU が Pentium 4 の 2.8 GHz、メモリが 512 MB 程度の PC で Windows Vista を動かしている中で、ウイルス対策ソフトがマシンの動作の妨げにならず、作業が快適に進むことに満足しています」。

コスト面の効果について、新潟県立看護大学 総務課 庶務係長 伊藤 祐一氏が次のように話してくれました。

「IT 教育にさらに力を注ぎたいのですが、県の予算で運営しているため、将来いくらのコストを使えるのか判断しづらいのが現状です。現在活用している包括ライセンス契約の範囲内で優れたウイルス対策ソフトを導入できたことは、TCO 削減に大きく寄与してくれました」。

<今後の展望>
すべての PC を Forefront に


平井 光一氏
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信越情報システム
ネットワーク事業部
システムサポートグループ
マネージャー
平井 光一氏
石黒 健司氏
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信越情報システム
ネットワーク事業部
システムサポートグループ
リーダー
石黒 健司氏
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新潟県立看護大学の学生数は各学年に約 100 人、大学院が各 15 人の合計約 430 人で、その 95%が個人 PC を保有していることになります。教員は約 60 人、事務スタッフは約 20 人。事務スタッフは県庁 LAN 用と学内用の 2 台の PC を使用し、教員はそれに加えてサブの PC も使用していることが多く、図書館に設置された PC や実習用の PC もあります。合計すると 900 台近くの PC が学内 LAN を通して大学のシステムに接続されることになります。

2007 年 10 月現在、Microsoft Forefront Client Security に切り替えられた PC はそのうち約 200 台です。頒布会などの機会に学生個人の PC を移行していき、多くの PC で既存のウイルス対策ソフトのライセンス期限が切れる 2008 年春には、ほぼすべての PC で移行が完了する予定です。

新潟県立看護大学 事務局次長兼総務課長 村松 良雄氏は次のように話しています。

「大学の IT 活用では、学長がトップに座る情報化推進プロジェクトチームがすべての決定を下します。そのプロジェクトの判断を受け、われわれが限られた予算の中で、低コストかつ優れた製品を購入したりオーダーメイドで開発したりするわけですが、今回 Microsoft Forefront Client Security を導入した事例は TCO 削減の成功例ととらえています。今後もこの経験を生かし、戦略的に TCO を考えた IT 投資を行っていきたいと考えています。その範疇で、今後もマイクロソフトの新しい技術や製品を使って、さまざまな施策を実行することも検討していきたいと考えています」。

大学の隣には、県の中央病院があります。学生たちは、そこからワイヤレス LAN を通して学内のシステムにアクセスし、必要な情報を得ながら実習に取り組んでいます。IT リテラシーの高い優れた人材を育成するために、セキュリティは欠かせません。今後はすでに導入済みの Microsoft Live Communication Server の有効活用、バーチャル講義の展開をはじめ、さまざまな IT 活用をめざしており、それに伴うセキュリティ強化への取り組みも積極化させる方向です。



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本ケーススタディは情報提供のみを目的としています。Microsoftは、明示的または暗示的を問わず、本書にいかなる保証も与えるものではありません。
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