ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

掲載日: 2004 年 6 月 18 日
バランス スコア カードによる戦略経営を目指すロシュ・ダイアグノスティックスが
Microsoft® SQL Server 2000™ Reporting Services を導入

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ソリューション概要

プロファイル
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ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社 leave-msは、診断データをこえる”診断インフォメーション”の創造にむけて、従来の診断及びモニタリング領域にとどまらない「人を病気にさせないため」のストラテジックな展開を目指す診断薬・機器の国際企業、ロシュ・ダイアグノスティックスの日本法人です。
設立: 1998 年 8 月 1 日
資本金: 25 億円
従業員数: 700 名

シナリオ
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BSC システムの再構築
レポート機能の強化

ソフトウェアとサービス
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Microsoft® SQL Server™ 2000
Microsoft SQL Server 2000 Reporting Services
Microsoft Windows 2000 Server
Microsoft Visual Studio® .NET
Microsoft Consulting Service (MCS)

パートナー

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ニデコビジネスソフト株式会社 leave-ms

メリット

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SQL Server 2000 Reporting Services により、これまで 100 以上あった帳票をたった 3 種類のインタラクティブなレポートに集約することができ、ユーザーの能動的な利用が期待できます。 レポートの作成も、容易な開発環境が提供されているため、プログラミング スキルのない担当者が MCS のサポートを得ながら短期間で行うことができました。 また、SQL Server 2000 Reporting Services は SQL Server 2000 の標準機能として提供されているため、コスト メリットも圧倒的に高いものとなっています。

ユーザーコメント
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「 BSC システムの導入を成功させるには、ユーザーに見栄えがよく使い勝手のよい情報参照ツールを提供できるかが鍵です。 複数の BI ツールを比較検討した結果、低コストでインタラクティブなレポーティング環境を構築できる SQL Server 2000 Reporting Services の採用を決めました。 」

ロシュ・ダイアグノスティックス
株式会社
財務・経理グループ
グループ長
七田 光也氏 談


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ロシュ・ダイアグノスティックス
株式会社 本社社屋
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診断薬・機器の分野で世界 No1 シェアを誇るロシュ・ダイアグノスティックスの日本法人であるロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(以下 RDK.K.)では、約 2 年前から導入を進めているバランス スコア カード(以下 BSC )システムを本格稼動させるべく、 BSC メソドロジーの標準機能仕様を実現した本格的な BSC ソフトウェア「コックピットマネージャー™」と SQL Server 2000 Reporting Services による BSC システムの再構築を行い、運用を開始しました。 従来のシステムでは実現できなかった見栄えがよく使い勝手のよいユーザー インターフェイスを、コックピットマネージャーの効率的なスコア参照と SQL Server 2000 Reporting Services による視覚的でインタラクティブな詳細レポートによって提供することができるようになりました。 これにより、ユーザーの積極的な利用を喚起し、今後の BSC プロジェクト推進に大きな躍進が期待できます。


<導入の背景とねらい>
ユーザーの積極的な利用を促すことができる BSC システムを目指して


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ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
財務・経理グループ グループ長
七田 光也 氏

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BSC は『財務』、『顧客』、『業務』、『学習の成長』といった 4 つの視点による KPI (重要業績評価指標)に拡張することにより、戦略をアクションに落とし込むための新しいタイプの業績評価コンセプトで、企業における多面的な業績評価を可能とします。

RDK.K. では BSC 導入をコンセプトだけではなく、 IT 化を前提として検討し、 2002 年から海外ソフトウェアベンダの提供する BSC パッケージの導入を開始しました。 『当時はとりあえず IT システムを導入していたものの、データのインプット、アウトプット機能が貧弱で、社内の BSC を推進する事務局的なチームが、社内から寄せられる膨大なデータを、労力を費やして入力し、参照リクエストに応じて人海戦術でレポートを作成していました。 また提供される帳票のユーザー インターフェイスもユーザーの利用を喚起できるような見栄えではありませんでした。 』と当時のシステムの問題点を語るのは財務・経理グループ グループ長の七田氏です。

そして 2004 年には MBO (目標管理制度)と BSC を連携させた本格稼動させるにあたり、従来大きな課題であった業務効率化や、インプット、アウトプットなどのユーザー インターフェイスの強化を含む、 BSC システム全体の見直しを検討しました。 その結果、ニデコ ビジネス ソフト株式会社(以下 ニデコ ビジネス ソフト)のコックピットマネージャーをベースにした大幅なシステムの再構築に踏み切りました。

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ニデコ ビジネス ソフト株式会社
下橋 氏

『 BSC システムにおいては BSC パッケージによるスコア参照だけではなく、さらに掘り下げたレポートを得るための BI ツールが必要になります。 ビジュアルでインタラクティブな詳細レポートを迅速に提供できる SQL Server 2000 Reporting Services は BSC システムにおいても最適なレポーティング ソリューションです。 』と語るのはニデコ ビジネス ソフトの下橋氏です。

BI ツールの選定においては複数の製品を比較検討した結果、「視覚的なレポートを迅速に提供できる開発生産性の高さ」、「圧倒的なコストパフォーマンスの高さ」などといった、さまざまなメリットを評価し、 SQL Server 2000 Reporting Services の導入を決定しました。



<導入システムの紹介>
迅速なレポート開発と、誰もが使える容易なレポート参照環境を実現


RDK.K. の BSC システムは、従来採用していた海外ソフトウェア ベンダの BSC パッケージをコクピットマネージャに移行し、詳細データのデータマートを SQL Server 2000 上に構築しています。 コックピットマネージャーでは各種入力アプリケーションとスコアのビューワーが提供され、 BSC に必要な情報の効率的な入力環境とスコア参照を提供しています。 さらにデータマートから、詳細レポートを参照するためのツールとして SQL Server 2000 Reporting Services を採用しています。 レポートは HTML 形式で提供することができるため、ユーザーは慣れ親しんだ Web ブラウザからレポートを利用することができます。 これにより、ユーザーは特別なツールの操作を習熟することなく、自らレポートの切り口を変え、ドリル ダウンなどの操作を行いながら目的に応じた参照を行うことができます。 レポート開発、公開においても Visual Studio® .NETをベースにした Report Designer を利用し、ビジュアルな開発環境で作成したレポート定義( RDL ファイル)を Report Server にアップロードするだけで、即座にレポートを公開することが可能です。

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レポート画面 [拡大図]


<導入の結果と効果>
100 以上の帳票から、たった 3 種類のインタラクティブなレポートへの集約を実現


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ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
財務・経理グループ
コントローリングチーム リーダー
草嶋 麻子 氏

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SQL Server 2000 Reporting Services の導入により、従来存在した 100 以上の帳票を、たった 3 種類のレポートに集約し、ユーザー自身がインタラクティブに様々な切り口で参照できるようなレポートを用意することができました。 これにより、ユーザーに効率的な参照環境を提供することができ、利用意欲を喚起できるものと期待しています。

レポート開発においても、通常プログラムすれば膨大なステップ数になるようなレポート開発も、プログラム言語を知らないスタッフが MCS の適切なサポートを得ながらVisual Studio .NETをベースとした Report Designer の視覚的な開発環境を利用したレポート開発を短期間で行うことができました。

『現段階では小さな成功を目指していますが、さらに全社的な本格導入が検討された場合、レポートの数は増えていくでしょう。 SQL Server Reporting Services のレポート開発環境であればそうしたニーズに迅速に対応できると思います。 』と語るのは財務・経理グループ コントロールチーム リーダー 草嶋氏です。 また、BSC システムの構築はその企業にあわせたカスタマイズが必須であるため、製品の機能や性能だけではなく、ソフトウェア ベンダのサービスがプロジェクト成功の鍵を握ります。 『コックピットマネージャーと SQL Server 2000 Reporting Services の選定においては製品そのもののフレキシビリティやコストパフォーマンスはもちろんですが、ニデコ ビジネス ソフトの対応力が大きな決め手となりました。 また SQL Server 2000 Reporting Services の導入においては、マイクロソフト コンサルティング サービスのサポートによりイメージどおりのシステムが構築できた上、約 1 ヶ月間という短期導入を実現することができました。 』(草嶋氏)



<今後の展望>
さらなるユーザー利用の活性化を目指したレポーティング環境への発展


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ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
IT グループ
IT 開発チーム
本吉 秀人 氏

「 BSC システムにおいて、ユーザーに出来る限り統合した参照環境を提供すべく、一部併用している他社製の BI ツールも最終的に SQL Server 2000 Reporting Services に一本化していければと思っています」と語るのは IT グループ IT 開発チーム 本吉氏です。

さらに、現段階ではレポートを定期的にイントラネットにアップしていますが、今後はユーザーの要望があれば電子メールによるプッシュ配信を導入し、さらなるユーザー利用の活性化も検討する予定です。 また、現段階では BSC システムのデータ参照に限っていますが、SQL Server 2000 Reporting Services は複数のデータソースを透過的に参照することができるため、今後は社内のさまざまなシステムをまたぐ統合的なレポート環境への発展も考えられます。

現在、世界各国のロシュ・ダイアグノスティックスでは BSC システムの導入が盛んに行われていますが、日本法人が最も導入に成功しているとの評価を受けています。 やがては各国のグループ カンパニーに対してノウハウを享受する日も来るかもしれません。

図
レポート画面
[拡大図]


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