表面処理のプロフェッショナル。
医療機器、管楽器、電子部品、宝飾品・時計等幅広い技術力を持つ。

 

埼玉県は大宮に工場を構える日本電鍍工業は、管楽器関係・電子部品・医療関係・宝飾など、幅広い分野のめっきを手がけています。
同社の設立は1958年。当時は時計のバンドに使われる部品やケースのめっきをメインに、現社長伊藤氏の父親がスタート。
この時はまだ、日本の時計製造が走り出しのころで、品質にはとてもシビアだったため、メッキ液の開発から行っていました。


 

会社プロフィール

所在地: 埼玉県さいたま市北区日進町 1-137
資本金: 1,000 万円
代表取締役: 伊藤 麻美
従業員数: 46 人
事業内容: 貴金属メッキ、イオンプレーティング


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日本電鍍工業株式会社
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(1) 異業種からの挑戦

話をうかがった伊藤氏が代表取締役に就任して今年で3年半。
それ以前に、8年間ラジオ番組等の DJ を勤めるという異色な経歴の持ち主です。
その後、つぎの道(人生)に進むステージとして、宝飾関係の鑑定・鑑別の資格を習得するため、1年間カリフォルニアへ渡りました。
帰国後、同社がメインで行っていた、時計のシェアが8割から2割に落ち込み、会社の経営状況が傾いていると知った伊藤氏は「誰かがやらねば!」と思ったと語ります。
これまで、自分が好きな道を歩んでこられたのも、学校に通うことができたのも、この日本電鍍工業があったから。そう感じた伊藤氏は、会社の建て直しの道を選んだのです。
現在社員数48名。「とてもステキなスタッフ達に支えられています。」と伊藤氏は微笑む。



元 DJ という経歴を
持つ、伊藤社長

(2) インターネットへの取り組み

インターネットの活用は、伊藤氏が就任する少し前から、こっそり進めらてきました。
これまで売上げの大部分を占めていた時計関連の部品が日本から中国へ流れ、シェアが一気に落ち込み、新しい分野・新規取引先の獲得を強いられたのです。
それを知った伊藤氏は、「今こそインターネットを活用するときだ!」と決心したと言います。
最初は、NC ネットワークへの登録を試み、自宅でこつこつメールのチェックや、自社に合う発注案件がないか探していました。
それからすぐ、1件のメールが舞い込んできたのです!
ネットの活用を決心したものの、正直、半信半疑でした。
しかし、ネットの効果をこのとき初めて体感し、本気に取り組もうと思ったと語ります。

その後も、同社への問合せは増えていきます。
伊藤氏が社長に就任して1ヵ月後、医療関係のメーカーがホームページを見たと工場を訪れました。
「ずっと厚付けめっきで困っていた。こんなすばらしい会社が近くにあるなんて。」インターネット経由で同社を見つけたのでした。
その後も数百万円の仕事を毎月継続的に受けています。

また、現在では新規のお客様からの問合せが毎月10件以上にのぼり、ネット経由で受注した大口の案件が3・4件継続しています。
インターネットは今の同社の売上げに大きく貢献しているのです。

(3) 無限の可能性

伊藤社長はインターネットについて、こう語ります。
「お客さんは確実に探している。」
インターネットの方が仕事が決まる確立が高くなってきているのを実感。

これまで接点を得られなかったような人と出会えたり、時には励ましのメールが届くことも多々あるといいます。そしてビジネスへ発展することも。

どこにチャンスがあるか、わからない!
インターネットが秘めている、無限の可能性に、胸躍らせる伊藤社長の笑顔が、同社の今後の活躍を感じさせます。

(文: 株式会社エヌシーネットワーク 金澤 亜希子)



【関連サイト URL】

日本電鍍工業株式会社: http://www.nihondento.com/Leave-ms
株式会社エヌシーネットワーク: http://www.nc-net.or.jpLeave-ms



Last updated: 2003/11/ 5