| はじめに | |
| 開始する前に | |
| 共有フォルダのシャドウ コピーを使用する前に | |
| サーバーのバックアップを作成する | |
| ファイル サーバー上での共有フォルダのシャドウ コピーを有効化する | |
| バックアップからデータを復元する | |
| 以前のバージョンのファイルおよびフォルダを復元する | |
| 関連情報 |
この文書では、バックアップ機能を使用してサーバーをデータの損失から保護する方法を説明します。
バックアップを利用すると、サーバーのハードウェアまたはストレージ メディアに障害が発生した場合に、データを不慮の損失から保護することができます。 ハード ディスク上の元のデータが誤って消去されたり上書きされた場合、またはハード ディスク不良によりアクセスできなくなった場合は、アーカイブされたコピーからデータを簡単に復元できます。
この文書では、次のタスクについて説明します。
| • | 自動システム回復 (ASR) セットを作成する。 このタスクにかかる推定所要時間は、最短で 15 分です。 |
| • | ファイル サーバーおよびプリント サーバーのバックアップを作成する。 このタスクにかかる推定所要時間は 10 分です。 大量のデータをバックアップする場合、所要時間はさらに長くなります。 |
| • | バックアップからファイルを復元する。 このタスクにかかる推定所要時間は 5 分です。 |
| • | ASR セットを使用してコンピュータを復元する。 このタスクにかかる推定所要時間は 5 分です。 |
上記のタスクを実行することで、不慮のデータ損失またはハードウェア不良からサーバーをさらに堅牢に保護することができます。
重要: この文書に記載されているすべての手順は、オペレーティング システムをインストールしたときの既定の設定で表示される [スタート] メニューを使用することを前提に作成されています。 [スタート] メニューを変更した場合は、手順が多少異なることがあります。
この文書に記載されている推奨事項は、Microsoft® Windows Server™ 2003 を実行しているファイル サーバーおよびプリント サーバーのみを対象としています。 次に、サーバーのバックアップを作成する前に検討する必要のある内容について説明します。
バックアップ ストレージとして、ハード ディスク ドライブ、テープ ドライブなどの別のストレージ ドライブ、完全ライブラリとして編成され自動チェンジャで制御されるテープなどを使用できます。
テープにバックアップを作成すると、コンピュータとは別の場所に保存できる点で好都合です。 この場合、ハード ディスク障害だけでなく、火災やその他の災害が発生した場合でも、データを保護できます。
ハード ディスクにバックアップを作成する場合は、プライマリ ハード ディスクに障害が発生した場合に備え、それとは別のハード ディスクを使用する必要があります。 ハード ディスクにバックアップを作成しておくと便利ですが、災害からデータを保護することはできません。
バックアップ作業は、深夜、週末などサーバーが使用されていない時間帯に実行することをお勧めします。 ファイルが開かれているかまたは使用中の場合でもバックアップは作成できますが、他の処理のために開かれたままのファイルはスキップされる場合があります。 バックアップされないファイルの数を減らすため、バックアップの実行中はアプリケーションを閉じることをお勧めします。
サーバーのシステム状態データも含め、すべてのデータの通常バックアップを週単位で作成します。 通常バックアップでは、選択したすべてのファイルがコピーされ、各ファイルにはバックアップ済みのマークが付けられます。 これに加えて、通常バックアップが実行されない曜日には週単位の差分バックアップが実行されるようにスケジュールすることをお勧めします。 差分バックアップでは、前回の通常バックアップ以降に作成または変更された (これを "差分" という) ファイルをコピーします。 この場合、ファイルにはバックアップ済みのマークが付けられないため、差分バックアップされたファイルも次の通常バックアップ時にバックアップ対象として処理されます。 通常バックアップと差分バックアップを組み合わせて実行している場合、最後の通常バックアップと最後の差分バックアップの両方からデータを復元する必要があります。 サーバーのシステム状態データにはオペレーティング システムによって更新されたシステム固有データの集合体が含まれており、これらは 1 つの単位としてバックアップを作成する必要があります。 これは、システム全体のバックアップではありません。 システム状態データには、レジストリ、COM+ クラス登録データベース、システム ファイル、起動ファイル、Windows ファイル保護機能下にあるファイルなどが含まれます。 また、所有している暗号化キーのバックアップも必要です。
ファイルおよびフォルダのバックアップを取るためには、一定の権限とユーザー権利が必要です。 バックアップのスケジュールを作成する際に、バックアップの実行担当者に関する情報を要求されます。 ローカル コンピュータの Administrators グループまたは Backup Operators グループのメンバであれば、ローカル グループが属するローカル コンピュータ上のすべてファイルおよびフォルダのバックアップを作成できます。 ドメイン コントローラの Administrators グループまたは Backup Operators グループのメンバであれば、ドメイン コントローラ上のデータのバックアップのみを作成できます。ドメイン内のその他のコンピュータのデータのバックアップを作成するには、Built-in Administrators グループが Domain Admins グループに追加されているか、Built-in Backup Operators グループがドメインに参加しているコンピュータのローカルの Backup Operators グループに追加されている必要があります。
ドメインの Backup Operators グループのメンバでないユーザーがファイルのバックアップを作成するには、バックアップを作成するファイルおよびフォルダの所有者になるか、バックアップを作成するファイルおよびフォルダについて、"読み取り"、"読み取りと実行"、"変更"、"フル コントロール" のうち少なくとも 1 つの権限が必要です。
データの定期的なバックアップ作業に加え、サーバーを初めて運用環境に配置するとき、およびソフトウェアやハードウェアのアップグレードなどシステムに大きな変更を加える前後には、バックアップ機能を使って自動システム回復 (ASR) セットを作成する必要があります。 ASR セットには、オペレーティング システム ファイルのバックアップ、およびコンピュータが正常に起動しない場合に使用する起動フロッピー ディスクが含まれます。 ASR セットを作成する前に、起動ディスク用に 3.5 インチのフロッピー ディスクを 1 枚用意しておく必要があります。 サーバーにフロッピー ドライブが備わっていない場合は、systemroot\repair ディレクトリにある asr.sif および asrpnp.sif ファイルをフロッピー ドライブを備えた別のコンピュータにコピーし、そこからフロッピー ディスクにコピーすることで、ASR バックアップを実行することができます。 ただし、ASR 復元手順を実行する前に、サーバーにフロッピー ドライブを装着する必要があります。
注: Windows Server 2003 の ASR セットは、Windows 2000 の場合のシステム修復ディスク (ERD) に代わるものです。
共有フォルダを使用してユーザーにファイル アクセスを提供しているファイル サーバー上では、共有フォルダのシャドウ コピーと定期的なバックアップ計画を組み合わせて使用します。 共有フォルダのシャドウ コピーを使用すると、ユーザーはバックアップ管理者に頼らずに自分のファイルを独自に回復できます。 ただし、シャドウ コピーは正規のバックアップ コピーにはなり得ません。つまり、恒久的なアーカイブとしては使用できず、記憶域の制限やサーバー上の既存のシャドウ コピー数によっては削除される場合もあります。
共有フォルダのシャドウ コピーを有効にすると、既定のスケジュールが作成されます。 既定の設定をそのまま使用する場合、ボリュームのシャドウ コピーは、月曜〜金曜の午前 7 時と正午に実行されます。 このスケジュールで問題ない場合もありますが、既定のスケジュールを使用する前に、ユーザーの作業傾向について検証することが重要です。 たとえば、次の内容について検証します。
| • | 時間帯が同じ地域の場合、ほとんどのユーザーの勤務時間が月曜〜金曜の午前 9 時から午後 5 時までかどうか。 |
| • | ユーザーが複数の時間帯の地域に分散しているかどうか。 その場合、すべての作業時間をカバーするために、1 日を通してより多くのコピーを取る必要があるかどうか。 |
| • | 作業時間が失われる場合のユーザーにとっての許容時間はどの程度か。 1 日 2 回 (月曜〜金曜の午前 7 時と正午) コピーを取るという既定のスケジュールで十分かどうか。 |
| • | 記憶域を追加せずに何回コピーを取れるか。 |
| • | シャドウ コピーの上限 (64 個) に達するまでに、何日分の履歴を保持できるか。 |
まずスケジュールを作成して小さなグループに配布し、スケジュールしたシャドウ コピーが、設定した記憶域制限内に収まるかどうかをテストすることができます。 また、ユーザーの作業傾向について調査し、シャドウ コピーの実行に最適の時間帯についてユーザーの意見を聞くことも役に立ちます。 これらの情報を参考にして、特定のユーザーに最適なスケジュールを決定することができます。
共有フォルダのシャドウ コピーは、ボリューム単位でのみ実行できます。つまり、ボリューム上の特定の共有フォルダやファイルだけを選択してコピーしたり、コピーの対象から外したりすることはできません。 既定では、シャドウ コピーは、コピーされるボリューム (コピー元ボリューム) 上に保存されます。 サーバーで複数のドライブを使用できる場合は、別のディスクのボリュームにシャドウ コピーを保存することをお勧めします。 こうすると、入出力 (I/O) の負荷が高いためにシャドウ コピーが削除されてしまう危険性がなくなります。 使用頻度の高いファイル サーバーには、この構成がお勧めです。
既定では、記憶域のサイズはコピー元ボリューム (コピーされるボリューム) の 10% です。 指定できる記憶域の最小サイズは 100 MB です。 シャドウ コピーを別のボリュームに保存する場合は、コピー元のボリュームではなく保存先のボリューム上で使用できる容量を指定して、既定値を変更します。 記憶域の制限に達すると、古いシャドウ コピーから削除され、削除されたシャドウ コピーは復元できませんので注意してください。
シャドウ コピーの記憶域を割り当てるときは、コピーするファイルの数とサイズ、およびコピーしてから次のコピーまでの間に加えられる変更の回数を考慮する必要があります。 たとえば、月単位で変更が加えられる 100 個のファイルに必要な記憶域は、日単位で変更される 10 個のファイルの記憶域よりも小さくて済みます。
1 つのボリュームに保存できるシャドウ コピーの上限は 64 個です。 この上限に達すると一番古いシャドウ コピーから削除され、削除されたシャドウ コピーは復元できません。
クライアント コンピュータで共有フォルダのシャドウ コピーを使用できるためには、以前のバージョンのクライアント ソフトウェアがクライアント コンピュータにインストールされている必要があります。 以前のバージョンは、共有フォルダで企業文書を使用する従業員が利用できる新しい機能です。 この機能により、ネットワークの共有フォルダ内に置かれているファイルを使用するユーザーは、以前のバージョンのファイルにアクセスできるようになります。 インストール パッケージをダウンロードして共有リソースに入れ、クライアント ソフトウェアの機能およびインストール方法に関する情報をユーザーに電子メールで送信することをお勧めします。 このセクションの後半に記載されている「サンプル電子メール」を参照してください。
組織内のすべてのクライアント コンピュータが Windows XP を実行している場合は、以前のバージョンのクライアント ソフトウェアは、Windows Server 2003 を実行しているコンピュータの次の場所から検索できます。
%systemroot%\system32\clients\twclient ディレクトリ
組織内で Windows 2000 を実行しているクライアント コンピュータと Windows XP を実行しているクライアント コンピュータが混在している場合は、マイクロソフト Web サイト (http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=e382358f-33c3-4de7-acd8-a33ac92d295e&displaylang=ja) から、インストール パッケージ (ShadowCopyClient.msi) をダウンロードします。 また、同じインストール パッケージを Windows Server 2003 上でも実行する必要があります。 これによりレジストリが設定され、Windows 2000 を実行しているクライアント コンピュータからサーバーにアクセスできるようになります。
社員の皆様へ
共有フォルダの文書を使用している従業員は、共有フォルダのシャドウ コピーと呼ばれる新しい機能を使用できるようになりました。 この機能により、ネットワークの共有フォルダ内に置かれているファイルを使用するユーザーは、以前のバージョンのファイルにアクセスできるようになります。 以前のバージョンのファイルにアクセスできると、次のような作業が可能になり便利です。
| • | 誤って削除されたファイルの回復 - 誤ってファイルを削除してしまった場合は、以前のバージョンのファイルを開いて安全な場所にコピーできます。 |
| • | 誤って上書きされたファイルの回復 - 誤ってファイルを上書きしてしまった場合は、以前のバージョンのファイルに戻すことができます。 |
| • | バージョンの異なるファイルの比較 - 変更内容を確認する場合は、以前のバージョンのファイルを開いて作業中のファイルと比較して確認できます。 |
この機能は、ファイル サーバー \\サーバー名\共有リソース 上で有効に設定されています。 共有ファイルのコピーは、月曜〜金曜の午前 7 時と正午に取るようにスケジュールされています。 コピー ファイルの内容は、コピーを取った時点でのファイルの内容を反映しています。 つまり、コピーが取られた後でファイルに変更を加えた場合、以前のバージョンのファイルに戻すと、コピー後に加えた作業内容はすべて失われます。 作業内容が失われないためには、作業ファイルを頻繁に保存することが最善策です。
以前のバージョンのファイルへのアクセスを可能にするソフトウェアをデスクトップにインストールするには、\\サーバー名\インストール フォルダ に移動し、ShadowCopyClient.msi をダブルクリックします。
このセクションでは、次のタスクごとに詳細手順を説明します。
| • | 自動システム回復 (ASR) セットを作成する |
| • | ファイル サーバーおよびプリント サーバーのバックアップを作成する |
サーバーを初めて運用環境に配置するとき、およびソフトウェアやハードウェアのアップグレードなどシステムに大きな変更を加える前後には、バックアップ機能を使って自動システム回復 (ASR) セットを作成する必要があります。 ASR は、起動オプションの [セーフ モード] や [前回正常起動時の構成] などのオプションをすべて試行した後でのみ、システム回復の最後の手段として使用します。
| • | 資格情報: この手順を実行するには、ローカル コンピュータの Administrators または Backup Operators グループのメンバであるか、または適切な権限が委任されている必要があります。 コンピュータがドメインに属している場合には、Domain Admins グループのメンバであればこの手順を実行することができます。 |
| • | ツール: バックアップ ツールが必要です。 この手順は、Microsoft® Windows Server™ 2003 を実行しているファイル サーバーおよびプリント サーバーのみを対象としています。 注: この文書における画面例は、テスト環境を反映しています。 それぞれの環境でのドメイン名およびサーバー名は、こうした画面例で示される名前と多少異なっている場合があります。 |
ASR セットを作成するには
1. | [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、「ntbackup」と入力して、[OK] をクリックします。 |
2. | [バックアップまたは復元ウィザード] が表示されます。 ユーザーに詳しい知識がある場合は、詳細モードでバックアップと復元の設定を変更することができます。 それ以外のユーザーは、[次へ] をクリックし、ウィザードを使用してこの手順を実行します。 |
3. | [バックアップまたは復元] ページで、[ファイルと設定のバックアップを作成する] が選択されていることを確認して [次へ] をクリックします。 |
4. | [バックアップを作成する項目] ページで、[このコンピュータにある情報すべて] が選択されていることを確認して [次へ] をクリックします。 |
5. | [バックアップの種類、バックアップ先と名前] ページの [バックアップの種類を選択してください] で、ファイルとフォルダをファイルにバックアップする場合は [ファイル] を選択し、ファイルとフォルダをテープにバックアップする場合は、該当するテープ デバイスを選択します。 [バックアップの保存場所を選択してください] で、ドロップダウン メニューをクリックするか [参照] をクリックして、バックアップの保存場所を選択します。 [このバックアップの名前を入力してください] にバックアップの記述名を入力して、[次へ] をクリックします。 ![]() |
6. | [バックアップまたは復元ウィザードの完了] ページで、すべての情報が正しいことを確認してから [完了] をクリックします。ASR セットの作成処理が開始されます。 ASR セットの作成プロセスには、最低で 15 分かかる場合があります。 |
7. | バックアップ ユーティリティのメッセージが表示されたら、画面の指示に従って 1.44 MB フロッピー ディスクを A ドライブに挿入し、[OK] をクリックします。 サーバーにフロッピー ドライブが備わっていない場合は、systemroot\repair ディレクトリにある asr.sif および asrpnp.sif ファイルをフロッピー ドライブを備えた別のコンピュータにコピーし、そこからフロッピー ディスクにコピーすることで、ASR バックアップを実行することができます。 ただし、ASR 復元手順を実行する前に、サーバーにフロッピー ドライブを装着する必要があります。 |
8. | フロッピー ディスクを取り出せることを知らせるバックアップ ユーティリティ メッセージが表示されたら、フロッピー ディスクを取り出し、画面に表示されている情報をディスクのラベルに記入します。
|
9. | バックアップが完了すると、その旨が [バックアップの進行状況] ダイアログ ボックスに表示されます。 バックアップ処理の詳細情報を参照するには、[レポート] をクリックします。メモ帳が起動されてバックアップ レポートが表示されます。 すべて完了したら [閉じる] をクリックします。 ![]() |
10. | ASR セットを作成したら、このフロッピー ディスクとバックアップ メディアに慎重にラベルを付け、一緒に保管します。 バックアップ メディアを使用するには、そのメディアと一緒に作成したフロッピー ディスクを用意する必要があります。 別の時間または異なるメディア セットで作成したフロッピー ディスクは使用できません。 自動システム回復を実行する場合は、インストール用 CD-ROM も用意する必要があります。 ASR セットは安全な場所に保管してください。 ASR セットにはシステムの構成に関する情報が含まれており、システムに損傷を与えるために使用される可能性があります。 |
サーバーを保護するためには、すべてのデータのバックアップを定期的に作成する必要があります。 サーバーのシステム状態データも含め、すべてのデータの通常バックアップを週単位で作成することをお勧めします。 通常バックアップでは、選択したすべてのファイルがコピーされ、各ファイルにはバックアップ済みのマークが付けられます。 この他に、1 週間に 1 回、差分バックアップを作成することをお勧めします。 差分バックアップでは、前回の通常バックアップ以降に作成または変更された (これを "差分" という) ファイルをコピーします。
| • | 資格情報: この手順を実行するには、ローカル コンピュータの Administrators または Backup Operators グループのメンバであるか、または適切な権限が委任されている必要があります。 コンピュータがドメインに属している場合には、Domain Admins グループのメンバであればこの手順を実行することができます。 |
| • | ツール: バックアップ ツールが必要です。 |
週単位の通常バックアップをスケジュールするには
1. | [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、「ntbackup」と入力して、[OK] をクリックします。 |
2. | [バックアップまたは復元ウィザード] が表示されます。 [次へ] をクリックします。 |
3. | [バックアップまたは復元] ページで、[ファイルと設定のバックアップを作成する] が選択されていることを確認して [次へ] をクリックします。 |
4. | [バックアップを作成する項目] ページで、[項目を指定する] をクリックしてから、[次へ] をクリックします。 コンピュータ上のすべてのデータをバックアップのスケジュールに含めるには、[このコンピュータにある情報すべて] をクリックします。 |
5. | [バックアップを作成する項目] ページで、項目をクリックして内容を展開します。 定期的にバックアップを作成するデータが含まれているドライブまたはフォルダのチェック ボックスをオンにしてから、[次へ] をクリックします。 ![]() |
6. | [バックアップの種類、バックアップ先と名前] ページの [バックアップの保存場所を選択してください] で、ドロップダウン メニューをクリックするか [参照] をクリックして、バックアップの保存場所を選択します。 [このバックアップの名前を入力してください] にバックアップの記述名を入力して、[次へ] をクリックします。 ![]() |
7. | [バックアップまたは復元ウィザードの完了] ページの [詳細] をクリックします。 |
8. | [バックアップの種類] ページで、ドロップダウン メニューの [通常] をクリックしてから、[次へ] をクリックします。 ![]() |
9. | [バックアップの方法] ページで、[バックアップの後にデータを検証する] チェック ボックスがオンになっていることを確認して [次へ] をクリックします。 |
10. | [バックアップ オプション] ページで、[既存のバックアップにこのバックアップを追加する] が選択されていることを確認してから、[次へ] をクリックします。 ![]() |
11. | [バックアップを作成する時刻] ページの [バックアップをいつ実行しますか?] で、[後で実行] をクリックします。 |
12. | [スケジュールのエントリ] で、[ジョブ名] に記述名を入力してから、[スケジュールの設定] をクリックします。 ![]() |
13. | [ジョブ スケジュール] ダイアログ ボックスの [タスクのスケジュール] で、ドロップダウン メニューの [週単位] をクリックします。 |
14. | [開始時刻] で、上下矢印を使ってバックアップの開始時刻を選択します。 [詳細] をクリックして、スケジュールされたタスクの開始日と終了日を指定するか、スケジュールされたタスクを特定の間隔で繰り返し実行するかを指定します。 |
15. | [タスクのスケジュール (週単位)] で、バックアップを作成する曜日を少なくとも 1 つ選択してから、[OK] をクリックします。 ![]() |
16. | [アカウント情報の設定] ダイアログ ボックスの [実行するアカウント名] で、バックアップおよび復元の操作を実行する権限を持つアカウントのドメインまたはワークグループとユーザー名を入力します。 入力の際は、domain\username または workgroup\username という形式を使用します。 [パスワード] に、ユーザー アカウントのパスワードを入力します。 [パスワードの確認入力] にパスワードをもう一度入力してから、[OK] をクリックします。 ![]() アカウントのパスワードが変更されるかまたは期限が切れた場合は、バックアップ ジョブがスケジュール通りに実行されるように、スケジュールされたタスクに指定されているパスワードを更新する必要があります。 |
17. | [バックアップまたは復元ウィザードの完了] ページで設定内容を確認してから、[完了] をクリックします。 注: 概要バックアップ ログを作成することをお勧めします。このログを定期的に参照することで、バックアップが正常に完了したことを確認できます。 このログを作成するには、[ツール] メニューをクリックし、[オプション] をクリックします。 [バックアップ ログ] タブで、[概要] を選択します。 |
週単位の差分バックアップをスケジュールするには
1. | [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、「ntbackup」と入力して、[OK] をクリックします。 |
2. | [バックアップまたは復元ウィザード] が表示されます。 [次へ] をクリックします。 |
3. | [バックアップまたは復元] ページで、[ファイルと設定のバックアップを作成する] が選択されていることを確認して [次へ] をクリックします。 |
4. | [バックアップを作成する項目] ページで、[項目を指定する] をクリックしてから、[次へ] をクリックします。 |
5. | [バックアップを作成する項目] ページで、項目をクリックして内容を展開します。 システム状態を示すチェック ボックス、および定期的にバックアップを作成するデータが含まれているフォルダまたはドライブのチェック ボックスをオンにしてから、[次へ] をクリックします。 ![]() |
6. | [バックアップの種類、バックアップ先と名前] ページの [バックアップの保存場所を選択してください] で、ドロップダウン メニューをクリックするか [参照] をクリックして、バックアップの保存場所を選択します。 [このバックアップの名前を入力してください] にバックアップの記述名を入力して、[次へ] をクリックします。 ![]() |
7. | [バックアップまたは復元ウィザードの完了] ページの [詳細] をクリックします。 |
8. | [バックアップの種類] ページの [バックアップの種類を選択してください] で、[差分] をクリックしてから [次へ] をクリックします。 ![]() |
9. | [バックアップの方法] ページで、[バックアップの後にデータを検証する] チェック ボックスがオンになっていることを確認して [次へ] をクリックします。 |
10. | [バックアップ オプション] ページで、[既存のバックアップにこのバックアップを追加する] が選択されていることを確認してから、[次へ] をクリックします。 ![]() |
11. | [バックアップを作成する時刻] ページの [バックアップをいつ実行しますか?] で、[後で実行] をクリックします。 [スケジュールのエントリ] で、[ジョブ名] に記述名を入力してから、[スケジュールの設定] をクリックします。 ![]() |
12. | [ジョブ スケジュール] ダイアログ ボックスの [タスクのスケジュール] で、ドロップダウン メニューの [週単位] を選択します。 |
13. | [開始時刻] で、上下の方向キーを使用してバックアップを開始する適切な時刻を選択し、次に、毎週差分バックアップを実行する曜日を選択します。 差分バックアップは、通常バックアップが実行されない曜日にスケジュールすることをお勧めします。 [詳細] をクリックして、スケジュールされたタスクの開始日と終了日を指定するか、スケジュールされたタスクを特定の間隔で繰り返し実行するかを指定します。 選択が終了したら、[OK] をクリックします。 ![]() |
14. | [アカウント情報の設定] ダイアログ ボックスの [実行するアカウント名] で、バックアップおよび復元の操作を実行する権限を持つアカウントのドメインまたはワークグループとユーザー名を入力します。 入力の際は、domain\username または workgroup\username という形式を使用します。 [パスワード] に、ユーザー アカウントのパスワードを入力します。 [パスワードの確認入力] に同じパスワードをもう一度入力してから、[OK] をクリックします。 ![]() アカウントのパスワードが変更されるかまたは期限が切れた場合は、バックアップ ジョブがスケジュール通りに実行されるように、スケジュールされたタスクに指定されているパスワードを更新する必要があります。 |
15. | [バックアップまたは復元ウィザードの完了] ページで設定内容を確認してから、[完了] をクリックします。 注: 概要バックアップ ログを作成することをお勧めします。このログを定期的に参照することで、バックアップが正常に完了したことを確認できます。 このログを作成するには、[ツール] メニューをクリックし、[オプション] をクリックします。 [バックアップ ログ] タブで、[概要] を選択します。 |
バックアップを作成したデータは、バックアップに同様に保存されるチェックサムとの照合によって検証することができます。 データのバックアップを作成すると、バックアップ対象のすべてのファイルのチェックサムが計算されます。 チェックサムは、ファイル自体とセットで保存されます。 データを確認する場合、バックアップからファイルが読み込まれ、チェックサムが再計算されて、バックアップに保存された値と比較されます。 データ ファイルのバックアップのみ検証することをお勧めします。システムのバックアップの場合、システム ファイルに大量の変更が継続的に発生するため、検証の実施は困難です。 バックアップの作成時に一部のデータ ファイルが使用中であったことが原因で、検証エラーが発生することもありますが、このようなエラーは一般的に無視してもかまいません。 検証エラーが大量に発生する場合は、データのバックアップに使用しているメディアまたはファイルに問題がある可能性があります。 その場合は、別のメディアを使用するか、または別のファイルを指定して、バックアップ操作をもう一度実行してください。
バックアップ作成後にデータを検証するには、[バックアップまたは復元ウィザード] の[バックアップの方法] ページで、[バックアップの後にデータを検証する] チェック ボックスをオンにします。
注: このオプションを選択すると、バックアップの実行にかかる時間が大幅に増えることがあります。
ファイル サーバー上で共有フォルダのシャドウ コピーを有効にすると、共有ファイルおよび共有フォルダの内容のスナップショットが取得されます。 これらのスナップショットには、以前のバージョンのクライアントを使ってアクセスできます。 共有フォルダのシャドウ コピーを有効にすると、既定のスケジュールにより、月曜〜金曜の午前 7 時と正午にシャドウ コピーが作成されます。 また、シャドウ コピーの記憶域には制限があります。 既定では、記憶域のサイズはコピー元ボリューム (コピーされるボリューム) の 10% です。 記憶域の制限に達すると、古いシャドウ コピーから削除され、削除されたシャドウ コピーは復元できません。
| • | 資格情報: この手順を実行するには、ローカル コンピュータの Administrators グループのメンバであるか、または適切な権限が委任されている必要があります。 コンピュータがドメインに属している場合には、Domain Admins グループのメンバであればこの手順を実行することができます。 |
| • | ツール: コンピュータの管理ツールが必要です。 |
共有フォルダのシャドウ コピーを有効にするには
1. | [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[管理ツール] の順にポイントして、[コンピュータの管理] をクリックします。 |
2. | コンソール ツリーで [共有フォルダ] を右クリックし、[すべてのタスク] をポイントして [シャドウ コピーの構成] をクリックします。
|
3. | [シャドウ コピー] ダイアログ ボックスで、"共有フォルダのシャドウ コピー" を有効にするボリュームをクリックして、[有効] をクリックします。 [シャドウ コピーの有効化] ダイアログ ボックスが表示されます。 [はい] をクリックして、選択したボリュームのシャドウ コピーを有効にすることを確認します。 ![]() 選択したボリュームのシャドウ コピーを 1 つ作成するには、[今すぐ作成] をクリックします。 注: 既定のスケジュールを変更するには、[設定] をクリックします。 [設定] ダイアログ ボックスで、[スケジュール] をクリックします。 タスク スケジューラで、設定を適切に変更します。 既定では、スケジュールは月曜〜金曜の午前 7 時と正午に設定されています。 コピーの頻度が 1 時間 1 回以上になるようなスケジュールには設定しないことをお勧めします。 ![]() |
4. | [シャドウ コピー] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックして手順を完了します。 |
サーバーの復元方法は、復元する必要のあるファイル、およびシステムが正常に起動するかどうかによって変わります。 このセクションでは、次の処理手順について説明します。
| • | バックアップからファイルを復元する |
| • | ASR セットを使用してコンピュータを復元する |
ハード ディスク上の元のデータが誤って消去されたり上書きされた場合、またはハード ディスク不良によりアクセスできなくなった場合は、データをバックアップ コピーから復元できます。
| • | 資格情報: この手順を実行するには、ローカル コンピュータの Administrators または Backup Operators グループのメンバであるか、または適切な権限が委任されている必要があります。 コンピュータがドメインに属している場合には、Domain Admins グループのメンバであればこの手順を実行することができます。 |
| • | ツール: バックアップ ツールが必要です。 通常バックアップと差分バックアップを組み合わせて実行している場合、最後の通常バックアップと最後の差分バックアップの両方からファイルおよびフォルダを復元する必要があります。 |
バックアップからファイルを復元するには
1. | [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に、「ntbackup」と入力して、[OK] をクリックします。 |
2. | [バックアップまたは復元ウィザード] が表示されます。 [次へ] をクリックします。 |
3. | [バックアップまたは復元] ページで [ファイルと設定を復元する] をクリックして、[次へ] をクリックします。 |
4. | [復元する項目] ページで、項目をクリックして内容を展開します。 復元するデータが含まれているフォルダまたはドライブを選択して、[次へ] をクリックします。 ![]() |
5. | [バックアップまたは復元ウィザードの完了] ページで、セキュリティ設定や接続点データなど詳細な復元オプションを変更する場合は、[詳細] をクリックします。 詳細な復元オプションを設定したら、[OK] をクリックします。 設定がすべて正しいことを確認して、[完了] をクリックします。 |
ASR は、起動オプションの [セーフ モード] や [前回正常起動時の構成] などのオプションをすべて試行した後でのみ、システム回復の最後の手段として使用します。 回復オプションの詳細については、後述の「関連情報」で紹介している「修復の概要」を参照してください。
自動システム回復では、データ ファイルは復元されません。 ファイルの復元の詳細については、この文書で既述の「バックアップからファイルを復元する」の項を参照してください。
| • | この手順の最初の部分を実行するには、実際にコンピュータのそばにいる必要があります。ローカル コンピュータの Administrators または Backup Operators グループのメンバである必要はありません。 ただし、システムが復元されたあとでデータをコンピュータに復元するには、ローカル コンピュータの Administrators または Backup Operators グループのメンバであるか、または適切な権限を委任されている必要があります。 コンピュータがドメインに属している場合には、Domain Admins グループのメンバであればこの手順を実行することができます。 |
| • | ツール: 作成済みの ASR セット、作成済みのバックアップ メディアおよびメディア セットと同時に作成したフロッピー ディスク、およびオリジナルの Windows Server 2003 インストール用 CD-ROM。 |
ASR セットからコンピュータを復元するには
1. | オリジナルの Windows Server 2003 インストール用 CD-ROM を CD ドライブに挿入します。 |
2. | コンピュータを再起動します。 コンピュータを起動するためにキーを押す必要がある場合は、指定されたキーを押します。 |
3. | セットアップのテキスト モードの開始時に、F2 キーを押します。 作成済みの ASR フロッピー ディスクの挿入を要求するメッセージが表示されます。 |
4. | 画面の指示に従って処理を続けます。 |
以前のバージョンのクライアントを使用すると、ネットワークの共有フォルダに置かれている、以前のバージョンのファイルにアクセスできます。 この機能は、共有フォルダのシャドウ コピーがサーバー上で有効に設定されている場合に使用できます。
以前のバージョンのファイルにアクセスできると、次のような作業が可能になり便利です。
| • | 以前のバージョンの表示、および作業中のファイルとの比較 - 変更内容を確認する場合は、以前のバージョンのファイルを開いて作業中のファイルと比較して確認できます。 |
| • | 誤って削除されたファイルの回復 - 誤ってファイルを削除してしまった場合は、以前のバージョンのファイルを開いて安全な場所にコピーできます。 |
| • | 誤って上書きされたファイルの回復 - 誤ってファイルを上書きしてしまった場合は、以前のバージョンのファイルに戻すことができます。 |
| • | 資格情報: この手順を実行するには、以前のバージョンを表示またはコピーするファイルの読み取り権限、およびファイルを復元するための読み取りおよび実行権限が必要です。 |
| • | ツール: 以前のバージョンのクライアント。 このクライアントは、Windows Server 2003 を実行しているコンピュータ上に既定でインストールされています。 以前のバージョンのクライアントのインストール方法については、この文書で既述の「共有フォルダのシャドウ コピーを使用する前に」の項を参照してください。 |
以前のバージョンのファイルまたはフォルダを表示するには
1. | 以前のバージョンを表示するファイルを (ネットワーク上から) 検索します。検索したファイルを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。 |
2. | [以前のバージョン] タブで、表示するバージョンをクリックして、[表示] をクリックします。 注: 以前のバージョンが表示されていない場合、そのファイルは、一番古いコピーを作成してから変更が加えられていないことを意味します。 |
以前のバージョンのファイルを別の場所にコピーするには
1. | コピーするファイルを (ネットワーク上から) 検索します。検索したファイルを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。 |
2. | [以前のバージョン] タブで、コピーするバージョンのファイルをクリックして、[コピー] をクリックします。 |
3. | [項目のコピー] ダイアログ ボックスで、ファイルのコピー先をクリックして、[コピー] をクリックします。 注: 以前のバージョンが表示されていない場合、そのファイルは、一番古いコピーを作成してから変更が加えられていないことを意味します。 |
以前のバージョンのファイルを復元するには
1. | 復元するファイルを (ネットワーク上から) 検索します。検索したファイルを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。 |
2. | [以前のバージョン] タブで、復元するバージョンのファイルをクリックして、[復元] をクリックします。 以前のバージョンを復元する旨を通知する警告メッセージが表示されます。 [はい] をクリックして、処理を実行します。 注: 以前のバージョンのファイルを復元すると、現在のバージョンのファイルが削除されます。 以前のバージョンのフォルダを復元する場合、フォルダは、選択したバージョンの日時の状態に復元されます。 その日時以降に、フォルダ内のファイルに対して加えた内容は、すべて失われます。 現在のバージョンのファイルまたはフォルダを保存する場合は、[コピー] コマンドを使って、以前のバージョンのファイルまたはフォルダを別の場所にコピーします。 |
誤って削除されたファイルを回復するには
1. | 削除されたファイルが格納されていた (ネットワーク上の) フォルダを検索します。検索したフォルダを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。 |
2. | [以前のバージョン] タブで、回復するファイルを含む最も新しいバージョンのフォルダをダブルクリックします。 選択した以前のバージョンに格納されているファイルの一覧が表示されます。 |
3. | 誤って削除されたファイルを右クリックし、[コピー] をクリックします。 |
4. | ファイルを保存する場所を右クリックして、[貼り付け] をクリックします。 注: ファイルをコピーするときのファイルのアクセス許可は、ファイルのコピーが置かれるディレクトリの既定のアクセス許可に設定されます。 |
共有フォルダのシャドウ コピーの詳細については、以下のサイトを参照してください
| • | マイクロソフト Web サイト http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/techinfo/overview/scr.mspx の「共有フォルダのシャドウ コピーの概要」 |
| • | Microsoft TechNet Web サイト http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/techinfo/overview/scrfaq.mspx の「共有フォルダのシャドウ コピー : よく寄せられる質問」 |