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はじめよう スマート ビジネス:第 35 回

ビジネス メールのバックアップと引越しガイド (1) Outlook Express から Windows メールへの移行

会社のコンピュータを Windows Vistathe Microsoft Office system 2007 へ移行する時、必要になるのは膨大な量のビジネス メールのバックアップとデータの移行です。今回は、Outlook Express のメールと連絡先データを、Windows メール、そして Outlook 2007 に移行するための手順をご紹介します。

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ビジネス メールの引越し計画 使用するアプリケーションで決まるメール データの移行手順

会社のコンピュータに Windows Vista を導入するにあたって、これまで使ってきたメールのデータをどのように引き継いでいけばよいか、悩む人も多いと思います。「Windows Vista ではどのメール アプリケーションを使えばいいの?」、「そもそもメールのデータってどこに保存されているの?」など、さまざまな疑問が出てくることでしょう。
今回から 2 回にわたって、Outlook Express や Outlook 2003 のデータを、Windows Vista 付属の Windows メールMicrosoft Office Outlook 2007 で使うための移行手順や、バックアップの方法をご紹介していきます。
まず、それぞれのデータがどのように移行できるか、下の図で確認してみましょう。

各メール アプリケーションのデータ互換性は…

図のように、新しいコンピュータで使うアプリケーションによって、データを移す手順が決まります。今回は、Windows XP に付属する Outlook Express のデータを、Windows Vista に付属する Windows メールへ移行してみましょう。
この方法は、Outlook Express のデータをバックアップする際にも活用することができます。
さらに、Windows メールにインポートしたデータを Outlook 2007 で利用するための手順もご紹介します。Windows Vista と同時に Microsoft Office 2007 を導入した場合はこの方法で Outlook Express のデータを移行してください。

【目次】

Outlook Express のメール保存フォルダを調べる

メールを移行したりバックアップをするには、まずメールのデータがどこに保存されているか調べる必要があります。上の手順ですべてのフォルダを表示するように設定したら、さっそく Outlook Express のメール フォルダを調べてみましょう。

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Step 1
Outlook Express の [ツール] メニューから [オプション] をクリックします。
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Step 2
オプション設定画面の [メンテナンス] タブで [保存フォルダ] ボタンをクリックします。
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Step 3
表示されたダイアログ ボックスでメール フォルダのパスを確認できます。通常は、
C:¥Documents and Settings¥<ユーザー アカウント名>¥Local Settings¥Application Data¥Identities¥<任意の番号>¥Microsoft¥Outlook Express」のフォルダに保存されています。パス名を確認したら、パス名を選択し [CTRL+C] を押してコピーします。
通常このフォルダは不可視属性になっており、標準では表示されません。表示させるためにはフォルダの「フォルダ オプション」での設定が必要になります。しかし不可視属性は重要なファイルを誤って削除したり、上書きすることを防止する目的で設定されているため、通常は不可視のままにしておくことを強くおすすめします。
フォルダ オプション設定画面
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Step 4
コピーしたパス名を任意のフォルダの「アドレス欄」にペーストしてアドレス欄隣の [→移動] ボタンをクリックするとフォルダが開き、その中に「受信トレイ.dbx」や「送信トレイ.dbx」など Outlook Express のデータが保存されていることが分かります。
ファイルの拡張子も標準では非表示になっています。不可視属性と同じようにフォルダ オプションから表示設定にできます。
フォルダ オプション設定画面
データを移行する際には、「Folders.dbx」など不可欠なファイルもあるため、すべてのデータをまとめて CD-R などに保存するようにしてください。

次に連絡先のデータをエクスポートしましょう。

Outlook Express の連絡先をエクスポートする

Outlook Express のメール保存フォルダには連絡先のデータは含まれていません。そのためエクスポート機能を使ってデータを書き出し、Windows メールでインポートします。

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Step 1
Outlook Express の [ファイル] メニューから [エクスポート] - [アドレス帳] をクリックします。
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Step 2
エクスポートするファイル形式を指定します。ここでは [テキスト ファイル (CSV)] を選んで [エクスポート] ボタンをクリックします。
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Step 3
[参照] ボタンをクリックして保存するフォルダやファイル名を指定します。
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Step 4
名前やメール アドレス、住所など、エクスポートするフィールドを選択できます。ここではすべてのフィールドにチェックを付けておきましょう。
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Step 5
[完了] ボタンをクリックすると Outlook Express の連絡先データがエクスポートされます。
これで移行の準備が整いました。

このようにして準備した Outlook Express のデータを CD-R などに保存しておけば、バックアップとしていつでも取り出すことができます。これらのデータを次ページでの手順に従って、Windows メールにインポートした後、不要なデータを削除すればメール データの引越しは完了です。→[次ページ]