情報経済社会の到来と共に、世界中を飛び交う情報の流通量が爆発的に増え続けています。総務省情報通信政策局が 2006 年 3 月に発表した「平成 16 年度情報流通センサス報告書」では、国内の情報流通量が 1994 年から 2004 年の 10 年間で、実に 321 倍にも増加したという調査結果が報告されています。今やあらゆる情報をだれもが簡単に入手できるようになりました。企業間、あるいは企業とパートナーや顧客との間の情報格差が縮小されていくにつれて、その情報をすばやくビジネス価値に変えることのできる「スピード」の格差が、競争力に大きな影響を及ぼすようになってきています。>> 詳しくは…

ワークスタイルの変化とECM
企業で働く社員のワークスタイルもまた変革を迫られています。地理や時間などの境界線を越えた共同作業はもはや当たり前のこととなり、膨大に流通する情報の中から必要なものだけをすばやく発見、スピーディな意思決定に結びつける必要があります。しかも、これらの情報の利用や伝達は、安全かつ透過的に実施されなければなりません。情報が経済に与えるインパクトが大きくなったことで、企業の責任もまた大きくなっているためです。
しかし多くの情報は、社員個人のデスクトップから、共有ファイル サーバー、イントラネット サイトなど、さまざまな場所に多種多様な形式で散在しています。それらの膨大な情報は貴重な資産となり得るにもかかわらず、必要な情報を特定することが困難なため、活用しきれていないのが現状です。またその安全性や透明性も十分とはいえません。そこで注目されているのが、「エンタープライズコンテンツ管理 (ECM)」という考え方です。ECM とは、情報活用の利便性と情報管理の安全性を両立する、情報資産管理のしくみです。
|