System Center Configuration Manager 2007 R2 の特長

インベントリ管理

ネットワーク上にある IT 資産の可視化

System Center Configuration Manager 2007 R2 は、組織が保有するさまざまなコンピューターとデバイスから、ハードウェアとソフトウェアに関する詳細な構成情報を収集し、わかりやすいレポートで提供します。インベントリ情報は、リアルタイムでも、指定したスケジュールでも収集できるため、常に最新の IT 資産情報を把握できます。

収集した IT 資産情報は、ソフトウェアの配布やセキュリティ更新プログラムの管理に利用できるほか、構成情報を確認しながらヘルプデスク業務が行えます。また、資産インテリジェンス機能により、購入したソフトウェア ライセンス数が適切か確認できるため、無駄のない購入プランも検討できます。

収集可能な構成情報例
収集可能な構成情報例

インベントリ項目 属性データ インベントリ項目 属性データ インベントリ項目 属性データ

コンピューター システム

コンピューター名

所属ドメイン

ログオン ユーザー名 など

プロセッサ

製造元

プロセッサ名

クロック速度 など

CD-ROM

製造元/デバイス ID

ドライブ レター

SCSI ID など

オペレーティング システム

OS 名称、バージョン

サービス パック

言語

システム フォルダー など

PC BIOS

BIOS 製造元

BIOS バージョン

シリアル番号 など

ディスク コントローラー

コントローラー名

製造元

デバイス ID など

プログラムの追加と削除

ソフトウェア表示名

ソフトウェア製造元

バージョン など

システム格納装置 (SMBIOS 対応機種のみ)

PC 製造元

シリアル番号

SMBIOS 資産タグ など

ディスク ドライブ (物理ディスク)

接続インターフェイス

メディア種類

デバイス ID など

Windows システム サービス

サービス名

状態

開始モード

サービス アカウント

ファイル パス など

ビデオ コントローラー

製造元

アダプター名

解像度・色数・周波数

ドライバー バージョン

ビデオ RAM サイズ など

ディスク パーティション

デバイス ID

パーティション サイズ

ブート設定

プライマリ設定

パーティション説明 ほか

ソフトウェアの更新

セキュリティ情報 ID

文書番号 (KB)

適用ステータス

タイトル など

ネットワーク アダプター

製造元、製品名

MAC アドレス など

論理ディスク

ドライブ レター

ドライブの説明

ファイル システム

サイズ/空き容量

シリアル番号 など

HDD 上のファイル情報

ファイル名

ファイル パス

更新日付

サイズ など

ネットワーク アダプター構成

IP アドレス構成

ゲートウェイ構成 など

メモリ

仮想メモリ サイズ

ページ ファイル サイズ

物理/論理メモリ合計サイズ など

インストール済みソフトウェア

ソフトウェア コード

製品コード

製品名

表示名

発行元

バージョン番号

プロダクト ID など

プロセッサ (追加)

ブランド ID

Pcache

CPU キー

モバイル対応かどうか など

USB デバイス

デバイス ID

製造元

名前

サービス

ステータス など

マイクロソフト製品
インストール済みソフトウェア

ソフトウェア コード

製品コード

MPC

チャネル ID

チャネル コード

自動開始ソフトウェア

ファイル名

ファイル バージョン

製品

製品バージョン

スタートアップの種類 など

ソフトウェア ライセンス サービス

バージョン

KMS マシン

VL アクティベーション間隔

VL リニューアル間隔

必要なクライアント数 など

システム コンソール
使用

総コンソール時間

総コンソール ユーザー など

インストールされた実行ファイル

製品コード

実行名

ファイル バージョン

ファイル サイズ

インストールされたファイル パス など

ソフトウェア ライセンシング製品

名前

アプリケーション ID

プロセッサ URL

マシン URL

プロダクト キー URL

プロダクト キー

ライセンス ステータス

評価期間終了日時 など

システム コンソール ユーザー

システム コンソール ユーザー

総ユーザー コンソール時間(分)

コンソール ログオンの回数

最後にコンソールを使用したユーザー など

ブラウザー ヘルパー オブジェクト

ファイル名

ファイル バージョン

製品

製造元 など

ソフトウェア ショートカット

名前

ショートカット キー

ショートカット名

ターゲット実行ファイル など

ハードウェア インベントリの収集

System Center Configuration Manager 2007 R2 では、OS をはじめ、BIOS、ストレージ、ネットワーク構成、本体、そして周辺機器などのハードウェア構成情報を収集します。資産管理番号などの企業独自の情報をハードウェア インベントリに追加したり、過去の履歴を参照できるなど、柔軟な IT 資産管理基盤を提供します。

さらに、Intel vPro テクノロジ搭載 PC なら、電源がオフの状態や、問題が発生して OS が起動しない状態のPC でも構成情報の収集が可能です。Intel vPro テクノロジとの連携により、稼働/非稼働に関わらず、企業が保有する IT 資産を正確に把握することができ、更新プログラムなどの適用も確実に行うことが可能です。

画面イメージ:ハードウェア インベントリの収集

画面イメージ:ハードウェア インベントリの収集

ソフトウェア インベントリの収集

指定した拡張子を持つソフトウェアを探索し、ソフトウェア名やサイズ、バージョン、インストール パスなどの詳細な情報を収集できるため、特定のソフトウェアや更新プログラムの配布対象を識別したり、必要なライセンス数を把握するなど、管理タスクの効率化が可能です。System Center Configuration Manager 2007 R2 では、管理コンソールを使って、蓄積した IT 資産情報の一覧表示や特定の条件に適合する対象だけを抽出して表示できると共に、Web ベースのレポートを作成してブラウザーから IT 資産情報を簡単に参照することが可能です。また、Office Excel や Office Access などをはじめ、業界標準のデータ仕様に準拠することで、他社資産管理アプリケーションとの相互運用性も提供します。

System Center Configuration Manager 2007 R2 のソフトウェア インベントリでは、圧縮ファイルや暗号化ファイルに含まれる実行ファイルを探索でき、コンピューターにインストールされていない、単一の実行ファイルとして動作するソフトウェアの情報も収集することができます。単一の実行ファイルとして動作する既知のウイルスやスパイウェアが社内に侵入していないかを調査したり、ファイル交換ソフトなどの情報漏えいの原因となるソフトウェアが使われていないかなど、社内ネットワークのセキュリティ強化にも役立ちます。

画面イメージ:ソフトウェア インベントリの収集

ソフトウェア メータリングで利用状況を把握

ソフトウェア メータリングでは、特定のアプリケーションの利用状況を把握することができます。特定のアプリケーションの起動や終了の日時、利用者などを記録し、Web ベースのレポートを生成して使用期間や使用状況、利用ユーザーなどを確認することが可能です。アプリケーションを実際に使っているユーザー数を把握することで、ライセンス違反を防止できると共に、不要なライセンスを見直すことでコストを節約できるようになります。また、業務に関係のないアプリケーションの利用状況、あるいはファイル交換ソフトなどのセキュリティを低下させるプログラムの利用状況などを調査することで、生産性とセキュリティの向上に役立てることができます。

画面イメージ:ソフトウェア メータリングで利用状況を把握

IT 投資計画やライセンス管理を支援する資産インテリジェンス

資産インテリジェンス機能を利用することで、サーバーやクライアントからさらに詳細なインベントリ情報を収集し、IT 資産管理ニーズに活用できるレポートを作成することができます。資産インテリジェンス機能には、ハードウェア、ソフトウェア、ライセンスに関する定義済みのレポートが用意されており、簡単に Web ベースのレポートを作成して、IT 資産の参照、分析を行うことが可能です。また、マイクロソフト製品、および多数の市販ソフトウェアのタイトルやバージョン、カテゴリ、システム要件などを含んだカタログ データを提供することでソフトウェアの識別と管理を支援します。定期的にインターネットからカタログ データをダウンロードすることで、最新情報に基づいて社内ソフトウェア資産の管理を行えます。

画面イメージ:IT 投資計画やライセンス管理を支援する資産インテリジェンス

SQL Server 2005/2008 Reporting Services との統合

System Center Configuration Manager 2007 R2 は、SQL Server Reporting Services と密に統合されており、System Center Configuration Manager 2007 R2 が提供するレポートを容易に Reporting Services 形式のレポート に移行できます。Reporting Services には、2D および 3D の洗練されたグラフやチャート、ゲージなどのグラフィックが用意されており、簡単な操作で IT 資産情報を可視化することが可能です。

一覧情報だけでは判別が難しい IT 資産の傾向や使用状況の分布などをグラフィカルに表示することで、状況の把握を容易にし、意思決定をより的確に行えるようになります。

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