参加者の職種: システムアドミニストレータ
基調講演
今回、初めて参加する事となり、どんなものなのかと期待に胸を膨らませて挑んだ 4 日間。基調講演でのダレン氏 (当時マイクロソフト株式会社代表執行役社長) の言葉の中で一番心に残っているのは、「日本の IT プロの環境では「キツイ・キビシイ・カエレナイ」の 3K だといわれていて、Microsoft はこの環境を今後のデジタルライフスタイル・デジタルワークスタイルを提供する事で変えていきたい」と言ったところ。
いろいろと成長を遂げていく IT 業界で Microsoft は、こういった新技術紹介の場などを数多く用意し、またいままでもたくさんあった開発者系のコミュニティに加え IT プロ系のコミュニティへのバックアップをしていきたいとの姿勢に打たれ、まだこの業界のコミュニティへの参加を躊躇していた自分の中に、「自分でコミュニティを立ち上げてみようか」という気持ちを芽生えさせてくれる言葉を見つけました。
また、日本は独自のデジタルライフスタイルを確立してはいるが、まだ欧米に比べてみると見劣りするように感じる。日本語という壁をうまく乗り越えられるようなソリューションが実現されるまでは、いくら日本がデジタル先進国といえども欧米を越える事はむずかしいと思う。そこへ Microsoft の今後の展開である、日本市場への本格的な乗り入れ (Culminis 等のコミュニティのバックアップと日本への展開) をうけることで、今後数年間でどのように日本の IT プロのあり方が変わってくるかがとても楽しみと思わせるセッションだった。
テクニカルセッション
T6-311: Windows Server "Longhorn" 〜OS の進化〜
まず驚いた事に、Microsoft の OS である中で、CLI を打ち出して来た事。いままでは陰の立役者であった (にしてきていた?) コマンドラインに再び光を当て、その動作の軽さとフルスペックに近い OS の実装を得た Longhorn は、現在求められている OS の挙動にとてもふさわしく思えます。
DNS やファイルサーバなど、ほとんど OS のインターフェイスを触らないサーバ群において、動作の軽さと機能の絞り込みで対応できる事は、本来の意味の Server だと感じられるようになると考えます。GUI のフルスペック版の実装内容についてもとても魅力的に感じるところが多数あり、特に管理のしやすさと管理系システム (System Center ブランド) との絡みも含め、システム運用に従事する者に取っては、早くリリースしていただきたいとも思うし、完成度の高いベースシステムへと成長して欲しいという願いもあり、いつもサーバ OS のリリース前には緊張してしまいます。
ただ、この Longhorn については期待感が高ぶるばかりで、早くより進化した OS を活用する場を用意していきたいと考えてしまいます。
スペシャルプログラム
Birds of a Feather at Tech·Ed 2006!
参加したのは Culminis のセッション。Microsoft のコミュニティへの注力の話しを基調講演で聞いた後、コミュニティ立ち上げに火のついた私はまず、自分自身の従事する IT プロのコミュニティ集団である Culminis の話しを聞いてみたいと思い参加しました。
以前から IT プロ系のブログ、Microsoft の高添さん、奥主さんのブログや、サーチエンジンなどから IT プロの情報を得ていた事からたまたま Hit した Culminis に興味を持っており、本セッションにて CEO のお話を聞ける貴重な場がある事を知って上京する前からこのセッションに参加してみようと考えていました。
皆さんが声を揃えていうのは「コミュニティを立ち上げるきっかけがむずかしい」との事。その相談相手としても Culminis は受け入れてもらえるだろうかと多少不安は残ったが、IT プロを照準にした今回の Tech·Ed の各セッションを受けていくうちに、もっと IT プロを元気づけれるコミュニティを立ち上げてみたいと考えるようになりました。
Community and Networking
Tech·Ed 2006 Attendee Party
この他にも昨年は the Microsoft Conference 2005 やセキュリティに関するセミナーに参加させていただいていましたが、さすが最大イベント Tech·Ed ではこのようなパーティー形式の交流の場があり、とても感動させられました。
今回は初めての参加なので多少自分も緊張していたが、もっと日本の技術者の性質 (知らない人とはあまり交流を持たない体質) を打ち破るような、もっと奇抜なイベントでもいいかなと感じました。コミュニティで顔なじみの方々がとてもうらやましく思えて、他の感想にも書いた通り、早くその (コミュニティの) 輪に交わりたいと切に感じたひと時となりました。
もし、来年も Tech·Ed などの大規模なコンファレンスの場に参加できる事となった時のために、Culminis をはじめ、Microsoft さんの力をお借りして早期にコミュニティを立ち上げて、IT プロの集う元気な場所を提供できるサイトと人とのつながりを作っていこうと思います。
