| IIS 5.0 へアップグレードした後に、ハードウェアのアップグレードを決定する | |
| IIS 4.0 および IIS 5.0 を使用した Web サイトの限界 | |
| FTP ドメイン認証は必要ですか? | |
| 暗号化されたデータを Web サーバーの構成データベース (メタベース) に書き込み中にエラーが発生しました | |
| ホスト ヘッダー機能を使用する場合のパフォーマンスペナルティはありますか? |
| Q | Web サイトのトラフィックを大幅に増やす計画をしています。負荷の増加に対処するために、Microsoft Internet Information Services (IIS) 5.0 アップグレードする予定です。ハードウェアのアップグレードもする必要があるかどうかはどのように判断することができますか? | ||||
| A | とてもよい質問です。それぞれのインストールにそれぞれ異なる要件があり、異なる状況でのアップグレートとなるため、この質問に対する標準的な回答はありません。この場合考慮に入れるべき要素が多くあります。その中にはサイトが扱っているコンテンツの種類、静的であるか動的であるかの問題があります。驚くべきことにほとんどの Web サイトは、頻繁には変更されない少量の HTML のページのみで構成されています。その場合、最初に遭う障害は、ネットワークまたはディスクドライブとなります。つまり、IIS 5.0 は、大量の静的ページを非常に素早く処理することができます。512 メガバイトの RAM を持つ CPU 200 MHz Pentium Pro が 1 つで、1 秒間に 1 ページあたり約 8 キロバイトの静的ページを 1109 ページ処理することができます。(IIS リソースガイド、第 4 章 148 ページより) さほど高性能ではないサーバーでもこの種類のコンテンツの優れた Web サーバーとなります。 もちろん、静的なページの送出は IIS にとっては最も効率のよい用法です。Active Server Pages (ASP)、Perl、または Web ベースのアプリケーションの実行には、より高性能のサーバーが必要となります。Secure Sockets Layer (SSL)、データベース、利用可能なネットワーク帯域幅、使用する認証方法の種類などの多くの要素がサーバーのパフォーマンスに影響を与えます。 非常に多くの可変要素が存在するため、見積もりのすべての方法は基本的には、単に概算です。読み込みに必要な潜在的なリソースを見積もることは役に立つ可能性がありますが、導入予定の製品サーバーをオンラインで接続する前に読み込みをシミュレーションし、テストすることを強く推奨します。これにより予期しない部分の障害を確認できます。たとえば、トラフィックがある特定のしきい値の下にあるが、増加した読み込みの要求を満たすため調整できない場合に動作する Web アプリケーションでサードパーティ製またはカスタムの COM+ オブジェクトが含まれていることを確認する場合があります。この場合、より高性能なハードウェアを追加すると、それによりシステムがリクエストがあるオブジェクトを読み込む能力が増加するため、さらに状況が悪化します。このような状況は、システムをオンラインに接続する前に、確認する必要があるものです。 IIS 5.0 リソースガイドの Chapter 4 "Capacity Planning" (英語) にサーバーの機能を見積もることに関する記載があります。IIS リソースガイドは Microsoft Windows 2000 サーバーリソースキットの一部に含まれ、別途入手することはできません。詳細は以下をご覧ください。
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| Q | IIS 4.0 および IIS 5.0 を使用した場合に可能な Web サイトの数の限界はどのくらいですか? |
| A | IIS 4.0 および IIS 5.0 を使用した場合に可能な Web サイトの数に関しては、もとからある制限はありません。Web サイトを追加して、「Web サイトが持つことができる最大値に達しました。」などというメッセージが表示されることはありません。Web サーバーは利用可能なリソースを溜めるプールのようなものだと考えてください。これらのリソースをどのように割り当てるかはユーザー次第ですが、ある時期に割り当て可能なすべてのリソースを割り当て、サーバーから適当な応答を受け取ります。割り当ては、数千ものディレクトリを持つ大きな Web サイトであったり、電子商取引ポータルのサポート、または多くのコンテンツを含まない数百または数千もの小さな Web サイトである場合もあります。多くのコンテンツを含まない数百または数千もの小さな Web サイトのシナリオは、Internet Service Provider (ISP) または Web ホスティングサービスで最も一般的です。 最も効果的にサポートを行うことができるサイトの数を決定する最も大きな要素の 1 つは、in process または out-of-process でアプリケーションを実行するか決定することです。in process のアプリケーションは Inetinfo プロセスで実行され、最も良いパフォーマンスを発揮しますが、アプリケーションが異常終了した場合、Web サーバーはページの処理を停止します。out-of-process のアプリケーションは、異常終了したアプリケーションが Web サーバーを停止させないため、より高い安定性が得られますが、これにはパフォーマンス的に不利な条件が発生し、リソースをより多く消費してしまうという影響が及びます。IIS 5.0 ドキュメント には、「10 以上の独立したアプリケーションを実行するべきではない」と述べられています。私は 10 という数字は控えめすぎると思いますが、言いたいことはよくわかると思います。また、IIS 5.0 に関して注意していただきたいのは、今問題にしているのは、「高度な(独立した)」アプリケーション保護の設定で、「中程度(プール)」ではありません。 非常に一般的な意味で、捉えられている限界は、つまり数百人のIIS 管理者に限界は何かという質問をし、その答えをマイクロソフトのテスト結果と統合して考えた場合、適切で一般的な見積もり値、IIS 4.0 が処理できる最大値は約 250 で、IIS 5.0 はその 10 から 15 倍であるという答えにたどり着くでしょう。(Internet Information Services 5.0 のパフォーマンス : インターネットサービスプロバイダのシナリオ http://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/windows2000serv/technologies/iis/deploy/projplan/ispscen.mspx をご覧ください) IIS 6 ではまたさらに飛躍的な数字になると考えられます。 静的コンテンツが含まれる多くのサイトを持つ ISP のもう1つのオプション、マイクロソフトの SHS (Scalable Hosting Solution) の概要 (http://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/windows2000serv/technologies/iis/downloads/shsover.mspx をご覧ください) により、IIS で 1 つの仮想 Web サイトのみを使用して、数千もの Web サイトをホストする方法が提供されます。 |
| Q | ユーザーがファイルをアップロードできるように IIS 4.0 FTP サーバーを使用しています。FTP サーバーは Microsoft Windows NT 4.0 のメンバサーバーで、使用しているドメインのメンバです。ユーザーが FTP サーバーにアクセスする際、ユーザーはユーザー名を (ドメイン\ユーザー名) を入力し、アクセス権を取得します。FTP を設定し、これが必要ないようにすることはできますか? |
| A | お客様が確認されたように FTP サービスでは既定で、認証用にローカルユーザーアカウントデータベースを使用します。"ドメイン" ログオンをするためには、ユーザーは "ドメイン\ユーザー名" を入力する必要があります。IIS 5.0 では、この設定はユーザーインターフェースで構成することができます。 |
| Q | IIS 5.0 をインストールしようとして、「暗号化されたデータを Web サーバーの構成データベース (メタベース) に書き込み中にエラーが発生しました。」というメッセージが表示されました。IIS をアンインストールして、再度試みようとしましたが、IIS 5.0 をインストールしようとするといつもこのメッセージが表示されます。 | ||||||||
| A | この問題は、IIS 5.0 のインストールまたは再インストールの際に発生する可能性があります。Windows 2000 をインストールする際にこの状態になる可能性があります。インストール中に発生した問題により、IIS を起動できなくなります。IIS 5.0 が既定でインストールするか、または IIS 4.0 を IIS 5.0 にアップデートして Windows 2000 を最初にインストールする際に起きた問題により、別の問題が起きた場合、再度インストールする必要がある場合があります。この問題は以下の方法で解決することができます。
すべて正常に行われた場合、Machinekeys1 フォルダを削除します。この問題に関する詳細および解決策は、マイクロソフトサポート技術情報の http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;282775&sd=tech をご覧ください。 |
| Q | IIS 4.0 をインストールし、それぞれのサイトに 1 つの IP アドレスを使用するのが最も良い方法か、またはすべての Web サイトに同じアドレスを使用してホストヘッダー機能を使用するのがよいかを決めようとしています。パフォーマンスペナルティはありますか? どのような問題が関連して発生する可能性がありますか? |
| A | ホストヘッダー機能を使用すると、IIS を Web サイトが他のサイトまたは多くのドメイン名に応答するように設定することができます。この方法で、同じ IP アドレスを使用して複数の Web サイトを持つことができます。この方法は http://www.iisanswers.com/ (英語) にて手順が紹介されています。 しかし、即座には明らかにならない、考慮すべき点があります。最も一般的な質問の 1 つは、ホストヘッダーを使用することから発生するパフォーマンスへの影響に関連します。良い点としては、それには影響はありますが、検出するのは困難であるという点です。ホストヘッダーを使用しないように選択した場合、それはパフォーマンス以外の理由によって選択する必要があります。 その他の考えられる反対理由として、ブラウザがホストヘッダーを使用する IIS サーバーと互換性を持たせるように HTTP 1.1 対応である必要があるという点です。これは正しいのですが、HTTP 1.0 の互換性が本当にあなたのサイトの設計上の目標である場合、あなたは基本的にフレーム、スクリプティング、Extensible Markup Language (XML)、カスケードスタイルシートなどその他様々の機能を使用しない静的なページを提供することになります。白黒のモニターのためにデザインしているようなものです。つまり、従来の機能(またはその機能の欠如)を向上させるためのコストがその利点を上回る時が来るということです。 IP またはホストヘッダーの決定に関し、他にもさらに重要な点があります。ホストヘッダーによって認識されるサイトにSSL を使用することはできません。一般的な誤解として、これは IIS の制限であると思われていますが、これは誤りです。単にこれらは相容れない相違点をもつ 2 つの技術です。 つまり、HTTP パケットがSSL の交換でIIS サーバーに送信されると、HTTP パケットは暗号化されます。HTTP パケットにはホストヘッダー名が含まれますが、暗号化されているため、IIS は最初にSSL セッションを確立しないでパケットをデコードすることができません。しかし、SSL セッションを開始するには、IIS はリクエストされている Web サイトを認識する必要があります。そのため、これはどうしようもない状況といえます。マイクロソフトサポート技術情報 187504 「SSL を使用すると HTTP 1.1 ホストヘッダーがサポートされない」でこの問題が説明されています。IIS 4.0 についてのみ言及されていますが、この内容は IIS 5.0 にも適用されます。 自分の Web サイトを確認するために 1 つの IP アドレスを使用する必要がある理由がほかにあります。検索エンジンの中には、IP アドレスを区別し、1 つの IP アドレスのためにインデックスするエントリーの数を制限するものがあります。ご使用の IIS サーバーがインターネット上でコンテンツを提供している場合、この点を考慮する必要がある場合があります。 最後に、IIS 5.0 のソケットプールに関する問題があります。ソケットプールは、IIS 5.0 が IIS 4.0 より拡張性の高い理由の 1 つです。ソケットプールにより、サーバーは 1 つの IP アドレスおよび TCP ポートの専用のリソースを、同じポートを使用してほかの Web サーバーと共有することができます。http://technet.microsoft.com/en-us/windowsserver/2000/bb735378.aspx (英語) の Internet Information Services 5.0 の技術概要をご覧ください。既定で、IIS 5.0 上のすべての Web サイトでは、ソケットプールが有効にされます。これは、パフォーマンスタブ上で、パフォーマンスチューニングスライダを使用して、Web サイトを調整する場合、そのプールのすべての Web サイトが調整されることを意味します。通常、Web サイトを調整する必要はありませんが、非常にアクティブなサイトの他にあまり使用されていないサイトを所有している場合、あまり使用されていないサイトが、使用されているサイトに必要なリソースを使用してしまいます。使用が多いサイトを、ソケットプールからパフォーマンスタブを使用してデータ流通量が多い場合のために調整を行うことはこの場合、意味があります。それを調整するためには、マイクロソフトサポート技術情報 238131 に記載されている手順に従って、ソケットプールからデータ流通量が多いサイトを削除する必要があります。では、これらすべてはホストヘッダーにどのような関連性があるのでしょうか?ホストヘッダーサイトはプールから個別に削除することはできません。したがってこの方法で個別に調整をすることもできません。 ホストヘッダーは非常に便利で、高いパフォーマンスを提供し、容易に実装することができます。ホストヘッダーはインターネットにアクセスできる Web サイトに対する非常に多くの要求およびそれらに対応するための IP アドレスの減少する供給の問題を解決します。実際には、IP アドレスを発行する ARIN は、http://www.arin.net で説明されているように、ポリシーを変更します。このページには、ホストヘッダーの使用が最善策であることの説明も含まれています。いくつか考慮にいれるべき点はありますが、一般的にはホストヘッダーを使用するのが簡単な選択であることがわかります。 |
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