Windows 2000 Professional 導入ガイド

第 5 章 - 高度なトピック

この章では、ネットワークへの接続からハードウェアやソフトウェアのトラブルシューティングに至るまで、Windows 2000 のさまざまなトピックを説明します。

トピック
アカウントについてアカウントについて
ネットワーク接続をセットアップするネットワーク接続をセットアップする
ハードウェアをインストールするハードウェアをインストールする
バックアップと復元についてバックアップと復元について
トラブルシューティングトラブルシューティング
よく寄せられる質問よく寄せられる質問

アカウントについて

Windows 2000 を使用するには、ユーザー アカウントが必要です。管理者は、ユーザー アカウントを作成し、アクセス許可を与えます。アクセス許可によって、ユーザーが使用できるファイル、フォルダ、およびコンピュータが決まります。

次の 2 つのセクションでは、管理者アカウントとユーザー アカウントの作成方法を説明します。

管理者アカウントを使用する

Windows 2000 をインストールすると、管理者アカウントが作成され、パスワードを設定するよう指示されます。Windows NT からのアップグレードの場合は、既存の管理者アカウント情報など、元のアカウント情報がそのまま残ります。

管理者アカウントを使えば、使用するソフトウェア、コンピュータの構成、コンピュータの設定をすべて制御することができます。ユーザー アカウントの作成、ソフトウェアのインストール、すべてのユーザーに反映させる変更などのタスクを実行するときは、管理者としてログオンする必要があります。ほかのユーザーのアクセス許可を設定できるのは管理者だけです。

ユーザー アカウントを作成および編集する

Windows 2000 をインストールしたら、ユーザー アカウントを作成する必要があります。Windows NT からのアップグレードの場合は、元のアカウント情報がそのまま残ります。

管理者は、各ユーザーにアクセス許可を与えます。ユーザーがソフトウェアをインストールしたり、ほかのユーザーのドキュメントを参照したり、ネットワーク リソース (プリンタやサーバー) を使用したりできるかどうかは、アクセス許可によって決まります。

管理者は、グループ アカウントと呼ばれるユーザー アカウントの集合にアクセス許可を与える場合もあります。ユーザーをグループに加えると、そのユーザーには、グループに与えられているすべてのアクセス許可と権利が与えられます。Windows 2000 には、以下のビルトイン グループが用意されています。

標準ユーザーグループ。Power Users グループ アカウントに属します。このユーザーは、コンピュータの設定を変えたり、アプリケーションをインストールすることはできますが、ほかのユーザーが作成したドキュメントを読み取ることはできません。

制限ユーザーグループ。Users グループ アカウントに属します。このユーザーは、プログラムを実行したり、ドキュメントを保存することはできますが、コンピュータの設定を変えたり、プログラムをインストールしたり、ほかのユーザーが作成したドキュメントを読み取ったりすることはできません。

その他のグループ。すべてのビルトイン アカウントが一覧表示されます。Administrarors、Backup Operators、Guests、Power Users、Replicator、および Users が含まれています。

ユーザーアカウントを作成するには

1.

管理者としてコンピュータにログオンします。

2.

[スタート] をクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コントロールパネル] をクリックします。

3.

[コントロールパネル] の [ユーザーとパスワード] をダブルクリックします。

4.

[ユーザー] タブ の [追加] をクリックします。

5.

ユーザー名、およびドメイン名 (ユーザー アカウントがネットワーク ドメインに含まれている場合) を入力し、[次へ] をクリックします。

メモ ネットワーク ドメインでのユーザー アカウントのセットアップについては、ネットワーク管理者に問い合せてください。

ドメインの詳細については、この章の「ドメインについて」を参照してください。

6.

ユーザーに与えるアクセスのレベルを選択し、[完了] をクリックします。

既存ユーザー アカウントのパスワード属性またはグループのメンバシップを変更するには、以下の手順を実行します。

ユーザーアカウントを編集するには

1.

管理者として、または管理権限のあるユーザーとして Windows 2000 にログオンします。

2.

[スタート] をクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コントロールパネル] をクリックします。

3.

コントロール パネル の [ユーザーとパスワード] をダブルクリックし、[詳細] タブをクリックします。

4.

[高度なユーザー管理] の [詳細] をクリックします。

5.

[ローカルユーザーとグループ] ウィンドウで、[ユーザー] フォルダをダブルクリックし、編集するユーザー アカウントをダブルクリックします。

次の中から該当する操作を行います。

[全般] タブで、アカウントを無効にしたり、パスワードの属性を変更したりします。つまり、ユーザーが次にログオンするときにパスワードを変更するように要求したり、パスワードの期限が切れないように設定したりします。

[所属するグループ] タブで、ユーザーが属するグループを追加または削除します。

[プロファイル] タブで、ユーザーのログオン スクリプトやホーム ディレクトリを指定します。

詳細については、このマニュアルの「第 2 章 セットアップ」の「ネットワーク情報を提供する」を参照してください。

自分のユーザー アカウントを作成したら、そのアカウントを使って Windows 2000 にログオンすることができます。次の手順では、管理者としてログオンして自分のユーザー アカウントを作成した状態であると仮定します。

自分のユーザーアカウントで自分のコンピュータにログオンするには

1.

[スタート] をクリックし、[シャットダウン] をクリックします。

2.

[Windows のシャットダウン] ダイアログ ボックスの [次の中から選んでください。] の下向き矢印をクリックし、[Administrator のログオフ] をクリックします。次に、[OK] をクリックします。

3.

[Windowsにログオン] が表示されたら、自分のユーザー名 (ログオン名) とパスワードを該当するボックスに入力します。[OK] をクリックします。

Windows 2000 が起動するので、ドメインを選択すると、そのネットワークに接続されます。

グループを使用する

グループは、1 人または複数のユーザーに特定のアクセス許可を与える場合に使用します。Windows 2000 には、ローカルのビルトイン グループが用意されています。これらのグループは、ユーザーが実行するタスクに応じて管理者が効率的にアクセス許可を与える場合に役立ちます。独自のグループを作成することもできます。

ユーザーをローカルグループに加えるには

1.

管理者として、または管理権限のあるユーザーとして Windows 2000 にログオンします。

2.

[スタート] をクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コントロールパネル] をクリックします。

3.

[コントロールパネル] の [ユーザーとパスワード] をダブルクリックします。

4.

[ユーザー] タブで、ユーザー名をクリックし、[プロパティ] をクリックします。

5.

ユーザーに与えるアクセスのレベルを選択します。

ビルトイン ローカル グループの一覧から選択するには、[その他] の下向き矢印をクリックします。

6.

[OK] をクリックし、再度 [OK] をクリックします。

ネットワーク接続をセットアップする

ネットワークとは、リソースを共有するコンピュータのグループです。サーバーとは、コンピュータ間で共有するファイルやリソースを格納した中央コンピュータです。クライアント コンピュータは、サーバーに接続してサーバーに格納されたリソースを使用します。Windows 2000 Professional が稼動しているコンピュータが、クライアント コンピュータです。

ネットワーク接続の詳細については、「Windows 2000 ヘルプ」を参照してください。

LAN (Local Area Network) に接続する

LAN (Local Area Network) は、比較的狭い範囲内のコンピュータやその他リソースからなるグループです。通常、ネットワーク ケーブルで物理的に接続されているので、ネットワーク上のどのデバイスからでも、ネットワーク上のほかのリソースとデータをやりとりすることができます。LAN に接続するには、次のネットワーク コンポーネントを自分のコンピュータにインストールする必要があります。

クライアントソフトウェア。自分のコンピュータをサーバーに接続するために必要です。たとえば、Microsoft ネットワークに接続するには Microsoft ネットワーク クライアントが必要です。

サービスソフトウェア。Microsoft ネットワークでファイルや印刷を共有するなど、新たな機能を追加するために必要です。

ネットワークプロトコル。基本的には、ネットワークを介した通信に使用される言語です。ネットワーク上でコンピュータ同士が通信するには、すべてのコンピュータが同じプロトコルを使用する必要があります。一般に使用されるプロトコルは TCP/IP です。このプロトコルは、インターネット通信にも使用されます。

Windows 2000 をインストールする際に、コンピュータがネットワーク ケーブルなどでネットワークに物理的に接続された状態であれば、ネットワークへの接続に必要なソフトウェア コンポーネントが自動的にインストールされます。たとえば、ネットワーク アダプタが自動的に検出され、そのアダプタに適したドライバ ソフトウェアが自動的にインストールされます。

セットアップの後でネットワークに接続する場合は、次の手順を実行します。

重要 この手順では、ネットワーク アダプタがインストール済みで、コンピュータがネットワーク ケーブルなどでネットワークに物理的に接続されていると仮定します。

コンピュータを LAN に接続するには

1.

管理者として、または管理権限のあるユーザーとして Windows 2000 にログオンします。

2.

[スタート] をクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コントロールパネル] をクリックします。

3.

[コントロールパネル] の [ネットワークとダイヤルアップ接続] をダブルクリックします。

4.

[ローカルエリア接続] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

5.

[チェックマークがオンになっているコンポーネントがこの接続で使用されています] ボックスで、ネットワークの管理者が指定したクライアント ソフトウェア、ネットワーク プロトコル、およびサービスを選択します。該当するものが一覧にない場合は、[インストール] をクリックして追加します。[OK] をクリックします。

どのネットワーク コンポーネントを選択したらよいかわからない場合は、ネットワーク管理者に問い合わせてください。

ドメインについて

Windows 2000 では、ドメインは一般情報を共有するネットワーク上のコンピュータ群です。ネットワーク管理者は、ドメイン内の各ユーザーに対してそれぞれ 1 つのユーザーアカウントを作成します。ユーザー アカウントを使用すれば、アクセスを許可されたすべてのドメイン リソース (ファイルやプリンタ) にアクセスできます。管理者は、ドメインに参加する各コンピュータのコンピュータアカウントも作成する必要があります。

ドメインは、セットアップの実行中に指定することも、セットアップの実行後に指定することもできます。Windows 2000 をインストールした後でドメインを指定する方法を次に説明します。

使用するコンピュータアカウントのドメインを指定するには

1.

管理者として、または管理権限のあるユーザーとして Windows 2000 にログオンします。

2.

[マイコンピュータ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

3.

[ネットワーク ID] タブをクリックし、[プロパティ] をクリックします。

4.

[ドメイン] をクリックし、自分のコンピュータが属するドメイン名を入力します。次に、[OK] をクリックします。

ドメイン名がわからない場合は、ネットワークの管理者に問い合わせてください。

5.

[ドメインのユーザー名とパスワード] に入力するように指示されたら、ユーザー名とパスワードを入力し、[OK] をクリックします。

メモ コンピュータ アカウントとユーザー アカウントのドメインが異なる場合は、[ドメインのユーザー名とパスワード] ダイアログ ボックスにユーザー アカウントのドメインを入力し、続けてバックスラッシュとユーザー名を入力します。例:

DOMAINNAME\UserName

6.

入力したら [OK] をクリックします。再度 [OK] をクリックします。

コンピュータがドメインに加わると、ウェルカム メッセージが表示されます。

その他のネットワーク接続やダイヤルアップ接続をセットアップする

LAN 以外の接続もセットアップすることができます。[ネットワークの接続ウィザード] を起動すると、次の 5 つのオプションが表示されます。

[プライベートネットワークにダイヤルアップ接続する]モデム、電話回線、または ISDN を使ってプライベート ネットワークに接続します。このオプションを選択した場合にオフィス ネットワークに接続すると、オフィス外にいる場合でもファイルを転送したり、電子メールを受信したりできます。

[インターネットにダイヤルアップ接続する]モデム、電話回線、または ISDN を使ってインターネットに接続します。MSN や AOL などのインターネット サービス プロバイダ (ISP) に接続する場合、このオプションを選択します。

[インターネット経由でプライベートネットワークに接続する]ISP を使ってプライベート ネットワークに接続します。自分のコンピュータとオフィス内のネットワーク間にインターネットを介したプライベートで安全な接続 (仮想プライベート ネットワーク) を作成できます。

[着信接続を受け付ける]電話回線、インターネット、またはケーブル接続を使って、ほかのコンピュータから自分のコンピュータに接続できるようにします。このオプションを選択すると、オフィスにあるコンピュータに自宅からアクセスできるようになります。

[ほかのコンピュータに直接接続する]シリアル ポート、パラレル ポート、または赤外線ポートを使って 2 つのコンピュータを接続します。このオプションを選択した場合、自分のコンピュータとほかのコンピュータを直接接続して 2 つのコンピュータ間でデータを転送できます。直接接続は、携帯型パソコンとデスクトップ型パソコンの間でファイルを同期する場合に便利です。

接続を作成するには

1.

[スタート] をクリックし、[設定] をポイントします。次に、[ネットワークとダイヤルアップ接続] をクリックします。

2.

[新しい接続の作成] をダブルクリックします。

3.

[ネットワークの接続ウィザード] で、作成する接続の種類を選択し、[次へ] をクリックします。

4.

表示される指示に従って操作します。

プライベート ネットワークに接続している場合は、リモート コンピュータで使用するネットワーク フォルダを共有しなければならないことがあります。

フォルダの共有については、この章の「フォルダを共有する」を参照してください。

ネットワーク接続およびダイヤルアップ接続の場合、各コンピュータへの接続は個別に設定することができます。各接続のアイコンもそれぞれ表示されます。たとえば、オフィス ネットワークを示すアイコンと ISP を示すアイコンは、個別に表示されます。ダイヤルアップ接続を作成したら、電話番号や接続の種類など、その接続のプロパティはいつでも変更することができます 。

接続のプロパティを変更するには

1.

[スタート] をクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コントロールパネル] をクリックします。

2.

[コントロールパネル] の [ネットワークとダイヤルアップ接続] をダブルクリックします。

3.

変更する接続のアイコンを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

4.

変更を加えたら、[OK] をクリックします。

[ネットワークとダイヤルアップ接続] に表示されるエラー メッセージの詳細については、「Windows 2000 ヘルプ」を参照してください。

フォルダを共有する

オフィス外からオフィス内の自分のコンピュータにダイヤルしてコンピュータ内のフォルダにアクセスするには、そのフォルダを共有する必要があります。同様に、ほかのネットワーク ユーザーが自分のコンピュータ内のフォルダにアクセスする場合も、そのフォルダを共有しなければなりません。

共有フォルダにアクセス許可を設定すれば、ほかのユーザーが共有フォルダ内のファイルにアクセスできるレベルを決めることができます。次の表は、共有フォルダのアクセス許可のレベルと許可されるアクションの一覧です。

共有レベル許可されるアクション

フル コントロール

ファイルを開き、読み取り、編集し、プログラムを実行できます。
アクセス許可を変更、およびフォルダの所有権を取得できます。

変更

ファイルを開き、読み取り、編集し、プログラムを実行できます。

読み取り

ファイルの読み取りとプログラムの実行ができます。

フォルダを共有するには

1.

共有するフォルダを右クリックし、[共有] をクリックします。

2.

[共有] タブ の [このフォルダを共有する] をクリックします。

3.

[共有名] ボックスに表示された既定の名前を使用します。または、共有名を入力します。

共有名の指定は 8 文字以内で、スペースは使用できません。

4.

フォルダの説明を付ける場合は、[コメント] ボックスに入力します。

5.

フォルダを同時に使用できるユーザーの数を制限する場合は、[ユーザー制限] の [最大ユーザー数] をクリックし、数値を指定します。

6.

特定のユーザーやグループにアクセス許可を設定する場合は、[アクセス許可] 、[追加] をクリックし、アクセス許可を与えるユーザーやグループをダブルクリックし、[OK] をクリックします。 次に、ユーザーやグループを選択し、[許可] チェック ボックスまたは [拒否] チェック ボックスをオンまたはオフにして、[OK] をクリックします。再度 [OK] をクリックします。

メモ 共有フォルダを作成する場合、既定のアクセス許可は [フル コントロール] で、ユーザーまたはグループは [Everyone] です。

ハードウェアをインストールする

Windows 2000 では、セットアップを実行すると、ほとんどのハードウェア デバイスが検出されて設定されます。セットアップが完了するまでインストールしないで済むデバイスもありますが、ハード ディスク ドライブのようにコンピュータ操作の中心となるデバイスは、正しく設定しておいてからセットアップを進めなければなりません。デバイスの正しい設定方法については、各デバイスのマニュアルを参照してください。

ハードウェアは、セットアップの完了後に追加することもできます。ハードウェアがプラグ アンド プレイ対応の場合、そのデバイスは、コンピュータに接続すれば自動的に設定されます。[ハードウェアの追加と削除ウィザード] を使ってハードウェアを新しくインストールすることもできます。

セットアップを実行、またはハードウェアを新しくインストールする前に、Windows 2000 に付属のハードウェア互換性リスト (HCL) を参照し、使用するハードウェアが Windows 2000 に対応していることを確認する必要があります。HCL を参照するには、Windows 2000 Professional CD の Support フォルダにある Hcl.txt ファイルを開きます。このリストの最新バージョンを参照するには、次の Microsoft Web サイトにアクセスしてください。

http://www.microsoft.com/japan/hwdq/hcl/

[ハ−ドウェアの追加と削除ウィザード] を使ってハードウェアをインストールするには

1.

管理者として、または管理者権限のあるユーザーとして Windows 2000 にログオンします。

2.

[スタート] をクリックし、[設定] をポイントします。次に、[コントロールパネル] をクリックします。

3.

[コントロールパネル] の [ハードウェアの追加と削除] をダブルクリックします。

4.

表示される指示に従って操作します。

バックアップと復元について

Windows 2000 のバックアップ ユ−ティリティは、ハード ディスクが故障した場合、またはハード ディスクや記憶媒体の故障によりファイルが誤って消去された場合のデータ保護に役立ちます。たとえば、バックアップ ユーティリティを使うと、ハード ディスク内にデータの複製を作成し、別の記憶装置 (ハード ディスク、テープなど) に保存することができます。

ハード ディスク内のオリジナル データが誤って消去、上書きされたり、ハード ディスクの誤動作によってアクセス不可能になっても、保存しておいたコピーを使って簡単にそのデータを復元することができます。

メモ 定期的にデータをバックアップすることをお勧めします。バックアップ ユーティリティを使うと、定期的にバックアップを実行して常に最新のデータを保存するように設定できます。

データのバックアップ方法の詳細については、「Windows 2000 ヘルプ」を参照してください。

トラブルシューティング

使用するハードウェアやソフトウェアに問題が発生した場合、Windows 2000 のマニュアルに記載されているトラブルシュータを参照すると問題の解決に役立ちます。 トラブルシュータは対話形式で、手順に従って進みながら、一般的な問題の原因を突き止め、問題を解決することができます。

エラー メッセージが表示されたら、そのダイアログ ボックスの [ヘルプ] をクリックし、エラーの説明と解決方法を確認します。

トラブルシュータを使用する

Windows 2000 Professional のトラブルシュータは、次のトピックに関する情報を提供します。

NetWare 用クライアント サービス

ディスプレイ

ハードウェア

インターネット接続 (ISP)

モデム

MS-DOS プログラム

マルチメディアとゲーム

ネットワーク (TCP/IP)

印刷

リモート アクセス (RAS)

サウンド

システムのセットアップ

Windows 3.x プログラム

Windows 2000 のトラブルシュータを開くには

1.

[スタート] をクリックし、[ヘルプ] をクリックします。

2.

左側のペインにある [目次] タブの [トラブルシューティングと保守] をクリックし、[Windows 2000 に関するトラブルシューティング] をクリックします。

3.

右側のペインで、該当するトラブルシュータをクリックします。

セットアップのトラブルシューティング

次の表は、Windows 2000 のセットアップを実行中に発生する可能性がある問題の解決方法の一覧です。

問題解決方法

CD-ROM ドライブが認識されない。

CD-ROM ドライブのメーカーと型番がハードウェア互換性リストに記載されていることを確認します。
ネットワークを経由するなど、別のインストール方法を試してみます。
適切な CD-ROM ドライバを含むスタートアップ ディスクを使用します。通常、ドライバと操作手順は、CD-ROM に含まれているか、CD-ROM の製造元から提供されます。
Windows 95、Windows 98、または Windows NT を既に使用していて、Windows 2000 をインストールする場合は、[詳細オプション] をクリックし、ファイルをハード ディスクにコピーします。

CD を読み取れない。

CD-ROM ドライブまたは DVD ドライブが動作することを確認します。
CD をクリーニングします。
別の CD を使用します。CD の交換を依頼する場合は、マイクロソフトまたは使用するコンピュータの製造元に連絡します。

セットアップのフロッピー ディスクを読み取れない。

Windows 2000 CD の \Bootdisk フォルダにある Makeboot.exe ユーティリティを使用して新しいセットアップ ディスクを作成します。
詳細については、このマニュアルの「第 3 章 詳細セットアップ」の「セットアップ起動ディスクを作成する」を参照してください。

ストップ エラー (青い画面) が表示される。

表示される指示に従って操作します。
詳細については、「付録 B ストップ エラーのトラブルシューティング」を参照してください。

Windows 2000 をインストールできない、または起動できない。

(メモ 使用するコンピュータのメモリ容量がインストールに必要な最低限のサイズしかない場合は特に、インストール処理に時間がかかることがあります)
使用するハードウェアがハードウェア互換性リストに記載されていることを確認します。
モデム、サウンド カード、ネットワーク アダプタ、スキャナ カードなど、セットアップに必要ないハードウェアを取り外し、ハードウェアの構成をできるだけ簡素化します。

ディスクの空き容量が足りない。

既存の空き領域を使って、パーティションを作成、設定します。
不要なファイルを削除し、ごみ箱を空にして、既存のパーティションに空き領域を作ります。または、複数のドライブやパーティションがある場合は、ファイルを別のパーティションに移します。
既存のパーティションを削除し、インストールに必要な容量を備えたパーティションを新しく作成します。この操作を行うと、既存のデータはすべて削除されます。
既存のファイルをすべて削除して空き領域を増やすように既存のパーティションをフォーマットします。

ドメインに参加できない。

使用するコンピュータがネットワークに物理的に接続されていることを確認します。
ドメイン名が正しいことを確認します。
コンピュータ アカウントがあることを、ネットワーク管理者に確認します。
DNS サーバーとドメイン コントローラがオンラインで稼動していることを、ネットワーク管理者に確認します。
これらの方法で問題を解決できない場合は、ワークグループに参加して Windows 2000 をインストールした後でドメインに参加します。

システムを起動して修復する

コンピュータが起動しない場合は、ここで説明する機能を使ってコンピュータを起動し、修復を行います。

拡張オプションを使用する

コンピュータが正常に起動しない場合は、拡張オプションを使って Windows 2000 を起動し、問題を解決します。

拡張オプションを使ってコンピュータを起動するには

1.

[スタート] をクリックし、[シャットダウン] をクリックします。

2.

[Windows のシャットダウン] ダイアログ ボックスの [次の中から選んでください。] の下向き矢印をクリックし、[再起動] をクリックします。次に、[OK] をクリックします。

3.

使用可能なオペレーティング システムの一覧が表示されたら、F8 キーを押します。

4.

[Windows 2000 拡張オプション] メニューで、該当するオプションを選択し、Enter キーを押します。

一般的なオプションは、[セーフ モード] と [前回正常起動時の構成] の 2 つです。

セーフモード

コンピュータが正常に起動しない場合でも、診断モードで起動させることができます。これをセーフモードといいます。いずれかのセーフ モードでコンピュータを起動すると、最低限のサービスだけがロードされ、ブート ログが作成されます。このログには、ロードできるサービスやデバイス、またはロードできないサービスやデバイスが一覧表示されます。セーフ モードでコンピュータを起動した場合は、コンピュータの設定を変更することができます。たとえば、セーフ モードを使用すると、新しくインストールしたソフトウェアの中で問題の原因となりそうなものを削除したり再設定したりすることができます。セーフ モードには、次の 3 つのオプションがあります。

[セーフモード] では、基本的なファイルとドライバ (マウス、モニタ、キーボード、大容量記憶装置、基本ビデオ機能、および既定のシステム サービス) のみを使って Windows 2000 を起動します。ネットワークは利用できません。

[セーフモードとネットワーク] では、基本的なファイルとドライバ (上の [セーフ モード] を参照) のみを使って Windows 2000 を起動します。ネットワークを利用できます。ただし、PCMCIA デバイスではネットワークを利用できません。

[セーフモードとコマンドプロンプト] では、基本的なファイルとドライバ (上の [セーフ モード] を参照) のみを使って Windows 2000 を起動します。ログオンすると、Windows 2000 ではなくコマンド プロンプトが表示されます。

前回正常起動時の構成

前回正常起動時の構成は、デバイスの設定が正しくない場合にのみ使用します。このオプションを選択すると、前回シャットダウンしたときに保存されたレジストリの設定が修復されます。たとえば、新しいドライバをインストールした後や、ドライバの設定を変更した後に Windows 2000 を起動できない場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択した場合、最後に正常にシャットダウンした後でシステムに加えた変更はすべて消去されます。

Recovery Console を使用する

メモ この機能は上級ユーザーだけが使用してください。

Recovery Console を使用する前に、データをテープにバックアップしておくことをお勧めします。ローカルのハード ディスク ドライブは、修復の過程でフォーマットされる場合があります。

Recovery Console を起動するとコマンド ラインが表示されるので、Windows 2000 が起動しない場合に参照してシステムに変更を加えることができます。

Recovery Console を使用すると、Windows 2000 を起動しなくても、さまざまなタスク (サービスの開始や終了、NTFS ファイル システムなどのローカル ディスク ドライブ内の情報の読み取りや書き込み、ドライブの設定など) を実行することができます。Recovery Console は、フロッピー ディスクや CD-ROM からハード ディスク ドライブにファイルをコピーしてシステムを修復しなければならない場合、またはコンピュータの正常な起動の妨げとなるサービスに変更を加える必要がある場合に特に有効です。

Recovery Console を起動するには、次の 2 つの方法があります。

コンピュータを起動できない場合、Windows 2000 セットアップ ディスクから Recovery Console を実行することができます。

Recovery Console は、Windows 2000 を再起動できないときに使用できるよう、あらかじめコンピュータにインストールしておくこともできます。こうすると、Recovery Console のオプションを起動メニューから選択することができます。

Recovery Console を起動したら、ログオンするドライブを選択し (デュアル ブートの場合)、管理者のパスワードでログオンします。

Recovery Console が一覧表示にない場合は、インストールしなければなりません。Recovery Console をインストールし、コンピュータを再起動できない場合にスタートアップ オプションとして使用できるように設定する必要があります。

スタートアップオプションとして Recovery Console をインストールするには

1.

管理者として、または管理権限のあるユーザーとして Windows 2000 にログオンします。

コンピュータがネットワークに接続されている場合、ネットワーク ポリシーの設定によってはこの操作を実行できないことがあります。

2.

Windows 2000 Professional CD を CD-ROM ドライブに挿入します。"Windows 2000 にアップグレードしますか" と表示されたら、[いいえ] をクリックします。

3.

Windows 2000 CD に含まれた適切な Winnt32.exe ファイルへのパスを、コマンド プロンプトまたは Windows 2000 の Run コマンドに入力し、続けてスペースを 1 つ入力し、「/cmdcons」と入力します。例:

\\i386\winnt32.exe /cmdcons

4.

表示される指示に従って操作します。

起動しないシステムで Recovery Console を実行するには

1.

コンピュータを再起動し、オペレーティング システムの一覧で [Windows 2000 Recovery Console] をクリックします。

2.

表示される指示に従って操作します。

コマンド プロンプトが表示されます。

3.

システムに必要な変更を加えます。

Recovery Console で使用できるコマンドを確認するには、コマンド プロンプトに「help」と入力します。

4.

コンピュータを再起動するには、「exit」と入力してコマンド プロンプトのウィンドウを閉じます。

Recovery Console を削除するには

1.

ルート フォルダから \Cmdcons フォルダを削除します。

2.

同じルート フォルダから Cmldr ファイルを削除します。

3.

Boot.ini ファイルで、Recovery Console へのエントリを削除します。

システム修復ディスクを使用する

システム修復ディスク (ERD) を使用すると、Windows 2000 をロードできない場合にシステムを修復または復元することができます。ERD は、システム ファイルやパーティション ブート セクタに関する問題の解決に役立ちます。ハード ディスクが故障した場合、またはシステム ファイルを破損したり誤って削除した場合に使用します。システムファイルは、Windows 2000 でオペレーティング システムをロード、設定、および実行するために使用するファイルです。システム ファイルを損失したり破損した場合は、ERD を使って修復することができます。

パーティションブートセクタには、ファイルのシステム構造やオペレーティング システムをロードする手順に関する情報が含まれています。デュアルブート システムを使用している場合、ERD にはどちらのオペレーション システムをどの方法で起動するかを指定する情報が含まれます。

ERD は、最新のシステム設定を保存するために、定期的に更新する必要があります。ERD は、コンピュータを再起動したり、システム ファイルを修復するためのものです。ファイルやプログラムのバックアップは作成されません。

重要 ERD は、レジストリに関する問題の解決には使用しないでください。ERD を使用すると、セットアップ時の元のレジストリが修復されてしまいます。

システム修復ディスクを作成するには

1.

[スタート] をクリックし、[プログラム] をポイントします。次に、[アクセサリ] をポイントし、[システムツール] をポイントします。次に、[バックアップ] をクリックします。

2.

[ウィザード] タブの [システム修復ディスク] をクリックします。

3.

指示されたら、空の 1.44 MB のフォーマット済みフロッピー ディスクをフロッピー ディスク ドライブに挿入し、[OK] をクリックします。

4.

処理が完了したら、ディスクを取り出して、ラベル面に "システム修復ディスク "と記入し、安全な場所に保管します。

ERD を使って設定を修復するには、Windows 2000 CD、Windows 2000 セットアップ ディスク、および ERD が必要です。修復処理中は、F1 キーを押せばオプションの詳細を参照することができます。

重要 損失したり破損したファイルは Windows 2000 CD 内のファイルで上書きされるので、Windows 2000 のインストール後にシステムに加えた変更は消去されてしまいます。

システム修復ディスクを使って設定を修復するには

1.

Intel 製のプロセッサを搭載したコンピュータを使用している場合は、Windows 2000 セットアップ ディスクまたは Windows 2000 Professional CD を使ってコンピュータを起動します。

セットアップ ディスクからファイルをコピーし終わると、システムが再起動し、テキスト ベースのインストール モードがスタートします。

2.

セットアップへようこその画面で、R を押して、Windows 2000 のインストールを修復または復元するオプションを選択します。

3.

必要な修復または復元オプションの種類を入力するよう指示されたら、R を押して、障害がある Windows 2000 のインストールを修復します。

[高速修復] または [手動修復] をクリックします。

システム ファイル、パーティション ブート セクタ、またはスタートアップ環境を選択して修復する場合は、M を押して手動修復を実行します。手動修復では、レジストリは修復されません。

システム ファイル、パーティション ブート セクタ、またはスタートアップ環境を自動的に修復する場合は、F を押して高速修復を実行します。最初に Windows 2000 をインストールしたときに作成されたレジストリが修復されます。高速修復では、これ以後はユーザーが手動で操作する必要はありません。

4.

表示される指示に従って操作し、指示されたら "ERD" を挿入します。元の Windows 2000 CD があれば、セットアップを実行してディスク障害をチェックすることができます。

修復処理が完了すると、コンピュータが再起動し、Windows 2000 が起動します。

よく寄せられる質問

以下の質問や回答を参照すると、システムの問題解決に役立ちます。

Windows エクスプローラとコマンドプロンプトはどうすれば開けますか。

これらの機能は、[アクセサリ] メニューに一覧表示されています。Windows エクスプローラを開くには、[スタート] をクリックし、[プログラム] をポイントします。次に、[アクセサリ] をポイントし、[エクスプローラ] をクリックします。

Windows 2000 FAT または FAT32 に対応していますか。

はい。Windows 2000 は、FAT または FAT32 方式にフォーマットされたハード ディスク上で稼動します。

詳細については、このマニュアルの「第 3 章 詳細セットアップ」の「ファイル システム」を参照してください。

ドキュメントが印刷されません。

ネットワーク プリンタへ出力する際に問題が発生する場合は、以下について確認してください。

コンピュータがプリンタに接続され、プリント ジョブが適切なプリンタに送られているかどうか。

ネットワーク プリンタを使用できるアクセス許可が与えられているかどうか。適切なアクセス許可を与えてもらうようにネットワーク管理者に依頼しなければならない場合があります。

プリンタ名を入力するときに正しい構文を使っているかどうか。プリンタの共有名は 2 つのバックスラッシュ (\\) で始まる必要があります。例:

\\acounting\printer1

プリンタのトラブルシューティングの詳細については、「Windows 2000 ヘルプ」を参照してください。

ネットワーク上でほかのユーザーとプリンタを共有できますか。

はい。自分のコンピュータに接続したプリンタは、ネットワーク上でほかのユーザーと共有することができます。

プリンタを共有するには

1.

[スタート] をクリックし、[設定] をポイントします。次に、[プリンタ] をクリックします。

2.

共有するプリンタのアイコンを右クリックし、[共有] をクリックします。

3.

[共有] タブの [共有する] をクリックし、プリンタの名前を入力するか、既定の名前をそのまま使用します。[OK] をクリックします。

印刷の詳細については、「Windows 2000 ヘルプ」を参照してください。

セットアップの起動ディスクを作成することはできますか。

コンピュータを起動して Windows 2000 セットアップを実行するフロッピー ディスクを作成することができます 。

詳細については、このマニュアルの「第 3 章 詳細セットアップ」の「セットアップ起動ディスクを作成する」を参照してください。

ネットワークに接続できません。どうすればよいですか。

ネットワークに接続できない場合は、以下について確認してください。

パスワードを入力するときに CapsLock がオンになっていないか。Windows 2000 のパスワードでは、大文字と小文字を区別して認識します。

"次回ログオンするときにパスワードを変更する必要があります" というメッセージが表示されなかったか。

ドメイン名が正しいかどうか。

有効なユーザー名を使っているかどうか。

ネットワーク ケーブルが、コンピュータとネットワークに正しく接続されているかどうか。

使用するコンピュータのネットワーク設定を変更していないかどうか。

これらを確認しても原因を究明できない場合は、ネットワーク管理者に連絡してください。

ピアツーピアネットワークとは何ですか。

ピアツーピアネットワークでは、各コンピュータはケーブルで相互に接続され、ユーザーはファイルおよびプリンタなどのデバイスを共有することができます。ネットワーク上の各コンピュータは互いに対等で、中心となるリポジトリはなく、ネットワーク全体が統括して制御されることはありません。通常、4 台以下のコンピュータを使用する小規模の組識に適したネットワーク形態です。

ピア ツー ピア ネットワークでは、各ユーザーは、自分のコンピュータの管理者としての役割を果たします。各ユーザーは、自分のコンピュータおよびリソースを保護して共有するためのパスワードを設定することができます。

Windows 2000 のセットアップを実行中に、Windows をアップグレード、新規インストール、またはインストールをクリーンアップするかを選択するように指示されます。ピアツーピア ネットワークに参加する場合は、新規インストールを選択します。

クライアント/サーバーネットワークとは何ですか。

クライアント/サーバーネットワークでは、各クライアント (標準性能のデスクトップ コンピュータ) は 1 台のサーバー (より高性能なコンピュータ) に接続されています。サーバーは、情報、デバイス、ソフトウェア プログラムを格納し、各クライアントに提供します。大規模な組識に適したネットワーク形態です。

ネットワーク管理者は、コンピュータ、プリンタ、データなどにアクセスするためのアクセス許可をサーバー ベースのネットワークに設定します。サーバーは、ユーザーがネットワークを利用するときに認証を行い、そのユーザーがアクセスできるレベルを確認します。

Windows 2000 のセットアップを実行中に、Windows をアップグレード、新規インストール、またはインストールをクリーンアップするか選択するように指示されます。クライアント/サーバー ネットワークに参加する場合は、アップグレードを選択します。

どうすれば Windows 2000 Professional を複数のコンピュータに簡単にセットアップできますか。

ネットワーク管理者や上級ユーザーであれば、無人セットアップを実行し、Windows 2000 を複数のコンピュータに簡単にインストールすることができます。

詳細については、このマニュアルの「第 3 章 詳細セットアップ」の「無人セットアップ モードでセットアップを実行する」を参照してください。

Windows 2000 をインストールしたコンピュータに別のオペレーティングシステムをインストールすることはできますか。

はい。複数のオペレーティング システムをインストールして実行することができます。ただし、使用するファイル システムによっては何らかの制限が生じることがあります。

詳細については、このマニュアルの「第 3 章 詳細セットアップ」の「デュアルブート構成」を参照してください。

セットアップの途中で、コンピュータが異常停止する、青い画面が表示される、または処理が失敗しました。どうしてですか。この場合、どうすればよいですか。

セットアップの途中でコンピュータが応答停止した場合、BIOS (基本入力/出力システム) のハードウェア設定が Windows 2000 に対応していないことが想定されます。

この問題は、通常、ハードウェアのトラブルシューティングによって解決できます。

「付録 B ストップ エラーのトラブルシューティング」を参照してください。

次の Microsoft Personal Support Web サイトも参照してください。

http://www.microsoft.com/japan/support/

Windows 2000 では、セットアップの実行中にハードウェアの互換性が自動的にチェックされますが、自分でハードウェア互換性リスト (HCL) を確認する必要もあります。HCL を参照するには、Windows 2000 Professional CD の \Support フォルダから Hcl.txt ファイルを開きます。最新バージョンを参照するには、次の Microsoft Web サイトにアクセスしてください。

http://www.microsoft.com/japan/hwdq/hcl/

セットアップの途中で、"デバイスドライバをロードできません" というメッセージが表示されました。どうすればよいですか。

セットアップ フロッピー ディスクまたはハード ディスク内のデバイス ドライバ ファイルの破損が原因だと思われます。この問題を解決するには、Windows 2000 のセットアップ フロッピー ディスクを新しく作成し、インストールを最初からやり直します。

詳細については、「第 3 章 詳細セットアップ」の「セットアップ起動ディスクを作成する」を参照してください。

新しい Windows 2000 セットアップ ディスクを使っても問題を解決できないときは、ハード ディスク内のファイルが破損していると想定されます。セーフ モードでコンピュータを起動し、破損したファイルを削除または置換します。

セーフ モードでコンピュータを起動する手順の詳細については、この章の「拡張オプションを使用する」を参照してください。

MS-DOS コマンドプロンプトからセットアップをスタートすると、セットアップの処理速度が遅くなります。どうすれば速くできますか。

MS-DOS コマンド プロンプトからセットアップをスタートする前に、Himem.sys ファイルと Smartdrv.exe ファイルがロードされていることを確認する必要があります。これらのファイルをロードすれば、セットアップの処理速度が速くなります。

Himem.sys Smartdrv.exe をロードするには

1.

スタートアップ ファイル (Config.sys および Autoexec.bat) を探します。

2.

Config.sys ファイルに次の行を加えて編集します。「Himem.sys

3.

Autoexec.bat ファイルに次の行を加えて編集します。「Smartdrv.exe

4.

編集したら、これらのスタートアップ ファイルを保存します。

5.

コンピュータを再起動し、セットアップ ファイルに移動して Winnt.exe を実行します。

メモ Himem.sys ファイルおよび Smartdrv.exe ファイルへのパスを示す必要があります。たとえば、これらのファイルが C:\Winnt 下にある場合、Config.sys ファイルでは C:\Winnt\Himem.sys、Autoexec.bat ファイルでは C:\Winnt\Smartdrv.exe となります。

セットアップを実行する際にプリンタを追加する必要はありますか。

セットアップを実行する際にプリンタを追加する必要はありません。プリンタを追加するように指示されても、[キャンセル] をクリックすれば次の手順に進むことができます。プリンタは後で追加することができます。[スタート] をクリックし、[設定] をポイントして [プリンタ] をクリックし、[プリンタの追加] をクリックします。


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