マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (897663)

Windows ファイアウォールの例外がユーザー インターフェイスに表示されない可能性がある

公開日: 2005年9月1日
要訳

お知らせ内容

更新プログラムの公開

更新プログラム

サポート技術情報 897663

被害報告

対象外

回避策

あり

対応方法

サポート技術情報 897663 で提供している更新プログラムをインストールしてください。

マイクロソフトは Windows ファイアウォールのユーザー インターフェイスが Windows レジストリで不正な形式のエントリを処理する際に、予想外の動作を行なうという報告を受けました。Windows レジストリに不正な形式の Windows ファイアウォールの例外のエントリを作成することにより、Windows ファイアウォールのユーザー インターフェイスに表示されない例外が、ファイアウォールに作成される可能性があります。しかし、この例外はコマンド ラインのファイアウォールの管理ツールにより表示されます。

これは、脆弱性ではない点が重要です。この構成情報を含む Windows レジストリの関連するセクションにアクセスするためには、管理者の特権が必要です。Windows ファイアウォールの例外を管理および作成するために文書にある方法を使用することにより、この動作を行なう不正な形式のレジストリ エントリが作成される可能性が低くなります。コンピュータを既に侵害した攻撃者は、ユーザーを混乱させる意図でそのような不正なレジストリ エントリを作成する可能性が高くなります。

マイクロソフトは、影響を受けるサポートされているプラットフォームの今後のサービス パックの一部として、この懸念を解決するための修正プログラムを含む予定です。

詳細

概要

アドバイザリの目的: Windows ファイアウォールのユーザー インターフェイスの予想外の動作に関するお知らせ

アドバイザリの状況: マイクロソフト サポート技術情報の更新および関連の修正プログラムのリリース

推奨事項: 必要に応じて、推奨するアクションを検討し、構成して下さい。

参照情報番号

マイクロソフトサポート技術情報

897663

このアドバイザリは次のソフトウェアについて説明しています。

関連するソフトウェア

Microsoft Windows XP Service Pack 2

Microsoft Windows XP Professional x64 Edition

Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1

Microsoft Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems

Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition

よく寄せられる質問

このアドバイザリの目的は何ですか?
このアドバイザリは、Windows ファイアウォールのユーザー インターフェイスが Windows レジストリで不正な形式のエントリを処理する際に、予想外の動作を行なうということに関する懸念に対処するものです。Windows レジストリに不正な形式の Windows ファイアウォールの例外のエントリを作成することにより、Windows ファイアウォールのユーザー インターフェイスに表示されない例外が、ファイアウォールに作成される可能性があります。この構成情報を含む Windows レジストリの関連するセクションにアクセスするためには、管理者の特権が必要です。

これは、マイクロソフトがセキュリティ更新プログラムをリリースする必要のあるセキュリティ上の脆弱性ですか?
これは、セキュリティの脆弱性ではありませんが、不正な形式の Windows ファイアウォールの構成のレジストリ エントリの表示方法をお客様に提供するために、セキュリティ以外の修正プログラムを作成しました。
Windows ファイアウォールに関する詳細は、次の マイクロソフト Web サイト をご覧下さい。

何が原因で起こりますか?
Windows ファイアウォールのユーザー インターフェイスがいくつかの不正な形式のレジストリのエントリを処理する方法によるものです。

Windows ファイアウォールの例外とは何ですか?
既定で、Windows ファイアウォールは受信のためのネットワーク接続をブロックします。管理者は、コンピュータで実行しているネットワーク サービスにアクセス可能にするために、Windows ファイアウォール構成に例外を作成することにより、受信のためのネットワーク接続を許可することができます。

この問題で、どのような影響を受けますか?
この問題を悪用して、コンピュータ侵害することはできません。コンピュータがほかの方法により、すでに悪用されている場合は、ファイア ウォールの例外を隠そうとして、この問題が利用される場合があります。しかし、このアドバイザリの、「推奨するアクション」の欄に記載されたコマンド ラインのツールは、例外を正確に表示します。

推奨するアクション

このアドバイザリに関連した、マイクロソフト サポート技術情報を確認して、関連の修正プログラムをインストールしてください。

この問題に関する詳細については、マイクロソフト サポート技術情報 897663 をご覧ください。

回避策

マイクロソフトは以下の回避策のテストを行ないました。回避策は根本的な問題を解決するものではありませんが、管理者が、定義された例外の完全なリストを表示できるものです。

Netsh ファイアウォールを使用して Windows ファイアウォールの例外を表示する

1.

[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。次に「cmd」と入力して [OK] をクリックします。

2.

「netsh firewall show state verbose = ENABLE」と入力して、[OK] をクリックします。

3.

出力されたテキストから以下のテキストを探します。

「すべてのネットワーク インターフェイスで開いているポート」

「すべてのネットワーク インターフェイスで開いているポート」の部分に記載されているポートおよびプログラムはブロックされていません。さらに、これらのブロックされていないポートおよびプログラムは有効にされたプログラムやポートの例外を意味します。

あなたの PC を守るために

マイクロソフトは引き続き、ファイアウォールを有効にする、ソフトウェアの更新プログラムを入手する、およびウイルス対策ソフトウェアをインストールするなどのマイクロソフトの Protect Your PC のガイダンスに従うことを、お客様に推奨します。これらのステップについては、Protect Your PC Web サイトをご覧ください。

インターネットにおける安全性に関する詳細情報は、Microsoft セキュリティ ホーム ページをご覧下さい。

Windows を更新された状態に保つ

すべての Windows ユーザーは、最新のマイクロソフトのセキュリティ更新プログラムを適用してください。これは、ユーザーのコンピュータが可能な限り保護されることを手助けするものです。ご使用のソフトウェアが最新のものかどうか定かでない場合、Microsoft Update Web サイトで、利用可能な更新プログラムがあるかどうかコンピュータをスキャンし、提供されている優先度の高い更新プログラムをインストールして下さい。自動更新を有効にした場合は、更新プログラムがリリースされると配信されますが、インストールしたことを確認しなければなりません。

リソース:

US マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (897663)
http://www.microsoft.com/technet/security/advisory/897663.mspx

テクニカル サポートならびに利用可能なサポート オプションに関する詳細はマイクロソフト サポート オンラインをご覧ください。

セキュリティ関連、およびセキュリティ更新プログラムに関するご質問や、ご不明な点などありましたら、マイクロソフト セキュリティ 情報センターまでご連絡ください。利用可能なサポート オプションに関する詳細はマイクロソフト サポート オンラインをご覧ください。

その他、製品に関するご質問は、マイクロソフト プロダクト サポートへの連絡方法はこちらをご覧ください。

Microsoft Technet セキュリティ センターでは、製品に関するセキュリティ情報を提供しています。

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更新履歴: 

2005/09/01: アドバイザリを公開しました。


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