マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (937696)

Microsoft Office Isolated Conversion Environment (MOICE) および Microsoft Office 向けファイル ブロック機能の公開

公開日: 2007年5月22日
要訳

お知らせ内容

ツールの公開

更新プログラム

MOICE: サポート技術情報 935865
ファイル ブロック: サポート技術情報 922849サポート技術情報 922848サポート技術情報 922847

被害報告

対象外

回避策

対象外

対応方法

MOICE およびファイル ブロックの機能をご確認のうえ、導入をご検討ください。

本日、マイクロソフトは Microsoft Office Isolated Conversion Environment (MOICE) および、Microsoft Office 2003 および the 2007 Microsoft Office system 向けのファイル ブロック機能を公開したことをお知らせします。いずれの機能も、身元が不明もしくは知れている発信元から意図せず受け取った悪意のあるソフトウェアを含む可能性のある Office ファイルからお客様を保護するのを手助けします。MOICE は、特定の Office のファイル タイプを変換するという新しいセキュリティ脅威への緩和技術を提供することでお客様を手助けします。ファイル ブロック機能は、特定のタイプの Office ファイルを開く際に、それを管理およびブロックするメカニズムを提供します。

Microsoft Office Isolated Conversion Environment (MOICE) は、the 2007 Microsoft Office system のコンバーターを使用して、Office 2003 のファイルを新しいOffice 2007のOpen XMLフォーマットに変換します。この変換プロセスは、孤立した環境で Office 2003 形式のファイルを Office Open XML 形式に変換することで、お客様を保護します。MOICE は、文書が安全だというより大きな確証をお客様に提供する変換プロセスにより、安全でない可能性のある Office 2003 ファイルを事前に処理するメカニズムをお客様に提供します。

マイクロソフトは、お客様に、関連するサポート技術情報を参照し、MOICE がお客様の IT 環境においてユーザーの保護に役立つかどうかをご確認いただくことをお奨めします。詳細情報は、サポート技術情報 935865 をご覧ください。

Microsoft Office 2003 および the 2007 Microsoft Office system 向けのファイル ブロック機能は、Microsoft Word、Microsoft PowerPoint、および Microsoft Excel について、管理者がレジストリもしくはグループ ポリシーを通して特定の Office のファイル形式を開くことを可能にするかしないかを制限できるようになります。特定の Office のファイル形式をブロックすることで、管理者は、特定の Office ファイル形式に攻撃の脅威がある場合に、一時的にユーザーが特定のファイルを開くことを禁止するよう設定できます。

マイクロソフトは、お客様に、関連するサポート技術情報を参照し、ファイル ブロック機能がお客様の IT 環境においてユーザーの保護に役立つかどうかをご確認いただくことをお奨めします。マイクロソフト サポート技術情報 922849922848 および 922847 をご覧ください。

MOICE およびファイル ブロック機能が同時に使用された場合、特定の Office のファイル形式を使用した攻撃の脅威がある場合に、お客様にとって効果的な脅威緩和策となります。お客様は、開いたファイルが安全であり、ユーザーが悪意のあるソフトウェアに感染しないという高い安心のもと、Microsoft Office を利用し続けることができます。

詳細

概要

アドバイザリの目的: Microsoft Office Isolated Conversion Environment (MOICE) および Microsoft Office 向けファイル ブロック機能が公開されたことをお知らせし、その目的を説明するためです。

アドバイザリの状況: マイクロソフトサポート技術情報および関連する更新プログラムを公開しました。

推奨する対応策: 関連するサポート技術情報を参照し、適宜必要な更新プログラムを適用してください。

参照番号

マイクロソフトサポート技術情報 (MOICE)

935865

マイクロソフトサポート技術情報 (ファイルブロック)

922849

マイクロソフトサポート技術情報 (ファイルブロック)

922848

マイクロソフトサポート技術情報 (ファイルブロック)

922847

このアドバイザリは次のソフトウェアについて説明しています。

関連するソフトウェア

Office 2003

Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック

2007 Office system

よく寄せられる質問

このアドバイザリの目的は何ですか?
Microsoft Office Isolated Conversion Environment (MOICE) および Microsoft Office 向けファイル ブロック機能が公開されたことをお知らせし、その目的を説明するためです。

Microsoft Office のどのバージョンがこのアドバイザリに関連しますか?
このアドバイザリは、Office 2003、the 2007 Office system、および Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックに関連します。

この新しい機能は、Office 2000 および Office XP でも使用できますか?
いいえ。お客様は、MOICE を Office 2003 もしくは 2007 で使用でき、安全ではない Office 2003 のファイルを事前処理のうえ Office 2007のOpen XMLフォーマットに変換して保存することができます。変換して保存されたファイルは、Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックをインストールしている Office 2000 もしくは Office XP 利用ユーザーにより、開くことができます。Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックは、こちらの Web サイトよりダウンロード可能です。

機能を利用するためには、MOICE とファイルブロック機能の両方をインストールする必要がありますか?
いいえ。2 つのテクノロジーは独立しています。しかし、必要であれば同時にインストールおよび/もしくは有効にして利用することができます。マイクロソフトは、脅威が存在する際に高いレベルの保護を提供するため、これら 2 つの機能を組み合わせて利用することをお奨めします。

MOICE をインストールする前に必要な前提条件は何ですか?
MOICE をインストールするには、事前に Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックをインストールしている必要があります。また、MOICE は、Office 2003 および the 2007 Office system での使用をサポートしています。

マイクロソフトは、Microsoft Upcate ウェブサイトで、どのように MOICE の更新を公開しますか?
MOICE の更新は、2007 年 6 月 13 日に、推奨する更新として Microsoft Update ウェブサイトで公開する予定です。それまでの間、お客様は、マイクロソフト ダウンロード センターにて MOICE をダウンロードできます。

MOICE はどのようにユーザーを保護するのですか?
MOICE は、Office 2003 形式のファイルを、新しい Office 2007 Open XML フォーマットに変換することで保護します。安心でないファイルを変換する場合、MOICE はファイルの変換に失敗する、安心できるバージョンのファイルの生成に失敗する、もしくはコンバーター自体がクラッシュする可能性があります。変換のプロセス自体、および、これらの 3 つの可能性のある結果を受け取ることが、お客様の保護に繋がります。さらに、変換プロセス自体は、孤立した環境で行われます。そのため、仮に変換中の安心でない Office ファイルに実行可能なコードが含まれている場合でも、実行可能なコードがユーザーのシステムに影響する可能性はほとんどありません。

Office 2003 もしくは 2007 Office system を最新の状態に保っていますが、MOICE をインストールする必要がありますか?
MOICE は、安心でない可能性のある Office 2003 ファイルによる攻撃の脅威が存在する場合に、管理者およびユーザーが自身を保護するために使用できる緩和策を提供します。この脅威は、Office 2003 が最新の状態に保たれていても発生する可能性があります。例えば、これまでに知られていない新しいゼロデイの脆弱性が Office に見つかった場合、これを悪用して Microsoft Office を利用するユーザーを攻撃する可能性があります。

ファイルブロックをインストールもしくは有効にするための前提条件はありますか?
ファイル ブロックの機能を使用するには、ユーザーは、以下のうち 1 つ以上のソフトウェアをインストールしている必要があります。Excel 2003、PowerPoint 2003、Word 2003、Excel 2007、PowerPoint 2007、Word 2007。Excel 2007、PowerPoint 2007、および Word 2007 はファイル ブロックの機能が既定でインストールされていますが有効にはなっていません。Excel 2003、PowerPoint 2003、Word 2003、Excel 2007、PowerPoint 2007、Word 2007 でファイル ブロックの機能を有効にする方法および前提条件の詳細は、サポート技術情報 922849922848 および 922847 をご覧ください。

マイクロソフトは、Microsoft Upcate ウェブサイトで、どのようにファイルブロックの更新を公開しますか?
ファイル ブロック機能は Microsoft Update ウェブサイトにて、更新として明示的に公開されません。The 2007 Microsoft Office system、特に Excel 2007、PowerPoint 2007、および Word 2007 は既定でファイル ブロックの機能がインストールされています。よって、ファイル ブロックの更新をダウンロードする必要はありません。Microsoft Office 2003、特に Excel 2003、PowerPoint 2003、および Word 2003 を使用しているユーザーは、この機能を利用するためには更新をインストールする必要があります。お客様は、サポート技術情報 922849922848 および 922847 を参照のうえ、この更新をインストールする方法の詳細を確認してください。

ファイルブロックはどのようにユーザーを保護するのですか?
ファイル ブロックは、Excel 2003、PowerPoint 2003、Word 2003、Excel 2007、PowerPoint 2007、Word 2007 が特定の Office のファイル タイプを開く前に、レジストリの FileOpenBlock サブキーをチェックすることで機能します。ユーザーが Office でファイルを開こうとする場合、Office は最初に FileOpenBlock サブキーを確認します。ユーザーが開こうとしているファイル形式が制限されたリストに含まれる場合、ファイルはブロックされ開くことができません。そうでない場合は、通常通り開くことができます。

Office 2003 もしくは 2007 Office system を最新の状態に保っていますが、ファイルブロックを使用する必要がありますか?
ファイル ブロックは、安心でない可能性のある Office 2003 もしくは 2007 のファイルによる攻撃の脅威が存在する場合に、管理者およびユーザーが自身を保護するために使用できる緩和策を提供します。この脅威は、Office 2003 もしくは 2007 が最新の状態に保たれていても発生する可能性があります。例えば、これまでに知られていない新しいゼロデイの脆弱性が Office に見つかった場合、これを利用して Microsoft Office を利用するユーザーを攻撃する可能性があります。

推奨するアクション

マイクロソフトは、お客様にこのアドバイザリでお知らせする新しい Office 機能の情報を参照し、インストールの検討を行うことを推奨します。これらの機能の公開に関してより詳細な情報を確認したいお客様は、サポート技術情報 922849922848 および 922847.を参照してください。

リソース:

US マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (937696)
http://www.microsoft.com/technet/security/advisory/937696.mspx

テクニカル サポートならびに利用可能なサポート オプションに関する詳細はマイクロソフト サポート オンラインをご覧ください。

セキュリティ関連、およびセキュリティ更新プログラムに関するご質問や、ご不明な点などありましたら、マイクロソフト セキュリティ情報センターまでご連絡ください。利用可能なサポート オプションに関する詳細は マイクロソフト サポート オンラインをご覧ください。

その他、製品に関するご質問は、マイクロソフト プロダクト サポートまでご連絡ください。マイクロソフト プロダクト サポートへの連絡方法はこちらをご覧ください。

Microsoft TechNet Security センターでは、製品に関するセキュリティ情報を提供しています。

免責:

この文書に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴:

2007/05/22: アドバイザリを公開しました。


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