Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (916281) (MS06-021)

公開日: 2006年6月14日 | 最終更新日: 2006年6月14日

概要 :

このセキュリティ情報の対象となるユーザー : Microsoft Windows をご使用のお客様

脆弱性の影響 : リモートでコードが実行される

最大深刻度 : 緊急

推奨する対応策 : お客様はこの更新プログラムを直ちにインストールしてください。

含まれる過去のセキュリティ更新プログラム : このセキュリティ情報で提供される更新プログラムは、以前提供された、いくつかの更新プログラムに置き換わるものです。置き換わる更新プログラムの一覧については、このセキュリティ情報の「よく寄せられる質問」をご覧ください。

警告 : サポート技術情報 916281 には、このセキュリティ更新プログラムのインストール時に発生する可能性がある既知の問題が説明されています。また、このサポート技術情報には、これらの問題に対する推奨される解決策の説明も記載されています。詳細情報は、サポート技術情報 916281 をご覧ください。

マイクロソフトは、追加のセキュリティ更新プログラムとして、マイクロソフト セキュリティ情報 MS06-023: Microsoft JScript の脆弱性により、リモートでコードが実行される (917344) をリリースしています。本セキュリティ情報のセキュリティ更新プログラムにより、JScript の脆弱性、または互換性の問題が発生する可能性があるため、これらの更新プログラムを同時にインストールすることを推奨します。

このセキュリティ更新プログラムは、2006 年 4 月 12 日に公開された互換性修正プログラムを置き替えます。サポート技術情報 912945 で説明された ActiveX の更新プログラムの変更についてさらに準備時間が必要なエンタープライズのお客様のために、この互換性修正プログラムでは、Internet Explorer の ActiveX コントロールの処理に関して一時的に以前の機能に戻りました。このセキュリティ更新プログラムはその互換性修正プログラムを置き替え、サポート技術情報 912945 の変更を恒久的なものにします。これらの変更に関する詳細情報は、サポート技術情報 912945 および Internet Explorer の変更に関する開発者向け情報 をご覧ください。

テストしたソフトウェアおよび更新プログラムのダウンロード先 :

影響を受けるソフトウェア :

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4

Microsoft Windows XP Service Pack 1 および Microsoft Windows XP Service Pack 2

Microsoft Windows XP Professional x64 Edition

Microsoft Windows Server 2003 および Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1

Microsoft Windows Server 2003 for Itanium-based Systems および Microsoft Windows Server 2003 with Service Pack 1 for Itanium- based Systems

Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition ファミリ

Microsoft Windows 98、Microsoft Windows 98 Second Edition (SE)、および Microsoft Windows Millennium Edition (ME) - これらのオペ レーティング システムに関する詳細は、このセキュリティ情報の「よく寄せられる質問」をご覧ください。

注: Microsoft Windows Server 2003、Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1 および Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition 用のセキュリティ更新プログラムは Microsoft Windows Server 2003 R2 にも適用してください。

テストした Microsoft Windows コンポーネント

影響を受けるコンポーネント :

PC/ATPC-9800MU

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4 上の Internet Explorer 5.01 Service Pack 4

ダウンロード

ダウンロード

Microsoft Update

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4 上の Internet Explorer 6 Service Pack 1 または Microsoft Windows XP Service Pack 1 上の Internet Explorer 6 Service Pack 1

ダウンロード

ダウンロード

Microsoft Update

Microsoft Windows XP Service Pack 2 用の Internet Explorer 6

ダウンロード

-

Microsoft Update

Microsoft Windows Server 2003 および Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1 用の Internet Explorer 6

ダウンロード

-

Microsoft Update

Microsoft Windows Server 2003 for Itanium-based Systems 用の Internet Explorer 6 および Service Pack 1 を適用した Microsoft Windows Server 2003 for Itanium-based Systems 用の Internet Explorer 6

ダウンロード

-

Microsoft Update

Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition 用の Internet Explorer 6

ダウンロード

-

Microsoft Update

Microsoft Windows XP Professional x64 Edition 用の Internet Explorer 6

ダウンロード

-

Microsoft Update

Microsoft Windows 98、Microsoft Windows 98 Second Edition (SE)、Microsoft Windows Millennium Edition (ME) 上の Internet Explorer 6 Service Pack 1 - これらのプラットフォームに関する詳細は 「よく寄せられる質問」 をご覧ください。

ダウンロードこのマークをクリックして、PC/AT 互換機用または NEC PC-9800 シリーズ用の更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法および更新プログラムのインストール方法をご覧ください。

Microsoft Updateこのマークの付いている更新プログラムは Microsoft Update からインストールすることもできます。
Microsoft Update の利用方法については以下のサイトを参照してください。

Microsoft Update 利用の手順
http://www.microsoft.com/japan/athome/security/update/j_musteps.mspx

上記のソフトウェアのテストを行い、この脆弱性による影響を評価しました。それより前のバージョンに関してはサポートの対象となっていないため、この脆弱性による影響は不明です。ご使用中の製品およびバージョンのサポートライフ サイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧ください。

詳細

要点

この更新プログラムは新たに確認され、一般に公開された脆弱性および非公開で報告されたいくつかの脆弱性を解決します。各脆弱性はこのセキ ュリティ情報の「脆弱性の詳細」欄に説明されています。

ユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者によりこの脆弱性が悪用されると、影響を受けるコンピュータが完全に攻撃者に制御される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

マイクロソフトは、お客様にこの更新プログラムを直ちに適用することを推奨します。

深刻度および脆弱性識別番号 :

脆弱性識別番号脆弱性の影響Internet Explorer 5.01 Service Pack 4Internet Explorer 6 Service Pack 1 (Windows Server 2003 以前のすべてのサポートされているオペレーティング システムのバージ ョン)Windows Server 2003 用 の Internet Explorer 6Windows Server 2003 Service Pack 1 用の Internet Explorer 6Windows XP Service Pack 2 用の Internet Explorer 6

例外処理のメモリの破損の脆弱性 - CVE-2006-2218

リモートでコードが実行される

緊急

緊急

緊急

緊急

緊急

HTML デコーディングのメモリの破損の脆弱性 - CVE-2006-2382

リモートでコードが実行される

緊急

緊急

緊急

緊急

緊急

ActiveX コントロールのメモリの破損の脆弱性 - CVE-2006-2383

リモートでコードが実行される

緊急

緊急

警告

警告

緊急

COM オブジェクトのインスタンス化のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2006-1303

リモートでコードが実行される

緊急

緊急

警告

警告

緊急

CSS のクロス ドメインの情報の漏えいの脆弱性 - CVE-2005-4089

情報の漏えい

重要

重要

警告

警告

重要

アドレス バーの偽装の脆弱性 - CVE-2006-2384

なりすまし、および情報の漏えい

重要

重要

警告

警告

重要

MHT メモリの破損の脆弱性 - CVE-2006-2385

リモートでコードが実行される

警告

警告

警告

警告

警告

アドレス バーの偽装の脆弱性 - CVE-2006-1626

なりすまし

警告

警告

注意

注意

警告

すべての脆弱性の総合的な深刻度

-

緊急

緊急

緊急

緊急

緊急

上記の評価はこの脆弱性の影響を受けるシステムの種類、システムの典型的な展開形式およびこの脆弱性がシステムに及ぼす影響に基づいています。

注: 既定で、Windows Server 2003 上の Internet Explorer は、「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。このモードはこれらの脆弱性のいくつかの影響を緩和します。Internet Explorer のセキュリティ強化の構成に関する詳細情報については、このセキュリティ情報の「よく寄せられる質問」をご覧ください。

注: x86 以外のオペレーティング システムのバージョンについての深刻度は、次の x86 オペレーティング システムのバージョンと同じです。

Windows XP Professional x64 Edition 用の Internet Explorer 6 の深刻度は、Windows XP Service Pack 2 用 Internet Explorer 6 の深刻度と同じです。

Microsoft Windows Server 2003 for Itanium-based Systems 用の Internet Explorer 6 の深刻度は、Windows Server 2003 用の Internet Explorer 6 と同じです。

Microsoft Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems 用の Internet Explorer 6 の深刻度は、Windows Server 2003 Service Pack 1 用の Internet Explorer 6 と同じです。

Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition 用の Internet Explorer 6 の深刻度は、Windows Server 2003 Service Pack 1 用の Internet Explorer 6 と同じです。

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問

この更新プログラムにより何が置き換えられますか?

このセキュリティ更新プログラムにより、以前にリリースされたいくつかの更新プログラムが置き換えられます。最新のセキュリティ情報 の ID 番号および影響を受けるオペレーティング システムのバージョンを次の表に記載します。

セキュリティ情報番号Internet Explorer 5.01 Service Pack 4Internet Explorer 6 Service Pack 1 (Windows Server 2003 以前のすべてのバージョン)Windows Server 2003 用の Internet Explorer 6Windows Server 2003 Service Pack 1 用の Internet Explorer 6Windows XP Service Pack 2 用の Internet Explorer 6

MS06-013

置き換わる

置き換わる

置き換わる

置き換わる

置き換わる

このセキュリティ更新プログラムは 2006 年 4 月 12 日に公開された互換性修正プログラムを置き替えます。サポート技術情報 912945 で説明された ActiveX の更新プログラムの変更についてさらに準備時間が必要なエンタープライズのお客様のために、この互換性修正プログラムでは、Internet Explorer の ActiveX コントロールの処理に関して一時的に以前の機能に戻りました。このセキュリティ更新プログラムはその互換性修正プログラムを置き替え、サポート技術情報 912945 の変更を恒久的なものにします。これらの変更に関する詳細情報は、サポート技術情報 912945 および Internet Explorer の変更に関する開発者向け情報 をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムのインストール時に発生する可能性がある既知の問題とは何ですか?

サポート技術情報 916281 に、このセキュリティ更新プログラムのインストール時に発生する可能性がある既知の問題に関して説明されています。また、このサポート技術情報には、これらの問題に対する推奨される解決策に関する説明も記載されています。詳細情報は、サポート技術情報 916281 をご覧ください。

この更新プログラムはそのほかのセキュリティ関連の変更を含みますか?

はい。このセキュリティ情報の「脆弱性の詳細」の欄に記載されている変更のほか、以前の Internet Explorer に関するセキュリティ情報で導入されたセキュリティ関連の変更も含まれます。

この累積的な更新プログラムを適用した後、Internet Explorer は ART イメージ ファイル形式をレンダリングしなくなります。ユーザーが無効に作成されたイメージを表示する際に、Internet Explorer のプロセスが予期せず閉じられることを防ぐ手助けとなるために、この変更が行なわれました。ART 形式は現在 Internet Explorer でサポートされていません。この変更は AOL Explorer (英語情報) のユーザーには影響を及ぼしません。

マイクロソフト セキュリティ情報 MS06-022 : ART の画像表示の脆弱性によりコードが実行される (918439) にも、ART ファイルが処理される方法に存在する脆弱性を解決するセキュリティ更新プログラムが含まれています。両方の更新プログラムを適用することを推奨します。

この更新プログラムは、Internet Explorer が例外処理を行なう方法を変更することにより、例外処理のメモリの破損の脆弱性 - CVE-2006-2218 を排除します。具体的には、例外ハンドラがこの累積的な更新プログラムで Internet Explorer から削除されます。この結果、それ自体の例外を処理しないオブジェクトからの例外 (これらは以前に Internet Explorer のプロセス内で確認されました) は、アプリケーション エラーの原因となる可能性があります。これらのアプリケーション エラーにより、Internet Explorer が異常終了する可能性があります。これらの例外ハンドラは Internet Explorer 7 および Windows Vista からは削除されました。 マイクロソフト セキュリティ情報 MS06-023: Microsoft JScript の脆弱性により、リモートでコードが実行される (917344) の更新プログラムは、例外処理のメモリの破損の脆弱性を解決している間に確認された JScript のアプリケーション エラーの原因を解決します。この変更に関する詳細情報は、このセキュリティ情報の「例外処理のメモリの破損の脆弱性 – CVE-2006-2218」のよく寄せられる質問のセクションをご覧ください。

この更新プログラムにより、機能に何らかの変更が行われますか?

はい。このセキュリティ情報の「脆弱性の詳細」の欄に記載されている変更のほか、以前の Internet Explorer に関するセキュリティ情報で導入されたセキュリティに関連しない変更も含まれます。

このセキュリティ更新プログラムは、2006 年 4 月 12 日に公開された互換性修正プログラムを置き替えます。サポート技術情報 912945 で説明された ActiveX の更新プログラムの変更についてさらに準備時間が必要なエンタープライズのお客様のために、この互換性修正プログラムでは、Internet Explorer の ActiveX コントロールの処理に関して一時的に以前の機能に戻りました。このセキュリティ更新プログラムはその互換性修正プログラムを置き替え、サポート技術情報 912945 の変更を恒久的なものにします。これらの変更に関する詳細情報は、サポート技術情報 912945 および Internet Explorer の変更に関する開発者向け情報 をご覧ください。
この変更は、2006 年 3 月 1 日 に Windows XP Service Pack 2、Windows Server 2003 Service Pack 1、Windows XP Professional x64 Edition、Windows Server 2003 x64 Edition ファミリ および Windows Server 2003 with Service Pack 1 for Itanium-based Systems 用にリリースされた Internet Explorer 用の更新プログラムで最初に導入されました。この更新プログラムに関する詳細情報は、サポート技術情報 912945 をご覧ください。
また、この変更は上記の Windows の同じバージョンに対してリリースされた、マイクロソフト セキュリティ情報 MS06-13: Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (912812) にも含まれました。

この更新プログラムは、スクリプト化されたホスト名を比較する動作が確実に予想された結果になるように、プロキシの自動構成機能を変更します。

Internet Explorer のセキュリティ強化の構成とは何ですか?

Internet Explorer のセキュリティ強化の構成は、ユーザーまたは管理者が悪質な Web コンテンツをサーバーにダウンロードし、実行する危険性を低減する Internet Explorer のあらかじめ構成された設定の集合体です。Internet Explorer のセキュリティ強化の構成は、多くのセキュリティ設定を変更することにより、このような危険性を低減します。これには、[インターネット オプション] の [セキュリティ] タブの設定、[詳細設定] タブなどがあります。重要な変更には、以下のようなものがあります。

インターネットゾーンのセキュリティレベルを [高] に設定。この設定により、スクリプト、ActiveX コントロール、Microsoft Java 仮想 マシン (MSJVM)、およびファイル ダウンロードが無効にされます。

イントラネットサイトの自動検出を無効に設定。この設定では、すべてのイントラネットの Web サイトおよびローカル イントラネット ゾ ーンに明示的にリストされていない汎用名前付け規則 (UNC) のすべてのパスがインターネット ゾーンに割り当てられます。

オンデマンドのインストールおよびマイクロソフト以外のブラウザ拡張を無効に設定。この設定は、Web ページが自動的にコンポーネントをインストールするのを防ぎ、マイクロソフト以外の拡張が実行されないようにします。

マルチメディア コンテンツを無効に設定。この設定により、音楽、アニメーション、ビデオ クリップが実行されなくなります。

Windows 98、Windows 98 Second Edition および Windows Millennium Edition のサポートの延長により、これらのオペレ ーティングシステム用のセキュリティ更新プログラムのリリースにどのような影響がありますか?

マイクロソフトは、これらのオペレーティングシステム上で、深刻度が「緊急」のセキュリティ問題がある場合にのみ、セキュリティ更新プログ ラムをリリースする予定です。このサポート期間中は、「緊急」 以外のセキュリティ問題のための更新プログラムは提供されません。これらのオペレーティン グシステムについてのサポート ライフサイクルのより詳細な情報は、次の Web サイト をご覧ください。

深刻度評価システムに関する詳細情報は、次の Web サイト をご覧ください。

Windows 98、Windows 98 Second Edition または Windows Millennium Edition はこのセキュリティ情報で解決される脆弱性による深刻な影響を受けますか?

はい。Windows 98、Windows 98 Second Edition および Windows Millennium Edition は、このセキュリティ情報で解決される脆弱性による深刻な影響を受けます。これらのプラットフォーム用の深刻度が「緊急」のセキュリティ更新プログラムが利用可能で、このセキュリティ情報で提供されています。この更新プログラムは Windows Update からダウンロードすることができます。深刻度評価システムに関する詳細情報は、次のWeb サイト をご覧下さい。

Windows Millennium Edition 上の Internet Explorer 5.5 Service Pack 2 についてはどうですか?

Windows Millennium Edition 上の Internet Explorer 5.5 Service Pack 2 はライフサイクルが終了しました。今後の脆弱性の影響を受ける可能性を防ぐため、これらのオペレーティング システムを使用しているお客様は、Internet Explorer 6 Service Pack 1 に移行することを強く推奨します。
Windows Millennium Edition 上の Internet Explorer 5.5 Service Pack 2 のサポート終了日については、サポート対象サービス パックをご覧ください。製品のサポート ライフ サイクルに関する詳細な情報は、次の プロダクト サポート ライフサイクル をご覧ください。

Microsoft Windows NT 4.0 Workstation Service Pack 6a および Windows 2000 Service Pack 2 の延長されたセキュリティ更新プログラムのサポートは 2004 年 6 月 30 日に終了しました。Microsoft Windows NT 4.0 Server Service Pack 6a の延長されたセキュリティ更新プログラムのサポートは 2004 年 12 月 31 日に終了しました。Microsoft Windows 2000 Service Pack 3 の延長されたセキュリティ更新プログラムのサポートは 2005 年 6 月 30 日に終了しました。これらのオペレーティングシステムのうちの 1 つを現在でも使用していますが、どうしたらよいですか?

Windows NT 4.0 Workstation Service Pack 6a、Windows NT 4.0 Server Service Pack 6a および Windows 2000 Service Pack 2 および Windows 2000 Service Pack 3 についてはライフ サイクルが終了しました。今後の脆弱性の影響を受ける可能性を防ぐため、これらのオペレーティングシステムを使用しているお客様は、サポート対象のバージョンに移行することを強く推奨します。Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する詳細情報は、マイクロソフト サポート ライフサイクルをご覧下さい。これらのオペレーティングシステムのバージョンについて、延長されたセキュリティ更新プログラムのサポート期間に関する詳細情報は、マイクロソフト製品サポート サービス Web サイトをご覧下さい 。

Windows NT SP6a および Windows 2000 Service Pack 3 の追加サポート (カスタムサポート) が必要なお客様は、担当営業、または マイクロ ソフト アカウント チームの担当者、担当テクニカル アカウント マネージャ (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフトサポート契約センター (営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253) までお問い合わせください。詳細情報は、Windowsオペレーティング システム FAQ をご覧下さい。

Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) を使用して、この更新プログラムが必要であるかどうかを確認することはできますか?

次の表にこのセキュリティ更新プログラムについての MBSA の検出の概要を記載します。

ソフトウェアMBSA 1.2.1MBSA 2.0

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4

Microsoft Windows XP Service Pack 1 および Microsoft Windows XP Service Pack 2

Microsoft Windows XP Professional x64 Edition

不可

Microsoft Windows Server 2003 および Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1

Microsoft Windows Server 2003 for Itanium-based Systems および Microsoft Windows Server 2003 with Service Pack 1 for Itanium-based System

不可

Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition ファミリ

不可

MBSA に関する詳細は、MBSA Web サイトをご覧下 さい。

Microsoft Update および MBSA 2.0 が現在検出しないプログラムに関する詳細情報は、サポート技術情報 895660 をご覧ください。

Systems Management Server (SMS) を使用して、この更新プログラムが必要であるかどうかを確認することはできますか?

次の表に、このセキュリティ更新プログラムについての SMS の検出の概要を記載します。

ソフトウェアSMS 2.0SMS 2003

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4

Microsoft Windows XP Service Pack 1 および Microsoft Windows XP Service Pack 2

Microsoft Windows XP Professional x64 Edition

不可

Microsoft Windows Server 2003 および Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1

Microsoft Windows Server 2003 for Itanium-based Systems および Microsoft Windows Server 2003 with Service Pack 1 for Itanium-based System

不可

Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition ファミリ

不可

Security Update Inventory Tool が含まれている SMS SUS Feature Pack は、セキュリティ更新プログラムを検出するために SMS 2.0 により使 用されます。SMS SUIT は検出のために MBSA 1.2.1 エンジンを使用します。Security Update Inventory Tool に関する詳細は、次の マイクロソフトの Web サイトをご覧ください。Security Update Inventory Tool の制限に関する詳細情報は、サポート技術情報 306460 をご覧ください。なお SMS SUS Feature Pack には Microsoft Office アプリケーションに必要な更新プログラムを検出するための Microsoft Office Inventory Tool も含まれています。

SMS 2003 Inventory Tool for Microsoft Updates は、Microsoft Update により提供されるセキュリティ更新プログラムおよび Windows Server Update Services によりサポートされるセキュリティ更新プログラムを検出するために、SMS 2003 により使用されます。SMS 2003 Inventory Tool for Microsoft Updates に関する詳細は 、次の Web サイトをご覧ください。なお SMS 2003 でも Microsoft Office Inventory Tool を使用して Microsoft Office アプリケーションに必要な更新プログラムを検出することができます。

SMS に関する詳細情報は、次の SMS の Web サイトをご覧ください 。

脆弱性の詳細

例外処理のメモリの破損の脆弱性 - CVE-2006-2218

Internet Explorer が例外的な状態を処理する方法にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。その結果、ユーザーが特別な細工がされた Web サイトを訪問した場合、攻撃者により任意のコードが実行されるような方法でシステム メモリが破損する可能性があります。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。

「例外処理のメモリの破損の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2006-2218:

Web を悪用した攻撃のシナリオで、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図した Web ページを含む Web サイトをホストする可能性があります 。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供するコンテンツや広告を受け入れる Web サイトは、この脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工のされたコンテンツを含む可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者はユーザーを強制的にこれらの Web サイトに誘導する方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させるリンクを電子メールやインスタント メッセンジャのメッセージでクリックさせることにより、ユーザーを Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

制限付きサイト ゾーンは、HTML 形式の電子メール メッセージの読み取りが行なわれる場合、アクティブ スクリプトが使用されないようにすることにより、この脆弱性を悪用しようとする攻撃を削減する手助けとなります。しかし、ユーザーが電子メール メッセージ内のリンクをクリックする場合、Web ベースの攻撃のシナリオによるこの問題の影響を依然として受ける可能性があります。

既定で、Microsoft Outlook Express 6、Outlook 2002、および Outlook 2003 は、HTML 形式の電子メールを制限付きサイト ゾーンで開きます。また、Outlook 2000 は、Outlook 電子メ ール セキュリティ更新プログラム がインストールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージが制限付きサイト ゾーンで開かれます。Outlook Express 5.5 Service Pack 2 は、MS04-018 がインス トールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。

注: この脆弱性がアクティブ スクリプトのない場合に悪用される可能性を否定できないために、悪用される可能性が極めて高くなりました。そのため、この要素は問題を緩和できない可能性があり、この脆弱性の深刻度は「緊急」と評価されています。

既定で、Windows Server 2003 上の Internet Explorer は、「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。電子メールが関連する場合、このモードはこの脆弱性を緩和します。この理由は、Outlook Express の既定の構成では、電子メール メッセージはテキスト形式で読みとられるためです。Internet Explorer のセキュリティ強化の構成に関する詳細情報 については、このセキュリティ更新プログラムに関する「よく寄せられる質問」をご覧ください。

注: この脆弱性がアクティブ スクリプトのない場合に悪用される可能性を否定できないために、悪用される可能性が極めて高くなりました。そのため、この要素は問題を緩和できない可能性があり、この脆弱性の深刻度は「緊急」と評価されています。

「例外処理のメモリの破損の脆弱性」の回避策 - CVE-2006-2218:

マイクロソフトは次の回避策のテストを行ないました。これらの回避策は根本的な脆弱性を修正しませんが、既知の攻撃方法を阻止する手助けとなります。回避策が機能の低下の原因となる場合、下記に示します。

注: この脆弱性がアクティブ スクリプトのない場合に悪用される可能性を否定できないために、悪用される可能性が極めて高くなりました。そのため、下記のアクティブ スクリプトを無効にする回避策は有効ではない可能性があり、この脆弱性の深刻度は「緊急」と評価されています。

Internet Explorer をインターネットおよびイントラネットゾーンでアクティブ スクリプトが実行される前にダイアログを表示するように構成する、またはアクティブ スクリプトを無効にするよう構成する

インターネットおよびローカルのイントラネット セキュリティ ゾーンでアクティブ スクリプトが実行される前にダイアログが表示されるように設定を変更、またはアクティブ スクリプトを無効にするよう設定を変更することにより、この脆弱性に対する保護の手助けを行うことができます。これを行うには、次のステップを実行します。

1.

Internet Explorer の [ツール] メニューの [インターネットオプション] をクリックします。

2.

[セキュリティ] タブをクリックします。

3.

[インターネット] のアイコンをクリックし、[レベルのカスタマイズ] をクリックします。

4.

[設定] の下 の [スクリプト] セクションの [アクティブ スクリプ ト] で [ダイアログを表示する] または [無効にする] をクリックします。次に [OK] をクリックします。

5.

[イントラネット] をクリックし、[レベルのカスタマイズ] をクリックします。

6.

[設定] の [スクリプト] セクションの [アクティブ スクリプト] で [ダイアログを表示する] または [無効にする] をクリックします。次に [OK] をクリックします。

7.

[OK] をクリックし、Internet Explorer に戻ります。

注: インターネットおよびイントラネットのセキュリティ ゾーンでアクティブ スクリプトを無効にすると、Web サイトが正しく動作しなくなる場合があります。この設定の変更後、Web サイトの使用が困難になり、そのサイトが安全であると確信できる場合 、そのサイトを [信頼済みサイト] に追加することができます。これにより、その Web サイトは正しく動作するようになります。

回避策の影響 : アクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示すると別の影響があります。インターネットまたはイントラネット上の多くの Web サイトはアクティブ スクリプトを使用して、追加の機能を提供しています。たとえば、オンラインの電子商取引またはバンキング サイトにはアクティブ スクリプトを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。アクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示する設定は、すべてのインターネットおよびイントラネット サイトのグローバル設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックしてアクティブ スクリプトを実行してください。これらのすべての Web サイトでダイアログを表示する必要がない場合、「信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾー ンに追加する」で説明されているステップを行なってください。

インターネットおよびローカルイントラネットゾーンの設定を「高」に設定し、これらのゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示する

インターネット セキュリティ ゾーンの設定を変更し、ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトが実行される前にダイアロ グが表示されるようにすると、この脆弱性に対する保護の手助けとなります。ブラウザのセキュリティ設定を 「高」に設定することによってこれを行うことができます。

Microsoft Internet Explorer のブラウザのセキュリティ レベルを上げるには、以下のステップにしたがってください。

1.

Internet Explorer の [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。

2.

[インターネットオプション] ダイアログ ボックスで、[セキュリティ] タブをクリックし、次に [インターネット] アイコンをクリックします。

3.

[このゾーンのセキュリティのレベル] の下のスライダのつまみを「高」まで移動させます。これにより、訪問するすべての Web サイトのセキュリティ レベルが「高」に設定されます。

注: スライダが表示されていない場合、[既定のレベル] ボタンをクリックし、次にスライダを「高」に移動させます。

注: セキュリティ レベルを「高」に設定すると、Web ページが正しく動作しない場合があります。この設定の変更後、Web サイトの使用が困難になり、そのサイトが安全であると確信できる場合は、そのサイトを [信頼済みサイト] に追加することができます。これにより、そのサイトは、セキュリティが「高」に設定されていても 、適切に実行されるようになります。

4.

[レベルのカスタマイズ] をクリックします。

5.

[設定] の [スクリプト] セクションの [アクティブ スクリプト] で [ダイアログを表示する] または [無効にする] をクリックします。次に [OK] をクリックします。

6.

これらの設定を変更することを確認するためのダイアログが表示される場合、[はい] をクリックします。

7.

[OK] をクリックし、Internet Explorer に戻ります。

回避策の影響 : ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示すると、別の影響があります。インターネットまたはイントラネット上の多くの Web サイトはActiveX またはアクティブ スクリプトを使用して、追加の機能を提供します。たとえば、オンラインの電子商取引またはバンキング サイトには ActiveX コントロールを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。ActiveX コントロールまたはアクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示する設定は、すべてのインターネットおよびイン トラネット サイトに影響を及ぼすグローバル設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックして ActiveX コントロールまたはアクティブ スクリプトを実行してください。これらのすべての Web サイトでダイアログを表示する必要がない場合、「信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加する」で説明されているステップを行なってください。

信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイトゾーンに追加する

インターネット ゾーンおよびローカル イントラネット ゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトが実行される前にダイアログが表示されるように設定した後、信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加することができます。これにより、信頼されていない Web サイトからのこの攻撃から保護する手助けを行いながら、現在使用しているのとまったく同様に、信頼する Web サイトを引き続き使用することができます。マイクロソフトは信頼される Web サイトのみを [信頼済み] サイト ゾーンに追加することを推奨します。

これを行うには、次のステップを実行します。

1.

Internet Explorer で [ツール] をクリックし、[インターネッ トオプション] をクリックします。次に [セキュリティ] タブをクリックします。

2.

[Web コンテンツのゾーンを選択してセキュリティのレベルを設定する] で、[信頼済みサイト] をクリックし、次に [既定のレベル] をクリックして、スライダのつまみを移動して中レベルにし、 [サイト] をクリックします。

注 : 中レベルに設定するのは、推奨された追加の予防策です。これにより、既定のレベルが 「低」でなければならない「信頼済みサイト」のゾーンにあるサイトを表示した場合に、Web サイトによっては正しく動作しなくなる事があります。

3.

暗号化されたチャネルを必要としない Web サイトを追加したい場合、[このゾーンのサイトにはすべてサ ーバーの確認 (https:) を必要とする] のチェック ボックスをクリックし、チェックを外します。

4.

[次の Web サイトをゾーンに追加する] で、信頼する Web サイトの URL を入力し、次に [追加] ボタンをクリックします。

5.

ゾーンに追加したい各 Web サイトについて、これらのステップを繰り返します。

6.

[OK] を 2 回クリックし、変更を受け入れ、Internet Explorer に戻ります。

悪意のある動作がコンピュータ上で行われないと信頼するサイトをすべて追加します。なお、特に追加すべき Web サイトは "*.windowsupdate.microsoft.com" および "*.update.microsoft.com" です(二重引用符は必要ありません)。この Web サイトはセキュリティ更新プログラムを提供する Web サイトで、セキュリティ更新プログラムをインストールするためには ActiveX コントロールを必要とします。

「例外処理のメモリの破損の脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2006-2218:

どのようなことが起こる可能性がありますか?

これはリモートでコードが実行される脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピュータをリモートで完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

何が原因で起こりますか?

Internet Explorer が、オブジェクトに適切でない特定の状況を処理できる例外処理のハンドラを登録した際に、危険な例外処理により、メモリ破損が引き起こされリモートでコードが実行される可能性があります。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

どのように攻撃者はこの脆弱性を悪用する可能性がありますか?

攻撃者は、Internet Explorer を介してこの脆弱性の悪用を目的として設計された悪意のある Web サイトをホストし、ユーザーにその Web サイトを表示するよう誘導する可能性があります。これにはユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる Web サイトおよび侵害された Web サイトなどが含まれる可能性があります。これらの Web サイトには、この脆弱性を悪用しようとする悪意のあるコンテンツが含まれている場合があります。しかし、すべての場合において、攻撃者はユーザーを強制的にこれらの Web サイトに誘導する方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させるリンクを電子メールやインスタント メッセンジャのメッセージでクリックさせることにより、ユーザーを Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。また、バナー広告またはそのほかの方法により、影響を受けるコンピュータに Web コンテンツを提供する特別な細工がされた Web コンテンツが表示される可能性もあります。

主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?

この脆弱性が悪用され、悪意のある操作が行われるには、ユーザーがログオンし、Web サイトを訪問していることが攻撃者にとっての必要条件となります。このため、ユーザーのワークステーションまたはターミナル サーバーなど、Internet Explorer を頻繁に使用するコンピュータが、この脆弱性による危険に最もさらされます。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?

この更新プログラムは、Intenet Explorer が例外処理を行なう方法を変更することにより、この脆弱性を排除します。 具体的には、3 つの例外ハンドラがこの累積的な更新プログラムで Internet Explorer から削除されます。これらの例外ハンドラは、Internet Explorer 7 お よび Windows Vista からも削除されました。

これらの例外ハンドラを削除するとどのような結果がもたらされる可能性がありますか?

これらの例外ハンドラを削除すると、それ自体の例外を処理しないオブジェクトからの例外 (これらは以前に Internet Explorer で確認されました) はアプリケーション エラーを発生させる可能性があります。これらのアプリケーション エラーにより、Internet Explorer が異常終了する可能性があります。アプリケーション エラーが発生するオブジェクトまたはソフトウェアはアプリケーション エラーの原因を解決する、またはそれ自体の例外を処理する必要があります。

これらのアプリケーション エラーを防ぐために何ができますか?

マイクロソフト セキュリティ情報 MS06-023: Microsoft JScript の脆弱性により、リモートでコードが実行される (917344) は JScript のアプリケーション エラーの原因を解決します。マイクロソフト セキュリティ情報 MS06-021 で行なわれた変更の結果として、アプリケーション エラーが発生する可能性のあるそのほかのオブジェクト、ソフトウェアまたは Web アプリケーションはアプリケーション エラーの原因を解決する、またはそれ自体の例外を処理する必要があります。

例外処理とは何ですか? また、それはどのように実装できますか?

強固なコードは例外を予期し処理します。プログラムの制御外の状況が要因で、プログラムが通常と異なる実行がされた場合、例外が発生します。また、オブジェクトの作成およびファイルの入力/出力を含む特定の操作はエラーの範囲を超える失敗を発生させる可能性があります。たとえば、メモリ不足の状況は 、プログラムが正しく実行されている場合でも例外が発生する可能性があります。例外処理に関する詳細は、製品の説明をご覧ください。

Exception handling in Visual C++ (英語情報)

Exception handling in Visual Basic (英語情報)

Exception handling in The .NET Framework (英語情報)

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?

いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。

注: このセキュリティ更新プログラムには、マイクロソフト エラー報告サービスを介し、マイクロソフトに報告されるアプリケーション エラー用の更新プログラムも含まれています。マイクロソフトはすべてのエラー報告を積極的に分析し、影響を受けているお客様の人数に基づき、対応の優先度を決定します。このアプリケーション エラーは、「例外処理のメモリの破損の脆弱性 - CVE-2006-2218」としてこのセキュリティ情報で解決される脆弱性の変種で、悪用される可能性のない公開された情報内にあるアプリケーション エラーと同じです。このアプリケーション エラーは CVE-2006-1992 として説明されており、続いて公開された報告もまた例外処理の側面について説明しています。このアプリケーション エラー自体による影響は Internet Explorer が異常終了させられるのみですが、このセキュリティ情報で解決される脆弱性は悪用が可能なものです。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?

いいえ。このセキュリティ情報が最初に公開された段階で、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示す情報は受けておらず、また、公開された検証用コードのいかなる実例の存在も確認しておりません。

HTML デコーディングのメモリの破損の脆弱性 - CVE-2006-2382

Internet Explorer が特別な細工がされた UTF-8 エンコードされた HTML をデコードする方法にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、特別な細工がされた Web ページを作成し、ユーザーがそのような悪質な Web サイトを訪問した場合、リモートでコードを実行する可能性があります。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。

「HTML デコーディングのメモリの破損の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2006-2382:

Web を悪用した攻撃のシナリオで、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図した Web ページを含む Web サイトをホストする可能性があります 。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供するコンテンツや広告を受け入れる Web サイトは、この脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工のされたコンテンツを含む可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者はユーザーを強制的にこれらの Web サイトに誘導する方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させるリンクを電子メールやインスタント メッセンジャのメッセージでクリックさせることにより、ユーザーを Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

既定で、Windows Server 2003 上の Internet Explorer は、「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。電子メールが関連する場合、このモードはこの脆弱性を緩和します。この理由は、Outlook Express の既定の構成では、電子メール メッセージはテキスト形式で読みとられるためです。Internet Explorer のセキュリティ強化の構成に関する詳細情報 については、このセキュリティ更新プログラムに関する「よく寄せられる質問」をご覧ください。

「HTML デコーディングのメモリの破損の脆弱性」の回避策 - CVE-2006-2382:

マイクロソフトは次の回避策のテストを行ないました。これらの回避策は根本的な脆弱性を修正しませんが、既知の攻撃方法を阻止する手助けとなります。回避策が機能の低下の原因となる場合、下記に示します。

HTML 形式の電子メールを経路とする攻撃からコンピュータを保護するために、Outlook 2002 またはそれ以降のバージョンを使用している場合、電子メールメッセージをテキスト形式で表示するよう設定する

Office XP Service Pack 1 またはそれ以降のバージョンを適用している Microsoft Outlook 2002 ユーザー、および Internet Explorer 6 Service Pack 1 またはそれ以降のバージョンを適用している Outlook Express 6 ユーザーは、この設定を有効にし、デジタル署名されていないすべての電子メール メッセージまたは暗号化されていない電子メール メッセージを、テキスト形式のみで表示するよう設定できます。

デジタル署名されている電子メール メッセージおよび暗号化されている電子メール メッセージは、設定による影響は受けず、その元の 形式で読み取ることができる場合があります。Outlook 2002 のこの設定を有効にする方法に関する情報は、サポート技術情報 307594 で説明されています。Outlook Express 6 のこの設定に関する情報は 、サポート技術情報 291387 で説明されています。

回避策の影響 :テキスト形式で表示される電子メール メッセージは、写真、特別なフォント、アニメーションま たはそのほかのリッチ コンテンツを含むことはできません。さらに次の影響があります。

変更はプレビュー ウィンドウおよび開いているメッセージに適用されます。

画像は、失われないように添付ファイルとなります。

メッセージは保存場所では依然としてリッチ テキスト形式、または HTML 形式であるため、オブジェクト モデル (カスタムコード ソリューション) が予期しない動作をする場合があります。

「HTML デコーディングのメモリの破損の脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2006-2382:

どのようなことが起こる可能性がありますか?

これはリモートでコードが実行される脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピュータをリモートで完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

何が原因で起こりますか?

Internet Explorer が特別な細工がされた UTF-8 エンコードされた HTML を処理する際、攻撃者が任意のコードを実行するような方法で、システム メモリを破損する可能性があります。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

どのように攻撃者はこの脆弱性を悪用する可能性がありますか?

攻撃者は、Internet Explorer を介してこの脆弱性の悪用を目的として設計された、特別な細工がされている Web サイトをホストまたは HTML の電子メール メッセージを作成し、ユーザーにその Web サイトまたは HTML の電子メール メッセージを表示するように誘導する可能性があります。 これにはユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる Web サイトなどが含まれる可能性があります。これらの Web サイトには、この脆弱性を悪用 しようとする特別な細工がされたコンテンツが含まれている場合があります。しかし、すべての場合において、攻撃者はユーザーを強制的にこれらの Web サイトに誘導する方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させるリンクを電子メールやインスタント メッセンジャのメッセー ジでクリックさせることにより、ユーザーを Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。また、バナー広告またはそのほかの方法により、影響を受けるコンピュータに Web コンテンツを提供する特別な細工がされた Web コンテンツが表示される可能性もあります。

主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?

この脆弱性が悪用され、悪意のある操作が行われるには、ユーザーがログオンし、HTML 形式の電子メールの読み取りまたは Web サイトの表示を行っていることが攻撃者にとっての必要条件となります。このため、ワークステーションまたはターミナル サーバーなど、HTML 形式の電子メール メッセ ージの読み取りが行われる、または Internet Explorer が頻繁に使用されるコンピュータが、この脆弱性による危険に最もさらされます。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?

この更新プログラムは、Intenet Explorer が UTF-8 エンコードされた HTML をデコードする方法を変更し、この脆弱性を排除します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?

いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?

いいえ。このセキュリティ情報が最初に公開された段階で、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示す情報は受けておらず、また、公開された検証用コードのいかなる実例の存在も確認しておりません。

ActiveX コントロールのメモリの破損の脆弱性 - CVE-2006-2383

予期されないデータが渡された場合、リモートでコードが実行される脆弱性が DXImageTransform.Microsoft.Light ActiveX コントロールに存在します。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、特別な細工がされた Web ページを作成し、ユーザーがそのような悪質な Web サイトを訪問した場合、リモートでコ ードを実行する可能性があります。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。

「ActiveX コントロールのメモリの破損の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2006-2383:

Web を悪用した攻撃のシナリオで、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図した Web ページを含む Web サイトをホストする可能性があります 。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供するコンテンツや広告を受け入れる Web サイトは、この脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工のされたコンテンツを含む可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者はユーザーを強制的にこれらの Web サイトに誘導する方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させるリンクを電子メールやインスタント メッセンジャのメッセージでクリックさせることにより、ユーザーを Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

制限付きサイト ゾーンは、HTML 形式の電子メール メッセージの読み取りが行なわれる場合、アクティブ スクリプトが使用されないようにすることにより、この脆弱性を悪用しようとする攻撃を削減する手助けとなります。しかし、ユーザーが電子メール メッセージ内のリンクをクリックする場合、Web ベースの攻撃のシナリオによるこの問題の影響を依然として受ける可能性があります。

既定で、Microsoft Outlook Express 6、Outlook 2002、および Outlook 2003 は、HTML 形式の電子メールを制限付きサイト ゾーンで開きます。また、Outlook 2000 は、Outlook 電子メ ール セキュリティ更新プログラム がインストールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージが制限付きサイト ゾーンで開かれます。Outlook Express 5.5 Service Pack 2 は、MS04-018 がインス トールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。

既定で、Windows Server 2003 上の Internet Explorer は、「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。電子メールが関連する場合、このモードはこの脆弱性を緩和します。この理由は、Outlook Express の既定の構成では、電子メール メッセージはテキスト形式で読みとられるためです。Internet Explorer のセキュリティ強化の構成に関する詳細情報 については、このセキュリティ更新プログラムに関する「よく寄せられる質問」をご覧ください。

「ActiveX コントロールのメモリの破損の脆弱性」の回避策 - CVE-2006-2383:

マイクロソフトは次の回避策のテストを行ないました。これらの回避策は根本的な脆弱性を修正しませんが、既知の攻撃方法を阻止する手助けとなります。回避策が機能の低下の原因となる場合、下記に示します。

Internet Explorer をインターネットおよびイントラネットゾーンで ActiveX コントロールが実行される前にダイアログを表示するように構成する、またはActiveX コントロールを無効にするよう構成する

Internet Explorer の設定を変更し、ActiveX コントロールが実行される前にダイアログが表示されるようにすると、この脆弱性に対する保護の手助けとなります。これを行うためには、次のステップにしたがってください。

1.

Internet Explorer の [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。

2.

[セキュリティ] タブをクリックします。

3.

[インターネット] のアイコンをクリックし、[レベルのカスタマイ ズ] をクリックします。

4.

[設定] の下 の [ActiveX コントロールとプラグイン] で [ActiveX コントロールとプラグインの実行] の [ダイアログを表示する] または [無効にする] をクリックします。次に [OK] をクリックします。

5.

[イントラネット] をクリックし、[レベルのカスタマイズ] をクリックします。

6.

[設定] の下 の [ActiveX コントロールとプラグイン] で [ActiveX コントロールとプラグインの実行] の [ダイアログを表示する] または [無効にする] をクリックします。次に [OK] をクリックします。

7.

[OK] をクリックし、Internet Explorer に戻ります。

回避策の影響 : ActiveX コントロールを実行する前にダイアログを表示することに対し、別の影響 があります。インターネットまたはイントラネット上の多くの Web サイトは ActiveX を使用して、追加の機能を提供します。たとえば、オンラインの電子商取 引またはバンキング サイトには ActiveX コントロールを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。ActiveX コントロールを実行する前にダイアログを表示する設定は、すべてのインターネットおよびイントラネット サイトに影響を与えるグローバル設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックして ActiveX コントロールを 実行してください。これらのすべての Web サイトでダイアログを表示する必要がない場合、「信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾ ーンに追加する」で説明されているステップを行なってください。

インターネットおよびローカルイントラネットゾーンの設定を「高」に設定し、これらのゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示する

インターネット セキュリティ ゾーンの設定を変更し、ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトが実行される前にダイアロ グが表示されるようにすると、この脆弱性に対する保護の手助けとなります。ブラウザのセキュリティ設定を 「高」に設定することによってこれを行うことができます。

Microsoft Internet Explorer のブラウザのセキュリティ レベルを上げるには、以下のステップにしたがってください。

1.

Internet Explorer の [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。

2.

[インターネットオプション] ダイアログ ボックスで、[セキュリティ] タブをクリックし、次に [インターネット] アイコンをクリックします。

3.

[このゾーンのセキュリティのレベル] の下のスライダのつまみを「高」まで移動させます。これにより、訪問するすべての Web サイトのセキュリティ レベルが「高」に設定されます。

注: スライダが表示されていない場合、[既定のレベル] ボタンをクリックし、次にスライダを「高」に移動させます。

注: セキュリティ レベルを「高」に設定すると、Web ページが正しく動作しない場合があります。この設定の変更後、Web サイトの使用が困難になり、そのサイトが安全であると確信できる場合は、そのサイトを [信頼済みサイト] に追加することができます。これにより、そのサイトは、セキュリティが「高」に設定されていても 、適切に実行されるようになります。

4.

[レベルのカスタマイズ] をクリックします。

5.

[設定] の [スクリプト] セクションの [アクティブ スクリプト] で [ダイアログを表示する] または [無効にする] をクリックします。次に [OK] をクリックします。

6.

これらの設定を変更することを確認するためのダイアログが表示される場合、[はい] をクリックします。

7.

[OK] をクリックし、Internet Explorer に戻ります。

回避策の影響 : ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示すると、別の影響があります。インターネットまたはイントラネット上の多くの Web サイトはActiveX またはアクティブ スクリプトを使用して、追加の機能を提供します。たとえば、オンラインの電子商取引またはバンキング サイトには ActiveX コントロールを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。ActiveX コントロールまたはアクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示する設定は、すべてのインターネットおよびイン トラネット サイトに影響を及ぼすグローバル設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックして ActiveX コントロールまたはアクティブ スクリプトを実行してください。これらのすべての Web サイトでダイアログを表示する必要がない場合、「信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加する」で説明されているステップを行なってください。

信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイトゾーンに追加する

インターネット ゾーンおよびローカル イントラネット ゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトが実行される前にダイアログが表示されるように設定した後、信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加することができます。これにより、信頼されていない Web サイトからのこの攻撃から保護する手助けを行いながら、現在使用しているのとまったく同様に、信頼する Web サイトを引き続き使用することができます。マイクロソフトは信頼される Web サイトのみを [信頼済み] サイト ゾーンに追加することを推奨します。

これを行うには、次のステップを実行します。

1.

Internet Explorer で [ツール] をクリックし、[インターネッ トオプション] をクリックします。次に [セキュリティ] タブをクリックします。

2.

[Web コンテンツのゾーンを選択してセキュリティのレベルを設定する] で、[信頼済みサイト] をクリックし、次に [既定のレベル] をクリックして、スライダのつまみを移動して中レベルにし、 [サイト] をクリックします。

注 : 中レベルに設定するのは、推奨された追加の予防策です。これにより、既定のレベルが 「低」でなければならない「信頼済みサイト」のゾーンにあるサイトを表示した場合に、Web サイトによっては正しく動作しなくなる事があります。

3.

暗号化されたチャネルを必要としない Web サイトを追加したい場合、[このゾーンのサイトにはすべてサ ーバーの確認 (https:) を必要とする] のチェック ボックスをクリックし、チェックを外します。

4.

[次の Web サイトをゾーンに追加する] で、信頼する Web サイトの URL を入力し、次に [追加] ボタンをクリックします。

5.

ゾーンに追加したい各 Web サイトについて、これらのステップを繰り返します。

6.

[OK] を 2 回クリックし、変更を受け入れ、Internet Explorer に戻ります。

悪意のある動作がコンピュータ上で行われないと信頼するサイトをすべて追加します。なお、特に追加すべき Web サイトは "*.windowsupdate.microsoft.com" および "*.update.microsoft.com" です(二重引用符は必要ありません)。この Web サイトはセキュリティ更新プログラムを提供する Web サイトで、セキュリティ更新プログラムをインストールするためには ActiveX コントロールを必要とします。

COM オブジェクトが Internet Explorer で実行されることを防ぐ

Kill Bit をレジストリのコントロールのために設定することにより、Internet Explorer で COM オブジェクトのインスタンス化の試行を無効にすることができます。

警告: レジストリ エディタを不適切に使用すると、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要となる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの不正な使用による問題の解決を保証することはできません。レジ ストリ エディタは、お客様各自の責任において使用してください。

コントロールが Internet Explorer で実行されないようにするためのステップの詳細は、サポート技術情報 240797 をご覧ください。このサポート技術情報に記載されているステップに従い、レジストリ に互換性フラグの値を作成し、Internet Explorer で COM オブジェクトのインスタンスが作成されないようにしてください。

DXImageTransform.Microsoft.Light ActiveX コントロールに Kill Bit を設定するためには、次のテキストをメモ帳などのテキスト エディタに貼り付けてください。次に、.reg ファイル名拡張子を使用してファイルを保存します。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\ActiveX Compatibility\{F9EFBEC2-4302-11D2-952A-00C04FA34F05}]
"Compatibility Flags"=dword:00000400

この .reg ファイルをダブルクリックすることにより、個々のコンピュータに適用することができます。グループ ポリシーを使用し、ドメインに適用することもできます。グループ ポリシーの詳細については、次のマイクロソフトの Web サイトを参照してください。

Group Policy collection (英語情報)

What Is Group Policy Object Editor? (英語情報)

Core Group Policy Tools and Settings (英語情報)

注: 変更を有効にするためには、Internet Explorer を再起動する必要があります。

回避策の影響: DXImageTransform.Microsoft.Light ActiveX コントロールは静的なフィルタで、オ ブジェクトのコンテンツで輝く光の効果を作成するために使用されます。この ActiveX コントロールを使用するソフトウェアで、この機能が利用できなくなる可能性があります。

「ActiveX コントロールのメモリの破損の脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2006-2383:

どのようなことが起こる可能性がありますか?

これはリモートでコードが実行される脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピュータをリモートで完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

何が原因で起こりますか?

DXImageTransform.Microsoft.Light ActiveX コントロールに予想していないデータが送信された場合、Internet Explorer でコードが実行される方法で異常終了する可能性があります。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

どのように攻撃者はこの脆弱性を悪用する可能性がありますか?

攻撃者は、Internet Explorer を介してこの脆弱性の悪用を目的として設計された、特別な細工がされている Web サイトをホストし、ユーザーにその Web サイトを表示するよう誘導する可能性があります。これにはユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる Web サイトおよび侵害され た Web サイトなどが含まれる可能性があります。これらの Web サイトには、この脆弱性を悪用しようとする特別な細工がされたコンテンツが含まれている場 合があります。しかし、すべての場合において、攻撃者はユーザーを強制的にこれらの Web サイトに誘導する方法はありません。その代わり、通常、ユーザー に攻撃者の Web サイトに接続させるリンクを電子メールやインスタント メッセンジャのメッセージでクリックさせることにより、ユーザーを Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。また、バナー広告またはそのほかの方法により、影響を受けるコンピュータに Web コンテンツを提供する特別な細工がされた Web コンテンツが表示される可能性もあります。

主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?

この脆弱性が悪用され、悪意のある操作が行われるには、ユーザーがログオンし、Web サイトを訪問していることが攻撃者にとっての必要条件となります。このため、ユーザーのワークステーションまたはターミナル サーバーなど、Internet Explorer を頻繁に使用するコンピュータが、この脆弱性による危険に最もさらされます。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?

この更新プログラムは Internet Explorer がパラメータの検証を実行する方法を変更することにより、この脆弱性を排除します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?

いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?

いいえ。このセキュリティ情報が最初に公開された段階で、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示す情報は受けておらず、また、公開された検証用コードのいかなる実例の存在も確認しておりません。

COM オブジェクトのインスタンス化のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2006-1303

Internet Explorer が、Internet Explorer でのインスタンス化が意図されていない COM オブジェクトをインスタンス化する方法にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、特別な細工がされた Web ページを作成し、ユーザーがそのような Web サイトを訪問した場合、リモートでコードを実行する可能性があります。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。

「COM オブジェクトのインスタンス化のメモリ破損の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2006-1303:

マイクロソフト セキュリティ情報 MS05-052 に含まれているセキュリティ更新プログラムまたはそれ以降のセキュリティ情報で提供されている Internet Explorer 用のセキュ リティ更新プログラムをインストールしているお客様は、インターネット ゾーンから発生する攻撃による危険にさらされません。

Web を悪用した攻撃のシナリオで、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図した Web ページを含む Web サイトをホストする可能性があります 。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供するコンテンツや広告を受け入れる Web サイトは、この脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工のされたコンテンツを含む可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者はユーザーを強制的にこれらの Web サイトに誘導する方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させるリンクを電子メールやインスタント メッセンジャのメッセージでクリックさせることにより、ユーザーを Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

制限付きサイト ゾーンは、HTML 形式の電子メール メッセージの読み取りが行なわれる場合、アクティブ スクリプトが使用されないようにすることにより、この脆弱性を悪用しようとする攻撃を削減する手助けとなります。しかし、ユーザーが電子メール メッセージ内のリンクをクリックする場合、Web ベースの攻撃のシナリオによるこの問題の影響を依然として受ける可能性があります。

既定で、Microsoft Outlook Express 6、Outlook 2002、および Outlook 2003 は、HTML 形式の電子メールを制限付きサイト ゾーンで開きます。また、Outlook 2000 は、Outlook 電子メ ール セキュリティ更新プログラム がインストールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージが制限付きサイト ゾーンで開かれます。Outlook Express 5.5 Service Pack 2 は、MS04-018 がインス トールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。

既定で、Windows Server 2003 上の Internet Explorer は、「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。このモードはこの脆弱性を緩和します。Internet Explorer のセキュリティ強化の構成に関 する詳細情報については、このセキュリティ更新プログラムに関する「よく寄せられる質問」をご覧ください。

「COM オブジェクトのインスタンス化のメモリ破損の脆弱性」の回避策 - CVE-2006-1303:

Internet Explorer をインターネットおよびイントラネットゾーンで ActiveX コントロールが実行される前にダイアログを表示するように構成する、またはActiveX コントロールを無効にするよう構成する

Internet Explorer の設定を変更し、ActiveX コントロールが実行される前にダイアログが表示されるようにすると、この脆弱性に対する保護の手助けとなります。これを行うためには、次のステップにしたがってください。

1.

Internet Explorer の [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。

2.

[セキュリティ] タブをクリックします。

3.

[インターネット] のアイコンをクリックし、[レベルのカスタマイ ズ] をクリックします。

4.

[設定] の下 の [ActiveX コントロールとプラグイン] で [ActiveX コントロールとプラグインの実行] の [ダイアログを表示する] または [無効にする] をクリックします。次に [OK] をクリックします。

5.

[イントラネット] をクリックし、[レベルのカスタマイズ] をクリックします。

6.

[設定] の下 の [ActiveX コントロールとプラグイン] で [ActiveX コントロールとプラグインの実行] の [ダイアログを表示する] または [無効にする] をクリックします。次に [OK] をクリックします。

7.

[OK] をクリックし、Internet Explorer に戻ります。

回避策の影響 : ActiveX コントロールを実行する前にダイアログを表示することに対し、別の影響 があります。インターネットまたはイントラネット上の多くの Web サイトは ActiveX を使用して、追加の機能を提供します。たとえば、オンラインの電子商取 引またはバンキング サイトには ActiveX コントロールを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。ActiveX コントロールを実行する前にダイアログを表示する設定は、すべてのインターネットおよびイントラネット サイトに影響を与えるグローバル設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックして ActiveX コントロールを 実行してください。これらのすべての Web サイトでダイアログを表示する必要がない場合、「信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾ ーンに追加する」で説明されているステップを行なってください。

インターネットおよびローカルイントラネットゾーンの設定を「高」に設定し、これらのゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示する

インターネット セキュリティ ゾーンの設定を変更し、ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトが実行される前にダイアロ グが表示されるようにすると、この脆弱性に対する保護の手助けとなります。ブラウザのセキュリティ設定を 「高」に設定することによってこれを行うことができます。

Microsoft Internet Explorer のブラウザのセキュリティ レベルを上げるには、以下のステップにしたがってください。

1.

Internet Explorer の [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。

2.

[インターネットオプション] ダイアログ ボックスで、[セキュリティ] タブをクリックし、次に [インターネット] アイコンをクリックします。

3.

[このゾーンのセキュリティのレベル] の下のスライダのつまみを「高」まで移動させます。これにより、訪問するすべての Web サイトのセキュリティ レベルが「高」に設定されます。

注: スライダが表示されていない場合、[既定のレベル] ボタンをクリックし、次にスライダを「高」に移動させます。

注: セキュリティ レベルを「高」に設定すると、Web ページが正しく動作しない場合があります。この設定の変更後、Web サイトの使用が困難になり、そのサイトが安全であると確信できる場合は、そのサイトを [信頼済みサイト] に追加することができます。これにより、そのサイトは、セキュリティが「高」に設定されていても 、適切に実行されるようになります。

4.

[レベルのカスタマイズ] をクリックします。

5.

[設定] の [スクリプト] セクションの [アクティブ スクリプト] で [ダイアログを表示する] または [無効にする] をクリックします。次に [OK] をクリックします。

6.

これらの設定を変更することを確認するためのダイアログが表示される場合、[はい] をクリックします。

7.

[OK] をクリックし、Internet Explorer に戻ります。

回避策の影響 : ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示すると、別の影響があります。インターネットまたはイントラネット上の多くの Web サイトはActiveX またはアクティブ スクリプトを使用して、追加の機能を提供します。たとえば、オンラインの電子商取引またはバンキング サイトには ActiveX コントロールを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。ActiveX コントロールまたはアクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示する設定は、すべてのインターネットおよびイン トラネット サイトに影響を及ぼすグローバル設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックして ActiveX コントロールまたはアクティブ スクリプトを実行してください。これらのすべての Web サイトでダイアログを表示する必要がない場合、「信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加する」で説明されているステップを行なってください。

信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイトゾーンに追加する

インターネット ゾーンおよびローカル イントラネット ゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトが実行される前にダイアログが表示されるように設定した後、信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加することができます。これにより、信頼されていない Web サイトからのこの攻撃から保護する手助けを行いながら、現在使用しているのとまったく同様に、信頼する Web サイトを引き続き使用することができます。マイクロソフトは信頼される Web サイトのみを [信頼済み] サイト ゾーンに追加することを推奨します。

これを行うには、次のステップを実行します。

1.

Internet Explorer で [ツール] をクリックし、[インターネッ トオプション] をクリックします。次に [セキュリティ] タブをクリックします。

2.

[Web コンテンツのゾーンを選択してセキュリティのレベルを設定する] で、[信頼済みサイト] をクリックし、次に [既定のレベル] をクリックして、スライダのつまみを移動して中レベルにし、 [サイト] をクリックします。

注 : 中レベルに設定するのは、推奨された追加の予防策です。これにより、既定のレベルが 「低」でなければならない「信頼済みサイト」のゾーンにあるサイトを表示した場合に、Web サイトによっては正しく動作しなくなる事があります。

3.

暗号化されたチャネルを必要としない Web サイトを追加したい場合、[このゾーンのサイトにはすべてサ ーバーの確認 (https:) を必要とする] のチェック ボックスをクリックし、チェックを外します。

4.

[次の Web サイトをゾーンに追加する] で、信頼する Web サイトの URL を入力し、次に [追加] ボタンをクリックします。

5.

ゾーンに追加したい各 Web サイトについて、これらのステップを繰り返します。

6.

[OK] を 2 回クリックし、変更を受け入れ、Internet Explorer に戻ります。

悪意のある動作がコンピュータ上で行われないと信頼するサイトをすべて追加します。なお、特に追加すべき Web サイトは "*.windowsupdate.microsoft.com" および "*.update.microsoft.com" です(二重引用符は必要ありません)。この Web サイトはセキュリティ更新プログラムを提供する Web サイトで、セキュリティ更新プログラムをインストールするためには ActiveX コントロールを必要とします。

COM オブジェクトが Internet Explorer で実行されることを防ぐ

Kill Bit をレジストリのコントロールのために設定することにより、Internet Explorer で COM オブジェクトのインスタンス化の試行を無効にすることができます。

警告: レジストリ エディタを不適切に使用すると、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要となる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの不正な使用による問題の解決を保証することはできません。レジ ストリ エディタは、お客様各自の責任において使用してください。

コントロールが Internet Explorer で実行されないようにするためのステップの詳細は、サポート技術情報 240797 をご覧ください。このサポート技術情報に記載されているステップに従い、レジストリ に互換性フラグの値を作成し、Internet Explorer で COM オブジェクトのインスタンスが作成されないようにしてください。

たとえば、このセキュリティ更新プログラムに含まれているファイルである Wmm2fxa.dll ファイルの CLSID の Kill Bit を設定するた めには、メモ帳などのテキスト エディタに次のテキストを貼り付けます。次に、.reg ファイル名拡張子を使用してファイルを保存します。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\ActiveX Compatibility\{B4DC8DD9-2CC1-4081-9B2B-20D7030234EF}]
"Compatibility Flags"=dword:00000400

この .reg ファイルをダブルクリックすることにより、個々のコンピュータに適用することができます。グループ ポリシーを使用し、ドメインに適用することもできます。グループ ポリシーの詳細については、次のマイクロソフトの Web サイトを参照してください。

Group Policy collection (英語情報)

What Is Group Policy Object Editor? (英語情報)

Core Group Policy Tools and Settings (英語情報)

注: 変更を有効にするためには、Internet Explorer を再起動する必要があります。

回避策の影響: COM オブジェクトが Internet Explorer で使用が意図されていない限り、影響はありません。

「COM オブジェクトのインスタンス化のメモリ破損の脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2006-1303:

どのようなことが起こる可能性がありますか?

これはリモートでコードが実行される脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピュータをリモートで完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

何が原因で起こりますか?

Internet Explorer が特定の COM オブジェクトを ActiveX コントロールとしてインスタンス化しようとする際、その COM オブジェクトは 攻撃者により任意のコードが実行されるような方法でシステムの状態を破損させる可能性があります。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

どのように攻撃者はこの脆弱性を悪用する可能性がありますか?

攻撃者は、Internet Explorer を介してこの脆弱性を悪用することを意図して設計された悪意のある Web サイトをホストし、ユーザーにその Web サイトを表示するよう誘導する可能性があります。これにはユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる Web サイト、ユーザーが提供したコンテンツまたは広告をホストする Web サイトおよび侵害された Web サイトなどが含まれる可能性があります。これらの Web サイトには、この脆弱性を悪用し ようとする悪意のあるコンテンツが含まれている場合があります。しかし、すべての場合において、攻撃者はユーザーを強制的にこれらの Web サイトに誘導する方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させる電子メールまたはインスタント メッセンジャのリクエスト内のリンクをクリックさせることにより、ユーザーを Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。また、バナー広告またはそのほかの方法により 、影響を受けるコンピュータに Web コンテンツを提供する特別な細工がされた Web コンテンツが表示される可能性もあります。

主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?

この脆弱性が悪用され、悪意のある操作が行われるには、ユーザーがログオンし、HTML 形式の電子メールの読み取りまたは Web サイトの表示を行っていることが攻撃者にとっての必要条件となります。このため、ワークステーションまたはターミナル サーバーなど、HTML 形式の電子メール メッセ ージの読み取りが行われる、または Internet Explorer が頻繁に使用されるコンピュータが、この脆弱性による危険に最もさらされます。

注: マイクロソフト セキュリティ情報 MS05-052 に含まれているセキュリティ更新プログラムまたはそれ以降のセキュリティ 情報で提供されている Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラムをインストールしているお客様は、インターネット ゾーンから発生する攻撃による危険にさらされません。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?

すべての COM オブジェクトが Internet Explorer を介しアクセスされるよう設計されているわけではないため、この累積的な更新プログラ ムは、マイクロソフト セキュリティ情報 MS05-054 で解決された「COM オブジェクトのインスタンス化のメモリ破損の脆弱性」に類似した動作が確認された COM オブジェクトのクラス識別子 (CLSID) のリストに Kill Bit を設定します。お客様を保護する手助けとなるために、この累積的 な更新プログラムはこれらの CLSID が Internet Explorer でインスタンス化されないようにします。Kill Bit に関する詳細は、サポート技術情報 240797 をご覧ください。

クラス識別子ファイル

B4DC8DD9-2CC1-4081-9B2B-20D7030234EF

Wmm2fxa.dll

C63344D8-70D3-4032-9B32-7A3CAD5091A5

Wmm2fxa.dll

353359C1-39E1-491b-9951-464FD8AB071C

Wmm2fxa.dll

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?

いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?

いいえ。このセキュリティ情報が最初に公開された段階で、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示す情報は受けておらず、また、公開された検証用コードのいかなる実例の存在も確認しておりません。

CSS クロス ドメインの情報の漏えいの脆弱性 - CVE-2005-4089

Internet Explorer が特別な細工がされた文書をカスケード スタイル シート (CSS) として不正確に解釈するため、情報の漏えいの脆弱性が存在します。攻撃者は、ユーザーが特別な細工がされた Web サイトを訪問した場合、または特別な細工がされた電子メール メッセージのリンクをクリックした場合、この脆弱性を悪用する可能性があります。この脆弱性で、攻撃者により別の Internet Explorer のドメインからファイル データが読み取られる可能性があります。しかし、この脆弱性が悪用されるには、ユーザーが操作することが攻撃者にとっての必要条件となります。

「CSS クロス ドメインの情報の漏えいの脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2005-4089:

Web を悪用した攻撃のシナリオで、この脆弱性が悪用されるには、この脆弱性の悪用を意図した Web ページを含む Web サイトをホストすることが攻撃者にとっての必要条件となります。攻撃者は、悪質な Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできません。その代わり、通常、ユーザーに自分の Web サイトへのリンクをクリックさせ、その Web サイトにユーザーを誘導することが攻撃者にとっての必要条件となります。それから、ユーザー は Web サイトで情報をやりとりすることにより、攻撃を受けることになります。

制限付きサイト ゾーンは、HTML 形式の電子メール メッセージの読み取りが行なわれる場合、アクティブ スクリプトが使用されないようにすることにより、この脆弱性を悪用しようとする攻撃を削減する手助けとなります。しかし、ユーザーが電子メール メッセージ内のリンクをクリックする場合、Web ベースの攻撃のシナリオによるこの問題の影響を依然として受ける可能性があり