この「緊急」のセキュリティ更新プログラムは、非公開で報告された 5 件の脆弱性および一般に公開された 1 件の脆弱性を解決します。1 つを除くこれらのすべての脆弱性により、ユーザーが特別な細工がされた Web ページを Internet Explorer を使用して表示した場合、リモートでコードが実行される可能性があります。 これ以外の 1 つの脆弱性により、なりすましが行われる可能性があり、また、特別な細工がされた Web ページが関連します。 リモートでコードが実行されるすべてのケースで、コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。 なりすましのケースについて、脆弱性が悪用されるには、ユーザーの操作が攻撃者にとっての必要条件となります。
これは Internet Explorer 5.01 および Internet Explorer 6 のサポートされているリリース用、Internet Explorer 7 のサポートされているほとんどのリリース用の「緊急」のセキュリティ更新プログラムです。Internet Explorer 7 のサポートされているバージョンとエディション、および Windows Serer 2003 について、この更新プログラムの深刻度は「警告」です。 詳細情報は、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションをご覧ください。
このセキュリティ更新プログラムは COM オブジェクトに Kill Bit を設定することにより 2 つの脆弱性を解決します。また、そのほかの脆弱性については、Internet Explorer が呼び出し、エラーの状態および言語パックのインストールや音声認識などの特別な機能を処理する方法を変更することにより、解決します。 脆弱性に関する詳細情報は、次のセクション「脆弱性の情報」の下の特定の脆弱性についてのサブセクション「よく寄せられる質問」をご覧ください。
推奨する対応策: マイクロソフトは、お客様にこの更新プログラムを直ちに適用することを推奨します。
既知の問題:マイクロソフト サポート技術情報 933566 には、このセキュリティ更新プログラムをインストールする際に起こる可能性のある既知の問題に関して説明されています。また、このサポート技術情報には、これらの問題に対する推奨される解決策に関する説明も記載されています。
US マイクロソフトセキュリティ情報: http://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/MS07-033.mspx
ここに記載されているソフトウェアをテストし、影響を受けるバージョンまたはエディションを確認しました。そのほかのバージョンまたはエディションはサポート ライフサイクルが終了したか、または影響を受けません。ご使用中の製品およびバージョンのサポートライフ サイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧ください。
影響を受けるソフトウェアおよびダウンロード先:
このマークをクリックして、PC/AT 互換機用または NEC PC-9800 シリーズ用の更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法および更新プログラムのインストール方法をご覧ください。
| オペレーティング システム | コンポーネント | PC/AT | PC-9800 | 最も深刻な脆弱性の影響 | 総合的な深刻度 | この更新プログラムによって置き換えられるセキュリティ情報 |
| Internet Explorer 5.01 および Internet Explorer 6 Service Pack 1 | ||||||
Microsoft Windows 2000 Service Pack 4 | Microsoft Internet Explorer 5.01 Service Pack 4 | リモートでコードが実行される | 緊急 | |||
Microsoft Windows 2000 Service Pack 4 | Microsoft Internet Explorer 6 Service Pack 1 | リモートでコードが実行される | 緊急 | |||
| Internet Explorer 6 | ||||||
Windows XP Service Pack 2 | Microsoft Internet Explorer 6 | - | リモートでコードが実行される | 緊急 | ||
Windows XP Professional x64 Edition および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 | Microsoft Internet Explorer 6 | - | リモートでコードが実行される | 緊急 | ||
Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2 | Microsoft Internet Explorer 6 | - | リモートでコードが実行される | 緊急 | ||
Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition および Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 | Microsoft Internet Explorer 6 | - | リモートでコードが実行される | 緊急 | ||
Microsoft Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Microsoft Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems | Microsoft Internet Explorer 6 | - | リモートでコードが実行される | 緊急 | ||
| Internet Explorer 7 | ||||||
Windows XP Service Pack 2 | Windows Internet Explorer 7 | - | リモートでコードが実行される | 緊急 | ||
Windows XP Professional x64 Edition および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 | Windows Internet Explorer 7 | - | リモートでコードが実行される | 緊急 | ||
Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2 | Windows Internet Explorer 7 | - | リモートでコードが実行される | 警告 | ||
Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition および Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 | Windows Internet Explorer 7 | - | リモートでコードが実行される | 警告 | ||
Microsoft Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Microsoft Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems | Windows Internet Explorer 7 | - | リモートでコードが実行される | 警告 | ||
Windows Vista | Windows Internet Explorer 7 | - | リモートでコードが実行される | 緊急 | ||
Windows Vista x64 Edition | Windows Internet Explorer 7 | - | リモートでコードが実行される | 緊急 |
このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ) |
このセキュリティ更新プログラムのインストール時に発生する可能性がある既知の問題とは何ですか?
サポート技術情報 933566 に、このセキュリティ更新プログラムのインストール時に発生する可能性がある既知の問題に関して説明されています。また、このサポート技術情報には、これらの問題に対する推奨される解決策に関する説明も記載されています。詳細情報は、サポート技術情報 933566 をご覧ください。また、このサポート技術情報には、これらの問題に対する推奨される解決策に関する説明も記載されています。
なぜこの更新プログラムはいくつかの報告されたセキュリティ上の脆弱性を解決するのですか?
これらの問題を解決するために必要な変更が関連するファイルに存在するため、この更新プログラムはいくつかの脆弱性を解決します。ユーザーは、ほぼ同一のファイルを含むいくつもの更新プログラムをインストールする代わりに、この更新プログラムのみをインストールすることができます。
この更新プログラムには Internet Explorer 固有ではないセキュリティ関連の変更は含まれていますか?
はい。 次のセクションの「脆弱性の情報」の「音声認識のメモリの破損の脆弱性 ? CVE-2007-2222」で変更点を説明しています。
このセキュリティ情報で説明されているソフトウェアの旧バージョンを使用していますが、どうしたらよいですか?
このセキュリティ情報に記載されている影響を受けるソフトウェアのテストを行い、この脆弱性による影響を評価しました。そのほかのバージョンについてはサポート ライフサイクルが終了しています。ご使用中の製品およびバージョンのサポート ライフサイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧ください。
今後の脆弱性の影響を受ける可能性を防ぐため、旧バージョンのソフトウェアを使用しているお客様は、サポート対象のバージョンに移行することを強く推奨します。Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する詳細情報は、マイクロソフト サポート ライフサイクルをご覧ください。これらのオペレーティングシステムのサポート対象サービス パックに関する情報は、こちらをご覧ください。
旧バージョンのソフトウェアに関するカスタムサポートが必要なお客様は、担当営業、またはマイクロソフト アカウント チームの担当者、担当テクニカル アカウント マネージャ (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフトサポート契約センター (営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253) までお問い合わせください。連絡先の情報は、Microsoft Worldwide Information Web サイトの Contact Information のプルダウン リストから、国を選択し、[Go] ボタンをクリックすると、連絡先の電話番号が表示されます。お問い合わせの際、現地プレミア サポート営業担当にご連絡ください。詳細情報は、Windows オペレーティング システム FAQ をご覧ください。
深刻度および脆弱性識別番号 |
| 影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度及び最も深刻な脆弱性の影響 | |||||||
| 影響を受けるソフトウェア | COM オブジェクトのインスタンス化のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2007-0218 | CSS タグのメモリの破損の脆弱性 - CVE-2007-1750 | 言語パックのインストールの脆弱性 - CVE-2007-3027 | 初期化されていないメモリの破損の脆弱性 - CVE-2007-1751 | ナビゲーションのキャンセルのページのなりすましの脆弱性 - CVE-2007-1499 | 音声認識のメモリの破損の脆弱性 - CVE-2007-2222 | 総合的な深刻度 |
| Internet Explorer 5.01 および Internet Explorer 6 Service Pack 1 | |||||||
Microsoft Windows 2000 Service Pack 4 上の Internet Explorer 5.01 Service Pack 4: | 緊急 リモートでコードが実行される | なし | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | なし | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 |
Microsoft Windows 2000 Service Pack 4 上の Internet Explorer 6 Service Pack 1 | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | なし | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 |
| Internet Explorer 6 | |||||||
Microsoft Windows XP Service Pack 2 用の Internet Explorer 6 | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | なし | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 |
Windows XP Professional x64 Edition 用の Internet Explorer 6 および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 用の Internet Explorer 6 | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | なし | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 |
Windows Server 2003 Service Pack 1 用の Windows Internet Explorer 6 および Windows Server 2003 Service Pack 2 用の Windows Internet Explorer 6 | 警告 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | 警告 リモートでコードが実行される | なし | 警告 リモートでコードが実行される | 緊急 |
Windows Server 2003 x64 Edition 用の Microsoft Internet Explorer 6 および Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 用の Microsoft Internet Explorer 6 | 警告 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | 警告 リモートでコードが実行される | なし | 警告 リモートでコードが実行される | 緊急 |
Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems 用の Windows Internet Explorer 6 および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems 用の Windows Internet Explorer 6 | 警告 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | 警告 リモートでコードが実行される | なし | 警告 リモートでコードが実行される | 緊急 |
| Internet Explorer 7 | |||||||
Microsoft Windows XP Service Pack 2 用の Internet Explorer 7 | なし | なし | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | 警告 なりすまし | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 |
Windows XP Professional x64 Edition 用の Internet Explorer 7 および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2 用の Internet Explorer 7 | なし | なし | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 リモートでコードが実行される | 警告 なりすまし | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 |
Windows Server 2003 Service Pack 1 用の Internet Explorer 7 および Windows Server 2003 Service Pack 2 用の Internet Explorer 7 | なし | なし | 警告 リモートでコードが実行される | 警告 リモートでコードが実行される | 警告 なりすまし | 警告 リモートでコードが実行される | 警告 |
Windows Server 2003 x64 Edition 用の Internet Explorer 7 および Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2 用の Internet Explorer 7 | なし | なし | 警告 リモートでコードが実行される | 警告 リモートでコードが実行される | 警告 なりすまし | 警告 リモートでコードが実行される | 警告 |
Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems 用の Internet Explorer 7 および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems 用の Internet Explorer 7 | なし | なし | 警告 リモートでコードが実行される | 警告 リモートでコードが実行される | 警告 なりすまし | 注意 リモートでコードが実行される | 警告 |
Windows Vista の Windows Internet Explorer 7 | なし | なし | なし | 緊急 リモートでコードが実行される | 警告 なりすまし | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 |
Windows Vista x64 Edition の Internet Explorer 7 | なし | なし | なし | 緊急 リモートでコードが実行される | 警告 なりすまし | 緊急 リモートでコードが実行される | 緊急 |
COM オブジェクトのインスタンス化のメモリ破損の脆弱性 - CVE-2007-0218 |
Internet Explorer が、Internet Explorer でのインスタンス化が意図されていない COM オブジェクトをインスタンス化する方法にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者は特別な細工がされた Web ページを作成することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。 ユーザーが Web ページを表示すると、この脆弱性により、リモートでコードが実行される可能性があります。 攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。
Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2007-0218 をご覧ください。
「COM オブジェクトのインスタンス化のメモリ破損の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2007-0218: |
「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。
| • | Web ベースの攻撃のシナリオで、攻撃者はこれらの脆弱性の悪用を意図した Web ページを含む Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる、またはホストする Web サイトはこれらの脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工のされたコンテンツを含む可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者は強制的にユーザーにこれらの Web サイトを訪問させる方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させる電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャのメッセージ内のリンクをクリックさせることにより、ユーザーを攻撃者の Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。 |
| • | これらの脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。 |
| • | 既定で、すべてのサポートされている Microsoft Outlook および Microsoft Outlook Express のリリースは、HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。制限付きサイト ゾーンは、HTML 形式の電子メール メッセージの読み取りが行なわれる場合、ActiveX コントロールが使用されないようにすることにより、これらの脆弱性を悪用しようとする攻撃を削減する手助けとなります。しかし、ユーザーが電子メール メッセージ内のリンクをクリックする場合、Web ベースの攻撃のシナリオによるこの問題の影響を依然として受ける可能性があります。 |
| • | Internet Explorer 7 は、この脆弱性による影響を受けません。 |
「COM オブジェクトのインスタンス化のメモリ破損の脆弱性」の回避策 - CVE-2007-0218: |
回避策は、設定または構成の変更を示しており、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用する前に既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは、以下の回避策を検証し、この回避策が機能性を低下させるかどうかについて、説明の部分で述べています。
| • | Internet Explorer をインターネットおよびイントラネットゾーンで ActiveX コントロールが実行される前にダイアログを表示するように構成する、またはActiveX コントロールを無効にするよう構成する Internet Explorer の設定を変更し、ActiveX コントロールが実行される前にダイアログが表示されるようにすると、この脆弱性に対する保護の手助けとなります。これを行うためには、次のステップに従ってください。
回避策の影響 : ActiveX コントロールを実行する前にダイアログを表示することに対し、別の影響があります。インターネットまたはイントラネット上の多くの Web サイトは ActiveX を使用して、追加の機能を提供します。たとえば、オンラインの電子商取引またはバンキング サイトには ActiveX コントロールを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。ActiveX コントロールを実行する前にダイアログを表示する設定は、すべてのインターネットおよびイントラネット サイトに影響を与えるグローバル設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックして ActiveX コントロールを 実行してください。これらのすべての Web サイトでダイアログを表示する必要がない場合、「信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾ ーンに追加する」で説明されているステップを行ってください。 | ||||||||||||||||||||||
| • | インターネットおよびローカルイントラネットゾーンの設定を「高」に設定し、これらのゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブスクリプトを実行する前にダイアログを表示する インターネット セキュリティ ゾーンの設定を変更し、ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトが実行される前にダイアログが表示されるようにすると、この脆弱性に対する保護の手助けとなります。ブラウザのセキュリティ設定を「高」に設定することによってこれを行うことができます。 Microsoft Internet Explorer のブラウザのセキュリティ レベルを上げるには、以下のステップに従ってください。
回避策の影響 : ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示すると、別の影響があります。インターネットまたはイントラネット上の多くの Web サイトはActiveX またはアクティブ スクリプトを使用して、追加の機能を提供します。たとえば、オンラインの電子商取引またはバンキング サイトには ActiveX コントロールを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。ActiveX コントロールまたはアクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示する設定は、すべてのインターネットおよびイントラネット サイトに影響を及ぼすグローバル設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックして ActiveX コントロールまたはアクティブ スクリプトを実行してください。これらのすべての Web サイトでダイアログを表示する必要がない場合、「信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加する」で説明されているステップを行ってください。 | ||||||||||||||||||||||
| • | 信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイトゾーンに追加する インターネット ゾーンおよびローカル イントラネット ゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトが実行される前にダイアログが表示されるように設定した後、信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加することができます。これにより、信頼されていない Web サイトからのこの攻撃から保護する手助けを行いながら、現在使用しているのとまったく同様に、信頼する Web サイトを引き続き使用することができます。マイクロソフトは信頼される Web サイトのみを [信頼済み] サイト ゾーンに追加することを推奨します。 これを行うには、次のステップを実行します。
注 : 悪意のある動作がコンピュータ上で行われないと信頼するサイトをすべて追加します。なお、特に追加すべき Web サイトは "*.windowsupdate.microsoft.com" および "*.update.microsoft.com" です(二重引用符は必要ありません)。この Web サイトはセキュリティ更新プログラムを提供する Web サイトで、セキュリティ更新プログラムをインストールするためには ActiveX コントロールを必要とします。 | ||||||||||||||||||||||
| • | COM オブジェクトが Internet Explorer で実行されることを防ぐ Kill Bit をレジストリのコントロールに設定することにより、Internet Explorer で COM オブジェクトのインスタンス化の試行を無効にすることができます。 警告: レジストリ エディタを不適切に使用すると、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要となる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの不正な使用による問題の解決を保証することはできません。レジストリ エディタは、お客様各自の責任において使用してください。 コントロールが Internet Explorer で実行されないようにするためのステップの詳細は、サポート技術情報 240797 をご覧ください。このサポート技術情報に記載されているステップに従い、レジストリに互換性フラグの値を作成し、Internet Explorer で COM オブジェクトのインスタンスが作成されないようにしてください。 注: COM オブジェクトが含まれているクラス識別子および対応するファイルを下記の表に記載します。
下記の {XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX} を上記のクラス識別子と置き換えてください。 CLSID の Kill bit を {XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX} の値で設定するには、以下のテキストをメモ帳の様なテキスト エディタに貼り付けてください。次に、.reg ファイル名拡張子を使用してファイルを保存します。 Windows Registry Editor Version 5.00 この .reg ファイルをダブルクリックすることにより、個々のコンピュータに適用することができます。グループ ポリシーを使用し、ドメインに適用することもできます。グループ ポリシーの詳細については、次のマイクロソフトの Web サイトを参照してください。
注: 変更を有効にするためには、Internet Explorer を再起動する必要があります。 回避策の影響: COM オブジェクトが Internet Explorer での使用が意図されていない限り、影響はありません。 |
「COM オブジェクトのインスタンス化のメモリ破損の脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2007-0218: |
どのようなことが起こる可能性がありますか?
これはリモートでコードが実行される脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピュータをリモートから完全に制御する可能性があります。 攻撃者は次に、プログラムのインストール、データの表示、変更または削除を行なう可能性があります。
何が原因で起こりますか?
Internet Explorer がある状況で、特定の COM オブジェクトを ActiveX コントロールとしてインスタンス化しようとする時、その COM オブジェクトは攻撃者により任意のコードが実行されるような方法でシステムの状態を破損させる可能性があります。
この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?
これらの脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。
攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
攻撃者は、Internet Explorer を介してこの脆弱性の悪用を目的として設計された、特別な細工がされている Web サイトをホストし、ユーザーにその Web サイトを表示するよう誘導する可能性があります。また、これは侵害された Web サイトまたはユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れるまたはホストする Web サイトが含まれる可能性もあります。 これらの Web サイトには、この脆弱性を悪用しようとする特別な細工がされたコンテンツが含まれている場合があります。しかし、すべての場合において、攻撃者は強制的にユーザーにこれらの Web サイトを訪問させる方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させる電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャのメッセージ内のリンクをクリックさせることにより、ユーザーを Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。また、バナー広告またはそのほかの方法により、影響を受けるコンピュータに Web コンテンツを提供する特別な細工がされた Web コンテンツが表示される可能性もあります。
主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?
この脆弱性が悪用され、悪意のある操作が行われるには、ユーザーがログオンし、Web サイトを訪問していることが攻撃者にとっての必要条件となります。このため、ワークステーションまたはターミナル サーバーなど、Internet Explorer を頻繁に使用するコンピュータが、この脆弱性による危険に最もさらされます。
Internet Explorer 7 を使用していますが、これにより、この脆弱性の影響は緩和されますか?
はい。Internet Explorer 7 は、この脆弱性による影響を受けません。
Windows Server 2003 用の Internet Explorer を実行しています。これによりこの脆弱性の影響が緩和されますか?
はい。既定で、Windows Server 2003 用の Internet Explorer は、「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。 Internet Explorer のセキュリティ強化の構成は、ユーザーまたは管理者が悪質な Web コンテンツをサーバーにダウンロードし、実行する危険性を低減する Internet Explorer のあらかじめ構成された設定の集合体です。 これは、Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加されていない Web サイトに対する「緩和する要素」です。Managing Internet Explorer Enhanced Security Configuration (英語情報) もあわせてご覧ください。
この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
この更新プログラムは、影響を受けるコンポーネントが値を返す時によりよく処理するようにしてこの脆弱性を排除します。
このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?
いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。
このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
いいえ。このセキュリティ情報が最初に公開された段階で、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示す情報は受けておらず、また、公開された検証用コードのいかなる実例の存在も確認しておりません。
CSS タグのメモリの破損の脆弱性 - CVE-2007-1750 |
CSS タグが不適切に処理されるため、Internet Explorer にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。 攻撃者は特別な細工がされた Web ページを作成することにより、これらの脆弱性を悪用する可能性があります。 ユーザーが Web ページを表示すると、この脆弱性により、リモートでコードが実行される可能性があります。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。
Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2007-01750 をご覧ください。
「CSS タグのメモリの破損の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2007-1750: |
「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。
| • | Web ベースの攻撃のシナリオで、攻撃者はこれらの脆弱性の悪用を意図した Web ページを含む Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる、またはホストする Web サイトはこの脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工のされたコンテンツを含む可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者は強制的にユーザーにこれらの Web サイトを訪問させる方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させる電子メールまたはインスタント メッセンジャのメッセージ内のリンクをクリックさせることにより、ユーザーを攻撃者の Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。 |
| • | これらの脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。 |
| • | 既定で、すべてのサポートされている Microsoft Outlook および Microsoft Outlook Express のリリースは、HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。制限付きサイト ゾーンは、HTML 形式の電子メール メッセージの読み取りが行なわれる場合、Active スクリプトおよび ActiveX コントロールが使用されないようにすることにより、これらの脆弱性を悪用する攻撃数を削減する手助けとなります。しかし、ユーザーが電子メール メッセージ内のリンクをクリックする場合、Web ベースの攻撃のシナリオによるこの問題の影響を依然として受ける可能性があります。 注: この脆弱性がアクティブ スクリプトのない場合に悪用される可能性は否定できません。しかし、アクティブ スクリプトを使用することで、悪用される可能性が非常に高くなります。そのため、Windows Server 2003 上で、この脆弱性の深刻度が「緊急」と評価されました。 |
| • | Windows 2000 Service Pack 4 上の Microsoft Internet Explorer 5.01 Service Pack 4 および Internet Explorer 7 はこの脆弱性による影響を受けません。 |
「CSS タグのメモリの破損の脆弱性」の回避策 - CVE-2007-1750: |
回避策は、設定または構成の変更を示しており、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用する前に既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは、以下の回避策を検証し、この回避策が機能性を低下させるかどうかについて、説明の部分で述べています。
| • | HTML 形式の電子メールを経路とする攻撃からコンピュータを保護するために、電子メール メッセージをテキスト形式で表示するよう設定する この脆弱性に対してコンピュータを保護するには、Outlook 2002 およびそれ以降のバージョン、Outlook Express 6 およびそれ以降のバージョンまたは Windows メールを使用して、電子メール メッセージをテキスト形式で読み取るように電子メールの設定を変更してください。 Outlook についての情報は、[ヘルプ] で「テキスト形式」で検索し、「テキスト形式でメッセージを読む」をご覧ください。 Outlook Express では、[ヘルプ] で「テキスト形式」で検索し、「電子メール ウイルスを受信するリスクを低減する」をご覧ください。 Windows メールで、[ヘルプ] で「テキスト形式」で検索し、「Windows メールのセキュリティとプライバシー」をご覧ください。 回避策の影響 : テキスト形式で表示される電子メール メッセージは、写真、特別なフォント、アニメーションまたはそのほかのリッチ コンテンツを含むことはできません。さらに次の影響があります。
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「CSS タグのメモリの破損の脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2007-1750: |
どのようなことが起こる可能性がありますか?
攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピュータをリモートから完全に制御する可能性があります。攻撃者は次に、プログラムのインストール、データの表示、変更または削除を行なう可能性があります。
何が原因で起こりますか?
Internet Explorer が不適切に特別な細工がされた CSS タグを解析するため、この脆弱性が起こります。 この結果、メモリは攻撃者がログオンしているユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性のある方法で破損する可能性があります。
この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?
この脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。 コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。
攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
攻撃者は、この脆弱性の悪用を目的として設計された、特別な細工がされている Web サイトをホストし、ユーザーにその Web サイトを表示するよう誘導する可能性があります。また、これは侵害された Web サイトまたはユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れるまたはホストする Web サイトが含まれる可能性もあります。これらの Web サイトには、これらの脆弱性を悪用しようとする特別な細工がされたコンテンツが含まれている場合があります。しかし、すべての場合において、攻撃者は強制的にユーザーにこれらの Web サイトを訪問させる方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させる電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャのリクエスト内のリンクをクリックさせることにより、ユーザーを Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。また、バナー広告またはそのほかの方法により、影響を受けるコンピュータに Web コンテンツを提供する特別な細工がされた Web コンテンツが表示される可能性もあります。
主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?
この脆弱性が悪用され、悪意のある操作が行われるには、ユーザーがログオンし、Web サイトを訪問していることが攻撃者にとっての必要条件となります。このため、ユーザーのワークステーションまたはターミナル サーバーなど、Internet Explorer を頻繁に使用するコンピュータが、この脆弱性による危険に最もさらされます。
CSS とは何ですか?
CSS または Cascading Style Sheets とは HTML を使用する Web ページのフォーマット方法です。
この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
この更新プログラムは、Intenet Explorer が CSS タグを処理する方法を変更することにより、この脆弱性を排除します。
このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初にリリースされた際に、この脆弱性が一般に公開されていたことを示す情報を受けていませんでした。
このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
いいえ。このセキュリティ情報が最初に公開された段階で、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示す情報は受けておらず、また、公開された検証用コードのいかなる実例の存在も確認しておりません。
言語パックのインストールの脆弱性 - CVE-2007-3027 |
Internet Explorer が言語パックのインストールを処理する方法にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。 攻撃者は特別な細工がされた Web ページを作成することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。 ユーザーが Web ページを表示すると、この脆弱性により、リモートでコードが実行される可能性があります。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。 この脆弱性が悪用されるには、それが予期されていますが、ユーザー側での操作が攻撃者にとっての必要条件となります。
Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2007-3027 をご覧ください。
「言語パックのインストールの脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2007-3027: |
「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。
| • | この脆弱性が悪用されるには、それが予期されていますが、ユーザー側での操作が攻撃者にとっての必要条件となります。 |
| • | Web ベースの攻撃のシナリオで、攻撃者はこれらの脆弱性の悪用を意図した Web ページを含む Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる、またはホストする Web サイトはこの脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工のされたコンテンツを含む可能性があります。 しかし、すべての場合において、攻撃者は強制的にユーザーにこれらの Web サイトを訪問させる方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させる電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャのメッセージ内のリンクをクリックさせることにより、ユーザーを攻撃者の Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。 |
| • | これらの脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。 |
| • | Windows Vista の Windows Internet Explorer 7 および Windows Vista x64 Edition の Windows Internet Explorer 7 はこの脆弱性による影響は受けません。 |
「言語パックのインストールの脆弱性」の回避策 - CVE-2007-3027: |
回避策は、設定または構成の変更を示しており、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用する前に既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは、以下の回避策を検証し、この回避策が機能性を低下させるかどうかについて、説明の部分で述べています。
| • | 言語パックのインストールを阻止する レジストリ キーを設定することにより、Internet Explorer で言語パックのインストールを阻止することができます。 警告: レジストリ エディタを不適切に使用すると、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要となる場合があります。 マイクロソフトは、レジストリ エディタの不正な使用による問題の解決を保証することはできません。 レジストリ エディタは、お客様各自の責任において使用してください。 Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\International] "W2KLpk"=dword:00000000 この .reg ファイルをダブルクリックすることにより、個々のコンピュータに適用することができます。 グループ ポリシーを使用し、ドメインに適用することもできます。 グループ ポリシーの詳細については、次のマイクロソフトの Web サイトを参照してください。
注: 変更を有効にするためには、Internet Explorer を再起動する必要があります。 回避策の影響: どの言語パックもオン デマンドでインストールされなくなります。 回避策の解除方法: レジストリ キーを設定することにより、Internet Explorer で言語パックのインストールを有効にすることができます。 [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\International] "W2KLpk"=dword:00000001 |
「言語パックのインストールの脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2007-3027: |
どのようなことが起こる可能性がありますか?
攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピュータをリモートから完全に制御する可能性があります。攻撃者は次に、プログラムのインストール、データの表示、変更または削除を行なう可能性があります。
何が原因で起こりますか?
Internet Explorer が、競合の状態が起こる可能性のある方法で、複数の言語パックをインストールしようとする可能性があるため、この脆弱性が起こります。この結果、メモリは攻撃者がログオンしているユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性のある方法で破損する可能性があります。
この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?
この脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。
攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
攻撃者は、この脆弱性の悪用を目的として設計された、特別な細工がされている Web サイトをホストし、ユーザーにその Web サイトを表示するよう誘導する可能性があります。また、これは侵害された Web サイトまたはユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れるまたはホストする Web サイトが含まれる可能性もあります。 これらの Web サイトには、これらの脆弱性を悪用しようとする特別な細工がされたコンテンツが含まれている場合があります。しかし、すべての場合において、攻撃者は強制的にユーザーにこれらの Web サイトを訪問させる方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させる電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャのリクエスト内のリンクをクリックさせることにより、ユーザーを Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。また、バナー広告またはそのほかの方法により、影響を受けるコンピュータに Web コンテンツを提供する特別な細工がされた Web コンテンツが表示される可能性もあります。
主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?
この脆弱性が悪用され、悪意のある操作が行われるには、ユーザーがログオンし、Web サイトを訪問していることが攻撃者にとっての必要条件となります。 このため、ユーザーのワークステーションまたはターミナル サーバーなど、Internet Explorer を頻繁に使用するコンピュータが、この脆弱性による危険に最もさらされます。
Internet Explorer での言語パックとは何ですか?
通常、Web ページはその Web ページを適切に表示するために、または特定のタスクを実行するために文字セットをダウンロードする必要がある場合があります。
たとえば、日本語のテキストの表示のサポート (Charset=euc-jp) が必要な Web ページを開く場合、Internet Explorer は日本語パックがまだインストールされていない場合、自動的に日本語パックをダウンロードするようユーザーにメッセージを表示します。
この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
この更新プログラムは、複数の言語パックのインストールが開始されようとした結果として、競合状態が起こらないようにして、この脆弱性を排除します。
このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?
いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。
このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
いいえ。このセキュリティ情報が最初に公開された段階で、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示す情報は受けておらず、また、公開された検証用コードのいかなる実例の存在も確認しておりません。
初期化されていないメモリの破損の脆弱性 - CVE-2007-1751 |
Internet Explorer が正しく初期化されていないオブジェクト、または削除されたオブジェクトにアクセスする方法にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。
攻撃者は特別な細工がされた Web ページを作成することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。ユーザーが Web ページを表示すると、この脆弱性により、リモートでコードが実行される可能性があります。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。
Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2007-1751 をご覧ください。
「初期化されていないメモリの破損の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2007-1751: |
「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。
| • | Web ベースの攻撃のシナリオで、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図した Web ページを含む Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる、またはホストする Web サイトはこれらの脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工のされたコンテンツを含む可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者は強制的にユーザーにこれらの Web サイトを訪問させる方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させる電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャのメッセージ内のリンクをクリックさせることにより、ユーザーを攻撃者の Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。 |
| • | これらの脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。 |
| • | 制限付きサイト ゾーンは、HTML 形式の電子メール メッセージの読み取りが行なわれる場合、アクティブ スクリプトが使用されないようにすることにより、この脆弱性を悪用しようとする攻撃を削減する手助けとなります。 しかし、ユーザーが電子メール メッセージのリンクをクリックした場合、依然として Web ベースの攻撃のシナリオによるこの問題の影響を受ける可能性があります。 |
| • | 既定で、Windows Server 2003 上の Internet Explorer は、「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。このモードはインターネット ゾーンのセキュリティ レベルを「高」に設定します。これは、Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加されていない Web サイトに対する「緩和する要素」です。Internet Explorer のセキュリティ強化の構成に関する詳細情報については、このセキュリティ更新プログラムに関する「よく寄せられる質問」をご覧ください。 |
「初期化されていないメモリの破損の脆弱性」の回避策 - CVE-2007-1751: |
回避策は、設定または構成の変更を示しており、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用する前に既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは、以下の回避策を検証し、この回避策が機能性を低下させるかどうかについて、説明の部分で述べています。
| • | Internet Explorer をインターネットおよびイントラネットゾーンでアクティブスクリプトが実行される前にダイアログを表示するように構成する、またはアクティブスクリプトを無効にするよう構成する アクティブ スクリプトが実行される前にダイアログが表示されるよう、またはインターネットおよびローカルのイントラネット セキュリティ ゾーンでアクティブ スクリプトを無効にするよう設定を変更することにより、この脆弱性に対する保護の手助けを行うことができます。これを行うためには、次のステップに従ってください。
注: インターネットおよびイントラネットのセキュリティ ゾーンでアクティブ スクリプトを無効にすると、Web サイトが正しく動作しなくなる場合があります。この設定の変更後、Web サイトの使用が困難になり、そのサイトが安全であると確信できる場合は、そのサイトを [信頼済みサイト] に追加することができます。これにより、その Web サイトは正しく動作するようになります。 回避策の影響 : アクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示すると、別の影響があります。インターネットまたはイントラネット上の多くの Web サイトはアクティブ スクリプトを使用して、追加の機能を提供しています。たとえば、オンラインの電子商取引またはバンキング サイトにはアクティブ スクリプトを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。アクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示する設定は、すべてのインターネットおよびイントラネット サイトに影響を及ぼすグローバル設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックしてアクティブ スクリプトを実行して下さい。これらのすべての Web サイトでダイアログを表示する必要がない場合、「信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加する」で説明されているステップを行ってください。 | ||||||||||||||
| • | インターネットおよびローカルイントラネットゾーンの設定を「高」に設定し、これらのゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブスクリプトを実行する前にダイアログを表示する インターネット セキュリティ ゾーンの設定を変更し、ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトが実行される前にダイアログが表示されるようにすると、この脆弱性に対する保護の手助けとなります。ブラウザのセキュリティ設定を「高」に設定することによってこれを行うことができます。 Microsoft Internet Explorer のブラウザのセキュリティ レベルを上げるには、以下のステップに従ってください。
回避策の影響 : ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示すると、別の影響があります。インターネットまたはイントラネット上の多くの Web サイトはActiveX またはアクティブ スクリプトを使用して、追加の機能を提供します。たとえば、オンラインの電子商取引またはバンキング サイトには ActiveX コントロールを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。ActiveX コントロールまたはアクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示する設定は、すべてのインターネットおよびイントラネット サイトに影響を及ぼすグローバル設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックして ActiveX コントロールまたはアクティブ スクリプトを実行してください。これらのすべての Web サイトでダイアログを表示する必要がない場合、「信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加する」で説明されているステップを行ってください。 | ||||||||||||||
| • | 信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイトゾーンに追加する インターネット ゾーンおよびローカル イントラネット ゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトが実行される前にダイアログが表示されるように設定した後、信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加することができます。これにより、信頼されていない Web サイトからのこの攻撃から保護する手助けを行いながら、現在使用しているのとまったく同様に、信頼する Web サイトを引き続き使用することができます。マイクロソフトは信頼される Web サイトのみを [信頼済み] サイト ゾーンに追加することを推奨します。 これを行うには、次のステップを実行します。
注 : 悪意のある動作がコンピュータ上で行われないと信頼するサイトをすべて追加します。なお、特に追加すべき Web サイトは "*.windowsupdate.microsoft.com" および "*.update.microsoft.com" です(二重引用符は必要ありません)。この Web サイトはセキュリティ更新プログラムを提供する Web サイトで、セキュリティ更新プログラムをインストールするためには ActiveX コントロールを必要とします。 |
「初期化されていないメモリの破損の脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2007-1751: |
どのようなことが起こる可能性がありますか?
これはリモートでコードが実行される脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピュータをリモートから完全に制御する可能性があります。攻撃者は次に、プログラムのインストール、データの表示、変更または削除を行なう可能性があります。
何が原因で起こりますか?
Internet Explorer が初期化されていないオブジェクト、または削除されたオブジェクトにアクセスしようとするため、この脆弱性が起こります。
この結果、メモリは攻撃者がログオンしているユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性のある方法で破損する可能性があります。
この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?
この脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。
攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
攻撃者は Internet Explorer を介しこれらの脆弱性を悪用することを目的として設計された特別な細工がされた Web サイトをホストし、ユーザーをその Web サイトに訪問させる可能性があります。また、これは侵害された Web サイトまたはユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れるまたはホストする Web サイトが含まれる可能性もあります。これらの Web サイトには、これらの脆弱性を悪用しようとする特別な細工がされたコンテンツが含まれている場合があります。しかし、すべての場合において、攻撃者は強制的にユーザーにこれらの Web サイトを訪問させる方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させる電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャのリクエスト内のリンクをクリックさせることにより、ユーザーを Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。また、バナー広告またはそのほかの方法により、影響を受けるコンピュータに Web コンテンツを提供する特別な細工がされた Web コンテンツが表示される可能性もあります。
主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?
この脆弱性が悪用され、悪意のある操作が行われるには、ユーザーがログオンし、Web サイトを訪問していることが攻撃者にとっての必要条件となります。このため、ユーザーのワークステーションまたはターミナル サーバーなど、Internet Explorer を頻繁に使用するコンピュータが、この脆弱性による危険に最もさらされます。
Windows Server 2003 用の Internet Explorer を実行しています。これによりこの脆弱性の影響が緩和されますか?
はい。 既定で、Windows Server 2003 上の Internet Explorer は、「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。 Internet Explorer のセキュリティ強化の構成は、ユーザーまたは管理者が悪質な Web コンテンツをサーバーにダウンロードし、実行する危険性を低減する Internet Explorer のあらかじめ構成された設定の集合体です。 これは、Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加されていない Web サイトに対する「緩和する要素」です。Managing Internet Explorer Enhanced Security Configuration (英語情報) もあわせてご覧ください。
この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
この更新プログラムは、Internet Explorer が現在初期化されていないオブジェクトに対し、呼び出しが行われる場合にエラーを処理する方法を変更することにより、この脆弱性を排除します。
このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?
いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。
このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
いいえ。このセキュリティ情報が最初に公開された段階で、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示す情報は受けておらず、また、公開された検証用コードのいかなる実例の存在も確認しておりません。
ナビゲーションのキャンセルのページのなりすましの脆弱性 - CVE-2007-1499 |
なりすましの脆弱性が Internet Explorer に存在し、これにより攻撃者がナビゲーションのキャンセルのページでなりすましのコンテンツを表示する可能性があります。 攻撃者は特別な細工がされた Web ページを作成することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。ユーザーが Web ページを表示すると、この脆弱性により、リモートでコードが実行される可能性があります。 攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。
Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2007-1499 をご覧ください。
「ナビゲーションのキャンセルのページのなりすましの脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2007-1499: |
「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。
| • | この脆弱性が悪用されるには、それが予期されていますが、ユーザー側での操作が攻撃者にとっての必要条件となります。 |
| • | Web ベースの攻撃のシナリオで、攻撃者はこれらの脆弱性の悪用を意図した Web ページを含む Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる、またはホストする Web サイトはこの脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工のされたコンテンツを含む可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者は強制的にユーザーにこれらの Web サイトを訪問させる方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させる電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャのメッセージ内のリンクをクリックさせることにより、ユーザーを攻撃者の Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。 |
| • | Windows 2000 Service Pack 4 上の Internet Explorer 5.01 Service Pack 4、Windows 2000 Service Pack 4 にインストールされている Internet Explorer 6 Service Pack 1 および Internet Explorer 6 はこの脆弱性による影響を受けません。 |
「ナビゲーションのキャンセルのページのなりすましの脆弱性」の回避策 - CVE-2007-1499: |
回避策は、設定または構成の変更を示しており、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用する前に既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは、以下の回避策を検証し、この回避策が機能性を低下させるかどうかについて、説明の部分で述べています。
| • | Internet Explorer をインターネットおよびイントラネットゾーンでアクティブスクリプトが実行される前にダイアログを表示するように構成する、またはアクティブスクリプトを無効にするよう構成する アクティブ スクリプトが実行される前にダイアログが表示されるよう、またはインターネットおよびローカルのイントラネット セキュリティ ゾーンでアクティブ スクリプトを無効にするよう設定を変更することにより、この脆弱性に対する保護の手助けを行うことができます。これを行うためには、次のステップに従ってください。
注: インターネットおよびイントラネットのセキュリティ ゾーンでアクティブ スクリプトを無効にすると、Web サイトが正しく動作しなくなる場合があります。この設定の変更後、Web サイトの使用が困難になり、そのサイトが安全であると確信できる場合は、そのサイトを [信頼済みサイト] に追加することができます。これにより、その Web サイトは正しく動作するようになります。 回避策の影響 : アクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示すると、別の影響があります。インターネットまたはイントラネット上の多くの Web サイトはアクティブ スクリプトを使用して、追加の機能を提供しています。たとえば、オンラインの電子商取引またはバンキング サイトにはアクティブ スクリプトを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。アクティブ スクリプトを実行する前にダイアログを表示する設定は、すべてのインターネットおよびイントラネット サイトに影響を及ぼすグローバル設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックしてアクティブ スクリプトを実行して下さい。これらのすべての Web サイトでダイアログを表示する必要がない場合、「信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加する」で説明されているステップを行ってください。 | ||||||||||||||
| • | 信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイトゾーンに追加する インターネット ゾーンおよびローカル イントラネット ゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトが実行される前にダイアログが表示されるように設定した後、信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加することができます。これにより、信頼されていない Web サイトからのこの攻撃から保護する手助けを行いながら、現在使用しているのとまったく同様に、信頼する Web サイトを引き続き使用することができます。マイクロソフトは信頼される Web サイトのみを [信頼済み] サイト ゾーンに追加することを推奨します。 これを行うには、次のステップを実行します。
注 : 悪意のある動作がコンピュータ上で行われないと信頼するサイトをすべて追加します。なお、特に追加すべき Web サイトは "*.windowsupdate.microsoft.com" および "*.update.microsoft.com" です(二重引用符は必要ありません)。この Web サイトはセキュリティ更新プログラムを提供する Web サイトで、セキュリティ更新プログラムをインストールするためには ActiveX コントロールを必要とします。 |
「ナビゲーションのキャンセルのページのなりすましの脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2007-1499: |
どのようなことが起こる可能性がありますか?
これは Internet Explorer に存在するなりすましの脆弱性です。 この脆弱性で、攻撃者によりブラウザ ウィンドウでなりすましのコンテンツが表示される可能性があります。
何が原因で起こりますか?
Internet Explorer が不正確にナビゲーションのキャンセルのページの変更を許可するため、この脆弱性が起こります。 この結果、攻撃者はユーザーに信頼されるように URL を変更する可能性があります。
攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
攻撃者は、この脆弱性の悪用を目的として設計された、特別な細工がされている Web サイトをホストし、ユーザーにその Web サイトを表示するよう誘導する可能性があります。また、これは侵害された Web サイトまたはユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れるまたはホストする Web サイトが含まれる可能性もあります。これらの Web サイトには、これらの脆弱性を悪用しようとする特別な細工がされたコンテンツが含まれている場合があります。しかし、すべての場合において、攻撃者は強制的にユーザーにこれらの Web サイトを訪問させる方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させる電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャのリクエスト内のリンクをクリックさせることにより、ユーザーを Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。また、バナー広告またはそのほかの方法により、影響を受けるコンピュータに Web コンテンツを提供する特別な細工がされた Web コンテンツが表示される可能性もあります。
主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?
この脆弱性が悪用されるには、ユーザーが悪意のある操作を行う URL をクリックすることが攻撃者にとっての必要条件となります。このため、ワークステーションまたはターミナル サーバーなど、Internet Explorer を頻繁に使用するコンピュータが、この脆弱性による危険に最もさらされます。
この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
この更新プログラムは「Web ページへのナビゲーションは取り消されました」のページを変更し、スクリプトによる変更がその Web ページに行われないようにしてこの脆弱性を排除します。
このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?
はい。この脆弱性は一般に知られていました。これは Common Vulnerability and Exposure の CVE-2007-1499 にアサインされています。
このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された時に、公開された検証用コードの例の存在を確認していましたが、この脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示す情報は受けていませんでした。
このセキュリティ更新プログラムを適用すると、この脆弱性を悪用しようとする既に公開されている検証用コードからお客様を保護する手助けとなりますか?
はい。このセキュリティ更新プログラムは公開された検証用コードにより悪用される可能性のある脆弱性を解決します。解決される脆弱性は Common Vulnerability and Exposure の番号 CVE-2007-1499 に割り当てられています。
音声認識のメモリの破損の脆弱性 - CVE-2007-2222 |
Microsoft Speech API 4 のコンポーネントにリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者は特別な細工がされた Web ページを作成することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。 ユーザーが Web ページを表示すると、この脆弱性により、リモートでコードが実行される可能性があります。 攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。
Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2007-2222 をご覧ください。
「音声認識のメモリの破損の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2007-2222: |
「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。
| • | Web ベースの攻撃のシナリオで、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図した Web ページを含む Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーに提供されたコンテンツを受け入れる、またはホストする Web サイトには、この脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工のされたコンテンツが含まれている可能性があります。 しかし、すべての場合において、攻撃者は強制的にユーザーにこれらの Web サイトを訪問させる方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させる電子メールまたはインスタント メッセンジャのメッセージ内のリンクをクリックさせることにより、ユーザーを攻撃者の Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。 |
| • | これらの脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。 |
「音声認識のメモリの破損の脆弱性」の回避策 - CVE-2007-2222: |
回避策は、設定または構成の変更を示しており、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用する前に既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは、以下の回避策を検証し、この回避策が機能性を低下させるかどうかについて、説明の部分で述べています。
| • | COM オブジェクトが Internet Explorer で実行されることを防ぐ Kill Bit をレジストリのコントロールに設定することにより、Internet Explorer で COM オブジェクトのインスタンス化の試行を無効にすることができます。 警告: レジストリ エディタを不適切に使用すると、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要となる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの不正な使用による問題の解決を保証することはできません。レジストリ エディタは、お客様各自の責任において使用してください。 コントロールが Internet Explorer で実行されないようにするためのステップの詳細は、サポート技術情報 240797 をご覧ください。このサポート技術情報に記載されているステップに従い、レジストリに互換性フラグの値を作成し、Internet Explorer で COM オブジェクトのインスタンスが作成されないようにしてください。 CLSID の Kill bit を {XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX} の値で設定するには、以下のテキストをメモ帳の様なテキスト エディタに貼り付けてください。次に、.reg ファイル名拡張子を使用してファイルを保存します。 Windows Registry Editor Version 5.00 この .reg ファイルをダブルクリックすることにより、個々のコンピュータに適用することができます。グループ ポリシーを使用し、ドメインに適用することもできます。グループ ポリシーの詳細については、次のマイクロソフトの Web サイトを参照してください。
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