マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-028 - 緊急

Microsoft Jet Database Engine の脆弱性により、リモートでコードが実行される (950749)

公開日: 2008年5月14日 | 最終更新日: 2008年7月17日

概説

要点

このセキュリティ更新プログラムは Windows の Microsoft Jet Database Engine (Jet) のセキュリティの脆弱性を解決します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Jet 4.0 Database Engine について深刻度「緊急」と評価されています。詳細情報は、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションをご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは、Microsoft Jet Database Engine がデータベースのデータを解析する方法を変更することにより、脆弱性を解決します。この脆弱性に関する詳細情報は、次の「脆弱性の情報」のセクションの下の特定の脆弱性のエントリに関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは、最初にマイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 950627 で説明された脆弱性も解決します。Microsoft Word をご使用のお客様は、これらの種類の攻撃に対する最新の保護のために、マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-026 Microsoft Word の脆弱性により、リモートでコードが実行される (951207) で提供している更新プログラムも併せてインストールすることを推奨します。

推奨する対応策: マイクロソフトは、お客様に直ちにこの更新プログラムを適用することを推奨します。

既知の問題: なし

US マイクロソフトセキュリティ情報: http://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/MS08-028.mspx

影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア

次の影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェアの表では、サポート ライフサイクルが終了したソフトウェア バージョンは含んでいません。ご使用中の製品およびバージョンのサポートライフ サイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧ください。

影響を受けるソフトウェアおよびそのダウンロード先:

ダウンロードこのマークをクリックして、PC/AT 互換機用または NEC PC-9800 シリーズ用の更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法および更新プログラムのインストール方法をご覧ください。

オペレーティング システムコンポーネントPC/ATPC-9800最も深刻な脆弱性の影響総合的な深刻度この更新プログラムによって置き換えられるセキュリティ情報

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4

Microsoft Jet 4.0 Database Engine*

ダウンロード

ダウンロード

リモートでコードが実行される

緊急

MS04-014

Windows XP Service Pack 2

Microsoft Jet 4.0 Database Engine*

ダウンロード

-

リモートでコードが実行される

緊急

なし

Windows XP Professional x64 Edition

Microsoft Jet 4.0 Database Engine*

ダウンロード

-

リモートでコードが実行される

緊急

なし

Windows Server 2003 Service Pack 1

Microsoft Jet 4.0 Database Engine*

ダウンロード

-

リモートでコードが実行される

緊急

なし

Windows Server 2003 x64 Edition

Microsoft Jet 4.0 Database Engine*

ダウンロード

-

リモートでコードが実行される

緊急

なし

Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems

Microsoft Jet 4.0 Database Engine*

ダウンロード

-

リモートでコードが実行される

緊急

なし

*これらのオペレーティング システムは Jet の影響を受けるバージョン (具体的には 4.0.9505.0 より低いバージョンの msjet40.dll ファイル) を同梱しています。詳細情報は次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性についての「よく寄せられる質問」をご覧ください。

影響を受けないソフトウェア

オペレーティング システムコンポーネント

Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2

Microsoft Jet 4.0 Database Engine**

Windows XP Service Pack 3

Microsoft Jet 4.0 Database Engine**

Windows Server 2003 Service Pack 2

Microsoft Jet 4.0 Database Engine**

Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2

Microsoft Jet 4.0 Database Engine**

Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems

Microsoft Jet 4.0 Database Engine**

Windows Vista and Windows Vista Service Pack 1

Microsoft Jet 4.0 Database Engine**

Windows Vista for x64-based Systems and Windows Vista Service Pack 1 for x64-based Systems

Microsoft Jet 4.0 Database Engine**

Windows Server 2008 for 32-bit Systems

Microsoft Jet 4.0 Database Engine**

Windows Server 2008 for x64-based Systems

Microsoft Jet 4.0 Database Engine**

Windows Server 2008 for Itanium-based Systems

Microsoft Jet 4.0 Database Engine**

** これらのオペレーティング システムは Jet の影響を受けないバージョン (具体的には 4.0.9505.0 およびそれ以降のバージョンの msjet40.dll ファイル) を同梱しています。詳細情報は次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性についての「よく寄せられる質問」をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)

CVE-2005-0944 もまた Microsoft Jet Engine に存在する脆弱性について説明していますが、CVE-2005-0944 はこの更新プログラムとどのような関連がありますか?
この更新プログラムは CVE-2005-0944 で説明されている脆弱性も解決します。影響を受けるソフトウェア、影響を受けないソフトウェア、問題を緩和する要素および回避策など、CVE-2005-0944 の脆弱性の詳細は CVE-2007-6026 と同じです。 Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2005-0944 をご覧ください。

この更新プログラムが「緊急」と評価されているのはなぜですか?
.mdb は安全でないファイルの種類の一覧に含まれていますが、安全でないファイルの種類に対して提供されている緩和策が有効でない可能性のある攻撃のシナリオがあります。具体的には、Microsoft Office を使用しているお客様は電子メールまたは直接ダウンロードすることによる攻撃のシナリオの危険にさらされる可能性があります。例えば、攻撃者は特別な細工がされた .mdb ファイルが埋め込まれた Word ファイルをユーザーに送り、ユーザーにその文書を開かせるか、または特別な細工がされたファイルを含む電子メールを表示させることにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。Outlook 2003 および Outlook 2007 の場合、攻撃は Outlook 2003 または Outlook 2007 のプレビュー ウィンドウで HTML 形式で文書が表示されることにより行われる可能性があります。マイクロソフトはこれらをご使用のお客様にこの更新プログラムを直ちに適用することを推奨します。

この更新プログラムはその他のアプリケーションを悪用した攻撃に対する保護を行いますか?
はい。この脆弱性の攻撃方法として悪用される可能性のあるアプリケーションがインストールされている場合があります。例えば、Jet データベース ファイルは Word 文書、電子メールから開かれる可能性があります。また、悪意のある Web サイトに訪問することにより、開かれる可能性もあります。この更新プログラムを適用することにより、これらの攻撃が阻止されます。また、マイクロソフトは新たに確認された攻撃の方法を阻止するために、お客様がマイクロソフト セキュリティ情報 MS08-026 Microsoft Word の脆弱性により、リモートでコードが実行される (951207)で提供されている更新プログラムも併せて適用することを推奨します。

以前に JET Blue と呼ばれていた Extensible Storage Engine (ESE) を使用しているアプリケーションおよびサービスはこの脆弱性の影響を受けますか?
いいえ。この脆弱性は Microsoft Jet 4.0 Database Engine のみに該当します。Extensible Storage Engine を使用しているアプリケーションおよびサービスはこの脆弱性の影響を受けません。

このセキュリティ情報で説明されているソフトウェアの旧バージョンを使用しています。どうすればよいですか?
このセキュリティ情報に記載されている影響を受けるソフトウェアのテストを行い、影響を受けるリリースを確認しました。そのほかのリリースについてはサポート ライフサイクルが終了しています。使用しているソフトウェアのリリースのサポート ライフサイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧下さい。 今後の脆弱性の影響を受ける可能性を防ぐため、旧リリースのソフトウェアを使用しているお客様は、サポート対象のリリースに移行することを強く推奨します。Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する詳細情報は、マイクロソフト サポート ライフサイクル をご覧ください。これらのソフトウェアのバージョンまたはエディションの、延長されたサポート期間に関する情報は、こちらをご覧ください。 以前のリリースに関するカスタムサポートが必要なお客様は、担当営業、またはマイクロソフト アカウント チームの担当者、担当テクニカル アカウント マネージャ (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフトサポート契約センター (営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253) までお問い合わせください。連絡先の情報は、Microsoft Worldwide Information Web サイト の Contact Information のプルダウン リストから、国を選択し、[Go] ボタンをクリックすると、連絡先の電話番号が表示されます。お問い合わせの際、現地プレミア サポート営業担当にご連絡ください。詳細情報は、Windows オペレーティング システム FAQ をご覧ください。

脆弱性の詳細

深刻度および脆弱性識別番号

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度及び最も深刻な脆弱性の影響
影響を受けるソフトウェアMicrosoft Jet Engine の MDB ファイル解析のスタック オーバフローの脆弱性 - CVE-2007-6026総合的な深刻度

Microsoft Jet 4.0 Database Engine

緊急

リモートでコードが実行される

緊急

Microsoft Jet Engine の MDB ファイル解析のスタック オーバフローの脆弱性 - CVE-2007-6026

これは Microsoft Jet Database Engine (Jet) に存在するバッファ オーバーランの脆弱性で、影響を受けるコンピュータでリモートでコードが実行される可能性があります。攻撃者は特別な細工がされたデータベース クエリを作成し、影響を受けるコンピュータ上で Jet を使用しているアプリケーションを介して送信することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2007-6026 をご覧ください。

「Microsoft Jet Engine の MDB ファイル解析のスタック オーバフローの脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2007-6026:

「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。

この脆弱性が悪用された場合、攻撃者がローカル ユーザーと同じ権限を取得する可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

Web ベースの攻撃のシナリオで、攻撃者はこの脆弱性の悪用を意図した Web ページを含む Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる、またはホストする Web サイトはこの脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工がされたコンテンツを含む可能性があります。しかし、すべての場合において、攻撃者は強制的にユーザーにこれらの Web サイトを訪問させる方法はありません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトに接続させる電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内のリンクをクリックさせることにより、ユーザーを攻撃者の Web サイトに訪問させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

Microsoft Outlook 2003 および 2007 を電子メール クライアントとして使用しているコンピュータは、電子メールをテキスト形式のみで読み取るよう構成することにより、HTML 形式の電子メールでの攻撃を受けることを緩和することができます。

すべてのサポートされているエディションの Windows XP Service Pack 3、Windows Server 2003 Service Pack 2、Windows Vista および Windows Server 2008 を実行しているコンピュータはこの脆弱性の影響を受けません。

「Microsoft Jet Engine の MDB ファイル解析のスタック オーバフローの脆弱性」の回避策 - CVE-2007-6026:

回避策は、設定または構成の変更を示しており、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用する前に既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは、以下の回避策を検証し、この回避策が機能性を低下させるかどうかについて、説明の部分で述べています。

Microsoft Jet Database Engine によるすべてのアプリケーションの実行を制限する

本回避策を実施するには、以下のコマンドをコマンド プロンプトに入力してください。

echo y| cacls "%SystemRoot%\system32\msjet40.dll" /E /P everyone:N

回避策の影響: すべての Microsoft Jet Database Engine を使う必要のあるアプリケーションのデータアクセス機能が機能しなくなります。

回避策の解除方法: コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。

echo y| cacls "%SystemRoot%\system32\msjet40.dll" /E /R everyone

Microsoft Jet Database Engine によるすべてのアプリケーションの実行を制限するために、グループ ポリシーを使用する

本回避策を実施するには、以下のステップを行ってください。

1.

以下のスクリプトを作成し、例えば JetCacls.cmd と名前をつけます。

@echo off
if exist %systemdrive%\Cacls.log goto end
cacls "%SystemRoot%\system32\msjet40.dll" /E /P everyone:N > nul 2>&1
echo %date% %time%: Msjet Cacls updated > %systemdrive%\Cacls.log
:end
exit

2.

JetCacls.cmd を Netlogon の共有フォルダまたは JetCacls.cmd が実行できるドメイン コントローラ上の別の共有フォルダにコピーします。

3.

JetCacls.cmd をセット アップします。[Active Directory ユーザーおよびコンピュータ MMC] のスナップインで、ドメイン名をクリックし、[プロパティ]をクリックします。

4.

[グループ ポリシー] タブをクリックします。

5.

新しいグループ ポリシー オブジェクト (GPO) を作成するために、[新規] をクリックし、ポリシー名に JetCacls と入力してください。

6.

新規のポリシーをクリックし、[編集] をクリックします。

7.

[コンピュータの構成の Windows の設定] を拡張し、[スクリプト] をクリックします。

8.

[ログオン]をダブルクリックした後、[追加] をクリックします。[スクリプトの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

9.

スクリプト名のボックスに \\servername\sharename\JetCacls.cmd と入力します。

10.

[OK] をクリックし、次に [OK] をクリックします。

11.

このドメインのメンバであるクライアントのコンピュータを再起動します。

回避策の影響: すべてのMicrosoft Jet Database Engine を使う必要のあるアプリケーションのデータアクセス機能が機能しなくなります。この制限はドメインのクライアント コンピュータで実行しているアプリケーションだけに適用されます。

MDB ファイルがメール インフラストラクチャにより処理されないようにする

注意: すべての Jet データベース ファイルは、多くのユーザーにとって、安全ではないファイルとして扱われるべきです。マイクロソフトでは、メールで配信されるデータベース ファイルの取扱いには注意することを推奨します。

この回避策を実施するには、お客様が使用しているメール サーバー等が、電子メールに添付されているファイルの (拡張子だけではなく) 構造を検査できる機能を有している必要があり、添付ファイルに対する削除・検疫などの処理が行えるか、検出したファイルについてレポート・通知できる必要があります。

別のファイル形式に変更された Jet ファイルを検出するために、以下の 15 バイトの文字列がファイルの 0x4 バイト目にあるか検索してください。(二重引用符(") は不要です)

"Jet System DB  "
"Standard Jet DB"
"Temp Jet DB    "

Forefront (旧 Antigen) のテクノロジを使用している Microsoft Exchange をご利用のお客様の設定については、Microsoft Forefront Server Security: File Filtering (英語情報) で、詳細をご覧ください。

この情報は、Microsoft Security Response Alliance (MSRA) のメンバと共有されています。MDB ファイルの検出に MSRA を利用する場合、MSRA のホーム ページの一覧のプロバイダへご連絡ください。

回避策の影響: この構成によりファイルを検出した場合、各組織の電子メールサーバー等でブロックされることになります。

テキスト形式で電子メールを読み取るよう Outlook 2007 を構成する

信頼できない、または信頼できるソースから予期せず受け取った Microsoft Word ファイルを開いたり、保存したりしない
特別に細工されたファイルをユーザーが開いた場合、この脆弱性が悪用される可能性があります。

「Microsoft Jet Engine の MDB ファイル解析のスタック オーバフローの脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2007-6026:

どのようなことが起こる可能性がありますか?
これはリモートでコードが実行される脆弱性です。リモートから匿名の攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ローカル ユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。

何が原因で起こりますか?
Microsoft Jet Database Engine (Jet) が、データの構造を十分に検証しないことが原因で起こります。攻撃者は特別な細工がされたデータベース クエリを作成し、影響を受けるコンピュータ上で Jet を使用しているアプリケーションを介して送信することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

Microsoft Jet Database Engine (Jet) とは何ですか?
Microsoft Jet Database Engine は、データ アクセス機能を Microsoft Access、Microsoft Visual Basic などのアプリケーションや多くのサードパーティ アプリケーションに提供しています。また Jet はデータベース機能を必要とするインターネット アプリケーションにより、使用されます。

.mdb ファイルは安全でないファイルの種類の一覧にあるのではないですか? もしそうであれば、これはなぜ深刻度「緊急」の脆弱性なのですか?
.mdb は安全でないファイルの種類の一覧にありますが、Jet のデータベース ファイルが Word 文書から開かれるという新しい攻撃の方法が確認されました。この更新プログラムは Jet Database Engine 用の追加の修正を提供するとともに、最新の攻撃を阻止します。また、マイクロソフトは新たに確認された攻撃の方法を阻止するために、お客様がマイクロソフト セキュリティ情報 MS08-026 Microsoft Word の脆弱性により、リモートでコードが実行される (951207)で提供されている更新プログラムも適用することを推奨します。

.mdb ファイルは依然として安全でないと考えるべきですか?
はい。この更新プログラムはアクティブな攻撃を阻止しますが、.mdb データベース ファイルは仕様で安全でない機能を実行します。お客様は引き続き注意してこれらのファイルを扱ってください。また、サポート対象のマイクロソフトの電子メール アプリケーションは今後も .mdb ファイルを開くことを禁止します。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?
この脆弱性が悪用された場合、攻撃者がログオンしたユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。ユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、影響を受けるコンピュータが攻撃者に完全に制御される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
攻撃者は Jet を使用して特別な細工がされたデータベース ファイルをユーザーに開かせることにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。この脆弱性が悪用された場合、攻撃者がローカル ユーザーと同じ権限を取得する可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

電子メールの攻撃のシナリオで、攻撃者は特別な細工がされた .mdb ファイルが埋め込まれた Word ファイルをユーザーに送り、ユーザーにその文書を開かせるか、または特別な細工がされたファイルを含む電子メールを表示させることにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。または Outlook 2003 および Outlook 2007 の場合、攻撃者は Outlook 2003 または Outlook 2007 のプレビュー ウィンドウで HTML 形式で文書を表示することにより、攻撃が行われる可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオでこの脆弱性が悪用されるには、特別な細工がされた Jet ファイルまたは特別な細工がされた Jet ファイルが埋め込まれた Word ファイルを含む Web サイトをホストすることが攻撃者にとっての必要条件となります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーに提供されたコンテンツを受け入れる、またはホストする Web サイトには、この脆弱性を悪用する可能性のある特別な細工のされたコンテンツが含まれている可能性があります。攻撃者は、特別な細工がされた Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできないと考えられます。その代わり、通常、ユーザーに電子メールまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内の攻撃者の Web サイトへのリンクをクリックさせ、その Web サイトにユーザーを誘導することが攻撃者にとっての必要条件となります。

HTML 形式の電子メールによる攻撃の危険を緩和する手助けとなるものはありますか?
Microsoft Outlook を電子メール クライアントとして使用しているコンピュータは、電子メールをテキスト形式のみで読み取るよう構成することにより、Outlook 2003 および Outlook 2007 についての HTML 形式の電子メールでの攻撃を受けることを緩和することができます。

主にどのコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?
Microsoft Windows 2000、Windows XP Service Pack 2 および Windows Server 2003 Service Pack 1 のサポートされているエディションに Microsoft Jet 4.0 Database Engine の影響を受けるバージョンがインストールされているコンピュータが主にこの脆弱性による危険にさらされます。これらのオペレーティング システムは、「概説」のセクションの「影響を受けるソフトウェア」の一覧にもありますが、影響を受けるバージョンの Jet が組み込まれています。このため、次の FAQ で、コンピュータの Jet のバージョンが影響を受けるかどうかについて確認する必要があります。

影響を受けるバージョンの Jet を使用しているかの有無はどのように確認するのですか?
Msjet40.dll のバージョンが 4.0.9505.0 より低い場合は、コンピュータに影響を受ける Jet が存在します。バージョン 4.0.9505.0 および、それ以降のすべてのバージョンの Msjet40.dll はこのバッファ オーバーランの影響を受けません。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
この更新プログラムは Jet でのデータの構造の検証を改善することにより、脆弱性を排除します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?
はい。この脆弱性は「Microsoft Jet Engine の MDB ファイル解析のスタック オーバフローの脆弱性」として一般に公開され、Common Vulnerability and Exposure の番号 CVN-2007-6026 が割り当てられています。

このセキュリティ更新プログラムはマイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 950627 で説明されている問題を解決しますか?
はい。このセキュリティ更新プログラムのリリースは CVE 2008-1092 で説明されているマイクロソフト セキュリティ アドバイザリ 950627 のセキュリティ問題を解決します。この問題の調査後、マイクロソフトはこれが CVE-2007-6026 と同じ問題であると特定し、このセキュリティ情報のために再度分類しました。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
はい。このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていました。

このセキュリティ更新プログラムを適用すると、この脆弱性を悪用しようとする既に公開されている検証用コードからお客様を保護する手助けとなりますか?
はい。このセキュリティ更新プログラムは、現在悪用されているこの脆弱性を解決します。解決される脆弱性は Common Vulnerability and Exposure の番号 CVE-2007-6026 に割り当てられています。

セキュリティ更新プログラムに関する情報

検出および展開ツールとガイダンス

組織のサーバー、デスクトップ、モバイル コンピュータに適用する必要があるソフトウェアおよびセキュリティ更新プログラムを管理してください。詳細情報は、TechNet 更新プログラム管理センターをご覧ください。TechNet セキュリティ センター Web サイトでは、製品に関するセキュリティ情報を提供しています。

セキュリティ更新プログラムは Microsoft UpdateWindows Update および Office Update から利用可能です。セキュリティ更新プログラムはMicrosoft Download Center からダウンロードすることができます。「security update」のキーワード探索によって容易に見つけることができます。

最後に、セキュリティ更新プログラムは Microsoft Update カタログ Microsoft Update カタログは、セキュリティ更新プログラム、ドライバおよびサービスパックなどを含むコンテンツを検索可能なカタログで、Windows Update および Microsoft Update でご利用になれます。セキュリティ番号 (例えば “MS07-036” など) を使用して検索することにより、バスケットに適用可能な更新プログラムをすべて追加することができ (異なる言語の更新プログラムを含む)、選択しているフォルダにダウンロードできます。「Microsoft Update カタログ」の関連情報を参照するには、Microsoft Update カタログ よく寄せられる質問をご覧ください。

検出および展開のガイダンス

このガイダンスは、IT Pro がセキュリティ更新プログラムを適用する際に役立つ、Windows Update、Microsoft Update、Office Update、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA)、Office 検出ツール、 Microsoft Systems Management Server (SMS)、Extended Security Update Inventory Tool および Enterprise Update Scan Tool (EST) など、様々なツールの使用方法を理解するのに役立ちます。詳細情報は、サポート技術情報 910723 をご覧ください。

Microsoft Baseline Security Analyzer

Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) により、管理者は一般的なセキュリティの誤構成だけでなく、不足しているセキュリティ更新プログラムについても、ローカルおよびリモートのコンピュータをスキャンできます。MBSA の詳細情報については、 Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) Web サイト をご覧ください。以下の表では、このセキュリティ更新プログラム用の MBSA が検出する概要を提供しています。

ソフトウェアMBSA 2.1

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4

Windows XP Service Pack 2

Windows XP Professional x64 Edition

Windows Server 2003 Service Pack 1

Windows Server 2003 x64 Edition and

Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems

MBSA 2.1 の詳細情報は、MBSA 2.1 Frequently Asked Questions (英語情報) をご覧ください。

Windows Server Update Services

Windows Server Update Services (WSUS) を使用することにより、管理者は Windows 2000 オペレーティング システムおよびそれ以降、Office XP およびそれ以降、Windows 2000 およびそれ以降のオペレーティングシステムに対する Exchange Server 2003 および SQL Server 2000 用の最新の重要な更新プログラムおよびセキュリティ更新プログラムを迅速に、かつ確実に適用することができます。Windows Server Update Services でこのセキュリティ更新プログラムを適用する方法に関する情報は、次のマイクロソフトの Web サイト をご覧ください。Windows Server Update Services 製品概要

Systems Management Server

次の表に、このセキュリティ更新プログラムについての SMS の検出および展開のまとめを記載します。

ソフトウェアSMS 2.0SMS 2003 with SUSFPSMS 2003 with ITMUSCCM 2007

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4

Windows XP Service Pack 2

Windows XP Professional x64 Edition

不可

不可

Windows Server 2003 Service Pack 1

Windows Server 2003 x64 Edition

不可

不可

Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems

不可

不可

SMS 2.0 について、Security Update Inventory Tool (SUIT) が含まれている SMS SUS Feature Pack は、セキュリティ更新プログラムを検出するために SMS により使用されます。SMS SUIT は検出のために MBSA 1.2.1 エンジンを使用します。SUIT に関する詳細は、次のサポート技術情報 894154 をご覧ください。SUIT の制限に関する詳細情報は、306460 をご覧ください。また SMS SUS Feature Pack も Microsoft Office アプリケーションに必要な更新プログラムを検出するための Microsoft Office Inventory Tool が含まれています。

SMS 2003 について、SMS 2003 Inventory Tool for Microsoft Updates (ITMU) は、Microsoft Update により提供されるセキュリティ更新プログラムおよび Windows Server Update Services よりサポートされるセキュリティ更新プログラムを検出するために、SMS により使用されます。SMS 2003 ITMU に関する詳細は、次の マイクロソフトの Web サイト をご覧ください。また SMS 2003 も Microsoft Office Inventory Tool を使用して Microsoft Office アプリケーションに必要な更新プログラムを検出することができます。Office Inventory Tool および別のスキャンニング ツールに関する詳細情報は、 SMS 2003 Software Update Scanning Tools (英語情報) をご覧ください。詳細はDownloads for Systems Management Server 2003 (英語情報) もご覧ください。

System Center Configuration Manager (SCCM) 2007 は更新プログラムの検出に WSUS 3.0 を使用します。SCCM 2007 Software Update Management に関する詳細情報は、System Center Configuration Manager 2007 (英語情報) をご覧ください。

SMS に関する詳細情報は、次の SMS Web サイトをご覧ください。

詳細情報は、サポート技術情報 910723 「毎月リリースされる検出と展開の手引きの一覧」をご覧ください。

セキュリティ更新プログラムの展開

影響を受けるソフトウェア

影響を受けるソフトウェアに関する特定のセキュリティ更新プログラムについての情報は、該当のリンクをご覧ください。

Windows 2000 (すべてのエディション)

参照表

次の表には、このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムに関する情報が含まれています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」をご覧ください。

参照表
この修正を含む予定のサービスパック 

この問題に対する修正は今後リリースされる更新プログラムのロールアップに含まれる可能性があります。

展開 

ユーザーによる操作を必要としないインストール

Windows 2000 Service Pack 4:
Windows2000-KB950749-x86-JPN /quiet

再起動しないインストール

Windows 2000 Service Pack 4:
Windows2000-KB950749-x86-JPN /norestart

ログファイル

KB950749.log

詳細

「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。

再起動に関する情報 

再起動の必要性

この更新プログラムは再起動を必要としない場合もあります。インストーラによって、必要なサービスが停止され、更新プログラムが適用され、サービスが再起動します。しかし、何らかの理由により、必要なサービスが停止されない場合、または必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムを適用すると、再起動が要求されます。この動作が起きた場合、再起動するメッセージが表示されます。

再起動が必要になる可能性を低減する手助けとするために、このセキュリティ更新プログラムをインストールする前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由に関する詳細情報は、サポート技術情報 887012 をご覧ください。

ホットパッチ

対象外

削除に関する情報 

Windows 2000 Service Pack 4:
[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用してください。システム管理者は Spuninst.exe ユーティリティを使用し、このセキュリティ更新プログラムを削除することができます。Spuninst.exe ユーティリティは %Windir%\$NTUninstallKB950749$\Spuninst フォルダにあります。

ファイル情報 

このセクション内のサブセクション「ファイル情報」をご覧ください。

レジストリキーの確認 

Windows 2000 Service Pack 4:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows 2000\SP5\KB950749\Filelist

ファイル情報

このセキュリティ更新プログラムの日本語版のファイル属性は次のとおりです。

サポートされているすべてのエディションの Windows 2000 Service Pack 4:

ファイル名バージョン日付時間サイズ

dao360.dll

3.60.9512.0

2008/3/27

16:00

554,008

msexch40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

16:00

518,944

msexcl40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

16:00

326,432

msjet40.dll

4.0.9511.0

2008/3/27

12:31

1,516,568

msjetol1.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

16:02

355,112

msjint40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

16:09

158,496

msjter40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

16:02

60,192

msjtes40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

16:03

248,608

msltus40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

16:03

219,936

mspbde40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

16:03

355,104

msrd2x40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

16:04

432,928

msrd3x40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

16:04

322,336

msrepl40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

16:04

559,904

mstext40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

16:05

264,992

mswdat10.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

16:05

838,432

mswstr10.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

16:09

621,344

msxbde40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

16:06

355,104

注意: サポート対象バージョンの完全な一覧は、サポート ライフサイクル - 製品名一覧をご覧ください。サービスパックの完全な一覧は、ライフサイクル サポート対象サービスパックをご覧ください。サポート ライフサイクル ポリシーに関する詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクルをご覧ください。

展開に関する情報

更新プログラムのインストール

このセキュリティ更新プログラムをインストールするとき、コンピュータ上のアップデート対象ファイルのいずれかが、マイクロソフトの修正プログラムによって過去にアップデートされているかどうかがチェックされます。

過去に修正プログラムをインストールしてこれらのファイルのいずれかをアップデートしている場合は、RTMQFE、SP1QFE または SP2QFE ファイルがコンピュータにコピーされます。それ以外の場合は、RTMGDR、SP1GDR または SP2GDR ファイルがコンピュータにコピーされます。セキュリティ更新プログラムにはこれらのファイルのすべてのバリエーションが含まれない場合があります。この動作に関する詳細情報は、サポート技術情報 824994 をご覧ください。

インストーラに関する詳細情報は、次のマイクロソフト TechNet Web サイトをご覧ください。

このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) に関しては、サポート技術情報 824684 をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストールスイッチ
スイッチ説明

/help

インストール メッセージの一覧を表示します。

セットアップ モード 

/passive

無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピュータが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告と共に ダイアログ ボックスが表示されます。

/quiet

QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスあるいは、エラー メッセージは表示されません。

再起動オプション 

/norestart

インストールの完了後、再起動しません。

/forcerestart

インストール後、再起動します。

/warnrestart[:<秒数>]

必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチのいずれかと共に使用します。

/promptrestart

再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。

特別なオプション 

/overwriteoem

確認メッセージを表示せずに OEM ファイルを上書きします。

/nobackup

アンインストールに必要なファイルのバックアップを作成しません。

/forceappsclose

シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。

/log:<完全なパス>

ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。

/integrate:<完全なパス>

このソフトウェア更新を <完全なパス> に統合します。これらのファイルはスイッチの指定されたパスにあります。

/extract:<完全なパス>

セットアップを実行せずにファイルを抽出します。

/ER

エラー レポートの延長を有効にします。

/verbose

詳細ログを有効にします。インストール中、%Windir%\CabBuild.log を作成します。このログはコピーされるファイルを詳述します。このスイッチを使用すると、インストールがさらに遅くなる場合があります。

: これらのスイッチを 1 つのコマンドに組み込むことができます。旧バージョンとの互換性のため、このセキュリティ更新プログラムは、セットアップ プログラムの以前のバージョンによって使用されるセットアップ スイッチもサポートしています。サポートされるインストール スイッチに関する詳細は、サポート技術情報 262841 をご覧ください。

更新プログラムの削除

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされている Spuninst.exe スイッチ
スイッチ説明

/help

アンインストール メッセージの一覧を表示します。

セットアップ モード 

/passive

無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、アンインストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピュータが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告と共に ダイアログ ボックスが表示されます。

/quiet

QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスあるいは、エラー メッセージは表示されません。

再起動オプション 

/norestart

アンインストールの完了後、再起動しません。

/forcerestart

アンインストール後、再起動します。

/warnrestart[:<秒数>]

必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチのいずれかと共に使用します。

/promptrestart

再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。

特別なオプション 

/forceappsclose

シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。

/log:<完全なパス>

ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

Microsoft Baseline Security Analyzer

影響を受けるコンピュータにセキュリティ更新プログラムがインストールされていることを確認するためには、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールを使用してください。詳細については、このセキュリティ情報の上部にある「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。

ファイルバージョンの確認

Microsoft Windows にはいくつかのバージョンがあるため、次のステップは使用中のコンピュータにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧ください。

1.

[スタート] をクリックし、次に [検索] をクリックします。

2.

[検索結果] のウィンドウの [検索コンパニオン] の下の [ファイルとフォルダすべて] をクリックします。

3.

[ファイル名のすべてまたは一部] のボックスで、適切なファイル情報の表からファイル名を入力し、次に [検索] をクリックします。

4.

ファイルの一覧で、適切なファイル情報の表からファイル名を右クリックし、次に [プロパティ] をクリックします。

: インストールされているオペレーティングシステムまたはプログラムのバージョンにより、ファイル情報の表に記載されているファイルで、インストールされないものがある場合もあります。

5.

[バージョン情報] タブで、適切なファイル情報の表に記載されているバージョンと比較し、コンピュータにインストールされているファイルのバージョンを確認します。

: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。そのほかのファイルの属性をファイル情報の表の情報と比較することは、更新プログラムが正しくインストールされたことを確認する方法としてサポートされていません。また、ファイル名がインストール中に変更される場合があります。ファイルまたはバージョンの情報が存在しない場合、その他の方法によって更新プログラムが正しくインストールされたことを確認してください。

レジストリキーの確認

このセクションの「参照表」にリストされているレジストリ キーを調べることにより、セキュリティ更新プログラムがインストールしたファイルを確認することもできます。

これらのレジストリ キーには、インストールされるファイルの完全な一覧が含まれない場合があります。また、管理者もしくは OEM メーカーによって、セキュリティ更新プログラムを Windows インストール ソース ファイルに統合またはスリップストリーム化されている場合、レジストリ キーが適切に作成されない場合があります。

Windows XP (すべてのエディション)

参照表

次の表には、このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムに関する情報が含まれています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」をご覧ください。

参照表
この修正を含む予定のサービスパック 

この問題に対する修正は今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。

展開 

ユーザーによる操作を必要としないインストール

サポートされているすべての 32-bit エディションの Windows XP:
Windowsxp-KB950749-x86-JPN /quiet

サポートされているすべての x64 エディションの Windows XP:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB950749-x64-JPN /quiet

再起動しないインストール

サポートされているすべての 32-bit エディションの Windows XP:
Windowsxp-KB950749-x86-JPN /norestart

サポートされているすべての x64 エディションの Windows XP:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB950749-x64-JPN /norestart

ログファイル

KB950749.log

詳細

「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。

再起動に関する情報 

再起動の必要性

この更新プログラムは再起動を必要としない場合もあります。インストーラによって、必要なサービスが停止され、更新プログラムが適用され、サービスが再起動します。しかし、何らかの理由により、必要なサービスが停止されない場合、または必要なファイルが使用中の場合、この更新プログラムを適用すると、再起動が要求されます。この動作が起きた場合、再起動するメッセージが表示されます。

再起動が必要になる可能性を低減する手助けとするために、このセキュリティ更新プログラムをインストールする前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由に関する詳細情報は、サポート技術情報 887012 をご覧ください。

ホットパッチ

対象外

削除に関する情報 

[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用してください。システム管理者は Spuninst.exe ユーティリティを使用し、このセキュリティ更新プログラムを削除することができます。Spuninst.exe ユーティリティは %Windir%\$NTUninstallKB950749$\Spuninst フォルダにあります。

ファイル情報 

このセクション内のサブセクション「ファイル情報」をご覧ください。

レジストリキーの確認 

サポートされているすべての 32-bit エディションの Windows XP:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP\SP3\KB950749\Filelist

サポートされているすべての x64 エディションの Windows XP:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP Version 2003\SP3\KB950749\Filelist

: Windows XP Professional x64 Edition のサポートされているバージョンでは、このセキュリティ更新プログラムは Windows Server 2003 x64 Edition のサポートされているバージョンのセキュリティ更新プログラムと同じです。

ファイル情報

これらのセキュリティ更新プログラムの日本語版のファイル属性は次のとおりです。

サポートされているすべての 32-bit エディションの Windows XP:

ファイル名バージョン日付時間サイズフォルダ

dao360.dll

3.60.9512.0

2008/3/25

13:50

554,008

SP2GDR

msexch40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

518,944

SP2GDR

msexcl40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

326,432

SP2GDR

msjet40.dll

4.0.9511.0

2008/3/25

13:50

1,516,568

SP2GDR

msjetol1.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

355,112

SP2GDR

msjint40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:51

158,496

SP2GDR

msjter40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

60,192

SP2GDR

msjtes40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

248,608

SP2GDR

msltus40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

10:20

219,936

SP2GDR

mspbde40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

355,104

SP2GDR

msrd2x40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

432,928

SP2GDR

msrd3x40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

322,336

SP2GDR

msrepl40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

559,904

SP2GDR

mstext40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

264,992

SP2GDR

mswdat10.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

838,432

SP2GDR

mswstr10.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:51

621,344

SP2GDR

msxbde40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

355,104

SP2GDR

dao360.dll

3.60.9512.0

2008/3/25

13:50

554,008

SP2QFE

msexch40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

518,944

SP2QFE

msexcl40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

326,432

SP2QFE

msjet40.dll

4.0.9511.0

2008/3/25

13:50

1,516,568

SP2QFE

msjetol1.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

355,112

SP2QFE

msjint40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:51

158,496

SP2QFE

msjter40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

60,192

SP2QFE

msjtes40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

248,608

SP2QFE

msltus40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

10:20

219,936

SP2QFE

mspbde40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

355,104

SP2QFE

msrd2x40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

432,928

SP2QFE

msrd3x40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

322,336

SP2QFE

msrepl40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

559,904

SP2QFE

mstext40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

264,992

SP2QFE

mswdat10.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

838,432

SP2QFE

mswstr10.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:51

621,344

SP2QFE

msxbde40.dll

4.0.9502.0

2008/3/25

13:50

355,104

SP2QFE

サポートされているすべての x64 エディションの Windows XP:

ファイル名バージョン日付時間サイズCPUフォルダ

wdao360.dll

3.60.9512.0

2008/3/27

1:05

554,008

x86

SP1GDR\wow

wmsexch40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:05

518,944

x86

SP1GDR\wow

wmsexcl40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:05

326,432

x86

SP1GDR\wow

wmsjet40.dll

4.0.9511.0

2008/3/27

1:05

1,516,568

x86

SP1GDR\wow

wmsjetol1.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:05

355,112

x86

SP1GDR\wow

wmsjint40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:05

98,335

x86

SP1GDR\wow

wmsjter40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:05

60,192

x86

SP1GDR\wow

wmsjtes40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:05

248,608

x86

SP1GDR\wow

wmsltus40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:05

219,936

x86

SP1GDR\wow

wmspbde40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:05

355,104

x86

SP1GDR\wow

wmsrd2x40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:05

432,928

x86

SP1GDR\wow

wmsrd3x40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:05

322,336

x86

SP1GDR\wow

wmsrepl40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:05

559,904

x86

SP1GDR\wow

wmstext40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:05

264,992

x86

SP1GDR\wow

wmswdat10.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:05

838,432

x86

SP1GDR\wow

wmswstr10.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:05

621,344

x86

SP1GDR\wow

wmsxbde40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:05

355,104

x86

SP1GDR\wow

wdao360.dll

3.60.9512.0

2008/3/27

1:01

554,008

x86

SP1QFE\wow

wmsexch40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:01

518,944

x86

SP1QFE\wow

wmsexcl40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:01

326,432

x86

SP1QFE\wow

wmsjet40.dll

4.0.9511.0

2008/3/27

1:01

1,516,568

x86

SP1QFE\wow

wmsjetol1.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:01

355,112

x86

SP1QFE\wow

wmsjint40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:01

98,335

x86

SP1QFE\wow

wmsjter40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:01

60,192

x86

SP1QFE\wow

wmsjtes40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:01

248,608

x86

SP1QFE\wow

wmsltus40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:01

219,936

x86

SP1QFE\wow

wmspbde40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:01

355,104

x86

SP1QFE\wow

wmsrd2x40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:01

432,928

x86

SP1QFE\wow

wmsrd3x40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:01

322,336

x86

SP1QFE\wow

wmsrepl40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:01

559,904

x86

SP1QFE\wow

wmstext40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:01

264,992

x86

SP1QFE\wow

wmswdat10.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:01

838,432

x86

SP1QFE\wow

wmswstr10.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:01

621,344

x86

SP1QFE\wow

wmsxbde40.dll

4.0.9502.0

2008/3/27

1:01

355,104

x86

SP1QFE\wow

注意: サポート対象バージョンの完全な一覧は、サポート ライフサイクル - 製品名一覧をご覧ください。サービスパックの完全な一覧は、ライフサイクル サポート対象サービスパックをご覧ください。サポート ライフサイクル ポリシーに関する詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクルをご覧ください。

展開に関する情報

更新プログラムのインストール

これらのセキュリティ更新プログラムをインストールするとき、コンピュータ上のアップデート対象ファイルのいずれかが、マイクロソフトの修正プログラムによって過去にアップデートされているかどうかがチェックされます。

過去に修正プログラムをインストールしてこれらのファイルのいずれかをアップデートしている場合は、RTMQFE、SP1QFE または SP2QFE ファイルがコンピュータにコピーされます。それ以外の場合は、RTMGDR、SP1GDR または SP2GDR ファイルがコンピュータにコピーされます。セキュリティ更新プログラムにはこれらのファイルのすべてのバリエーションが含まれない場合があります。この動作に関する詳細情報は、サポート技術情報 824994 をご覧ください。

インストーラに関する詳細情報は、次のマイクロソフト TechNet Web サイトをご覧ください。

このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) に関しては、サポート技術情報 824684 をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストールスイッチ
スイッチ説明

/help

インストール メッセージの一覧を表示します。

セットアップ モード 

/passive

無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピュータが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告と共に ダイアログ ボックスが表示されます。

/quiet

QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスあるいは、エラー メッセージは表示されません。

再起動オプション 

/norestart

インストールの完了後、再起動しません。

/forcerestart

インストール後、再起動します。

/warnrestart[:<秒数>]

必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチのいずれかと共に使用します。

/promptrestart

再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。

特別なオプション 

/overwriteoem

確認メッセージを表示せずに OEM ファイルを上書きします。

/nobackup

アンインストールに必要なファイルのバックアップを作成しません。

/forceappsclose

シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。

/log:<完全なパス>

ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。

/integrate:<完全なパス>

このソフトウェア更新を <完全なパス> に統合します。これらのファイル