Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (834707) (MS04-038)

公開日: 2004年10月13日 | 最終更新日: 2005年2月9日

概要 :

このセキュリティ情報の対象となるユーザー : Microsoft Windows をご使用のお客様

脆弱性の影響 : リモートでコードが実行される

最大深刻度 : 緊急

推奨する対応策 : お客様は、このセキュリティ更新プログラムを直ちに適用して下さい。

含まれる過去のセキュリティ更新プログラム : このセキュリティ更新プログラムは、セキュリティ情報 MS04-025 を含む更新プログラムに置き換えられるものです。このセキュリティ更新プログラムは、累積的な更新プログラムです。で提供された累積的な更新プログラムを含みます。

警告 : マイクロソフト サポート技術情報 834707 (英語情報) には、このセキュリティ更新プログラムをインストールする際に起こる可能性のある既知の問題に関して説明されています。また、このサポート技術情報には、これらの問題に対する推奨されるソリューションに関する説明も記載されています。

この更新プログラムには、マイクロソフト セキュリティ情報 MS04-004 または、MS04-025 のリリース後に提供された Internet Explorer 向けの修正プログラムは含まれない場合があります。MS04-004 または、MS04-025 のリリース後、マイクロソフトまたはサポート プロバイダからから提供された修正プログラムをインストールしたお客様は、この更新プログラムの「よく寄せられる質問」の欄を読み、この更新プログラムによるオペレーティングシステムへの影響をご確認ください。

この更新プログラムには、いくつかの機能とセキュリティ上の変更が含まれ、それらに関しては、この更新プログラムの「よく寄せられる質問」に説明されています。

テストしたソフトウェアおよび更新プログラムのダウンロード先 :

影響を受けるソフトウェア :

Microsoft Windows NT Server 4.0 Service Pack 6a

Microsoft Windows NT Server 4.0 Terminal Server Edition, Service Pack 6

Microsoft Windows 2000 Service Pack 3 および Service Pack 4

Microsoft Windows XP, Microsoft Windows XP Service Pack 1 および Microsoft Windows XP Service Pack 2

Microsoft Windows XP 64-Bit Edition Service Pack 1

Microsoft Windows XP 64-Bit Edition Version 2003

Microsoft Windows Server 2003

Microsoft Windows Server 2003, 64-Bit Edition

Microsoft Windows 98、Microsoft Windows 98 Second Edition (SE) および Microsoft Windows Millennium Edition (Me)

これらのオペレーティングシステムに関する詳細は、このセキュリティ情報の「よく寄せられる質問」をご覧下さい。

テストした Microsoft Windowsコンポーネント :

影響を受けるコンポーネント:

PC/ATPC-9800

Windows 2000 SP3 上の Internet Explorer 5.01 Service Pack 3Microsoft Update

ダウンロード

ダウンロード

Windows 2000 SP4 上の Internet Explorer 5.01 Service Pack 4 Microsoft Update

ダウンロード

ダウンロード

Internet Explorer 5.5 Service Pack 2 for Windows Me Microsoft Update

ダウンロード

-

Windows XP 上の Internet Explorer 6 Microsoft Update

ダウンロード

-

Microsoft Windows 2000 Service Pack 3、Microsoft Windows 2000 Service Pack 4、Microsoft Windows XP、Microsoft Windows XP Service Pack 1 上の Internet Explorer 6 Service Pack 1 Microsoft Update

ダウンロード

ダウンロード

Microsoft Windows NT Server 4.0 Service Pack 6a、Microsoft Windows NT Server 4.0 Terminal Service Edition Service Pack 6、Microsoft Windows 98、Microsoft Windows 98 SE、Microsoft Windows Me 上の Internet Explorer 6 Service Pack 1 Microsoft Update

ダウンロード

ダウンロード

Windows XP 上の Internet Explorer 6 Service Pack 1 (64-Bit Edition) Microsoft Update

ダウンロード

-

Windows Server 2003 上の Internet Explorer 6 Microsoft Update

ダウンロード

-

Windows Server 2003 (64-Bit Edition) および Windows XP 64-Bit Edition Version 2003 上の Internet Explorer 6 Microsoft Update

ダウンロード

-

Windows XP Service Pack 2 上の Internet Explorer 6 Microsoft Update

ダウンロード

-

ダウンロードこのマークをクリックして、PC/AT 互換機用または NEC PC-9800 シリーズ用の更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法および更新プログラムのインストール方法をご覧ください。

Microsoft Updateこのマークの付いている更新プログラムは Microsoft Update からインストールすることもできます。
Microsoft Update の利用方法については以下のサイトを参照してください。

Microsoft Update 利用の手順
http://www.microsoft.com/japan/athome/security/update/j_musteps.mspx

上記のソフトウェアのテストを行い、この脆弱性による影響を評価しました。それより前のバージョンに関してはサポートの対象となっていないため、この脆弱性による影響は不明です。ご使用中の製品およびバージョンのサポートライフ サイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧下さい。

詳細

要点

この累積的な更新プログラムは新しく確認された、いくつかの脆弱性を解決します。各脆弱性はこのセキュリティ情報の「脆弱性の詳細」欄に説明されています。

ユーザーが管理者特権でログオンしている場合、攻撃者によりこれらの脆弱性の中で最も深刻な脆弱性が悪用されると、プログラムのインストール、データの表示、変更または削除、完全な特権を持つ新しいアカウントの作成など、影響を受けるコンピュータで完全な制御が取得される可能性があります。コンピュータでほとんど特権を持たないように構成されているアカウントを持つユーザーは、管理者特権で操作を行うユーザーよりも、危険にさらされる可能性は低くなります。

マイクロソフトはお客様にこのセキュリティ更新プログラムの適用を検討することを推奨します。

深刻度および脆弱性識別番号 :

脆弱性識別番号脆弱性の影響Internet Explorer 5.01 SP3、SP4Internet Explorer 5.5 SP2Internet Explorer 6Internet Explorer 6 SP1 (Windows Server 2003 より前のすべてのバージョン)Windows Server 2003 (64-bit Edition を含む) 上の Internet Explorer 6Windows XP Service Pack 2 上の Internet Explorer 6

Cascading Style Sheets (CSS) のヒープ メモリの破損の脆弱性 – CAN-2004-0842

リモートでコードが実行される

緊急

緊急

緊急

緊急

警告

なし

類似したメソッド名によるリダイレクトのクロスドメインの脆弱性 – CAN-2004-0727

リモートでコードが実行される

緊急

緊急

緊急

緊急

警告

なし

インストール エンジンの脆弱性 – CAN-2004-0216

リモートでコードが実行される

緊急

緊急

緊急

緊急

警告

なし

ドラッグ アンド ドロップの脆弱性 – CAN-2004-0839

リモートでコードが実行される

重要

重要

重要

重要

警告

重要

2 バイト文字セットを使用するロケールにおけるアドレス バーのなりすましの脆弱性 – CAN-2004-0844

情報の漏えい

なし

なし

なし

重要

重要

なし

プラグイン ナビゲーション アドレス バーを使用したなりすましの脆弱性 – CAN-2004-0843

情報の漏えい

重要

なし

重要

重要

警告

なし

ダウンロードされた画像タグ ファイルのスクリプトによる脆弱性 – CAN-2004-0841

リモートでコードが実行される

重要

重要

重要

重要

警告

なし

SSL キャッシュの脆弱性 – CAN-2004-0845

情報の漏えい

警告

警告

警告

警告

警告

なし

すべての脆弱性の総合的な深刻度

-

緊急

緊急

緊急

緊急

重要

重要

この評価はこの脆弱性の影響を受けるシステムの種類、システムの典型的な展開形式およびこの脆弱性がシステムに及ぼす影響に基づいています。

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問

なぜこの累積的な更新プログラムはいくつかの報告されたセキュリティ上の脆弱性を解決するのですか?

この更新プログラムに関連するファイルに、いくつかの問題を解決するために必要な変更が存在したため、この更新プログラムにはこれらの脆弱性対策が含まれています。ユーザーは、ほぼ同一のファイルを含むいくつもの更新プログラムをインストールする代わりに、この更新プログラムのみをインストールすることができます。

この更新プログラムにより何が置き換えられますか?

このセキュリティ更新プログラムにより、以前にリリースされたいくつかの更新プログラムが置き換えられます。影響を受けるセキュリティ情報の ID 番号および Internet Explorer のバージョンを次の表に記載します。

セキュリティ情報番号Internet Explorer 5.01 SP3、SP4Internet Explorer 5.5 SP2Internet Explorer 6Internet Explorer 6 SP1 (Windows Server 2003 より前のすべてのバージョン)Internet Explorer 6 for Windows Server 2003 (64-bit Edition を含む)Internet Explorer 6 for Windows XP Service Pack 2

MS04-0025

置き換わる

置き換わる

置き換わる

置き換わる

置き換わる

対象外

MS04-004 のリリース後、マイクロソフトまたはサポートプロバイダから修正プログラムを入手しました。その修正プログラムはこの累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれていますか?

Windows 2000 Service Pack 3、Windows 2000 Service Pack 4、Windows XP、Windows XP Service Pack 1、Windows NT Server 4.0 Service Pack 6a、Windows NT Server 4.0 Terminal Server Edition Service Pack 6、Windows 98、Windows 98 Second Edition、Windows Me 上の Internet Explorer 6 Service Pack 1 用の ほとんどの Internet Explorer の修正プログラムは、MS04-038 のセキュリティ更新プログラムに含まれていません。Internet Explorer 6 SP1 用の MS04-038 のセキュリティ更新プログラムをインストールする際、MS04-004 のリリース以降に提供された Internet Explorer の修正プログラムによって、このセキュリティ情報の「セキュリティ更新プログラムに関する情報」の欄に記載されているファイルが置き換えられた場合、その修正プログラムが削除されます。

MS04-0025 のリリース以降に提供された Internet Explorer 用の累積的な修正プログラムは、個別の更新プログラムのロールアップでも利用可能で、これらの両方に累積的な修正プログラムおよび最新の Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラムに含まれているセキュリティ上の修正が含まれます。例えば、更新プログラムのロールアップ 871260 には、MS04-0025 の累積的なセキュリティ更新プログラム、および MS04-004 以降にリリースされた修正プログラムが含まれます。更新プログラムロール アップ 873377 は、MS04-038 の累積的なセキュリティ更新プログラムおよび MS04-004 以降にリリースされた修正プログラムが含まれます。更新プログラムのロールアップ 873377 に含まれる修正プログラムに関する詳細および、この更新プログラムのロールアップの入手および展開に関する方法に関しては、マイクロソフト サポート プロバイダへの連絡を取るか、またはサポート技術情報 873377 をご覧ください。

Microsoft Windows XP Service Pack 2、Windows Server 2003、および Windows 64-Bit Edition Version 2003 上の Internet Explorer 6 用のセキュリティ更新プログラムは MS04-0025 もしくはそれ以降の修正プログラムが含まれます。また、このセキュリティ更新プログラムで解決されるすべてのセキュリティ問題に対する修正プログラムも含まれます。しかし、Internet Explorer の修正プログラムがインストールされ、このセキュリティ情報の「セキュリティ更新プログラムに関する情報」に記載されているファイルが、更新されている場合にのみ、このセキュリティ更新プログラムに含まれるファイルの修正プログラムのバージョンがインストールされます。

Internet Explorer 5.01、Internet Explorer 5.5 SP2、および Windows XP 上の Internet Explorer 6 用の MS04-038 のセキュリティ更新プログラムは、MS04-004 以降に含まれた修正プログラム、MS04-0025 以降に含まれた修正プログラム、および MS04-038 の累積的なセキュリティ更新プログラムが含まれます。このセキュリティ情報の「セキュリティ更新プログラムに関する情報」の欄に記載されたファイルを更新する Internet Explorer の修正プログラムが以前にインストールされているかどうかに関わらず、このセキュリティ更新プログラムに含まれるファイルの修正プログラムのバージョンは、インストールされます。

この累積的な更新プログラムにより、機能に何らかの変更が含まれますか?

はい。この更新プログラムにより、このセキュリティ情報の「脆弱性の詳細」の欄に記載されている変更の他に以下の機能の変更が含まれます。

MS03-004 以降にリリースされた Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラムと同様に、HTML ヘルプの更新プログラムを適用していない場合、この更新プログラムを適用すると、window.showHelp( ) コントロールが作動しなくなります。 マイクロソフト サポート技術情報 811630 から更新された HTML ヘルプ コントロールをインストールした場合、この更新プログラムの適用後、HTML ヘルプの機能を使用することができます。

以前にリリースされた Internet Explorer 用の累積的な更新プログラム MS04-004 は、XMLHTTP の “username:password@host.com” URL への訪問をしないよう保護します。マイクロソフトは XMLHTTP 向けにこの問題を解決する MSXML の更新プログラムを作成しました。 詳細は、マイクロソフト サポート技術情報 832414 をご覧ください。

この累積的な更新プログラムはそのほかのセキュリティ上の変更を含みますか?

はい。この更新プログラムにより、このセキュリティ情報の「脆弱性の詳細」の欄に記載されている変更の他に以下の機能の変更が含まれます。

この更新プログラムは、hrtbeat.ocx の ActiveX コントロールに Kill Bit を設定します。 このコントロールの実装により、MSN 関連のサイトでオンライン ゲームがサポートされ、Internet Explorer ではサポートされなくなります。 このコントロールにセキュリティ上の脆弱性が含まれることが確認されました。 このコントロールをインストールしたお客様を保護するため、この更新プログラムにより、このコントロールに Kill Bit が設定され、コントロールが実行されなくなる、またはユーザーのコンピュータに再度インストールされなくなります。 Kill Bit に関する詳細は、マイクロソフトサポート技術情報 240797 をご覧ください。

この更新プログラムにより、インターネットから showHelp メソッドで HTML ヘルプ ファイルを開く際に行われるセキュリティ チェックが制限されます。これらの変更により、インターネット ゾーンの Web ページがローカル コンピュータ上の HTML ヘルプ ファイルに接続されなくなります。

この更新プログラムにより、Windows XP 上の Internet Explorer の"ファイルのドラッグ/ドロップ、またはコピー/貼り付け"のセキュリティ設定の動作が修正されます。このセキュリティ設定が Windows XP 上のある特定のゾーンに [無効にする] または [ダイアログを表示する] と設定されている場合、ファイルのドラッグ、ドロップ、コピー、または貼り付けをすると、無効、またはダイアログの表示が実行されない場合がありました。この更新プログラムにより、Setting Up Security Zones (英語情報) で説明されている動作にあわせるよう変更が加えられました。

この更新プログラムは、ドラッグ アンド ドロップのイベントで使用される画像要素のチェックを強化します。ドラッグアンド ドロップのイベントの要素が有効な画像でない場合、その操作はブロックされます。この変更に関する情報は、マイクロソフト サポート技術情報 887614 をご覧ください。

この更新プログラムにより、関数ポインタ用の検証が強化されます。イベントハンドラがドキュメント オブジェクト モデル (DOM) 関数に直接ポイントすると、この強化された検証が行われます。詳細および、または検証の強化の方法に関しては、マイクロソフト サポート技術情報 887741 をご覧ください。

以前にリリースされた Internet Explorer 用の累積的な更新プログラム MS04-004 と同様に、この更新プログラムには、Internet Explorer のクリア テキスト認証の機能に対する変更も含まれています。 この累積的な更新プログラムは Microsoft Internet Explorer で、HTTP および Secure Sockets Layer (SSL) を使用する HTTPS または HTTPS URL でのユーザー名およびパスワードの処理のサポートを削除します。 この更新プログラムのインストール後、次の URL の構文は Internet Explorer または Windows Explorer でサポートされなくなります。 http(s)://username:password@server/resource.ext この変更に関する詳細情報は、マイクロソフト サポート技術情報 834489 をご覧下さい。

Windows 98Windows 98 Second Edition および Windows Millennium Edition のサポートの延長により、これらのオペレーティングシステム用のセキュリティ更新プログラムのリリースにどのような影響がありますか?

マイクロソフトは、これらのオペレーティングシステム上で、深刻度が「緊急」のセキュリティ問題がある場合にのみ、セキュリティ更新プログラムをリリースする予定です。このサポート期間中は、「緊急」以外のセキュリティ問題のための更新プログラムは提供されません。これらのオペレーティングシステムについてのサポートライフサイクルのより詳細な情報は、次のマイクロソフト サポートWeb サイト をご覧下さい。

深刻度の評価に関する詳細情報は、TechNet Web サイトをご覧下さい。

: これらのプラットフォーム用の「緊急」のセキュリティ更新プログラムはこのセキュリティ情報の一部として提供されるそのほかのセキュリティ更新プログラムと同時に利用可能とならない場合があります。それらのセキュリティ更新プログラムは、セキュリティ情報のリリース後、できるだけ早くリリースされる予定です。これらのセキュリティ更新プログラムが利用可能になると、Windows Update Web サイトからのみ、ダウンロード可能となります。

Windows 98Windows 98 Second Edition または Windows Millennium Edition はこの累積的な更新プログラムで解決される脆弱性による深刻な影響を受けますか?

はい。Windows 98、Windows 98 Second Edition または Windows Millennium Edition はこの脆弱性による深刻な影響を受けます。これらのプラットフォーム用の「緊急」のセキュリティ更新プログラムはこのセキュリティ情報の一部として提供されるそのほかのセキュリティ更新プログラムと同時に利用可能とならない場合があります。それらのセキュリティ更新プログラムは、セキュリティ情報のリリース後、できるだけ早くリリースされる予定です。れらのセキュリティ更新プログラムが利用可能になると、Windows Update Web サイトからのみ、ダウンロード可能となります。深刻度評価システムに関する詳細情報は、Web サイトをご覧下さい。

Microsoft Windows NT 4.0 Workstation Service Pack 6a または Windows 2000 Service Pack 2 を現在でも使用していますが、延長されたセキュリティ更新プログラムのサポートは 2004 6 30 日に終了しました。どうしたらよいですか?

Windows NT 4.0 Workstation Service Pack 6a および Windows 2000 Service Pack 2 は以前よりご説明しておりますとおり、ライフサイクルは終了しました。また、マイクロソフトはこのサポートを 2004 年 6 月 30 日まで延長しました。 今後の脆弱性の影響を受ける可能性を防ぐため、これらのオペレーティングシステムを使用しているお客様は、バージョンをサポートの対象となっているバージョンに移行することが第一です。Windows 製品ライフサイクルに関する詳細情報は、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧下さい。これらのオペレーティングシステムのバージョンについて、延長されたセキュリティ更新プログラムのサポート期間に関する詳細情報は、Microsoft Product Support Services Web サイト (英語情報) をご覧下さい。

Windows NT Workstation 4.0 SP6a の追加サポート (カスタムサポート) が必要なお客様は、担当営業、または マイクロソフト アカウント チームの担当者、担当テクニカル アカウント マネージャ (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフトサポート契約センター (営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253) までお問い合わせください。詳細情報は、Windows オペレーティング システム FAQ をご覧下さい。

Windows XP を使用していますが、2004 9 30 日に延長サポートが終了しました。しかし、このセキュリティ情報には、Windows XP の更新プログラムが含まれます。これはなぜですか?

Windows XP のオリジナルのバージョン (一般的に Windows XP Gold (初期出荷版) または Windows XP Release to Manufacturing (RTM) バージョンと呼ばれています) は、2004 年 9 月 30 日に、延長セキュリティ更新プログラムのサポートが終了しました。今回は、この脆弱性を解決するために必要なステップのほとんどが2004 年 9 月 30 日以前に完了しました。このため、セキュリティ情報の一部としてオペレーティングシステム バージョンに対し、セキュリティ更新情報がリリースされることになりました。マイクロソフトは、今後これらのオペレーティングシステムに影響を及ぼす脆弱性に対し、このような対応を予定していませんが必要であると判断した場合、更新プログラムの開発および利用可能とする権利を保留としています。今後の脆弱性の影響を受ける可能性を防ぐため、これらのオペレーティングシステムを使用しているお客様は、バージョンをサポートの対象となっているバージョンに移行することが第一です。Windows Service Pack のサポート ライフサイクルに関する詳細情報は、マイクロソフトサポート ライフサイクルをご覧下さい。Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する詳細情報は、マイクロソフトサポート ライフサイクルをご覧下さい。詳細情報は、Windows オペレーティング システム FAQ をご覧下さい。

前回リリースされた MS04-025 Internet Explorer 用の累積的な更新プログラムと比較すると、今回リリースされた更新プログラムの Windows 2000 および Windows XP のオペレーティングシステム上の Internet Explorer 5.01Internet Explorer 6Internet Explorer 6 SP1 のパッケージでは、コマンドラインインストールスイッチが異なるのはなぜですか?

上記のこれらのパッケージでは、新たなインストール技術である Update.exe が使用されています。そのため、以前リリースされた更新プログラムとは、インストール オプションが異なっています。Update.exe インストーラ技術に対する変更の一部は、この更新プログラムのサポート技術情報番号はヘルプに表示されません。今回リリースされた更新プログラムで使用されるコマンド ライン スイッチに関する情報は、このセキュリティ情報の「セキュリティ更新プログラムに関する情報」の欄をご覧ください。また、Update.exe インストール技術への変更により、この更新プログラムのサポート技術情報番号が、Internet Explorer の [ヘルプ] の [Internet Explorer のバージョン情報] に表示されなくなります。Update.exe に関する詳細は、次の Web サイトをご覧ください。

Internet Explorer 6 Service Pack 1 用の更新プログラムに 2 つのバージョンがあるのはなぜですか?

Internet Explorer の更新プログラムを Update.exe インストール技術に移行する際、Windows NT Server Service Pack 6a、Windows 98、Windows 98SE、Windows Me で使用される場合の Internet Explore 6 Service Pack 1 用の個別のパッケージが作成されました。この更新プログラムも以前のリリースと同じインストーラ技術 (Iexpress) を使用しています。これらのオペレーティングシステム向けのセキュリティ更新プログラムのインストールに関する詳細は、このセキュリティ情報の「セキュリティ更新プログラムに関する情報」の欄をご覧ください。Iexpress に関する詳細は、次の 197147 をご覧ください。

Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) を使用して、この更新プログラムが必要であるかどうかを確認することはできますか?

はい。MBSA により、Internet Explorer 6 Service Pack 1 以外の Internet Explorer にこの更新プログラムが必要かどうかを確認することができます。MBSA は、Internet Explorer 6 Service Pack 1 を実行しているコンピュータにこの更新プログラムが必要かどうかを確認しますが、特定のオペレーティングシステムに Internet Explorer 6 Service Pack 1 の更新プログラムが必要かをチェックすることはできません。MBSA に関する詳細は、MBSA Web サイトをご覧下さい。

注意 : 2004 年 7 月 14 日をもって、以前のバージョンの SMS 2.0 Software Update Services Feature Pack、 SMS 2003 Software Update Scanning Tools、MBSA 1.1.1 および、それより前のバージョンによって使用される Mssecure.xml ファイルの更新を終了するしたため、2004 年 7 月 15 日以降、新たなセキュリティ情報のデータでが更新されていません。そのため、2004 年 7 月 15 日以降、MBSA 1.1.1 またはそれより前のバージョンのデータで行われるスキャンは、不完全となる場合がございます。 MBSA 1.2 でより正確なセキュリティ更新プログラムの検出が行われ、サポートされる製品もより多いため、すべてのユーザーは、MBSA 1.2 にアップグレードをすることを推奨いたします。MBSA 1.2 は、MBSA Web サイトからダウンロードすることができます。MBSA のサポートに関する詳細は、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) Version 1.2 Q&A をご覧ください。

Systems Management Server (SMS) を使用して、この更新プログラムが必要であるかどうかを確認することはできますか?

SMS は、Internet Explorer 6 SP1 を除いた Internet Explorer すべてのバージョン用の更新プログラムを展開することができます。このセキュリティ情報の「影響を受けるコンポーネント」に説明されているように、今回のリリースには、Internet Explorer 6 SP1 用の 2 つのパッケージが含まれています。2種類のうち 1 つ目のパッケージは、Windows 2000、Windows XP、 Windows XPSP1 用に設計され、上述の Update,exe インストーラ技術を使用します。2 つ目のパッケージは Windows NT, Windows 98, および Windows Me 用に設計されています。

SMS は、検出に MBSA を使用しますが、MBSA では、特定のオペレーティング システムに必要な Internet Explorer 6 SP1 の更新プログラムを確認することができません。

SMS はMBSA を使用して検出するため、SMS の展開を目的とするパッケージが作成されました。これには、Internet Explorer 6 SP1 の更新プログラムの両方のバージョンが含まれています。このパッケージを SMS を使用して展開すると、オペレーティング システムがチェックされ、適切な更新プログラムのバージョンがインストールされます。MBSA を SMS とともに使用すると、SMS 管理者向けに、この SMS 展開パッケージを展開するためのメッセージが表示されます。この更新プログラムに関する詳細は、次のマイクロソフト サポート技術情報 887437 をご覧下さい。

Windows Server 2003 上で Internet Explorer を実行しています。これによりこの脆弱性の影響が緩和されますか?

既定で、Windows Server 2003 上の Internet Explorer は、この脆弱性を緩和する「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。このセキュリティ更新プログラムは複数の脆弱性を解決するため、この緩和要素に関しては、それぞれの脆弱性の「脆弱性を緩和する要素」の欄に説明されています。

Internet Explorer のセキュリティ強化の構成とは何ですか?

Internet Explorer のセキュリティ強化の構成とは、ユーザーまたは管理者が悪質な Web コンテンツをサーバーにダウンロードし、実行する危険性を低減する Internet Explorer のあらかじめ構成された設定の集合体です。Internet Explorer のセキュリティ強化の構成は、[インターネットオプション] の [セキュリティ] タブの設定、[詳細設定] タブなどの多くのセキュリティ設定を変更することにより、このような危険性を低減します。重要な変更に、以下のようなものがあります。

インターネットゾーンのセキュリティレベルを [高] に設定。この設定により、スクリプト、ActiveX コントロール、Microsoft 仮想マシン (Microsoft VM)、HTML コンテンツおよびファイル ダウンロードが無効にされます。

イントラネットサイトの自動検出を無効に設定。この設定では、すべてのイントラネットの Web サイトおよびローカルイントラネット ゾーンに明示的にリストされていない汎用名前付け規則 (UNC) のすべてのパスがインターネット ゾーンに割り当てられます。

オンデマンドのインストールおよびマイクロソフト以外のブラウザ拡張を無効に設定。この設定は、Web ページが自動的にコンポーネントをインストールするのを防ぎ、マイクロソフト以外の拡張が実行されないようにします。

マルチメディアコンテンツを無効に設定。この設定により、音楽、アニメーション、ビデオ クリップが実行されなくなります。

[アプリケーションの追加と削除] で、Windows 2000 Service Pack 4 にインストールされたアプリケーションのサポート情報を確認している際、[閉じる] ボタンをクリックしても、サポート情報のウインドウが閉じません。これは既知の問題ですか?

はい。これはこのセキュリティ更新プログラムに関連する既知の問題です。詳細およびこの問題の回避策は、マイクロソフト サポート技術情報 887754 をご覧ください。

Windows Media High Definition Video DVD を見ているとき、再生できないチャプターがありました。これは既知の問題ですか?

はい。これはこのセキュリティ更新プログラムに関連する既知の問題です。詳細およびこの問題の回避策は、マイクロソフトサポート技術情報 884487 をご覧ください。

脆弱性の詳細

CSS ヒープ メモリの破損の脆弱性 - CAN-2004-0842:

Internet Explorer にリモートでコードを実行する脆弱性が存在するため、影響を受けるコンピュータ上で、リモートでコードが実行される可能性があります。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、悪質な Web ページを作成し、ユーザーがそのようなページを含む Web サイトを訪問した場合、リモートでコードが実行される可能性があります。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、そのコンピュータの完全制御を取得する可能性があります。 しかし、攻撃者がこの脆弱性を悪用するには、ユーザーが操作することが必要条件となります。

「CSS ヒープ メモリの破損の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CAN-2004-0842:

Web ベースの攻撃シナリオでは、この脆弱性が悪用される Web ページが含まれる Web サイトをホストすることが攻撃者にとっての必要条件となります。攻撃者は、悪質な Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできません。その代わり、攻撃者は、通常攻撃者のサイトへのリンクをユーザーにクリックさせるなどの方法により、ユーザーをそのような Web サイトに誘導することが攻撃者にとっての必要条件となります。ユーザーがリンクをクリックした後、ユーザーにいくつかの動作を実行するよう誘導するメッセージが表示される可能性があります。ユーザーがそのような操作を行った場合にのみ、攻撃が実行される可能性があります。

攻撃者はこの脆弱性を悪用し、ユーザーと同じ特権を取得する可能性があります。コンピュータ上でほとんど特権を持たないよう構成されているアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりも危険にさらされる可能性は低くなります。

既定で Outlook Express 6、Outlook 2002 および Outlook 2003 は HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。さらに、Outlook 98 および Outlook 2000 は、Office 2000 アップデート: Service Pack 3 (SP-3) がインストールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。Outlook Express 5.5 Service Pack 2 は、マイクロソフト セキュリティ情報 MS04-018 で提供された更新プログラムがインストールされている場合、HTML 形式の電子メールを制限付きサイト ゾーンで開きます。制限付きサイト ゾーンはこの脆弱性を悪用する攻撃を受ける可能性を低減する手助けとなります。

次のすべての条件があてはまる場合、HTML 形式の電子メールによる攻撃の危険は著しく低減されます。

マイクロソフト セキュリティ情報 MS03-040 またはそれ以降の Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれる更新プログラムを適用している

Outlook Express 5.5 Service Pack 2 またはそれ以降を使用しており、マイクロソフト セキュリティ情報 MS04-018 またはそれ以降の Outlook Express 用の累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれる更新プログラムを適用している

Microsoft Outlook 電子メール セキュリティ アップデートがインストールされている Microsoft Outlook 98 および Outlook 2000 を使用している

Microsoft Outlook Express 6 またはそれ以降、Microsoft Outlook 2000 Service Pack 2 またはそれ以降を既定の構成で使用している

既定で、Windows Server 2003 上の Internet Explorer は、この脆弱性を緩和する「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。Internet Explorer のセキュリティ強化の構成に関する詳細情報については、このセキュリティ更新プログラムに関する「よく寄せられる質問」をご覧下さい。

次の製品はこの脆弱性による影響を受けません。

Windows XP Service Pack 2 上の Internet Explorer 6

「CSS ヒープ メモリの破損の脆弱性」の回避策 - CAN-2004-0842:

マイクロソフトは次の回避策のテストを行ないました。これらの回避策は根本的な脆弱性を修正しませんが、既知の攻撃の方法を阻止する手助けとなります。回避策は機能の低下の原因となる場合もあります。その場合、下記に記します。

インターネットおよびローカルイントラネットゾーンの設定を「高」に設定し、インターネットおよびローカルイントラネットゾーンで ActiveX コントロールおよび Active スクリプティングを実行する前にダイアログを表示する

インターネット セキュリティ ゾーンの設定を変更し、ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトが実行される前にダイアログが表示されるようにすると、この脆弱性に対する保護の手助けとなります。

これを行うためには、次のステップにしたがってください。

1.

Internet Explorer のメニューから [ツール] - [インターネットオプション] をクリックします。

2.

[セキュリティ] タブをクリックします。

3.

[インターネット] のアイコンをクリックし、[レベルのカスタマイズ] ボタンをクリックします。

4.

[設定] の下 の [ActiveX コントロールとプラグイン] のセクションで、[ActiveX コントロールとプラグインの実行][ダイアログを表示する] をクリックします。

5.

[スクリプト] のセクションの [アクティブスクリプト][ダイアログを表示する] をクリックします。次に [OK] をクリックします。

6.

[イントラネット] をクリックし、[レベルのカスタマイズ] をクリックします。

7.

[設定] の下の [ActiveX コントロールとプラグイン] のセクションで、[ActiveX コントロールとプラグインの実行][ダイアログを表示する] をクリックします。

8.

[スクリプト] のセクションの [アクティブスクリプト][ダイアログを表示する] をクリックします。

9.

[OK] を 2 回クリックし、Internet Explorer に戻ります。

回避策の影響 : ActiveX コントロールを実行する前にダイアログが表示される影響があります。インターネット上の多くの Web サイトは ActiveX を使用して、追加の機能を提供します。たとえば、オンラインの電子商取引またはバンキング サイトには ActiveX コントロールを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。ActiveX コントロールを実行する前にダイアログを表示することはすべてのインターネットおよびイントラネット サイトのグローバルな設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックして ActiveX コントロールを実行して下さい。これらのすべての Web サイトでダイアログを表示したくない場合、下記の「Web サイトを信頼される Web サイトのみに制限する」回避策を使用することができます。

Web サイトを信頼される Web サイトのみに制限する

インターネットおよびローカル イントラネット ゾーンで ActiveX コントロールが実行される前にダイアログが表示されるように設定した後、信頼する Web サイトを Internet Explorer の [信頼済み] サイトに追加することができます。これにより、信頼されていない Web サイトからのこの攻撃から保護する手助けを行いながら、現在使用しているのとまったく同様に、信頼する Web サイトを引き続き使用することができます。マイクロソフトは信頼される Web サイトのみを [信頼済み] サイト ゾーンに追加することを推奨します。

これを行うためには、次のステップにしたがってください。

1.

Internet Explorer のメニューから [ツール] をクリックし、[インターネットオプション] をクリックします。次に [セキュリティ] タブをクリックします。

2.

[Web コンテンツのゾーンを選択してセキュリティのレベルを設定する] で、[信頼済みサイト] をクリックし、次に [サイト] をクリックします。

3.

暗号化されたチャネルを必要としない Web サイトを追加したい場合、[このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認 (https:) を必要とする] のチェック ボックスをクリックし、チェックを外します。

4.

[次の Web サイトをゾーンに追加する] で、信頼する Web サイトの URL を入力し、次に [追加] ボタンをクリックします。

5.

ゾーンに追加したい各 Web サイトについて、これらのステップを繰り返します。

6.

[OK] を 2 回クリックし、Internet Explorer に戻ります。

悪意のある動作がコンピュータ上で行われないと信頼するサイトをすべて追加します。 なお、特に追加すべき Web サイトは http://update.microsoft.com/microsoftupdate/ です。 この Web サイトはセキュリティ更新プログラムを提供する Web サイトで、セキュリティ更新プログラムをインストールするためには ActiveX コントロールの使用を必要とします。

Outlook 2000 Service Pack 1 またはそれより前のバージョンを使用している場合、Outlook 電子メールセキュリティアップデートをインストールする

既定で、Outlook Express 6、Outlook 2002、および Outlook 2003 は、HTML 形式の電子メールを制限付きサイト ゾーンで開きます。また、Outlook 98 および Outlook 2000 も、Outlook 電子メール セキュリティ 更新プログラムがインストールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージが制限付きサイト ゾーンで開きます。

これらの製品のいずれかを使用しているお客様は、ユーザーが電子メール メッセージの悪質なリンクをクリックしない限り、この脆弱性の悪用を試みる電子メールによる攻撃の危険性が低減されます。

Outlook Express 5.5 SP2 を使用している場合、マイクロソフトセキュリティ情報MS04-018に含まれている更新プログラムをインストールするOutlook Express 5.5 Service Pack 2 は、MS04-018に含まれている更新プログラムがインストールされている場合、HTML 形式の電子メールメッセージが制限付きサイトゾーンで開く

これらの製品のいずれかを使用しているお客様は、ユーザーが電子メール メッセージの悪質なリンクをクリックしない限り、この脆弱性の悪用を試みる電子メールによる攻撃の危険性が低減されます。

Outlook 2002 以降、および Outlook Express 6 Service Pack 1 以降を使用している場合、電子メールメッセージをテキスト形式で表示するよう設定してください。これにより、HTML 形式の電子メールを経路とする攻撃からシステムを保護することができます。

Office XP Service Pack 1 以降を適用している Microsoft Outlook 2002 ユーザー、および Internet Explorer 6 Service Pack 1 を適用している Outlook Express 6 ユーザーは、デジタル署名されていないすべての電子メール メッセージまたは暗号化されていない電子メール メッセージを、テキスト形式のみで表示するよう設定できます。

デジタル署名されている電子メール メッセージおよび暗号化されている電子メール メッセージは、設定による影響は受けず、その元の形式で読み取ることができる場合があります。 Outlook 2002 のこの設定を有効にする方法に関する情報は、サポート技術情報 307594 で説明されています。

この設定を Outlook Express 6 で行う方法の詳細については、サポート技術情報 291387 をご覧ください。

回避策の影響 : テキスト形式で電子メールが表示されるように設定すると、画像、特別なフォント、アニメーションまたはそのほかのリッチ コンテンツは含まれなくなります。さらに、次の処理が実行されます。

変更はプレビュー ウィンドウおよび開いているメッセージに適用されます。

画像は、失われず添付ファイルとなります。

メッセージは保存場所では依然としてリッチテキスト形式、または HTML 形式であるため、オブジェクト モデル (カスタムコード ソリューション) が予期しない動作をする場合があります。

「CSS ヒープ メモリの破損の脆弱性」のよく寄せられる質問 - CAN-2004-0842

どのようなことが起こる可能性がありますか?

これはバッファ オーバーランの脆弱性です。ユーザーが管理者権限でログオンした場合、攻撃者がこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピュータの完全な制御を取得する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全な特権を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。コンピュータ上でほとんど特権を持たないよう構成されているアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりも危険にさらされる可能性は低くなります。

何が原因で起こりますか?

Internet Explorer の CSS に未チェックのバッファが存在します。

CSS とは何ですか?

CSS は、Web 作成者が Web ページのデザインおよび操作で、より高度に制御することができる技術です。CSS に関する詳細は、Microsoft Developer Network MSDN (英語情報) をご覧ください。

どのように攻撃者はこの脆弱性を悪用する可能性がありますか?

攻撃者は、悪質な Web ページまたは HTML 形式の電子メール メッセージを作成し、次にユーザーがこのようなページを訪問するか、または HTML 形式の電子メール メッセージを表示するように誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。ユーザーがそのようなページを訪問するか、または電子メール メッセージを表示した場合、攻撃者は、他の Web サイトからの情報、そのコンピュータ上のローカル ファイルにアクセスするか、または悪質なコードをローカルでログオンしたユーザーのセキュリティ コンテキストで実行する可能性があります。

主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?

この脆弱性が悪用されるには、ユーザーがログオンし、電子メールを読み取る、または Web サイトを訪問することが攻撃者にとっての必要条件となります。このため、ユーザーのワークステーションまたはターミナル サーバーなど、電子メールが読み取られる、または Internet Explorer が頻繁に使用されるコンピュータがこの脆弱性による危険に最もさらされます。ほとんどのサーバー コンピュータなど、通常、電子メールを読み取るため、または Web サイトを訪問するために使用されないコンピュータが危険にさらされる可能性は低くなります。

Windows 98Windows 98 Second Edition または Windows Millennium Edition はこのセキュリティ情報で対応する脆弱性による深刻な影響を受けますか?

はい。Windows 98、Windows 98 Second Edition および Windows Millennium Edition はこの脆弱性による深刻な影響を受けます。これらのプラットフォーム用の「緊急」のセキュリティ更新プログラムはこのセキュリティ情報の一部として提供されるそのほかのセキュリティ更新プログラムと同時に利用可能とならない場合があります。これらはセキュリティ情報のリリース後、可能な限り早期に利用可能となります。これらのセキュリティ更新プログラムが利用可能になると、Windows Update Web サイトからのみ、ダウンロード可能となります。深刻度評価システムに関する詳細情報は、次のマイクロソフト Web サイトをご覧下さい。

この更新プログラムは何を修正しますか?

この累積的な更新プログラムは Internet Explorer が CSS を処理する間にメッセージの長さを検証する方法を変更することにより、この脆弱性を排除します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていたのですか?

はい。この脆弱性は一般に公開されていました。これは Common Vulnerability and Exposure の CAN-2004-0842 にアサインされています。

このセキュリティ情報のリリース時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?

いいえ。このセキュリティ情報が最初にリリースされた段階で、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示す情報は受けておらず、また、公開された検証用コードのいかなる実例の存在も確認しておりません。

類似したメソッド名によるリダイレクトのクロスドメインの脆弱性 - CAN-2004-0727:

Internet Explorer のクロス ドメイン セキュリティ モデルが、同様の名前を持つ機能による接続方法を処理する方法が原因で、脆弱性が起こります。 攻撃者はこの脆弱性を悪用し、悪質な Web ページを作成し、ユーザーがそのようなページを含む Web サイトを訪問した場合、リモートでコードが実行される可能性があります。 攻撃者がこの脆弱性を悪用し、Internet Explorer のローカル コンピュータ ゾーンで悪質なスクリプトが実行するか、または別のドメインにある情報にアクセスする可能性があります。 最悪の場合、ユーザーが管理者特権でログオンしていると、攻撃者が影響を受けるコンピュータを完全に制御できる可能性があります。

「類似したメソッド名によるリダイレクトのクロスドメインの脆弱性」の問題を緩和する要素 - CAN-2004-0727:

Web ベースの攻撃シナリオでは、この脆弱性が悪用される Web ページが含まれる Web サイトをホストすることが攻撃者にとっての必要条件となります。攻撃者は、悪質な Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできません。その代わり、攻撃者は、通常攻撃者のサイトへのリンクをユーザーにクリックさせるなどの方法により、ユーザーをそのような Web サイトに誘導することが攻撃者にとっての必要条件となります。ユーザーがリンクをクリックした後、ユーザーにいくつかの動作を実行するよう誘導するメッセージが表示される可能性があります。ユーザーがそのような操作を行った場合にのみ、攻撃が実行される可能性があります。

攻撃者はこの脆弱性を悪用し、ユーザーと同じ特権を取得する可能性があります。コンピュータ上でほとんど特権を持たないよう構成されているアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりも危険にさらされる可能性は低くなります。

マイクロソフト セキュリティ情報 MS04-024 で説明された更新プログラムおよびサポート技術情報 870669 で説明された ADODB.Stream の更新プログラムの両方をインストールした場合、リモートでコードが実行される脆弱性の危険性が低減します。

既定で Outlook Express 6、Outlook 2002 および Outlook 2003 は HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。さらに、Outlook 98 および Outlook 2000 は、Office 2000 アップデート: Service Pack 3 (SP-3) がインストールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。Outlook Express 5.5 Service Pack 2 は、マイクロソフト セキュリティ情報 MS04-018 で提供された更新プログラムがインストールされている場合、HTML 形式の電子メールを制限付きサイト ゾーンで開きます。制限付きサイト ゾーンはこの脆弱性を悪用する攻撃を受ける可能性を低減する手助けとなります。

次のすべての条件があてはまる場合、HTML 形式の電子メールによる攻撃の危険は著しく低減されます。

マイクロソフト セキュリティ情報 MS03-040 またはそれ以降の Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれる更新プログラムを適用している

Outlook Express 5.5 Service Pack 2 またはそれ以降を使用しており、マイクロソフト セキュリティ情報 MS04-018 またはそれ以降の Outlook Express 用の累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれる更新プログラムを適用している

Microsoft Outlook 電子メール セキュリティ アップデートがインストールされている Microsoft Outlook 98 および Outlook 2000 を使用している

Microsoft Outlook Express 6 またはそれ以降、Microsoft Outlook 2000 Service Pack 2 またはそれ以降を既定の構成で使用している

既定で、Windows Server 2003 上の Internet Explorer は、この脆弱性を緩和する「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。Internet Explorer のセキュリティ強化の構成に関する詳細情報については、このセキュリティ更新プログラムに関する「よく寄せられる質問」をご覧下さい。

次の製品はこの脆弱性による影響を受けません。

Windows XP Service Pack 2 上の Internet Explorer 6

「類似したメソッド名によるリダイレクトのクロスドメインの脆弱性」の回避策 - CAN-2004-0727:

マイクロソフトは次の回避策のテストを行ないました。これらの回避策は根本的な脆弱性を修正しませんが、既知の攻撃の方法を阻止する手助けとなります。回避策は機能の低下の原因となる場合もあります。その場合、下記に記します。

インターネットおよびローカルイントラネットゾーンの設定を「高」に設定し、インターネットおよびローカルイントラネットゾーンで ActiveX コントロールおよび Active スクリプティングを実行する前にダイアログを表示する

インターネット セキュリティ ゾーンの設定を変更し、ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトが実行される前にダイアログが表示されるようにすると、この脆弱性に対する保護の手助けとなります。

これを行うためには、次のステップにしたがってください。

1.

Internet Explorer のメニューから [ツール] - [インターネットオプション] をクリックします。

2.

[セキュリティ] タブをクリックします。

3.

[インターネット] のアイコンをクリックし、[レベルのカスタマイズ] ボタンをクリックします。

4.

[設定] の下 の [ActiveX コントロールとプラグイン] のセクションで、[ActiveX コントロールとプラグインの実行][ダイアログを表示する] をクリックします。

5.

[スクリプト] のセクションの [アクティブスクリプト][ダイアログを表示する] をクリックします。次に [OK] をクリックします。

6.

[イントラネット] をクリックし、[レベルのカスタマイズ] をクリックします。

7.

[設定] の下の [ActiveX コントロールとプラグイン] のセクションで、[ActiveX コントロールとプラグインの実行][ダイアログを表示する] をクリックします。

8.

[スクリプト] のセクションの [アクティブスクリプト][ダイアログを表示する] をクリックします。

9.

[OK] を 2 回クリックし、Internet Explorer に戻ります。

回避策の影響 : ActiveX コントロールを実行する前にダイアログが表示される影響があります。インターネット上の多くの Web サイトは ActiveX を使用して、追加の機能を提供します。たとえば、オンラインの電子商取引またはバンキング サイトには ActiveX コントロールを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。ActiveX コントロールを実行する前にダイアログを表示することはすべてのインターネットおよびイントラネット サイトのグローバルな設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックして ActiveX コントロールを実行して下さい。これらのすべての Web サイトでダイアログを表示したくない場合、下記の「Web サイトを信頼される Web サイトのみに制限する」回避策を使用することができます。

Web サイトを信頼される Web サイトのみに制限する

インターネットおよびローカル イントラネット ゾーンで ActiveX コントロールが実行される前にダイアログが表示されるように設定した後、信頼する Web サイトを Internet Explorer の [信頼済み] サイトに追加することができます。これにより、信頼されていない Web サイトからのこの攻撃から保護する手助けを行いながら、現在使用しているのとまったく同様に、信頼する Web サイトを引き続き使用することができます。マイクロソフトは信頼される Web サイトのみを [信頼済み] サイト ゾーンに追加することを推奨します。

これを行うためには、次のステップにしたがってください。

1.

Internet Explorer のメニューから [ツール] をクリックし、[インターネットオプション] をクリックします。次に [セキュリティ] タブをクリックします。

2.

[Web コンテンツのゾーンを選択してセキュリティのレベルを設定する] で、[信頼済みサイト] をクリックし、次に [サイト] をクリックします。

3.

暗号化されたチャネルを必要としない Web サイトを追加したい場合、[このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認 (https:) を必要とする] のチェック ボックスをクリックし、チェックを外します。

4.

[次の Web サイトをゾーンに追加する] で、信頼する Web サイトの URL を入力し、次に [追加] ボタンをクリックします。

5.

ゾーンに追加したい各 Web サイトについて、これらのステップを繰り返します。

6.

[OK] を 2 回クリックし、Internet Explorer に戻ります。

悪意のある動作がコンピュータ上で行われないと信頼するサイトをすべて追加します。 なお、特に追加すべき Web サイトは http://update.microsoft.com/microsoftupdate/ です。 この Web サイトはセキュリティ更新プログラムを提供する Web サイトで、セキュリティ更新プログラムをインストールするためには ActiveX コントロールの使用を必要とします。

Internet Explorer のマイコンピュータゾーンのセキュリティ設定を強化する

この脆弱性により、攻撃者はマイ コンピュータ ゾーンで HTML 形式のコードを実行できるため、ユーザーは、このゾーンの既定の設定を制限することにより、この脆弱性の影響を低減することができます。これらの設定に関する詳細情報およびこれらの既定の設定の変更により起こる可能性のある影響に関する詳細情報は、マイクロソフト サポート技術情報 833633 をご覧下さい。

回避策の影響 : マイクロソフトはお客様に Internet Explorer のセキュリティ設定へのこれらの変更は最後の手段として検討することを推奨します。これらの変更を行った場合、Windows プログラムおよびコンポーネントのいくつかの機能が失われる場合があります。運用環境でこれらの変更を行う前に、広範なテストを行い、すべてのユーザーにミッションクリティカルなプログラムが引き続き動作することを確認して下さい。

Outlook 2000 Service Pack 1 またはそれより前のバージョンを使用している場合、Outlook 電子メールセキュリティアップデートをインストールする

既定で、Outlook Express 6、Outlook 2002、および Outlook 2003 は、HTML 形式の電子メールを制限付きサイト ゾーンで開きます。また、Outlook 98 および Outlook 2000 も、Outlook 電子メール セキュリティ 更新プログラムがインストールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージが制限付きサイト ゾーンで開きます。

これらの製品のいずれかを使用しているお客様は、ユーザーが電子メール メッセージの悪質なリンクをクリックしない限り、この脆弱性の悪用を試みる電子メールによる攻撃の危険性が低減されます。

Outlook Express 5.5 SP2 を使用している場合、マイクロソフトセキュリティ情報MS04-018に含まれている更新プログラムをインストールするOutlook Express 5.5 Service Pack 2 は、MS04-018に含まれている更新プログラムがインストールされている場合、HTML 形式の電子メールメッセージが制限付きサイトゾーンで開く

これらの製品のいずれかを使用しているお客様は、ユーザーが電子メール メッセージの悪質なリンクをクリックしない限り、この脆弱性の悪用を試みる電子メールによる攻撃の危険性が低減されます。

Outlook 2002 以降、および Outlook Express 6 Service Pack 1 以降を使用している場合、電子メールメッセージをテキスト形式で表示するよう設定してください。これにより、HTML 形式の電子メールを経路とする攻撃からシステムを保護することができます。

Office XP Service Pack 1 以降を適用している Microsoft Outlook 2002 ユーザー、および Internet Explorer 6 Service Pack 1 を適用している Outlook Express 6 ユーザーは、デジタル署名されていないすべての電子メール メッセージまたは暗号化されていない電子メール メッセージを、テキスト形式のみで表示するよう設定できます。

デジタル署名されている電子メール メッセージおよび暗号化されている電子メール メッセージは、設定による影響は受けず、その元の形式で読み取ることができる場合があります。 Outlook 2002 のこの設定を有効にする方法に関する情報は、サポート技術情報 307594 で説明されています。

この設定を Outlook Express 6 で行う方法の詳細については、サポート技術情報 291387 をご覧ください。

回避策の影響 : テキスト形式で電子メールが表示されるように設定すると、画像、特別なフォント、アニメーションまたはそのほかのリッチ コンテンツは含まれなくなります。さらに、次の処理が実行されます。

変更はプレビュー ウィンドウおよび開いているメッセージに適用されます。

画像は、失われず添付ファイルとなります。

メッセージは保存場所では依然としてリッチテキスト形式、または HTML 形式であるため、オブジェクト モデル (カスタムコード ソリューション) が予期しない動作をする場合があります。

「類似したメソッド名によるリダイレクトのクロスドメインの脆弱性」のよく寄せられる質問 - CAN-2004-0727:

どのようなことが起こる可能性がありますか?

Internet Explorer のクロス ドメインのセキュリティ モデルが、類似したメソッド名を持つ機能により、ナビゲーション メソッドを処理する方法が原因で、脆弱性が起こります。 この脆弱性を悪用する悪質な Web ページを攻撃者が作成した場合、ユーザーがそのページを含む Web サイトを訪問した際、リモートからコードが実行される可能性があります。 この脆弱性が悪用された場合、Internet Explorer のローカル コンピュータ ゾーンで悪質なスクリプトが実行しされたり、別のドメインの情報にアクセスされる可能性があります。 最悪の場合、ユーザーが管理者特権でログオンしていると、この脆弱性の悪用に成功した攻撃者によって影響を受けるコンピュータを完全に制御される可能性があります。システムに対する特権が少ないユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりも危険にさらされる可能性が低減します。

何が原因で起こりますか?

Internet Explorer のドメイン間のセキュリティ モデルにおける、類似する機能名のナビゲーション メソッドの検証プロセスが原因です。

Internet Explorer が使用するクロスドメインのセキュリティモデルとは何ですか?

ブラウザの主要なセキュリティ機能の 1 つは、同じ Web サイトからのウィンドウが互いに対話できるようにする一方、異なる Web サイトの管理によるブラウザウィンドウが互いに干渉しない、または互いのデータにアクセスしないようにすることです。 協力するブラウザウィンドウと協力しないブラウザウィンドウを区別するために、「ドメイン」という概念が作られました。 ドメインとはセキュリティの境界です。同じドメイン内で開かれているウィンドウは互いに対話することができますが、別のドメインからのウィンドウは互いに対話できません。 クロスドメインセキュリティモデルとは別のドメインからのウィンドウが互いに干渉しないようにするセキュリティアーキテクチャの一部です。

ドメインの最も簡単な例として、Web サイトがあります。 たとえば、ユーザーが http://www.microsoft.com を訪問し、http://www.microsoft.com/security へのウィンドウを開くとします。両方の Web サイトは同じドメインである http://www.microsoft.com に属しているため、互いに対話することができます。しかし、ユーザーが http://www.microsoft.com を訪問し、別の Web サイトへのウィンドウを開く場合、クロスドメインセキュリティ モデルにより、2 つのウィンドウは互いに保護されます。 この概念はさらに応用されています。 ユーザーのローカルコンピュータ上のファイル システムもドメインです。 このため、たとえば http://www.microsoft.com がウィンドウを開き、ユーザーにそのユーザーのハード ドライブのファイルを表示することもできます。 しかし、ユーザーのローカル ファイル システムはその Web サイトとは別のドメインに存在するため、クロスドメインセキュリティモデルは、その Web サイトが表示されているファイルを読み取らないようにする必要があります。

Internet Explorer のドメイン間のセキュリティ モデルは、Internet Explorer のセキュリティ ゾーンを設定することによって、構成できます。

Internet Explorer のセキュリティゾーンとは何ですか?

Internet Explorer のセキュリティ ゾーンとは、オンラインのコンテンツがどの程度信頼性があるものであるかということを基準に、カテゴリまたはゾーンに分類される仕組みの一部です。 各ドメインのコンテンツに対する信頼性を基準に、特定のドメインをゾーンに割り当てることができます。 割り当てると、ゾーンのポリシーに基づき、Web コンテンツの機能が制限されます。 既定では、ほとんどのインターネットドメインは、インターネット ゾーンの一部として扱われます。 インターネット ゾーンの既定のポリシーによって、スクリプトや他のアクティブなコードが、ローカルコンピュータ上のリソースにアクセスができないようにされています。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?

攻撃者はこの脆弱性を悪用し、Internet Explorer のローカル コンピュータのセキュリティ ゾーンで、悪質なスクリプト コードを実行する可能性があります。 これによって、影響を受けるコンピュータを、完全に制御できる場合があります。

どのように攻撃者はこの脆弱性を悪用する可能性がありますか?

攻撃者は、悪質な Web ページまたは HTML 形式の電子メール メッセージを作成し、ユーザーがそのようなページを表示するように誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。ユーザーがそのようなページや電子メール メッセージを表示した場合、攻撃者は他の Web サイトから情報にアクセスするか、またはコンピュータ上のローカルファイルにアクセスし、ローカル コンピュータ ゾーンのセキュリティ コンテキストでスクリプトが実行される可能性があります。

主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?

攻撃者がこの脆弱性を悪用し、不正な動作を行うには、ユーザーがログオンし、電子メールや Web サイトを表示していることが必要条件となります。このため、ユーザーのワークステーションまたはターミナル サーバーなど、頻繁に電子メールを読んだり、Internet Explorer を使用するコンピュータが、この脆弱性による危険に最もさらされます。サーバーなど、電子メールを読んだり Web サイトを表示したりしないシステムでは、この脆弱性の危険にさらされる可能性が低いです。

Windows 98Windows 98 Second Edition または Windows Millennium Edition はこの脆弱性による深刻な影響を受けますか?

はい。Windows 98、Windows 98 Second Edition または Windows Millennium Edition はこの脆弱性による深刻な影響を受けます。これらのプラットフォーム用の「緊急」のセキュリティ更新プログラムはこのセキュリティ情報の一部として提供されるそのほかのセキュリティ更新プログラムと同時に利用可能とならない場合があります。それらのセキュリティ更新プログラムは、セキュリティ情報のリリース後、できるだけ早くリリースされる予定です。これらのセキュリティ更新プログラムが利用可能になると、Windows Update Web サイトからのみ、ダウンロード可能となります。深刻度評価システムに関する詳細情報は、次のマイクロソフト Web サイトをご覧下さい。

この脆弱性がインターネットで悪用される可能性はありますか?

はい。攻撃者はこの脆弱性をインターネット上で悪用する可能性があります。マイクロソフトは どのようにコンピュータを保護するかについての情報を提供しています。 ホーム ユーザーの方は、Protect Your PC Web サイトをご覧ください。IT プロフェッショナルは、セキュリティ ガイダンス センターの Web サイトをご覧ください。

この更新プログラムは何を修正しますか?

この更新プログラムは、Internet Explorer が、類似した名前のナビゲージョン メソッドを検証する方法を変更することにより、この脆弱性を排除します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていたのですか?

はい。この脆弱性は一般に公開されていました。これは Common Vulnerability and Exposure の CAN-2004-0727 にアサインされています。また、より大きなセキュリティコミュニティにより、“SimliarMethodNameRedir” と呼ばれています。

このセキュリティ情報のリリース時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?

はい。 このセキュリティ情報のリリース時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていました。

このセキュリティ更新プログラムの適用はこの脆弱性を悪用する公開されているコードから顧客を保護する手助けとなりますか?

はい。このセキュリティ更新プログラムは、現在悪用される可能性のある脆弱性を解決します。解決される脆弱性は Common Vulnerability and Exposure の番号 CAN-2004-0727 に割り当てられています。

インストール エンジンの脆弱性 - CAN-2004-0216:

inseng.dll に脆弱性が存在し、それにより、影響を受けるシステムに対し、リモートからコードを実行される可能性があります。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、そのコンピュータの完全制御を取得する可能性があります。

「インストール エンジンの脆弱性」の問題を緩和する要素 - CAN-2004-0216:

Web ベースの攻撃シナリオでは、この脆弱性が悪用される Web ページが含まれる Web サイトをホストすることが攻撃者にとっての必要条件となります。攻撃者は、悪質な Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできません。その代わり、攻撃者は、通常攻撃者のサイトへのリンクをユーザーにクリックさせるなどの方法により、ユーザーをそのような Web サイトに誘導することが攻撃者にとっての必要条件となります。ユーザーがリンクをクリックした後、ユーザーにいくつかの動作を実行するよう誘導するメッセージが表示される可能性があります。ユーザーがそのような操作を行った場合にのみ、攻撃が実行される可能性があります。

攻撃者はこの脆弱性を悪用し、ユーザーと同じ特権を取得する可能性があります。コンピュータ上でほとんど特権を持たないよう構成されているアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりも危険にさらされる可能性は低くなります。

マイクロソフト セキュリティ情報 MS04-024 で説明された更新プログラムおよびサポート技術情報 870669 で説明された ADODB.Stream の更新プログラムの両方をインストールした場合、リモートでコードが実行される脆弱性の危険性が低減します。

既定で Outlook Express 6、Outlook 2002 および Outlook 2003 は HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。さらに、Outlook 98 および Outlook 2000 は、Office 2000 アップデート: Service Pack 3 (SP-3) がインストールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。Outlook Express 5.5 Service Pack 2 は、マイクロソフト セキュリティ情報 MS04-018 で提供された更新プログラムがインストールされている場合、HTML 形式の電子メールを制限付きサイト ゾーンで開きます。制限付きサイト ゾーンはこの脆弱性を悪用する攻撃を受ける可能性を低減する手助けとなります。

次のすべての条件があてはまる場合、HTML 形式の電子メールによる攻撃の危険は著しく低減されます。

マイクロソフト セキュリティ情報 MS03-040 またはそれ以降の Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれる更新プログラムを適用している

Outlook Express 5.5 Service Pack 2 またはそれ以降を使用しており、マイクロソフト セキュリティ情報 MS04-018 またはそれ以降の Outlook Express 用の累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれる更新プログラムを適用している

Microsoft Outlook 電子メール セキュリティ アップデートがインストールされている Microsoft Outlook 98 および Outlook 2000 を使用している

Microsoft Outlook Express 6 またはそれ以降、Microsoft Outlook 2000 Service Pack 2 またはそれ以降を既定の構成で使用している

既定で、Windows Server 2003 上の Internet Explorer は、この脆弱性を緩和する「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。Internet Explorer のセキュリティ強化の構成に関する詳細情報については、このセキュリティ更新プログラムに関する「よく寄せられる質問」をご覧下さい。

次の製品はこの脆弱性による影響を受けません。

Windows XP Service Pack 2 上の Internet Explorer 6

インストール エンジンの脆弱性」の回避策 - CAN-2004-0216:

マイクロソフトは次の回避策のテストを行ないました。これらの回避策は根本的な脆弱性を修正しませんが、既知の攻撃の方法を阻止する手助けとなります。回避策は機能の低下の原因となる場合もあります。その場合、下記に記します。

インターネットおよびローカルイントラネットゾーンの設定を「高」に設定し、インターネットおよびローカルイントラネットゾーンで ActiveX コントロールおよび Active スクリプティングを実行する前にダイアログを表示する

インターネット セキュリティ ゾーンの設定を変更し、ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトが実行される前にダイアログが表示されるようにすると、この脆弱性に対する保護の手助けとなります。

これを行うためには、次のステップにしたがってください。

1.

Internet Explorer のメニューから [ツール] - [インターネットオプション] をクリックします。

2.

[セキュリティ] タブをクリックします。

3.

[インターネット] のアイコンをクリックし、[レベルのカスタマイズ] ボタンをクリックします。

4.

[設定] の下 の [ActiveX コントロールとプラグイン] のセクションで、[ActiveX コントロールとプラグインの実行][ダイアログを表示する] をクリックします。

5.

[スクリプト] のセクションの [アクティブスクリプト][ダイアログを表示する] をクリックします。次に [OK] をクリックします。

6.

[イントラネット] をクリックし、[レベルのカスタマイズ] をクリックします。

7.

[設定] の下の [ActiveX コントロールとプラグイン] のセクションで、[ActiveX コントロールとプラグインの実行][ダイアログを表示する] をクリックします。

8.

[スクリプト] のセクションの [アクティブスクリプト][ダイアログを表示する] をクリックします。

9.

[OK] を 2 回クリックし、Internet Explorer に戻ります。

回避策の影響 : ActiveX コントロールを実行する前にダイアログが表示される影響があります。インターネット上の多くの Web サイトは ActiveX を使用して、追加の機能を提供します。たとえば、オンラインの電子商取引またはバンキング サイトには ActiveX コントロールを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。ActiveX コントロールを実行する前にダイアログを表示することはすべてのインターネットおよびイントラネット サイトのグローバルな設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックして ActiveX コントロールを実行して下さい。これらのすべての Web サイトでダイアログを表示したくない場合、下記の「Web サイトを信頼される Web サイトのみに制限する」回避策を使用することができます。

Web サイトを信頼される Web サイトのみに制限する

インターネットおよびローカル イントラネット ゾーンで ActiveX コントロールが実行される前にダイアログが表示されるように設定した後、信頼する Web サイトを Internet Explorer の [信頼済み] サイトに追加することができます。これにより、信頼されていない Web サイトからのこの攻撃から保護する手助けを行いながら、現在使用しているのとまったく同様に、信頼する Web サイトを引き続き使用することができます。マイクロソフトは信頼される Web サイトのみを [信頼済み] サイト ゾーンに追加することを推奨します。

これを行うためには、次のステップにしたがってください。

1.

Internet Explorer のメニューから [ツール] をクリックし、[インターネットオプション] をクリックします。次に [セキュリティ] タブをクリックします。

2.

[Web コンテンツのゾーンを選択してセキュリティのレベルを設定する] で、[信頼済みサイト] をクリックし、次に [サイト] をクリックします。

3.

暗号化されたチャネルを必要としない Web サイトを追加したい場合、[このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認 (https:) を必要とする] のチェック ボックスをクリックし、チェックを外します。

4.

[次の Web サイトをゾーンに追加する] で、信頼する Web サイトの URL を入力し、次に [追加] ボタンをクリックします。

5.

ゾーンに追加したい各 Web サイトについて、これらのステップを繰り返します。

6.

[OK] を 2 回クリックし、Internet Explorer に戻ります。

悪意のある動作がコンピュータ上で行われないと信頼するサイトをすべて追加します。 なお、特に追加すべき Web サイトは http://update.microsoft.com/microsoftupdate/ です。 この Web サイトはセキュリティ更新プログラムを提供する Web サイトで、セキュリティ更新プログラムをインストールするためには ActiveX コントロールの使用を必要とします。

Outlook 2000 Service Pack 1 またはそれより前のバージョンを使用している場合、Outlook 電子メールセキュリティアップデートをインストールする

既定で、Outlook Express 6、Outlook 2002、および Outlook 2003 は、HTML 形式の電子メールを制限付きサイト ゾーンで開きます。また、Outlook 98 および Outlook 2000 も、Outlook 電子メール セキュリティ 更新プログラムがインストールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージが制限付きサイト ゾーンで開きます。

これらの製品のいずれかを使用しているお客様は、ユーザーが電子メール メッセージの悪質なリンクをクリックしない限り、この脆弱性の悪用を試みる電子メールによる攻撃の危険性が低減されます。

Outlook Express 5.5 SP2 を使用している場合、マイクロソフトセキュリティ情報MS04-018に含まれている更新プログラムをインストールするOutlook Express 5.5 Service Pack 2 は、MS04-018に含まれている更新プログラムがインストールされている場合、HTML 形式の電子メールメッセージが制限付きサイトゾーンで開く

これらの製品のいずれかを使用しているお客様は、ユーザーが電子メール メッセージの悪質なリンクをクリックしない限り、この脆弱性の悪用を試みる電子メールによる攻撃の危険性が低減されます。

Outlook 2002 以降、および Outlook Express 6 Service Pack 1 以降を使用している場合、電子メールメッセージをテキスト形式で表示するよう設定してください。これにより、HTML 形式の電子メールを経路とする攻撃からシステムを保護することができます。

Office XP Service Pack 1 以降を適用している Microsoft Outlook 2002 ユーザー、および Internet Explorer 6 Service Pack 1 を適用している Outlook Express 6 ユーザーは、デジタル署名されていないすべての電子メール メッセージまたは暗号化されていない電子メール メッセージを、テキスト形式のみで表示するよう設定できます。

デジタル署名されている電子メール メッセージおよび暗号化されている電子メール メッセージは、設定による影響は受けず、その元の形式で読み取ることができる場合があります。 Outlook 2002 のこの設定を有効にする方法に関する情報は、サポート技術情報 307594 で説明されています。

この設定を Outlook Express 6 で行う方法の詳細については、サポート技術情報 291387 をご覧ください。

回避策の影響 : テキスト形式で電子メールが表示されるように設定すると、画像、特別なフォント、アニメーションまたはそのほかのリッチ コンテンツは含まれなくなります。さらに、次の処理が実行されます。

変更はプレビュー ウィンドウおよび開いているメッセージに適用されます。

画像は、失われず添付ファイルとなります。

メッセージは保存場所では依然としてリッチテキスト形式、または HTML 形式であるため、オブジェクト モデル (カスタムコード ソリューション) が予期しない動作をする場合があります。

「インストール エンジンの脆弱性」のよく寄せられる質問 - CAN-2004-0216

どのようなことが起こる可能性がありますか?

これはリモートでコードが実行される脆弱性です。ユーザーが管理者特権でログオンした場合、攻撃者がこれらの脆弱性の中の最も深刻なものを悪用し、影響を受けるコンピュータを完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全な特権を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。システムに対する特権が少ないユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりも危険にさらされる可能性が低減されます。

何が原因で起こりますか?

Internet Explorer のインストール エンジンに未チェックのバッファが存在することが原因です。

インストールエンジンとは何ですか?

インストール エンジンとは、Internet Explorer の Active Setup テクノロジです。 Active Setup は、インストールプログラムが、プログラムの初期化に必要なファイルをインターネットから受け取るのを許可します。

どのように攻撃者はこの脆弱性を悪用する可能性がありますか?

攻撃者は悪質な Web ページまたは HTML 形式の電子メール メッセージ作成し、ユーザーがそれらを表示するように誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。ユーザーがそのようなページ、または電子メールメッセージを表示した場合、攻撃者が他の Web サイトからのその情報にアクセスしたり、コンピュータ上のローカル ファイルにアクセスしたり、ローカルでログオンしているユーザーのセキュリティコンテキストで悪質なコードを実行する可能性があります。

主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?

攻撃者がこの脆弱性を悪用し、悪意のある動作を行うには、ユーザーがログオンし、電子メールや Web サイトを表示していることが必要条件となります。このため、ユーザーのワークステーションまたはターミナル サーバーなど、頻繁に電子メールを読んだり、Internet Explorer を使用するコンピュータが、この脆弱性による危険に最もさらされます。サーバーなど、電子メールを読んだり Web サイトを表示したりしないシステムでは、この脆弱性の危険にさらされる可能性が低いといえます。

Windows 98Windows 98 Second Edition または Windows Millennium Edition はこの脆弱性による深刻な影響を受けますか?

はい。Windows 98、Windows 98 Second Edition または Windows Millennium Edition はこの脆弱性による深刻な影響を受けます。これらのプラットフォーム用の「緊急」のセキュリティ更新プログラムはこのセキュリティ情報の一部として提供されるそのほかのセキュリティ更新プログラムと同時に利用可能とならない場合があります。それらのセキュリティ更新プログラムは、セキュリティ情報のリリース後、できるだけ早くリリースされる予定です。これらのセキュリティ更新プログラムが利用可能になると、Windows Update Web サイトからのみ、ダウンロード可能となります。深刻度評価システムに関する詳細情報は、次のマイクロソフト Web サイトをご覧下さい。

この更新プログラムは何を修正しますか?

この更新プログラムは、割り当てられたバッファにメッセージを渡す前に、Internet Explorer のインストール エンジンがメッセージの長さを検証する方法を変更することによって、脆弱性を排除します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていたのですか?

いいえ。マイクロソフトは信頼される情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報のリリース時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?

いいえ。このセキュリティ情報が最初にリリースされた段階で、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示す情報は受けておらず、また、公開された検証用コードのいかなる実例の存在も確認しておりません。

ドラッグ アンド ドロップの脆弱性 - CAN-2004-0839:

Internet Explorer がドラッグ アンド ドロップを処理する方法に脆弱性があるため、攻撃者が特権の昇格をする可能性があります。 攻撃者がこの脆弱性を悪用するには、悪質な Web ページや電子メールを作成し、それを表示したユーザーのシステム上に、ファイルを保存する必要があります。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピュータを完全に制御する可能性があります。 しかし、これを行うには、ユーザー側での操作も必要となります。

「ドラッグ アンド ドロップの脆弱性」の問題を緩和する要素 - CAN-2004-0839:

Web ベースの攻撃シナリオでは、攻撃者がこの脆弱性を悪用するために使用する Web ページが含まれる Web サイトをホストすることが必要条件となります。攻撃者は、悪質な Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできません。その代わり、攻撃者は通常、ユーザーが攻撃者のサイトへのリンクをクリックし、攻撃者の Web サイトを訪問するように誘導する可能性があります。 ユーザーがリンクをクリックすると、悪質な Web サイトで動作が行われ、Internet Explorer がドラッグ アンド ドロップの処理が開始する可能性があります。

攻撃者はこの脆弱性を悪用し、ユーザーのコンピュータ上の特定の場所に、悪質なコードを保存する可能性があります。 そしてユーザーがコンピュータを再起動したり、ログオフした後に再度ログインしたり、または攻撃者がローカルに保存したコードをユーザーが不注意に実行してしまった場合など、このコードが実行され、攻撃が起こる可能性があります。

攻撃者はこの脆弱性を悪用し、ユーザーと同じ特権を取得する可能性があります。システムに対する特権が少ないユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりも危険にさらされる可能性が低減されます。

既定で、Outlook Express 6、Outlook 2002、および Outlook 2003 は、HTML 形式の電子メールを制限付きサイト ゾーンで開きます。また、Outlook 98 および Outlook 2000 は、Outlook 電子メール セキュリティ 更新プログラム がインストールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージが制限付きサイト ゾーンで開かれます。Outlook Express 5.5 Service Pack 2 は、MS04-018に含まれる更新プログラムがインストールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージが制限付きサイト ゾーンで開きます。制限付きサイト ゾーンはこの脆弱性を悪用する攻撃を受ける可能性を下げます。

次のすべての条件があてはまる場合、HTML 形式の電子メールによる攻撃の危険は著しく低減されます。

マイクロソフト セキュリティ情報 MS03-040 またはそれ以降の Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれる更新プログラムを適用している

Outlook Express 5.5 Service Pack 2 またはそれ以降を使用しており、マイクロソフト セキュリティ情報 MS04-018 またはそれ以降の Outlook Express 用の累積的なセキュリティ更新プログラムに含まれる更新プログラムを適用している

Microsoft Outlook Express 6 またはそれ以降、Microsoft Outlook 2000 Service Pack 2 またはそれ以降を既定の構成で使用している

既定で、Windows Server 2003 上の Internet Explorer は、この脆弱性を緩和する「セキュリティ強化の構成」と呼ばれる制限されたモードで実行されます。Internet Explorer のセキュリティ強化の構成に関する詳細情報については、このセキュリティ更新プログラムに関する「よく寄せられる質問」をご覧下さい。

次の製品はこの脆弱性による影響を受けません。

Windows XP Service Pack 2 上の Internet Explorer 6