Microsoft Distributed Transaction Coordinator (MSDTC) の脆弱性によりサービス拒否が起こる (913580) (MS06-018)

公開日: 2006年5月10日 | 最終更新日: 2006年5月10日

概要 :

このセキュリティ情報の対象となるユーザー : Microsoft Windows をご使用のお客様

脆弱性の影響 : サービス拒否

最大深刻度 : 警告

推奨する対応策 : お客様はセキュリティ更新プログラムの適用を検討してください。

含まれる過去のセキュリティ更新プログラム : このセキュリティ情報で提供される更新プログラムは、以前提供された更新プログラムに置き換わるものです。置き換わる更新プログラムの一覧については、このセキュリティ情報の「よく寄せられる質問」をご覧ください。

警告 : なし

テストしたソフトウェアおよび更新プログラムのダウンロード先 :

影響を受けるソフトウェア :

PC/ATPC-9800MU

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4

ダウンロード

ダウンロード

Microsoft Update

Microsoft Windows XP Service Pack 1 および Microsoft Windows XP Service Pack 2

ダウンロード

-

Microsoft Update

Microsoft Windows Server 2003

ダウンロード

-

Microsoft Update

Microsoft Windows Server 2003 for Itanium-based Systems

ダウンロード

-

Microsoft Update

ダウンロードこのマークをクリックして、PC/AT 互換機用または NEC PC-9800 シリーズ用の更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法および更新プログラムのインストール方法をご覧ください。

Microsoft Updateこのマークの付いている更新プログラムは Microsoft Update からインストールすることもできます。
Microsoft Update の利用方法については以下のサイトを参照してください。

Microsoft Update 利用の手順
http://www.microsoft.com/japan/athome/security/update/j_musteps.mspx

影響を受けないソフトウェア :

Microsoft Windows XP Professional x64 Edition

Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1

Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition

Microsoft Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems

Microsoft Windows 98、Microsoft Windows 98 Second Edition (SE)、および Microsoft Windows Millennium Edition (Me)

上記のソフトウェアのテストを行い、この脆弱性による影響を評価しました。それより前のバージョンに関してはサポートの対象となっていないため、調査はおこなわれていません。そのため、この脆弱性による影響は不明です。ご使用中の製品およびバージョンのサポートライフ サイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧下さい。

詳細

要点

この更新プログラムは新たに確認され、非公開で報告されたいくつかの脆弱性を解決します。各脆弱性はこのセキュリティ情報の「脆弱性の詳細」欄に説明されています。

マイクロソフトは、お客様にこの更新プログラムを直ちに適用することを推奨します。

深刻度および脆弱性識別番号 :

脆弱性識別番号脆弱性の影響Windows 2000Windows XP Service Pack 1Windows XP Service Pack 2Windows Server 2003

MSDTC の無効なメモリ アクセスの脆弱性 - CVE-2006-0034

サービス拒否

警告

注意

なし

注意

MSDTC のサービス拒否の脆弱性 - CVE-2006-1184

サービス拒否

警告

注意

注意

注意

すべての脆弱性の総合的な深刻度


警告

注意

注意

注意

この評価はこの脆弱性の影響を受けるシステムの種類、システムの典型的な展開形式およびこの脆弱性がシステムに及ぼす影響に基づいています。

: x86 以外のオペレーティング システムのバージョンについての深刻度は、次の x86 オペレーティング システムのバージョンと同じです。

Microsoft Windows Server 2003 for Itanium-based Systems の深刻度は Windows Server 2003 の深刻度と同じです。

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問

なぜこの更新プログラムはいくつかの報告されたセキュリティ上の脆弱性を解決するのですか?

この更新プログラムには、複数の脆弱性を解決するための変更が含まれています。これは、複数の脆弱性に対処するために変更する必要のあるファイルに関連性があるためです。ユーザーは、ほぼ同一の変更を行う更新プログラムを複数インストールする代わりに、この更新プログラムのみをインストールすることで問題に対処することができます。

この更新プログラムにより何が置き換えられますか?

これは、以前にリリースされたセキュリティ更新プログラムに置き換わるセキュリティ更新プログラムです。セキュリティ情報の ID 番号および影響を受けるオペレーティング システムのバージョンを次の表に記載します。

セキュリティ情報番号Windows 2000Windows XPWindows Server 2003

MS05-051

置き換わる

置き換えられない

置き換えられない

Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Service Pack 6a および Windows 2000 Service Pack 2 の延長されたセキュリティ更新プログラムのサポートは 2004 6 30 日に終了しました。Microsoft Windows NT 4.0 Server Service Pack 6a の延長されたセキュリティ更新プログラムのサポートは2004 12 31 日に終了しました。Microsoft Windows 2000 Service Pack 3 の延長されたセキュリティ更新プログラムのサポートは 2005 6 30 日に終了しました。これらのオペレーティングシステムのうちの 1 つを現在でも使用していますが、どうしたらよいですか?

Windows NT Workstation 4.0 Service Pack 6a、Windows NT Server 4.0 Server Service Pack 6a、Windows 2000 Service Pack 2 および Windows 2000 Service Pack 3 についてはライフ サイクルが終了しました。今後の脆弱性の影響を受ける可能性を防ぐため、これらのオペレーティング システムを使用しているお客様は、サポート対象のバージョンに移行することを強く推奨します。Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する詳細情報は、マイクロソフト サポート ライフサイクル をご覧ください。これらのオペレーティングシステムのバージョンについて、延長されたセキュリティ更新プログラムのサポート期間に関する詳細情報は、マイクロソフト製品サポート サービス Web サイトをご覧ください。

これらの製品に関するカスタムサポートが必要なお客様は、担当営業、またはマイクロソフト アカウント チームの担当者、担当テクニカル アカウント マネージャ (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフトサポート契約センター (営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253) までお問い合わせください。連絡先の情報は、Microsoft Worldwide Information Web サイト の Contact Information のプルダウン リストから、国を選択し、[Go] ボタンをクリックすると、連絡先の電話番号が表示されます。お問い合わせの際、現地プレミア サポート営業担当にご連絡ください。詳細情報は、Windows オペレーティング システム FAQ をご覧ください。詳細情報は、Windows オペレーティング システム FAQ をご覧下さい。

Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) 1.2.1 を使用して、この更新プログラムが必要であるかどうかを確認することはできますか?

はい。MBSA 1.2.1 により、この更新プログラムが必要かどうかを確認することができます。MBSA に関する詳細は、MBSA Web サイト をご覧ください。

Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) 2.0 を使用して、この更新プログラムが必要であるかどうかを確認することはできますか?

はい。MBSA 2.0 により、この更新プログラムが必要かどうかを確認することができます。MBSA 2.0 は Microsoft Update がサポートする製品に関するセキュリティ更新プログラムを検出できます。MBSA に関する詳細は、MBSA Web サイト をご覧ください。

Systems Management Server (SMS) を使用して、この更新プログラムが必要であるかどうかを確認することはできますか?

はい。SMS は、このセキュリティ更新プログラムを検出し、展開する支援をします。

Security Update Inventory Tool (SUIT) が含まれている SMS Software Update Services (SUS) Feature Pack は、セキュリティ更新プログラムを検出するために SMS で使用することができます。SMS SUIT は、検出に MBSA 1.2.1 エンジンを使用するため、MBSA が検出しないプログラムに関し、このセキュリティ情報に記載されているものと同じ制限があります。

Security Update Inventory Tool に関する詳細は、次のマイクロソフトの Web サイトをご覧ください。Security Update Inventory Tool の制限に関する詳細情報は、サポート技術情報 306460 をご覧ください。

また SMS SUS Feature Pack も Microsoft Office アプリケーションに必要な更新プログラムを検出するために、Microsoft Office Inventory Tool が含まれています。

SMS 2003 Inventory Tool for Microsoft Updates は、Microsoft Update により提供されるセキュリティ更新プログラムおよび Windows Server Update Services よりサポートされるセキュリティ更新プログラムを検出するために、SMS により使用されます。SMS 2003 Inventory Tool for Microsoft Updates に関する詳細は、次の Web サイトをご覧ください。

Inventory Tool for Microsoft Updates を使用していない SMS 2.0 または SMS 2003 のお客様は、この更新プログラムの完全な検出および適用を受けるために、Extended Security Update Inventory Tool の更新されたバージョンをダウンロードし適用する必要があります。

SMS に関する詳細情報は、次の SMS Web サイトをご覧ください。

脆弱性の詳細

MSDTC の無効なメモリ アクセスの脆弱性 - CVE-2006-0034:

サービス拒否 の脆弱性が存在し、これにより攻撃者が特別な細工をしたネットワークのメッセージを、影響を受けるコンピュータに送る可能性があります。攻撃者により、Distributed Transaction Coordinator (MSDTC) が応答しなくなる可能性があります。攻撃者により、サービス拒否の脆弱性が悪用されても、コードの実行、特権の昇格が行われることはありません。しかし、影響を受けるコンピュータが要求を受け入れない可能性があります。

「MSDTC の無効なメモリ アクセスの脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2006-0034:

これは、サービス拒否の脆弱性です。この問題で、攻撃者によりコードが実行されたり、ユーザーの権限が昇格されることはないと思われますが、影響を受けるサービスによる要求の承諾が停止させられる可能性があります。

Microsoft Distributed Transaction Coordinator が攻撃により応答を停止した場合でも Microsoft Distributed Transaction Coordinator に依存していないサービスの機能は通常通りに継続します。通常、この攻撃によりコンピュータの一般的な安定に影響が与えられることはありません。

影響を受けるコンポーネントを必要とするお客様については、ファイアウォール使用の最善策および標準のファイアウォールの既定の構成により、ネットワーク境界の外部から行われる攻撃からネットワークを保護することができます。インターネットに接続したコンピュータでは、最低限の数のポートしか開かないようにすることが最善策として推奨されます。

「MSDTC の無効なメモリ アクセスの脆弱性」の回避策 - CVE-2006-0034:

Distributed Transaction Coordinator を無効にする

Distributed Transaction Coordinator を無効にすることは、影響を受けるコンピュータを脆弱性の悪用から守る手助けとなります。Distributed Transaction Coordinator を無効にするためには、次のステップを行なってください。

1.

[スタート] をクリックして [コントロールパネル] をクリックします。または、[スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントして [コントロールパネル] をクリックします。

2.

[管理ツール] をダブルクリックします。

3.

[サービス] をクリックします。

4.

[Distributed Transaction Coordinator] をダブルクリックします。

5.

[スタートアップの種類] の一覧で、[無効] をクリックします。

6.

[停止] をクリックして、[OK] をクリックします。

次のコマンドをコマンド プロンプトで実行することにより、Distributed Transaction Coordinator を停止および無効にすることもできます。

sc stop MSDTC & sc config MSDTC start= disabled

回避策の影響 : Distributed Transaction Coordinator を無効にした場合、Distributed Transaction Coordinator に依存しているすべてのサービスおよびアプリケーションを使用することができなくなります。これには、SQL Server、BizTalk Server、Exchange Server、または Message キューなどのアプリケーションが含まれる可能性があります。また、このサービスはほとんどのクラスタ構成で必要なサービスです。従って、この回避策は、セキュリティ更新プログラムをインストールできないコンピュータに関してのみに推奨されます。

グループポリシー設定を使用して、影響を受けるシステムで、この機能を必要としないすべてのコンピュータ上で、Distributed Transaction Coordinator を無効に設定する

Distributed Transaction Coordinator は攻撃の手段となる可能性があるため、グループ ポリシー設定で無効に設定します。このサービスのスタートアップは、Windows 2000 または Windows Server 2003 のドメイン環境のグループ ポリシー オブジェクト機能を使用して、ローカル、サイト、ドメイン、または組織単位レベルのいずれかで無効に設定することができます。ログオン スクリプトによってこのザービスを無効にする方法に関しては、マイクロソフト サポート技術情報 297789 をご覧ください。

: Windows 2000 セキュリティ強化ガイドも参考にすることができます。このガイドには、サービスを無効にする方法に関する説明が記載されています。

グループ ポリシーの詳細については、次のサイトを参照してください。

ステップバイステップ ガイド : Windows Server 2003 のグループ ポリシー機能

Group Policy in Windows Server 2003 (英語情報)

Windows Server 2003 ‐ グループ ポリシー

回避策の影響 :Distributed Transaction Coordinator を無効にした場合、Distributed Transaction Coordinator に依存しているすべてのサービスおよびアプリケーションを使用することができません。これには、SQL Server、BizTalk Server、Exchange Server、または Message キューなどのアプリケーションが含まれます。また、このサービスはほとんどのクラスタリングの構成で使用されます。従って、この回避策は、セキュリティ更新プログラムをインストールできないコンピュータに関してのみに推奨されます。

ネットワーク DTC アクセスを無効にする

セキュリティ更新プログラムをインストールできず、Distributed Transaction Coordinator を無効にできない場合には、ネットワーク DTC アクセスを無効にする回避策を取ることが可能です。しかし、この選択は、Windows XP およびそれ以降のオペレーティング システムのバージョンにおいてのみ利用可能です。依然としてローカルのトランザクションを完了させられますが、この問題を悪用しようと試みるネットワーク ベースの攻撃を防ぐ手助けとなります。ネットワーク DTC アクセスの設定方法に関する情報は Microsoft Web サイト (英語情報) をご覧ください。ネットワーク DTC アクセスを無効にするには、次のステップに従って下さい。

警告: 影響を受けるサービスが開始されていない場合、この処理を行うことにより、そのサービスが開始されます。設定のダイアログ ボックスを終了する前に、MSDTC タブから MSDTC サービスを停止してください。

1.

[スタート] をクリックして [コントロールパネル] をクリックします。または、[スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントして [コントロールパネル] をクリックします。

2.

[管理ツール] をダブルクリックします。

3.

[コンポーネントサービス] をダブルクリックして [コンポーネントサービス] を開きます。そして [コンピュータ] を開きます。[マイコンピュータ] を右クリックしてから [プロパティ] をクリックします。

4.

[MSDTC] タブをクリックしてから、[セキュリティの構成] をクリックします。

5.

[セキュリティの構成] のダイアログ ボックスで、[ネットワーク DTC アクセス] のチェック ボックスのチェックをはずします。

: この設定により、クラスタ以外の環境で、以下の DWORD のレジストリ エントリを 0 に設定します。クラスタ環境で、以下のレジストリ キーは読み込まれません。クラスタ環境に関しては、「Distributed Transaction Coordinator を無効にする」の箇条書きの部分にあるステップに従ってください。

HKLM\Software\Microsoft\MSDTC\Security\NetworkDtcAccess

: また、この設定はグループ ポリシーを使用して複数のコンピュータの設定に適用可能です。グループ ポリシーに関する詳細は、次のマイクロソフトの Web サイトをご覧ください。

6.

[OK]をクリックして、[コンポーネントサービス] のダイアログ ボックスを閉じます。そして [管理ツール] のダイアログ ボックスを閉じます。

回避策の影響 : これにより、SQL Server、BizTalk Server、または Message Queuing のサービスなどのアプリケーションに影響する場合があります。従って、この回避策は、セキュリティ更新プログラムをインストールできないコンピュータに関してのみに推奨されます。

ファイアウォールにより、以下のポートをブロックする

ポート番号が 1024 以上のポートで受信者側が送信を要求していないすべての受信トラフィック

そのほかの特定の RPC ポートの構成

これらのポートは、MSDTC との接続を開始するために使用が可能です。ファイアウォールでこれらのポートをブロックすると、ファイアウォールの背後のコンピュータを、この脆弱性を悪用した攻撃から保護することができます。また、リモート コンピュータで、特別に構成されている別の RPC ポートがブロックされていることを確認してください。そのほかのポートを悪用する可能性のある攻撃を防ぐため、すべてのインターネットからの受信者側が送信を要求していない受信通信をブロックすることを推奨します。RPC はUDP ポート 135、137、138、445、および TCP ポート、135、139、445 および 593 を使用できますが、MSDTC のサービスはこれらのポート上で影響を受けません。

: Sequenced Packet Exchange (SPX) または NetBEUI などのプロトコルを、MSDTC サービスとの通信に使用可能です。これらのプロトコルを使用している場合、適切なポートをブロックしてください。IPX および SPX に関する詳細情報は、次のマイクロソフトの Web サイト (英語情報) をご覧ください。

ネットワークベースでのこの脆弱性の悪用に対する保護の手助けを行うために、インターネット接続ファイアウォールなどの個人用ファイアウォールを使用する

既定で、Windows XP および Windows Server 2003 のインターネット接続ファイアウォール機能は、受信側が送信を要求していない受信トラフィックをブロックすることにより、インターネット接続を保護する手助けとなります。受信者側が要求していないすべてのインターネットからの受信通信をブロックすることを推奨します。

インターネット接続ファイアウォール機能をネットワーク セットアップ ウィザードを使用して有効にするためには、次のステップに従って下さい。

1.

[スタート]をクリックして [コントロールパネル] をクリックします。

2.

既定のカテゴリの表示で、[ネットワークとインターネット接続] をクリックし、次に、[インターネット接続のセットアップや変更を行う] をクリックします。コンピュータがインターネットに直接接続していることを示すネットワーク セットアップ ウィザード内の構成を選択すると、インターネット接続ファイアウォール機能が有効になります。

インターネット接続ファイアウォールを手動で構成するには、以下の手順に従ってください。

1.

[スタート] をクリックして [コントロールパネル] をクリックします。

2.

[コントールパネル] で、[ネットワークとインターネット接続] をクリックして、[ネットワーク接続] をクリックします。(Windows Server 2003では [ネットワーク接続] と表示されます。)

3.

インターネット接続ファイアウォールを有効にする接続上で右クリックし、[プロパティ] を選択します。

4.

[詳細設定] タブをクリックします。

5.

Windows ファイアウォールの下の [設定] をクリックします。

6.

[有効] をクリックしてから、[OK] をクリックします。

7.

[例外] タブをクリックします。[例外]タブを表示するためには、[設定] をクリックする必要がある場合があります。

8.

MSDTC.exe がファイアウォールの [例外] のリストにないことを確認します。それから [OK] をクリックしてください。

9.

: 特定のプログラムおよびサービスがファイアウォールを通過して通信することを有効にする必要がある場合、[詳細設定] タブの「ネットワーク接続の設定」の [設定] をクリックし、次に必要なプログラム、プロトコル、サービスを選択します。

ネットワークベースでこの脆弱性が悪用されることを防ぐために、この機能をサポートしているコンピュータ上で、高度な TCP/IP フィルタリングを有効にする

高度な TCP/IP フィルタリングを有効にし、受信者側が送信を要求していないすべての受信トラフィックをブロックすることができます。TCP/IP フィルタリングの構成方法に関する詳細は、マイクロソフト サポート技術情報 309798 をご覧ください。

ネットワークベースでこの脆弱性が悪用されることを防ぐために、影響を受けるコンピュータで IPSec を使用することにより、影響を受けるポートをブロックする

Internet Protocol Security (IPSec) を使用し、ネットワーク通信を保護します。IPSec およびフィルタの適用方法に関する詳細は、マイクロソフト サポート技術情報 313190 および 813878 をご覧ください。RPC は幅広いポートを使用します。そのため、IPsec を使用してすべてをセキュアにすることが難しくなる場合があります。マイクロソフト サポート技術情報 908472 では、固定されたポートに RPC の通信を制限する方法、そして IPsec を使用してこれらのポートをセキュアにする方法が述べられています。

「MSDTC の無効なメモリ アクセスの脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2006-0034:

どのようなことが起こる可能性がありますか?

サービス拒否の脆弱性が存在し、これにより攻撃者が特別な細工をしたネットワークのメッセージを、影響を受けるコンピュータに送る可能性があります。攻撃者により、Distributed Transaction Coordinator (MSDTC) が応答しなくなる可能性があります。攻撃者により、サービス拒否の脆弱性が悪用されても、コードが実行されたり、特権の昇格が行われることはありません。しかし、影響を受けるコンピュータが要求を受け入れない可能性があります。

何が原因で起こりますか?

MSTDC サービスに未チェックのバッファが含まれるため、この脆弱性が起こります。

Microsoft Distributed Transaction Coordinator とは何ですか?

Microsoft Distributed Transaction Coordinator (MSDTC) とは実績のあるトランザクションのプロセス技術を使用し、マイクロソフトの Windows プラットフォームのために分散化されたトランザクションの調整を行うためのものです。コンピュータ、プロセスおよび通信に不具合がある場合でも連携しているコンピュータを活用し拡張性のある機能を提供します。また、インストール、設定および管理を容易に行なうことが可能です。この DTC サービスには、以下の利点があります。

エンタープライズのコンピューティングに対する経費削減

DTC は、ネットワーク化された商用ベースのコンピュータおよびサーバーを使用しているユーザーに、洗練された低価格な分散トランザクションの設備を提供します。

アプリケーション開発の簡素化

DTC のトランザクションは、アプリケーションのデータを更新する際に不具合が発生した場合でも、一貫性を確保するアプリケーションのタスクを大幅に簡素化します。

一貫性のあるトランザクション モデルの提供

DTC は、さまざまなリソース マネージャをサポートします。それには、リレーショナル データベース、オブジェクト指向のデータベース、ファイル システム、文書保存システムおよびメッセージ キューが含まれます。

分散化されたソフトウェアのコンポーネントを使用したソフトウェア開発の実施

DTC は、トランザクションを実施、管理するための、容易でオブジェクト指向のアプリケーション プログラミング インターフェイスを提供します。

MSDTC に関する詳細は、次のマイクロソフトの Web サイト (英語情報) をご覧ください。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?

攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるサービスが応答しなくなる可能性があります。

どのような人物によりこの脆弱性が悪用される可能性がありますか?

この脆弱性の影響を受けるコンピュータに特別な細工をしたメッセージを送信できる匿名ユーザーが、この脆弱性を悪用する可能性があります。

どのように攻撃者はこの脆弱性を悪用する可能性がありますか?

攻撃者は、特別な細工をしたネットワーク メッセージを作成し、影響を受けるコンピュータにそのメッセージを送信することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。次にメッセージは影響を受けるサービスの応答を停止させる可能性があります。

主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?

Windows 2000 ベースのバージョンが、主にこの脆弱性に対する影響を受ける可能性があります。これは既定で MSDTC のサービスが有効にされているためです。Windows XP SP1 および Windows Server 2003 もサービスが有効に設定されている場合は、影響を受ける可能性があります。

この脆弱性がインターネットで悪用される可能性はありますか?

はい。攻撃者によりインターネットでこの脆弱性が悪用される可能性があります。ファイアウォールの最善策および既定の構成により、インターネット経由での攻撃からコンピュータを保護することができます。マイクロソフトはどのようにコンピュータを保護するかについての情報を提供しています。ホーム ユーザーの方は、Protect Your PC Web サイト をご覧ください。IT プロフェッショナルは、TechNet セキュリティ センター をご覧ください。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?

この更新プログラムは、MSDTC が割り当てられたバッファにメッセージを渡す前に、メッセージの長さを検証する方法を変更することにより、この脆弱性を排除します。

このセキュリティ情報の公開時に、この脆弱性は一般に知られていましたか?

いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?

いいえ。このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示すいかなる情報も受けておらず、また、公開された検証用コードのいかなる実例の存在も確認しておりません。

MSDTC のサービス拒否の脆弱性 - CVE-2006-1184:

サービス拒否の脆弱性が存在し、これにより攻撃者が特別な細工をしたネットワークのメッセージを、影響を受けるコンピュータに送る可能性があります。攻撃者により、Distributed Transaction Coordinator (MSDTC) が応答しなくなる可能性があります。攻撃者により、サービス拒否の脆弱性が悪用されても、コードが実行されたり、特権の昇格が行われることはありません。しかし、影響を受けるコンピュータが要求を受け入れない可能性があります。

「MSDTC のサービス拒否の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2006-1184:

これは、サービス拒否の脆弱性です。攻撃者によりこの問題が悪用され、コードが実行されたり、ユーザーの権限が昇格されることはないと思われますが、影響を受けるサービスが要求を受け付けず停止する可能性があります。

Distributed Transaction Coordinator が攻撃により応答を停止した場合でも、Microsoft Distributed Transaction Coordinator に依存していないサービスの機能は通常通りに継続します。

影響を受けるコンポーネントを必要とするお客様については、ファイアウォールの最善策および標準のファイアウォールの既定の構成により、ネットワーク境界の外部から行われる攻撃からネットワークを保護することができます。インターネットに接続したコンピュータでは、最低限の数のポートしか開かないようにすることが最善策として推奨されます。

「MSDTC のサービス拒否の脆弱性」の回避策 - CVE-2006-1184:

Distributed Transaction Coordinator を無効にする

Distributed Transaction Coordinator を無効にすることにより、影響を受けるコンピュータを脆弱性の悪用から守る手助けとなります。Distributed Transaction Coordinator を無効にするためには、次のステップを行なってください。

1.

[スタート] をクリックして [コントロールパネル] をクリックします。または、[スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントして [コントロールパネル] をクリックします。

2.

[管理ツール] をダブルクリックします。

3.

[コンポーネントサービス] をダブルクリックします。

4.

[サービス] をクリックします。

5.

[Distributed Transaction Coordinator] をダブルクリックします。

6.

[スタートアップの種類] の一覧で、[無効] をクリックします。

7.

[停止] をクリックして、[OK] をクリックします。

次のコマンドをコマンド プロンプトで実行することにより、Distributed Transaction Coordinator を停止および無効にすることもできます。

sc stop MSDTC & sc config MSDTC start= disabled

回避策の影響 : Distributed Transaction Coordinator を無効にした場合、Distributed Transaction Coordinator に依存しているすべてのサービスおよびアプリケーションを使用することができなくなります。これには、SQL Server、BizTalk Server、Exchange Server、または Message キューなどのアプリケーションが含まれる可能性があります。また、このサービスはほとんどのクラスタ構成で必要なサービスです。従って、この回避策は、セキュリティ更新プログラムをインストールできないコンピュータに関してのみに推奨されます。

グループポリシー設定を使用して、影響を受けるシステムで、この機能を必要としないすべてのコンピュータ上で、Distributed Transaction Coordinator を無効に設定する

Distributed Transaction Coordinator は攻撃の手段となる可能性があるため、グループ ポリシー設定で無効に設定します。このサービスのスタートアップは、Windows 2000 または Windows Server 2003 のドメイン環境のグループ ポリシー オブジェクト機能を使用して、ローカル、サイト、ドメイン、または組織単位レベルのいずれかで無効に設定することができます。ログオン スクリプトによってこのザービスを無効にする方法に関しては、マイクロソフト サポート技術情報 297789 をご覧ください。

: Windows 2000 セキュリティ強化ガイドも参考にすることができます。このガイドには、サービスを無効にする方法に関する説明が記載されています。

グループ ポリシーの詳細については、次のサイトを参照してください。

ステップバイステップ ガイド : Windows Server 2003 のグループ ポリシー機能

Group Policy in Windows Server 2003 (英語情報)

Windows Server 2003 ‐ グループ ポリシー

回避策の影響 :Distributed Transaction Coordinator を無効にした場合、Distributed Transaction Coordinator に依存しているすべてのサービスおよびアプリケーションを使用することができません。これには、SQL Server、BizTalk Server、Exchange Server、または Message キューなどのアプリケーションが含まれます。また、このサービスはほとんどのクラスタリングの構成で使用されます。従って、この回避策は、セキュリティ更新プログラムをインストールできないコンピュータに関してのみに推奨されます。

ネットワーク DTC アクセスを無効にする

セキュリティ更新プログラムをインストールできず、Distributed Transaction Coordinator を無効にできない場合には、ネットワーク DTC アクセスを無効にする回避策を取ることが可能です。しかし、この選択は、Windows XP およびそれ以降のオペレーティング システムのバージョンにおいてのみ利用可能です。依然としてローカルのトランザクションを完了させられますが、この問題を悪用しようと試みるネットワーク ベースの攻撃を防ぐ手助けとなります。ネットワーク DTC アクセスの設定方法に関する情報は Microsoft Web サイト (英語情報) をご覧ください。ネットワーク DTC アクセスを無効にするには、次のステップに従って下さい。

警告: 影響を受けるサービスが開始されていない場合、この処理を行うことにより、そのサービスが開始されます。設定のダイアログ ボックスを終了する前に、MSDTC タブから MSDTC サービスを停止してください。

1.

[スタート] をクリックして [コントロールパネル] をクリックします。または、[スタート] ボタンをクリックし、[設定] をポイントして [コントロールパネル] をクリックします。

2.

[管理ツール] をダブルクリックします。

3.

[コンポーネントサービス] をダブルクリックして [コンポーネントサービス] を開きます。そして [コンピュータ] を開きます。[マイコンピュータ] を右クリックしてから [プロパティ] をクリックします。

4.

[MSDTC] タブをクリックしてから、[セキュリティの構成] をクリックします。

5.

[セキュリティの構成] のダイアログ ボックスで、[ネットワーク DTC アクセス] のチェック ボックスのチェックをはずします。

: この設定により、クラスタ以外の環境で、以下の DWORD のレジストリ エントリを 0 に設定します。クラスタ環境で、以下のレジストリ キーは読み込まれません。クラスタ環境に関しては、「Distributed Transaction Coordinator を無効にする」の箇条書きの部分にあるステップに従ってください。

HKLM\Software\Microsoft\MSDTC\Security\NetworkDtcAccess

: また、この設定はグループ ポリシーを使用して複数のコンピュータの設定に適用可能です。グループ ポリシーに関する詳細は、次のマイクロソフトの Web サイトをご覧ください。

6.

[OK]をクリックして、[コンポーネントサービス] のダイアログ ボックスを閉じます。そして [管理ツール] のダイアログ ボックスを閉じます。

回避策の影響 : ネットワーク DTC アクセスを無効にした場合、Distributed Transaction がエラーになる可能性があります。この回避策により、SQL Server、BizTalk Server、または Message Queuing のサービスなどのアプリケーションに影響する場合があります。従って、この回避策は、セキュリティ更新プログラムをインストールできないコンピュータに関してのみに推奨されます。

ファイアウォールにより、以下のポートをブロックする

ポート番号が 1024 以上のポートで受信者側が送信を要求していないすべての受信トラフィック

そのほかの特定の RPC ポートの構成

これらのポートは、MSDTC との接続を開始するために使用が可能です。ファイアウォールでこれらのポートをブロックすると、ファイアウォールの背後のコンピュータを、この脆弱性を悪用した攻撃から保護することができます。また、リモート コンピュータで、特別に構成されている別の RPC ポートがブロックされていることを確認してください。そのほかのポートを悪用する可能性のある攻撃を防ぐため、すべてのインターネットからの受信者側が送信を要求していない受信通信をブロックすることを推奨します。RPC はUDP ポート 135、137、138、445、および TCP ポート、135、139、445 および 593 を使用できますが、MSDTC のサービスはこれらのポート上で影響を受けません。

: Sequenced Packet Exchange (SPX) または NetBEUI などのプロトコルを、MSDTC サービスとの通信に使用可能です。これらのプロトコルを使用している場合、適切なポートをブロックしてください。IPX および SPX に関する詳細情報は、次のマイクロソフトの Web サイト (英語情報) をご覧ください。

ネットワークベースでのこの脆弱性の悪用に対する保護の手助けを行うために、インターネット接続ファイアウォールなどの個人用ファイアウォールを使用する

既定で、Windows XP および Windows Server 2003 のインターネット接続ファイアウォール機能は、受信側が送信を要求していない受信トラフィックをブロックすることにより、インターネット接続を保護する手助けとなります。受信者側が要求していないすべてのインターネットからの受信通信をブロックすることを推奨します。

インターネット接続ファイアウォール機能をネットワーク セットアップ ウィザードを使用して有効にするためには、次のステップに従って下さい。

1.

[スタート]をクリックして [コントロールパネル] をクリックします。

2.

既定のカテゴリの表示で、[ネットワークとインターネット接続] をクリックし、次に、[インターネット接続のセットアップや変更を行う] をクリックします。コンピュータがインターネットに直接接続していることを示すネットワーク セットアップ ウィザード内の構成を選択すると、インターネット接続ファイアウォール機能が有効になります。

インターネット接続ファイアウォールを手動で構成するには、以下の手順に従ってください。

1.

[スタート] をクリックして [コントロールパネル] をクリックします。

2.

[コントールパネル] で、[ネットワークとインターネット接続] をクリックして、[ネットワーク接続] をクリックします。(Windows Server 2003では [ネットワーク接続] と表示されます。)

3.

インターネット接続ファイアウォールを有効にする接続上で右クリックし、[プロパティ] を選択します。

4.

[詳細設定] タブをクリックします。

5.

Windows ファイアウォールの下の [設定] をクリックします。

6.

[有効] をクリックしてから、[OK] をクリックします。

7.

[例外] タブをクリックします。[例外]タブを表示するためには、[設定] をクリックする必要がある場合があります。

8.

MSDTC.exe がファイアウォールの [例外] のリストにないことを確認します。それから [OK] をクリックしてください。

9.

: 特定のプログラムおよびサービスがファイアウォールを通過して通信することを有効にする必要がある場合、[詳細設定] タブの「ネットワーク接続の設定」の [設定] をクリックし、次に必要なプログラム、プロトコル、サービスを選択します。

ネットワークベースでこの脆弱性が悪用されることを防ぐために、この機能をサポートしているコンピュータ上で、高度な TCP/IP フィルタリングを有効にする

高度な TCP/IP フィルタリングを有効にし、受信者側が送信を要求していないすべての受信トラフィックをブロックすることができます。TCP/IP フィルタリングの構成方法に関する詳細は、マイクロソフト サポート技術情報 309798 をご覧ください。

ネットワークベースでこの脆弱性が悪用されることを防ぐために、この機能をサポートしているコンピュータ上で、高度な TCP/IP フィルタリングを有効にする

高度な TCP/IP フィルタリングを有効にし、受信者側が送信を要求していないすべての受信トラフィックをブロックすることができます。TCP/IP フィルタリングの構成方法に関する詳細は、マイクロソフト サポート技術情報 309798 をご覧ください。

ネットワークベースでこの脆弱性が悪用されることを防ぐために、影響を受けるコンピュータで IPSec を使用することにより、影響を受けるポートをブロックする

Internet Protocol Security (IPSec) を使用し、ネットワーク通信を保護します。IPSec およびフィルタの適用方法に関する詳細は、マイクロソフト サポート技術情報 313190 および 813878 をご覧ください。RPC は幅広いポートを使用します。そのため、IPsec を使用してすべてをセキュアにすることが難しくなる場合があります。マイクロソフト サポート技術情報 908472 では、固定されたポートに RPC の通信を制限する方法、そして IPsec を使用してこれらのポートをセキュアにする方法が述べられています。

「MSDTC のサービス拒否の脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2006-1184:

どのようなことが起こる可能性がありますか?

サービス拒否の脆弱性が存在し、これにより攻撃者が特別な細工をしたネットワークのメッセージを、影響を受けるコンピュータに送る可能性があります。攻撃者により、Distributed Transaction Coordinator (MSDTC) が応答しなくなる可能性があります。攻撃者により、サービス拒否の脆弱性が悪用されても、コードが実行されたり、特権の昇格が行われることはありません。しかし、影響を受けるコンピュータが要求を受け入れない可能性があります。

何が原因で起こりますか?

MSTDC サービスに未チェックのバッファが含まれるため、この脆弱性が起こります。

Microsoft Distributed Transaction Coordinator とは何ですか?

Microsoft Distributed Transaction Coordinator (MSDTC) とは実績のあるトランザクションのプロセス技術を使用し、マイクロソフトの Windows プラットフォームのために分散化されたトランザクションの調整を行うためのものです。コンピュータ、プロセスおよび通信に不具合がある場合でも連携しているコンピュータを活用し拡張性のある機能を提供します。また、インストール、設定および管理を容易に行なうことが可能です。この DTC サービスには、以下の利点があります。

エンタープライズのコンピューティングに対する経費削減

DTC は、ネットワーク化された商用ベースのコンピュータおよびサーバーを使用しているユーザーに、洗練された低価格な分散トランザクションの設備を提供します。

アプリケーション開発の簡素化

DTC のトランザクションは、アプリケーションのデータを更新する際に不具合が発生した場合でも、一貫性を確保するアプリケーションのタスクを大幅に簡素化します。

一貫性のあるトランザクション モデルの提供

DTC は、さまざまなリソース マネージャをサポートします。それには、リレーショナル データベース、オブジェクト指向のデータベース、ファイル システム、文書保存システムおよびメッセージ キューが含まれます。

分散化されたソフトウェアのコンポーネントを使用したソフトウェア開発の実施

DTC は、トランザクションを実施、管理するための、容易でオブジェクト指向のアプリケーション プログラミング インターフェイスを提供します。

MSDTC に関する詳細は、次のマイクロソフトの Web サイト (英語情報) をご覧ください。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?

攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるサービスが応答しなくなる可能性があります。

どのような人物によりこの脆弱性が悪用される可能性がありますか?

この脆弱性の影響を受けるコンピュータに特別な細工をしたメッセージを送信できる匿名ユーザーが、この脆弱性を悪用する可能性があります。

どのように攻撃者はこの脆弱性を悪用する可能性がありますか?

攻撃者は、特別な細工をしたネットワーク メッセージを作成し、影響を受けるコンピュータにそのメッセージを送信することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。次にメッセージは影響を受けるサービスの応答を停止させる可能性があります。

主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?

Windows 2000 ベースのバージョンが、主にこの脆弱性に対する影響を受ける可能性があります。これは既定で MSDTC のサービスが有効にされているためです。Windows XP SP1 および Windows Server 2003 もサービスが有効に設定されている場合は、影響を受ける可能性があります。

この脆弱性がインターネットで悪用される可能性はありますか?

はい。攻撃者によりインターネットでこの脆弱性が悪用される可能性があります。ファイアウォールの最善策および既定の構成により、インターネット経由での攻撃からコンピュータを保護することができます。マイクロソフトはどのようにコンピュータを保護するかについての情報を提供しています。ホーム ユーザーの方は、Protect Your PC Web サイト をご覧ください。IT プロフェッショナルは、TechNet セキュリティ センター をご覧ください。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?

この更新プログラムは、MSDTC が割り当てられたバッファにメッセージを渡す前に、メッセージの長さを検証する方法を変更することにより、この脆弱性を排除します。

このセキュリティ情報の公開時に、この脆弱性は一般に知られていましたか?

いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?

いいえ。このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示すいかなる情報も受けておらず、また、公開された検証用コードのいかなる実例の存在も確認しておりません。

セキュリティ更新プログラムに関する情報

影響を受けるソフトウェア

影響を受けるソフトウェアに関する特定のセキュリティ更新プログラムについての情報は、該当のリンクをご覧ください。

Windows Server 2003

必要条件

このセキュリティ更新プログラムを適用するには、Windows Server 2003 がインストールされている必要があります。

この修正を含む予定のサービスパック

この問題に対する更新プログラムは、Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) に含まれています。

インストールに関する情報

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストールスイッチ
スイッチ説明

/help

インストール メッセージの一覧を表示します。

セットアップ モード 

/passive

無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピュータが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告と共に ダイアログ ボックスが表示されます。

/quiet

QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスあるいは、エラー メッセージは表示されません。

再起動オプション 

/norestart

インストールの完了後、再起動しません。

/forcerestart

インストール後、再起動します。

/warnrestart[:<秒数>]

必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチのいずれかと共に使用します。

/promptrestart

再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。

特別なオプション 

/overwriteoem

確認メッセージを表示せずに OEM ファイルを上書きします。

/nobackup

アンインストールに必要なファイルのバックアップを作成しません。

/forceappsclose

シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。

/log:<完全なパス>

ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。

/integrate:<完全なパス>

このソフトウェア更新を <完全なパス> に統合します。これらのファイルはスイッチの指定されたパスにあります。

/extract:<完全なパス>

セットアップを実行せずにファイルを抽出します。

/ER

エラー レポートの延長を有効にします。

/verbose

詳細ログを有効にします。 インストール中、%Windir%\CabBuild.log を作成します。このログはコピーされるファイルを詳述します。 このスイッチを使用すると、インストールがさらに遅くなる場合があります。

: これらのスイッチを 1 つのコマンドに組み込むことができます。旧バージョンとの互換性のため、このセキュリティ更新プログラムは、セットアップ プログラムの以前のバージョンによって使用されるセットアップ スイッチもサポートしています。サポートされるインストール スイッチに関する詳細は、サポート技術情報 262841 をご覧ください。Update.exe インストーラに関する詳細情報は、次のマイクロソフト TechNet Web サイトをご覧ください。

適用に関する情報

ユーザーの操作なしでセキュリティ更新プログラムをインストールするためには、Windows Server 2003 のコマンド プロンプトで次のコマンドを使用してください。

WindowsServer2003-KB913580-x86-JPN /quiet

: /quiet スイッチを使用すると、すべてのメッセージが表示されなくなります。 これは、エラー メッセージを表示しなくなることも含みます。 管理者は /quiet スイッチを使用する場合、インストールが正常に完了したことを確認するためのサポートされている方法の 1 つを使用してください。 また、管理者はこのスイッチを使用する場合、エラー メッセージについて KB913580.log ファイルを確認してください。

コンピュータを強制的に再起動せずにセキュリティ更新プログラムをインストールするためには、Windows Server 2003 のコマンド プロンプトで次のコマンドを使用してください。

WindowsServer2003-KB913580-x86-JPN /norestart

Software Update Services でこのセキュリティ更新プログラムを適用する方法に関する情報は、次のマイクロソフトの Web サイトをご覧ください。

Microsoft Software Update Services (SUS)

Windows Server Update Services でこのセキュリティ更新プログラムを適用する方法に関する情報は、次のマイクロソフトの Web サイトをご覧ください。

Windows Server Update Services 製品概要

このセキュリティ更新プログラムは Microsoft Update からも入手できます。

再起動の必要性

このセキュリティ更新プログラムは再起動を必要としない場合もあります。必要なファイルが使用中である場合、このセキュリティ更新プログラムは再起動を必要とします。この動作が起きた場合、再起動するメッセージが表示されます。再起動が必要になる可能性を低減する手助けとするために、このセキュリティ更新プログラムをインストールする前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由に関する詳細情報は、サポート技術情報 887012 をご覧ください。

削除に関する情報

このセキュリティ更新プログラムを削除するためには、[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用してください。

システム管理者は Spuninst.exe ユーティリティを使用し、このセキュリティ更新プログラムを削除することができます。Spuninst.exe ユーティリティは %Windir%\$NtUninstallKB913580$\spuninst フォルダにあります。このユーティリティは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされている Spuninst.exe スイッチ
スイッチ説明

/help

アンインストール メッセージの一覧を表示します。

セットアップ モード 

/passive

無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、アンインストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピュータが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告と共に ダイアログ ボックスが表示されます。

/quiet

QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスあるいは、エラー メッセージは表示されません。

再起動オプション 

/norestart

アンインストールの完了後、再起動しません。

/forcerestart

アンインストール後、再起動します。

/warnrestart[:<秒数>]

必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチのいずれかと共に使用します。

/promptrestart

再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。

特別なオプション 

/forceappsclose

シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。

/log:<完全なパス>

ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。

ファイルに関する情報

このセキュリティ更新プログラムの日本語版のファイル属性 (またはそれ以降) は次のとおりです。

Windows Server 2003, Web Edition、Windows Server 2003, Standard Edition、Windows Server 2003, Enterprise Edition、Windows Server 2003, Datacenter Edition および Windows Small Business Server 2003:

ファイル名バージョン日付時間サイズフォルダ

msdtclog.dll

2001.12.4720.480

2006/02/08

11:14

77,824

RTMGDR

msdtcprx.dll

2001.12.4720.480

2006/02/08

11:14

443,904

RTMGDR

msdtctm.dll

2001.12.4720.480

2006/02/08

11:14

962,560

RTMGDR

msdtcuiu.dll

2001.12.4720.480

2006/02/08

11:14

160,768

RTMGDR

mtxclu.dll

2001.12.4720.480

2006/02/08

11:14

76,288

RTMGDR

mtxoci.dll

2001.12.4720.480

2006/02/08

11:14

108,032

RTMGDR

msdtclog.dll

2001.12.4720.480

2006/02/08

11:13

78,848

RTMQFE

msdtcprx.dll

2001.12.4720.480

2006/02/08

11:13

448,512

RTMQFE

msdtctm.dll

2001.12.4720.480

2006/02/08

11:13

965,120

RTMQFE

msdtcuiu.dll

2001.12.4720.480

2006/02/08

11:13

160,768

RTMQFE

mtxclu.dll

2001.12.4720.480

2006/02/08

11:13

76,288

RTMQFE

mtxoci.dll

2001.12.4720.480

2006/02/08

11:13

109,056

RTMQFE

Windows Server 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems および Windows Server 2003, Datacenter Edition for Itanium-based Systems:

ファイル名バージョン日付時間サイズCPUフォルダ

msdtclog.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:12

218,624

IA64

RTMGDR

msdtcprx.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:12

1,302,016

IA64

RTMGDR

msdtctm.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:12

3,146,240

IA64

RTMGDR

msdtcuiu.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:12

462,848

IA64

RTMGDR

mtxclu.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:12

203,776

IA64

RTMGDR

mtxoci.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:12

315,904

IA64

RTMGDR

wmsdtcprx.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:14

443,904

x86

RTMGDR\wow

wmsdtcuiu.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:14

160,768

x86

RTMGDR\wow

wmtxclu.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:14

76,288

x86

RTMGDR\wow

wmtxoci.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:14

108,032

x86

RTMGDR\wow

msdtclog.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:11

222,208

IA64

RTMQFE

msdtcprx.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:11

1,316,352

IA64

RTMQFE

msdtctm.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:11

3,152,896

IA64

RTMQFE

msdtcuiu.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:11

463,360

IA64

RTMQFE

mtxclu.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:11

203,776

IA64

RTMQFE

mtxoci.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:11

320,000

IA64

RTMQFE

wmsdtcprx.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:13

448,512

x86

RTMQFE\wow

wmsdtcuiu.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:13

160,768

x86

RTMQFE\wow

wmtxclu.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:13

76,288

x86

RTMQFE\wow

wmtxoci.dll

2001.12.4720.480

2006/02/07

18:13

109,056

x86

RTMQFE\wow

: これらのセキュリティ更新プログラムをインストールするとき、コンピュータ上のアップデート対象ファイルのいずれかが、マイクロソフトの修正プログラムによって過去にアップデートされているかどうかがチェックされます。

過去に修正プログラムをインストールしてこれらのファイルのいずれかをアップデートしている場合は、インストーラは RTMQFE、SP1QFE または SP2QFE ファイルをコンピュータにコピーします。それ以外の場合は、RTMGDR、SP1GDR または SP2GDR ファイルがコンピュータにコピーされます。セキュリティ更新プログラムにはこれらのファイルのすべてのバリエーションが含まれない場合があります。この動作に関する詳細情報は、サポート技術情報 824994 をご覧ください。

Update.exe インストーラに関する詳細情報は、次のマイクロソフト TechNet Web サイトをご覧ください。

このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) に関しては、サポート技術情報 824684 をご覧ください。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

Microsoft Baseline Security Analyzer

影響を受けるコンピュータにセキュリティ更新プログラムがインストールされていることを確認するためには、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールを使用してください。管理者は、一般的なセキュリティ上誤った構成とともに、不足しているセキュリティ更新プログラムについて、ローカルコンピュータおよびリモート コンピュータを Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) を使ってスキャンすることができます。MBSA に関する追加情報は、Microsoft Baseline Security Analyzer の Web サイトをご覧ください。

ファイルバージョンの確認

: Microsoft Windows にはいくつかのバージョンがあるため、次のステップは使用中のコンピュータにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧ください。

1.

[スタート] をクリックし、次に [検索] をクリックします。

2.

[検索結果] のウィンドウの [検索コンパニオン] の下の [ファイルとフォルダすべて] をクリックします。

3.

[ファイル名のすべてまたは一部] のボックスで、適切なファイル情報の表からファイル名を入力し、次に [検索] をクリックします。

4.

ファイルの一覧で、適切なファイル情報の表からファイル名を右クリックし、次に [プロパティ] をクリックします。

: インストールされているオペレーティングシステムまたはプログラムのバージョンにより、ファイル情報の表に記載されているファイルで、インストールされないものがある場合もあります。

5.

[バージョン情報] タブで、適切なファイル情報の表に記載されているバージョンと比較し、コンピュータにインストールされているファイルのバージョンを確認します。

: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。そのほかのファイルの属性をファイル情報の表の情報と比較することは、セキュリティ更新プログラムが正しくインストールされたことを確認する方法としてサポートされていません。また、ファイル名がインストール中に変更される場合があります。ファイルまたはバージョンの情報が存在しない場合、その他の方法によってセキュリティ更新プログラムが正しくインストールされたことを確認してください。

レジストリキーの確認

また、次のレジストリ キーを調べることにより、このセキュリティ更新プログラムがインストールしたファイルを確認することもできます。

Windows Server 2003, Web Edition、Windows Server 2003, Standard Edition、Windows Server 2003, Enterprise Edition、Windows Server 2003, Datacenter Edition、Windows Small Business Server 2003、Windows Server 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems および Windows Server 2003, Datacenter Edition for Itanium-based Systems:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows Server 2003\SP1\KB913580\Filelist

: このレジストリ キーには、インストールされるファイルの完全な一覧が含まれない場合があります。また、管理者または OEM メーカーによって 913580 のセキュリティ更新プログラムを Windows インストール ソース ファイルに統合またはスリップストリーム化されている場合、このレジストリ キーが適切に作成されない場合があります。

Windows XP (すべてのバージョン)

必要条件

このセキュリティ更新プログラムを適用するには、Microsoft Windows XP Service Pack 1 またはそれ以降のバージョンがインストールされている必要があります。詳細情報は、サポート技術情報 322389 をご覧ください。

この修正を含む予定のサービスパック

この問題に対するセキュリティ更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたはセキュリティ更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。

インストールに関する情報

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストールスイッチ
スイッチ説明

/help

インストール メッセージの一覧を表示します。

セットアップ モード 

/passive

無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピュータが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告と共に ダイアログ ボックスが表示されます。

/quiet

QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスあるいは、エラー メッセージは表示されません。

再起動オプション 

/norestart

インストールの完了後、再起動しません。

/forcerestart

インストール後、再起動します。

/warnrestart[:<秒数>]

必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチのいずれかと共に使用します。

/promptrestart

再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。

特別なオプション 

/overwriteoem

確認メッセージを表示せずに OEM ファイルを上書きします。

/nobackup

アンインストールに必要なファイルのバックアップを作成しません。

/forceappsclose

シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。

/log:<完全なパス>

ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。

/integrate:<完全なパス>

このソフトウェア更新を <完全なパス> に統合します。これらのファイルはスイッチの指定されたパスにあります。

/extract:<完全なパス>

セットアップを実行せずにファイルを抽出します。

/ER

エラー レポートの延長を有効にします。

/verbose

詳細ログを有効にします。 インストール中、%Windir%\CabBuild.log を作成します。このログはコピーされるファイルを詳述します。 このスイッチを使用すると、インストールがさらに遅くなる場合があります。

: これらのスイッチを 1 つのコマンドに組み込むことができます。旧バージョンとの互換性のため、このセキュリティ更新プログラムは、セットアップ プログラムの以前のバージョンによって使用されるセットアップ スイッチもサポートしています。サポートされるインストール スイッチに関する詳細は、サポート技術情報 262841 をご覧ください。Update.exe インストーラに関する詳細情報は、次のマイクロソフト TechNet Web サイトをご覧ください。

適用に関する情報

ユーザーの操作なしでセキュリティ更新プログラムをインストールするためには、Windows XP のコマンド プロンプトで次のコマンドを使用してください。

WindowsXP-KB913580-x86-JPN /quiet

: /quiet スイッチを使用すると、すべてのメッセージが表示されなくなります。 これは、エラー メッセージを表示しなくなることも含みます。 管理者は /quiet スイッチを使用する場合、インストールが正常に完了したことを確認するためのサポートされている方法の 1 つを使用してください。 また、管理者はこのスイッチを使用する場合、エラー メッセージについて KB913580.log ファイルを確認してください。

コンピュータを強制的に再起動せずにセキュリティ更新プログラムをインストールするためには、Windows XP のコマンド プロンプトで次のコマンドを使用してください。

WindowsXP-KB913580-x86-JPN /norestart

Software Update Services でこのセキュリティ更新プログラムを適用する方法に関する情報は、次のマイクロソフトの Web サイトをご覧ください。

Microsoft Software Update Services (SUS)

Windows Server Update Services でこのセキュリティ更新プログラムを適用する方法に関する情報は、次のマイクロソフトの Web サイトをご覧ください。

Windows Server Update Services 製品概要

このセキュリティ更新プログラムは Microsoft Update からも入手できます。

再起動の必要性

このセキュリティ更新プログラムは再起動を必要としない場合もあります。必要なファイルが使用中である場合、このセキュリティ更新プログラムは再起動を必要とします。この動作が起きた場合、再起動するメッセージが表示されます。再起動が必要になる可能性を低減する手助けとするために、このセキュリティ更新プログラムをインストールする前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由に関する詳細情報は、サポート技術情報 887012 をご覧ください。

削除に関する情報

このセキュリティ更新プログラムを削除するためには、[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用してください。

システム管理者は Spuninst.exe ユーティリティを使用し、このセキュリティ更新プログラムを削除することができます。Spuninst.exe ユーティリティは %Windir%\$NtUninstallKB913580$\spuninst フォルダにあります。このユーティリティは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされている Spuninst.exe スイッチ
スイッチ説明

/help

アンインストール メッセージの一覧を表示します。

セットアップ モード 

/passive

無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、アンインストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピュータが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告と共に ダイアログ ボックスが表示されます。

/quiet

QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスあるいは、エラー メッセージは表示されません。

再起動オプション 

/norestart

アンインストールの完了後、再起動しません。

/forcerestart

アンインストール後、再起動します。

/warnrestart[:<秒数>]

必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチのいずれかと共に使用します。

/promptrestart

再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。

特別なオプション 

/forceappsclose

シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。

/log:<完全なパス>

ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。

ファイルに関する情報

このセキュリティ更新プログラムの日本語版のファイル属性 (またはそれ以降) は次のとおりです。

Windows XP Home Edition Service Pack 1、Windows XP Professional Service Pack 1、Windows XP Tablet PC Edition、Windows XP Media Center Edition、Windows XP Home Edition Service Pack 2、Windows XP Professional Service Pack 2、Windows XP Tablet PC Edition 2005 および Windows XP Media Center Edition 2005:

ファイル名バージョン日付時間サイズフォルダ

msdtcprx.dll

2001.12.4414.65

2006/03/02

4:44

368,640

SP1QFE

msdtctm.dll

2001.12.4414.65

2006/03/02

4:44

974,336

SP1QFE

msdtcuiu.dll

2001.12.4414.65

2006/03/02

4:44

150,528

SP1QFE

mtxclu.dll

2001.12.4414.65

2006/03/02

4:44

64,512

SP1QFE

mtxoci.dll

2001.12.4414.65

2006/03/02

4:44

83,456

SP1QFE

xolehlp.dll

2001.12.4414.65

2006/03/02

4:44

11,776

SP1QFE

msdtcprx.dll

2001.12.4414.311

2006/03/02

4:43

426,496

SP2GDR

msdtctm.dll

2001.12.4414.311

2006/03/02

4:43

956,416