Adobe の Macromedia Flash Player の脆弱性により、リモートでコードが実行される (923789) (MS06-069)

公開日: 2006年11月15日 | 最終更新日: 2008年5月14日

概要 :

このセキュリティ情報の対象となるユーザー : Microsoft Windows をご使用のお客様

脆弱性の影響 : リモートでコードが実行される

最大深刻度 : 緊急

推奨する対応策 : お客様はこの更新プログラムを直ちにインストールして下さい。

含まれる過去のセキュリティ更新プログラム : このセキュリティ情報で提供される更新プログラムは、以前提供された更新プログラムに置き換わるものです。置き換わる更新プログラムの一覧については、このセキュリティ情報の「よく寄せられる質問」をご覧ください。

警告 : このセキュリティ情報は Adobe の Macromedia Flash Player バージョン 6 を使用しているお客様のためのものです。2006 年 9 月 12 日に公開された セキュリティ速報 APSB06-11 のガイダンスに従ったお客様はこの脆弱性による危険にさらされることはありません。
Adobe の Macromedia Flash Player の影響を受けるバージョンは、Microsoft Windows XP Service Pack 2、Microsoft Windows XP Service Pack 3 および Microsoft Windows XP Professional x64 Edition で再配布されています。Windows のそのほかのバージョンは影響を受けないか、またはこの更新プログラムによりサポートされません。オペレーティング システムのそのほかのバージョンに Flash Player をインストールしているお客様、Flash Player 7 またはそれ以降のバージョンにアップグレードしているお客様は セキュリティ速報 APSB06-11 のガイダンスに従うことを推奨します。
サポート技術情報 923789 で、このセキュリティ更新プログラムのインストール時に発生する可能性がある既知の問題に関して説明されています。また、このサポート技術情報には、これらの問題に対する推奨される解決策に関する説明も記載されています。詳細情報は、サポート技術情報 923789 をご覧ください。

テストしたソフトウェアおよび更新プログラムのダウンロード先 :

影響を受けるソフトウェア :

PC/ATMU

Microsoft Windows XP Service Pack 2 および Microsoft Windows XP Service Pack 3

Microsoft Windows XP Professional x64 Edition

ダウンロード

Microsoft Update

注: Macromedia Flash Player は 32 bit バージョンのみが提供されています。そのため、Windows XP Professional x64 Edition に適用するセキュリティ更新プログラムも 32 bit バージョンのものを適用してください。

ダウンロードこのマークをクリックして、PC/AT 互換機用の更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法および更新プログラムのインストール方法をご覧ください。

Microsoft Updateこのマークの付いている更新プログラムは Microsoft Update からインストールすることもできます。
Microsoft Update の利用方法については以下のサイトを参照してください。

Microsoft Update 利用の手順
http://www.microsoft.com/japan/athome/security/update/j_musteps.mspx

影響を受けないソフトウェア :

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4

Microsoft Windows Server 2003 および Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1

Microsoft Windows Server 2003 for Itanium-based Systems および Microsoft Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems

Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition

Microsoft Windows Vista

: Flash Player は影響を受けないソフトウェアの一覧に記載されている Microsoft Windows のバージョンには同梱されていません。これらの Windows のバージョンに Flash Player をインストールしているお客様は セキュリティ速報 APSB06-11 のガイダンスに従うことを推奨します。

上記のソフトウェアのテストを行い、この脆弱性による影響を評価しました。それより前のバージョンに関してはサポートの対象となっていないため、調査はおこなわれていません。そのため、この脆弱性による影響は不明です。ご使用中の製品およびバージョンのサポートライフ サイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧下さい。

詳細

要点

この更新プログラムは非公開で報告された Adobe の Macromedia Flash Player のバージョン 8.0.24.0 およびそれ以前のバージョンの脆弱性を解決します。Macromedia Flash Player とは、Microsoft Windows XP Service Pack 2、Microsoft Windows XP Service Pack 3 および Microsoft Windows XP Professional x64 Edition でも再配布されたサード パーティ製のソフトウェア アプリケーションです。各脆弱性については、このセキュリティ情報の「脆弱性の詳細」の欄で説明しています。2006 年 9 月 12 日に公開された セキュリティ速報 APSB06-11 は、これらの脆弱性について説明し、Flash Player 7 およびそれ以降のバージョンをインストールしているお客様向けにダウンロード先の情報を提供していますので、ご使用の Flash Player のバージョンに基づいて、適切な更新プログラムをインストールすることができます。セキュリティ速報 APSB06-11 のガイダンスに従ったお客様はこの脆弱性による危険にさらされません。

ユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、影響を受けるコンピュータが攻撃者に完全に制御される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

マイクロソフトは、お客様にこの更新プログラムを直ちに適用することを推奨します。

深刻度および脆弱性識別番号 :

脆弱性識別番号脆弱性の影響Windows XP Service Pack 2 および Windows XP Service Pack 3

Macromedia Flash Player の脆弱性 - CVE-2006-3014CVE-2006-3311CVE-2006-3587CVE-2006-3588CVE-2006-4640

リモートでコードが実行される

緊急

: Flash Player は Microsoft Windows 2000 Service Pack 4、Windows Server 2003 および Windows Server 2003 Service Pack 1 には同梱されていません。これらの Windows のバージョンに Flash Player をインストールしているお客様は セキュリティ速報 APSB06-11 のガイダンスに従うことを推奨します。

: x86 以外のオペレーティング システムのバージョンについての深刻度は、次の x86 オペレーティング システムのバージョンと同じです。

Microsoft Windows XP Professional x64 Edition の深刻度は Windows XP Service Pack 2 の深刻度と同じです。

上記の評価はこれらの脆弱性の影響を受けるシステムの種類、システムの典型的な展開形式およびこれらの脆弱性がシステムに及ぼす影響に基づいています。

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問

なぜこのセキュリティ情報は 2008 年 5 月 14 日に更新されたのですか?

Windows XP Service Pack 3 を影響を受けるソフトウェアに追加するため、このセキュリティ情報を更新しました。これは検出に関する更新のみです。Windows XP Service Pack 2 および Windows XP Professional x64 Edition 用の更新プログラムが Windows XP Service Pack 3 にも適用されるため、バイナリへの変更はありません。Windows XP Service Pack 2 および Windows XP Professional x64 をご使用で、このセキュリティ更新プログラムを既にインストールしているお客様は、セキュリティ更新プログラムを再インストールする必要はありません。Windows XP Service Pack 3 をインストールしているお客様は直ちにこの更新プログラムを適用してください。

Macromedia Flash Player はマイクロソフトにより再配布されていますか?

はい。Flash Player のいくつかのバージョンはマイクロソフトに再配布されています。Flash Player を再配布する Windows のサポートされているバージョンは Windows XP Service Pack 2、Windows XP Service Pack 3 および Windows XP Professional x64 Edition で、これらには、Plash Player のバージョン 6が含まれています。そのほかのサポートされている Windows のバージョンは Macromedia Flash Player を再配布していません。マイクロソフトのそのほかのソフトウェア アプリケーションもまた Flash Player を再配布している可能性があります。

Flash Player はマイクロソフトの技術ですか?

いいえ。このソフトウェアは Adobe Systems Inc.、旧 Macromedia, Inc. (英語情報) により開発されています。

Macromedia Flash Player はマイクロソフトにより再配布されていますか?

はい。Flash Player のいくつかのバージョンはマイクロソフトに再配布されています。Flash Player を再配布する Windows のサポートされているバージョンは Windows XP Service Pack 2 および Windows XP Professional x64 Edition で、これらには、Plash Player のバージョン 6が含まれています。そのほかのサポートされている Windows のバージョンは Macromedia Flash Player を再配布していません。マイクロソフトのそのほかのソフトウェア アプリケーションもまた Flash Player を再配布している可能性があります。

: Windows XP Professional x64 Edition で Internet Explorer の 64 bit バージョンを使用している場合、Macromedia Flash Player は利用可能ではありません。Windows XP Professional x64 Edition に含まれている Macromedia Flash Player は 32 bit バージョンです。

この更新プログラムにより何が置き換えられますか?

これは、以前にリリースされたセキュリティ更新プログラムに置き換わるセキュリティ更新プログラムです。セキュリティ情報の ID 番号および影響を受けるオペレーティング システムのバージョンを次の表に記載します。

セキュリティ情報番号Windows XP (すべてのバージョン)

MS06-020

置き換わる

どのバージョンの Adobe の Macromedia Flash Player が Windows で再配布されていますか?

Microsoft Windows のバージョンAdobe の Macromedia Flash Player のファイル名およびバージョン

Microsoft Windows XP Service Pack 2 および Microsoft Windows XP Service Pack 3

Flash.ocx 6.0.79

Microsoft Windows XP Professional x64 Edition

Flash.ocx 6.0.79

: マイクロソフト セキュリティ情報 MS06-020 は 2006 年 5 月 10 日に公開され、Flash Player のこれらのバージョンをご使用のお客様のための更新プログラムが提供されました。Flash Player のバージョン 7、8 または 9 を使用していないお客様で、MS06-020 を適用している場合、ご使用のFlash Player のバージョンは 6.0.84 です。

注: この更新プログラムが対応している Flash Player のバージョンは 6.x のみです。

この表に記載されていない Windows のバージョンを使用しています。それでも Macromedia Flash Player がコンピュータにインストールされている可能性がありますか?

はい。Flash Player は Adobe Systems, Inc. (旧 Macromedia, Inc) からダウンロードすることができます。Macromedia Flash Player は別のソフトウェア アプリケーションによりインストールされている、または必要とされている場合もあります。Macromedia Flash Player がインストールされているかどうか、またインストールされている場合、どのバージョンであるかを確認するためには、Adobe の Web サイトをご覧ください。Flash Player のバージョンが 8.0.24.0 以前の場合、報告されたこの脆弱性による影響を受ける可能性があります。

Adobe Security Bulletin でこれらの脆弱性が説明され、ダウンロード先が提供されていますので、Flash Player の更新されたバージョンをインストールすることができます。

: Macromedia Flash Player をインストールしていない場合、Adobeの Web サイトは Macromedia Flash Player の最新のバージョンをインストールするようメッセージを表示します。

バージョン 7 より前の Macromedia Flash Player がコンピュータにインストールされています。何をすればよいでしょうか?

「どのバージョンの Adobe の Macromedia Flash Player が Windows で再配布されていますか?」に記載されている Windows のバージョンを使用し、Flash Player のバージョンが 6.x の場合、Windows Update を訪問し、Windows のこれらのバージョン用のセキュリティ更新プログラムを入手することができます。そのほかのサポートされている Windows のバージョンを使用している場合や、この更新プログラムが対応していない Flash Player のバージョンを使用している場合には、Adobe セキュリティ情報の「影響を受けるソフトウェアのバージョン」の欄に記載されている Adobe のダウンロード センターをご覧ください。

Microsoft Windows XP Home Edition Service Pack 1 または Service Pack 1a、Windows XP Media Center Edition 2002 Service Pack 1、Windows XP Media Center Edition 2004 Service Pack 1、Windows XP Professional Service Pack 1 または Service Pack 1a および Windows XP Tablet PC Edition Service Pack 1 のセキュリティ更新プログラムのサポートは 2006 年 10 月 10 日で終了しました。現在でもこれらのオペレーティング システムの 1 つを使用していますが、どうしたらよいですか?

Windows XP Service Pack 1 のサポート ライフサイクルは終了しました。今後の脆弱性の影響を受ける可能性を防ぐため、これらのオペレーティング システムを使用しているお客様は、サポート対象のバージョンに移行することを強く推奨します。Windows のサポート ライフサイクルに関する詳細情報は、マイクロソフト サポート ライフサイクルをご覧下さい。これらのオペレーティングシステムのサポート対象サービス パックに関する情報は、こちらをご覧ください。

Windows 98、Windows 98 Second Edition または Windows Millennium Edition の延長されたセキュリティ更新プログラムのサポートは 2006 年 7 月 11 日に終了しました。現在でもこれらのオペレーティングシステムの 1 つを使用している場合、どうしたらよいですか?

Windows 98、Windows 98 Second Edition または Windows Millennium Edition のライフサイクルは終了しました。今後の脆弱性の影響を受ける可能性を防ぐため、これらのオペレーティング システムを使用しているお客様は、サポート対象のバージョンに移行することを強く推奨します。Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する詳細情報は、マイクロソフト サポート ライフサイクル をご覧ください。

Microsoft Windows NT Workstation 4.0 Service Pack 6a および Windows 2000 Service Pack 2 の延長されたセキュリティ更新プログラムのサポートは 2004 年 6 月 30 日に終了しました。Microsoft Windows NT 4.0 Server Service Pack 6a の延長されたセキュリティ更新プログラムのサポートは2004 年 12 月 31 日に終了しました。Microsoft Windows 2000 Service Pack 3 の延長されたセキュリティ更新プログラムのサポートは 2005 年 6 月 30 日に終了しました。これらのオペレーティングシステムのうちの 1 つを現在でも使用していますが、どうしたらよいですか?

Windows NT Workstation 4.0 Service Pack 6a、Windows NT Server 4.0 Service Pack 6a、Windows 2000 Service Pack 2 および Windows 2000 Service Pack 3 についてはライフ サイクルが終了しました。今後の脆弱性の影響を受ける可能性を防ぐため、これらのオペレーティング システムを使用しているお客様は、サポート対象のバージョンに移行することを強く推奨します。Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する詳細情報は、マイクロソフト サポート ライフサイクル をご覧ください。これらのオペレーティングシステムのバージョンについて、延長されたセキュリティ更新プログラムのサポート期間に関する詳細情報は、マイクロソフト製品サポート サービス Web サイトをご覧ください。

これらの製品に関するカスタムサポートが必要なお客様は、担当営業、またはマイクロソフト アカウント チームの担当者、担当テクニカル アカウント マネージャ (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフトサポート契約センター (営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253) までお問い合わせください。詳細情報は、Windows オペレーティング システム FAQ をご覧ください。

Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) を使用して、この更新プログラムが必要であるかどうかを確認することはできますか?

次の表にこのセキュリティ更新プログラムについての MBSA の検出の概要を記載します。

ソフトウェアMBSA 1.2.1Enterprise Scan Tool (EST)MBSA 2.0

Microsoft Windows XP Service Pack 2 および Microsoft Windows XP Service Pack 3

不可

Microsoft Windows XP Professional x64 Edition

不可

不可

MBSA に関する詳細は、MBSA Web サイトをご覧ください。Microsoft Update および MBSA 2.0 が現在検出しないプログラムに関する詳細情報は、サポート技術情報 895660 をご覧ください。

詳細情報は、サポート技術情報 910723 をご覧ください。

Enterprise Update Scan Tool (EST) とは何ですか?

セキュリティ情報として提供されるセキュリティ更新プログラムのための検出ツールを提供するというお約束の一部として、マイクロソフトはスタンドアロンの検出ツールを提供します。これは Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) および Office 検出ツール (ODT) が MSRC のリリース サイクルで提供される更新プログラムが検出できない場合のためです。このスタンドアロン ツールは Enterprise Update Scan Tool (EST) と呼ばれ、企業の管理者向けに設計されています。Enterprise Scan Tool のバージョンが、特定のセキュリティ情報向けに作成されると、お客様はそのツールをコマンド ライン インターフェース (CLI) から実行し、XML 出力ファイルの結果を表示することができます。お客様がこのツールをよりよく活用していただけるように、ツールと共に詳細な説明が提供される予定です。また、SMS 管理者に統合されたエクスペリエンスを提供するツールのバージョンもあります。

Enterprise Update Scan Tool (EST) のバージョンを使用してこの更新プログラムが必要であるかどうかを確認することはできますか?

はい。マイクロソフトは、この更新プログラムを適用する必要があるかどうかを確認する Enterprise Scan Tool を作成しました。今月リリースの EST のバージョンに関するダウンロード先および詳細情報は、サポート技術情報 894193 をご覧ください。SMS および EST に関する詳細情報は、次の「よく寄せられる質問」の「Systems Management Server (SMS) を使用して、この更新プログラムが必要であるかどうかを確認することはできますか?」をご覧ください。

Systems Management Server (SMS) を使用して、この更新プログラムが必要であるかどうかを確認することはできますか?

次の表にこのセキュリティ更新プログラムについての SMS の検出の概要を記載します。

ソフトウェアSMS 2.0SMS 2003

Microsoft Windows XP Service Pack 2 および Microsoft Windows XP Service Pack 3

可 (EST を使用して)

Microsoft Windows XP Professional x64 Edition

不可

SMS 2.0 および SMS 2003 Software Updates Services (SUS) Feature Pack は MBSA 1.2.1 を使用して検出を行っているので、MBSA 1.2.1 が検出しないプログラムに関し、このセキュリティ情報に記載されているものと同じ制限があります。

SMS 2.0 について、Security Update Inventory Tool (SUIT) が含まれている SMS SUS Feature Pack は、セキュリティ更新プログラムを検出するために SMS により使用されます。SMS SUIT は検出のために MBSA 1.2.1 エンジンを使用します。SUIT に関する詳細は、次のサポート技術情報 マイクロソフトの Web サイト をご覧ください。SUIT の制限に関する詳細情報は、306460 をご覧ください。また SMS SUS Feature Pack も Microsoft Office アプリケーションに必要な更新プログラムを検出するための Microsoft Office Inventory Tool が含まれています。

SMS 2003 について、SMS 2003 Inventory Tool for Microsoft Updates (ITMU) は、Microsoft Update により提供されるセキュリティ更新プログラムおよび Windows Server Update Services よりサポートされるセキュリティ更新プログラムを検出するために、SMS により使用されます。SMS 2003 ITMU に関する詳細は、次の マイクロソフトの Web サイト をご覧ください。また SMS 2003 も Microsoft Office Inventory Tool を使用して Microsoft Office アプリケーションに必要な更新プログラムを検出することができます。

SMS に関する詳細情報は、次の SMS Web サイトをご覧ください。

詳細情報は、サポート技術情報 910723 をご覧ください。

SMS を使用して Macromedia Flash Player がコンピュータにインストールされていることを確認できますか?

はい。SMS は Macromedia Flash Player がコンピュータにインストールされていることを確認する手助けとなります。SMS は、ファイル Flash.ocx の存在を検索することができます。SMS は Flash.ocx ファイルの存在を検出可能です。Flash.ocx バージョン 6.0.84.0 またはそれ以前のバージョンは影響を受ける可能性があります。このセキュリティ更新プログラムは Flash6.ocx バージョン 6.0.88.0 をインストールし、置き換わる Flash.ocx のバージョンを削除します。

脆弱性の詳細

Macromedia Flash Player の脆弱性 - CVE-2006-3311、CVE-2006-3014、CVE-2006-3587、CVE-2006-3588、CVE-2006-4640:

Adobe の Macromedia Flash Player がフラッシュ アニメーション (SWF) ファイルを処理する方法に、リモートでコードが実行される脆弱性がいくつか存在します。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、特別な細工がされたフラッシュ アニメーション (SWF) ファイルを作成し、ユーザーがその特別な細工がされた SWF ファイルを含む Web サイトを表示した場合、リモートでコードを実行する可能性があります。また、特別な細工がされた SWF ファイルは電子メールの添付ファイルとして送られる可能性もあります。ユーザーが危険にさらされる可能性がある場合は、この電子メールの添付ファイルを開く場合のみです。攻撃者によりこれらの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。

「Macromedia Flash Player の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2006-3311、CVE-2006-3014、CVE-2006-3587、CVE-2006-3588、CVE-2006-4640:

セキュリティ速報 APSB06-11 のガイダンスに従ったお客様はこれらの脆弱性による危険にさらされません。

既定では、Microsoft Windows 2000 Service Pack 4、Microsoft Windows Server 2003 および Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1 は Flash Player がインストールされて出荷されません。しかし、これらの Windows のバージョンに Flash Player をインストールしているお客様は セキュリティ速報 APSB06-11 のガイダンスに従うことを推奨します。

Web ベースの攻撃のシナリオで、これらの脆弱性が悪用されるには、その悪用を意図した Web ページを含む Web サイトをホストすることが攻撃者にとっての必要条件となります。攻撃者は、悪意のある Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできません。その代わり、通常、ユーザーに攻撃者の Web サイトへのリンクをクリックさせ、その Web サイトにユーザーを誘導することが攻撃者にとっての必要条件となります。

これらの脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

制限付きサイト ゾーンは、HTML 形式の電子メール メッセージの読み取りが行われる場合、Active スクリプトおよび ActiveX コントロールが使用されないようにすることにより、これらの脆弱性を悪用しようとする攻撃を削減する手助けとなります。しかし、ユーザーが電子メール メッセージ内のリンクをクリックする場合、前述の Web ベースの攻撃のシナリオによるこの問題の影響を依然として受ける可能性があります。

既定で、Microsoft Outlook Express 6、Outlook 2002 および Outlook 2003 は、HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。また、Outlook 2000 は、Outlook 電子メール セキュリティ更新プログラムがインストールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。Outlook Express 5.5 Service Pack 2 は、MS04-018 がインストールされている場合、HTML 形式の電子メール メッセージを制限付きサイト ゾーンで開きます。

「Macromedia Flash Player の脆弱性」の回避策 - CVE-2006-3311、CVE-2006-3014、CVE-2006-3587、CVE-2006-3588、CVE-2006-4640:

マイクロソフトは次の回避策のテストを行いました。これらの回避策は根本的な脆弱性を修正しませんが、既知の攻撃方法を阻止する手助けとなります。回避策が機能の低下の原因となる場合、下記に示します。

Windows XP Service Pack 2 上の Internet Explorer で、一時的に Flash Player ActiveX コントロールが Internet Explorer で実行されないようにする

Internet Explorer で Flash Player ActiveX コントロールの実行を一時的に無効にすることにより、これらの脆弱性からコンピュータを保護することができます。Windows XP Service Pack 2 上で、Internet Explorer アドオン管理機能を使用して ActiveX コントロールを無効にします。

1.

Internet Explorer を起動します。

2.

[ツール] メニューの [アドオンの管理] をクリックします。

3.

"Shockwave Flash Object" を探し、それをクリックします。

4.

[無効] をクリックし、[OK] をクリックして、アドオンを無効にします。

: ActiveX コントロールを見つけることができない場合、ドロップダウン ボックスを使用して [現在 Internet Explorer で読み込まれているアドオン] から [Internet Explorer で使用されたアドオン] へ変更し、手順 3 および 4 を実行します。

ActiveX コントロールがリストにない場合、ActiveX コントロールを以前に使用したことがないかコンピュータに存在しないかのどちらかです。追加情報については「一時的に Flash Player ActiveX コントロールが Internet Explorer で実行されないようにする」の回避策をご覧ください。

Windows XP Service Pack 2 の Internet Explorer アドオン管理機能に関する情報は、サポート技術情報 883256 で説明されています。

回避策の影響: Flash Player ActiveX コントロールを必要とするアプリケーションおよび Web サイトが正しく機能しなくなる可能性があります。この回避策を行った場合、コンピュータにインストールされている Flash ActiveX コントロールが影響を受ける場合があります。

使用する必要のある機能を回復するためには、Internet Explorer のアドオンの管理機能を使用して ActiveX コントロールを有効にしてください。

一時的に Flash Player ActiveX コントロールが Internet Explorer で実行されないようにする

Kill Bit をコントロールに設定することにより、一時的に Flash Player ActiveX コントロールのインスタンス化の試行が行われないようにします。

警告: レジストリ エディタを不適切に使用すると、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要となる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの不正な使用による問題の解決を保証することはできません。レジストリ エディタは、お客様各自の責任において使用してください。

マイクロソフトはレジストリの編集を行う前に、そのバックアップを行うことを推奨します。

次のテキストを使用し、Internet Explorer で一時的に Flash Player ActiveX コントロールのインスタンス化の試行が行われないようにする .reg ファイルを作成します。次のテキストをコピーし、メモ帳などのテキスト エディタに貼り付け、次にそのファイルを .reg ファイル拡張子で保存します。影響を受けるクライアントで .reg ファイルを実行します。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\ActiveX Compatibility\{1171A62F-05D2-11D1-83FC-00A0C9089C5A}]
"Compatibility Flags"=dword:00000400

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\ActiveX Compatibility\{D27CDB6E-AE6D-11cf-96B8-444553540000}]
"Compatibility Flags"=dword:00000400

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\ActiveX Compatibility\{D27CDB70-AE6D-11cf-96B8-444553540000}]
"Compatibility Flags"=dword:00000400

Internet Explorer を終了し、変更が有効になるように再度 Internet Explorer を起動します。

コントロールが Internet Explorer で実行されないようにするためのステップの詳細は、サポート技術情報 240797 をご覧ください。このサポート技術情報に記載されているステップに従い、レジストリに互換性フラグの値を作成し、Internet Explorer で Flash Player ActiveX コントロールが実行されないようにしてください。

回避策の影響: Flash Player ActiveX コントロールを必要とするアプリケーションおよび Web サイトは正しく機能しなくなる可能性があります。この回避策を行った場合、コンピュータにインストールされている Flash ActiveX コントロールが影響を受ける場合があります。

機能を回復するためには、Flash Player ActiveX コントロールの Kill Bit の設定を解除する必要であり、Internet Explorer で Flash Player ActiveX コントロールのインスタンス化の試行が行われないようにするために一時的に追加したレジストリ キーを削除してください。

Flash Player ActiveX コントロールのアクセス制御リストを変更し、Flash Player ActiveX コントロールが Internet Explorer で一時的に実行されないようにする

Flash Player ActiveX コントロールのアクセス制御リスト (ACL) をさらに制限するよう設定変更するためには、次のステップに従ってください。

1.

[スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] に "cmd" (二重引用符は必要ありません) と入力し、次に [OK] をクリックします。

2.

コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。継承された設定を含め、現在のファイルの ACL についてメモをとります。このリストはこれらの変更を解除する必要のある場合、必要となる可能性があります。

cacls %windir%\system32\Macromed\Flash\Flash.ocx

3.

このファイルに対する 'everyone' グループのアクセスを拒否するために、コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。

echo y|cacls %windir%\system32\Macromed\Flash\Flash.ocx /d everyone

4.

Internet Explorer を終了し、変更が有効になるように再度 Internet Explorer を起動します。

回避策の影響: Flash Player ActiveX コントロールを必要とするアプリケーションおよび Web サイトは正しく機能しなくなる可能性があります。この回避策を行った場合、コンピュータにインストールされている Flash ActiveX コントロールが影響を受ける場合があります。

必要な機能を回復するためには、コンピュータの ActiveX コントロールのアクセス制御リストへの変更を解除してください。

Flash Player の ActiveX コントロールの登録を解除する

Flash Player の ActiveX コントロールの登録を解除するためには、次のステップを行ってください。

1.

[スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] に "regsvr32.exe /u %windir%\system32\Macromed\Flash\Flash.ocx" (二重引用符は必要ありません) と入力し、次に [OK] をクリックします。

2.

ダイアログ ボックスに、登録を解除するプロセスが正常に完了したことを確認するメッセージが表示されます。[OK] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。

3.

Internet Explorer を終了し、変更が有効になるように再度 Internet Explorer を起動します。

回避策の影響: Flash Player ActiveX コントロールを必要とするアプリケーションおよび Web サイトは正しく機能しなくなる可能性があります。この回避策を行った場合、コンピュータにインストールされている Flash ActiveX コントロールが影響を受ける場合があります。

Flash Player ActiveX コントロールを再登録するためには、次のステップに従ってください。

1.

[スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] に "regsvr32.exe %windir%\system32\Macromed\Flash\flash.ocx" (二重引用符は必要ありません) と入力し、次に [OK] をクリックします。

2.

ダイアログ ボックスに、再登録するプロセスが正常に完了したことを確認するメッセージが表示されます。[OK] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。

3.

[スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] に "regsvr32.exe %windir%\system32\Macromed\Flash\swflash.ocx" (二重引用符は必要ありません) と入力し、次に [OK] をクリックします。

4.

ダイアログ ボックスに、再登録するプロセスが正常に完了したことを確認するメッセージが表示されます。[OK] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。

5.

Internet Explorer を終了し、変更が有効になるように再度 Internet Explorer を起動します。

ソフトウェアの制限のポリシーを使用することにより、Macromedia Flash フォルダへのアクセスを制限する

Windows XP およびそれ以降のバージョンで Macromedia Flash フォルダ (%windir%\system32\Macromed\Flash\) へのアクセスを制限するためには、ソフトウェアの制限のポリシー (英語情報) を作成することができます。このポリシーを作成するためには、レジストリ スクリプトを使用、または Flash Player ActiveX コントロールの読み込みをブロックするグループ ポリシー設定を作成してください。

グループ ポリシーの詳細については、次のマイクロソフトの Web サイトを参照してください。

ステップバイステップ ガイド: Windows Server 2003 のグループ ポリシー機能

Windows 2000 Group Policy (英語情報)

Group Policy in Windows Server 2003 (英語情報)

: レジストリ エディタの不正確な使用は、オペレーティング システムの再インストールが必要となる深刻な問題の原因となる可能性があります。マイクロソフトはレジストリ エディタの不正確な使用が原因となる問題の解決に対し、保証することはできません。レジストリ エディタは、お客様各自の責任において使用してください。レジストリの編集方法に関する情報は、レジストリ エディタ (Regedit.exe) の "キーおよび値を変更する" ヘルプ トピックをご覧ください。または Regedt32.exe の "レジストリ情報の追加と削除" および "レジストリ情報の編集" ヘルプ トピックをご覧ください。

マイクロソフトはレジストリの編集を行う前に、そのバックアップを行うことを推奨します。

次のテキストを使用して .reg ファイルを作成し、Macromedia Flash フォルダへのアクセスを制限してください。次のテキストをコピーし、メモ帳などのテキスト エディタに貼り付け、次にそのファイルを .reg ファイル拡張子で保存します。影響を受けるクライアントで .reg ファイルを実行します。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Safer\CodeIdentifiers]"TransparentEnabled"=dword:00000002

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Safer\CodeIdentifiers\0\Paths\{2742f840-c2d8-4eb3-a486-0a9d0879f29f}]

"LastModified"=hex(b):10,c3,8a,19,c6,e3,c5,01

"Description"="Block Macromedia Flash"

"SaferFlags"=dword:00000000

"ItemData"=hex(2):25,00,77,00,69,00,6e,00,64,00,69,00,72,00,25,00,5c,00,73,00,\

79,00,73,00,74,00,65,00,6d,00,33,00,32,00,5c,00,6d,00,61,00,63,00,72,00,6f,\

00,6d,00,65,00,64,00,5c,00,66,00,6c,00,61,00,73,00,68,00,5c,00,2a,00,00,00

Internet Explorer の設定を変更し、インターネットおよびローカルイントラネットゾーンで ActiveX コントロールが実行される前にダイアログを表示するように構成する、または ActiveX コントロールを無効にするように構成する

Internet Explorer の設定を変更し、ActiveX コントロールが実行される前にダイアログが表示されるようにすると、これらの脆弱性に対する保護の手助けとなります。これを行うためには、次のステップに従ってください。

1.

Internet Explorer で、[ツール] メニューから [インターネット オプション] をクリックします。

2.

[セキュリティ] タブをクリックします。

3.

[インターネット] のアイコンをクリックし、次に [レベルのカスタマイズ] ボタンをクリックします。

4.

[設定] の下 の [ActiveX コントロールとプラグイン] のセクションで、[ActiveX コントロールとプラグインの実行] の [ダイアログを表示する] または [無効にする] をクリックします。次に [OK] をクリックします。

5.

[イントラネット] をクリックし、[レベルのカスタマイズ] をクリックします。

6.

[設定] の下 の [ActiveX コントロールとプラグイン] のセクションで、[ActiveX コントロールとプラグインの実行] の [ダイアログを表示する] または [無効にする] をクリックします。次に [OK] をクリックします。

7.

[OK] を 2 回クリックし、Internet Explorer に戻ります。

回避策の影響: ActiveX コントロールを実行する前にダイアログを表示することに対し、別の影響があります。インターネットまたはイントラネット上の多くの Web サイトは ActiveX を使用して、追加の機能を提供します。たとえば、オンラインの電子商取引またはバンキング サイトには ActiveX コントロールを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。ActiveX コントロールを実行する前にダイアログを表示する設定は、すべてのインターネットおよびイントラネット サイトに影響を与えるグローバル設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックして ActiveX コントロールを実行してください。すべてのこれらの Web サイトでダイアログを表示したくない場合、次の方法を使用してください。

Web サイトを信頼される Web サイトのみに制限する

インターネット ゾーンおよびローカル イントラネット ゾーンで ActiveX コントロールおよびアクティブ スクリプトが実行される前にダイアログが表示されるように設定した後、信頼する Web サイトを Internet Explorer の信頼済みサイト ゾーンに追加することができます。これにより、信頼されていない Web サイトからのこの攻撃から保護する手助けを行いながら、現在使用しているのとまったく同様に、信頼する Web サイトを引き続き使用することができます。マイクロソフトは信頼される Web サイトのみを [信頼済み] サイト ゾーンに追加することを推奨します。

これを行うためには、次のステップに従ってください。

1.

Internet Explorer で [ツール] をクリックし、[インターネット オプション] をクリックします。次に [セキュリティ] タブをクリックします。

2.

[Web コンテンツのゾーンを選択してセキュリティのレベルを設定する] で、[信頼済みサイト] をクリックし、次に [サイト] をクリックします。

3.

暗号化されたチャネルを必要としない Web サイトを追加したい場合、[このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認 (https:) を必要とする] のチェック ボックスをクリックし、チェックを外します。

4.

[次の Web サイトをゾーンに追加する] で、信頼する Web サイトの URL を入力し、次に [追加] ボタンをクリックします。

5.

ゾーンに追加したい各 Web サイトについて、これらのステップを繰り返します。

6.

[OK] を 2 回クリックし、変更を受け入れ、Internet Explorer に戻ります。

: コンピュータ上で悪意のある動作が行われないと信頼できるサイトをすべて追加します。なお、特に追加すべき Web サイトは "*.windowsupdate.microsoft.com" です (二重引用符は必要ありません)。これらの Web サイトはセキュリティ更新プログラムを提供する Web サイトで、セキュリティ更新プログラムをインストールするためには ActiveX コントロールを必要とします。

インターネットおよびローカルイントラネットのゾーンのセキュリティの設定を「高」に設定し、これらのゾーンで ActiveX コントロールを実行する前にダイアログを表示する

インターネットのセキュリティ ゾーンの設定を変更し、ActiveX コントロールが実行される前にダイアログが表示されるようにすると、これらの脆弱性に対する保護の手助けとなります。ブラウザのセキュリティ設定を「高」に設定することによってこれを行うことができます。

Microsoft Internet Explorer のブラウザのセキュリティ レベルを上げるには、以下のステップに従ってください。

1.

Internet Explorer の [ツール] メニューの [インターネット オプション] をクリックします。

2.

[インターネット オプション] ダイアログ ボックスで、[セキュリティ] タブをクリックし、次に [インターネット] アイコンをクリックします。

3.

[このゾーンのセキュリティのレベル] の下のスライダのつまみを「高」まで移動させます。これにより、訪問するすべての Web サイトのセキュリティ レベルが「高」に設定されます。

: スライダが表示されていない場合、[既定のレベル] ボタンをクリックし、次にスライダを「高」に移動させます。

: セキュリティ レベルを「高」に設定すると、Web ページが正しく動作しない場合があります。この設定の変更後、Web サイトの使用が困難になり、そのサイトが安全であると確信できる場合は、そのサイトを [信頼済みサイト] に追加することができます。これにより、そのサイトは、セキュリティが「高」に設定されていても、適切に実行されるようになります。

回避策の影響: ActiveX コントロールを実行する前にダイアログを表示することに対し、別の影響があります。インターネットまたはイントラネット上の多くの Web サイトは ActiveX を使用して、追加の機能を提供します。たとえば、オンラインの電子商取引またはバンキング サイトには ActiveX コントロールを使用して、メニュー、注文書、計算書などを提供しているものもあります。ActiveX コントロールを実行する前にダイアログを表示する設定は、すべてのインターネットおよびイントラネット サイトに影響を与えるグローバル設定です。この回避策を行うと、ダイアログが頻繁に表示されます。各ダイアログ表示で、訪問している Web サイトを信頼できると考える場合、[はい] をクリックして ActiveX コントロールを実行してください。すべてのこれらの Web サイトでダイアログを表示したくない場合、次の方法を使用してください。

Flash Player をコンピュータから削除する

Macromedia Flash Player を削除したい場合は、Adobe Flash Player サポート FAQ の説明をご覧ください。

必要な機能を回復するためには、Adobe のWeb サイトから Macromedia Flash Player ActiveX コントロールの最新バージョンをインストールして下さい。

「Macromedia Flash Player の脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2006-3311、CVE-2006-3014、CVE-2006-3587、CVE-2006-3588、CVE-2006-4640:

どのようなことが起こる可能性がありますか?

これらはリモートでコードが実行される脆弱性です。ユーザーが管理者特権でログオンしている場合、攻撃者がこれらの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピュータを完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。コンピュータでユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこれらの脆弱性による影響が少ないと考えられます。

何が原因で起こりますか?

Adobe の Macromedia Flash Player で特別な細工がされた SWF ファイルが読み込まれる時、メモリが破損することが原因で起こります。

これらの脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?

攻撃者によりこれらの脆弱性のいずれかが悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。

攻撃者はこれらの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?

攻撃者は、Internet Explorer を介してこれらの一つあるいは複数の脆弱性の悪用を目的として設計された特別な細工がされた SWF ファイルを含む Web サイトをホストし、ユーザーにその Web サイトを表示するよう誘導する可能性があります。また、特別な細工がされた SWF ファイルは電子メールの添付ファイルとして送られる可能性もあります。ユーザーが危険にさらされる可能性がある場合は、この電子メールの添付ファイルを開く場合のみです。

主にどのようなコンピュータがこれらの脆弱性による危険にさらされますか?

ワークステーションが、主にこれらの脆弱性による危険にさらされます。サーバーは、十分な管理者アクセス権を所有していないユーザーがサーバーにログオンし、プログラムを実行する権限を得た場合にこれらの脆弱性による危険にさらされる可能性が高くなります。しかし、セキュリティ上の最善策として、これを許可しないことが強く推奨されています。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?

この更新プログラムは、Flash Player がフラッシュ アニメーション (SWF) ファイルを処理する方法を変更することにより、これらの脆弱性を排除します。

このセキュリティ情報の公開時に、これらの脆弱性は一般に知られていましたか?

これらの脆弱性は、セキュリティ速報 APSB06-11 で説明されていますが、マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、これらの脆弱性の詳細が一般に知られていたという情報は受けていませんでした。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこれらの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?

いいえ。マイクロソフトはこれらの脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示す情報は受けていませんでした。

セキュリティ更新プログラムに関する情報

影響を受けるソフトウェア

影響を受けるソフトウェアに関する特定のセキュリティ更新プログラムについての情報は、該当のリンクをご覧ください。

Windows XP (すべてのバージョン)

必要条件

このセキュリティ更新プログラムを適用するには、Microsoft Windows XP Service Pack 2 がインストールされている必要があります。詳細情報は、サポート技術情報 322389 をご覧ください。

この修正を含む予定のサービスパック

この問題に対する更新プログラムは元の配布で Flash Player が含まれていた今後リリースされる Windows のバージョン用のサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる場合があります。

インストールに関する情報

この更新プログラムは IExpress インストーラ技術を使用します。IExpress に関する詳細情報は、サポート技術情報 197147 をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストールスイッチ
スイッチ説明
セットアップ モード 

/q

パッケージ処理の状況を一部表示しないモード

/q:u

ユーザー Quiet モードを指定します。このモードでは、いくつかのダイアログ ボックスが表示されます。

/q:a

管理者 Quiet モードを指定します。このモードでは、ダイアログ ボックスは表示されません。

再起動オプション 

/r:n

インストールの完了後、再起動しません。

/r:i

必要な場合再起動 - インストールを完了するために必要な場合はコンピュータを自動的に再起動します。(このスイッチが /q:a スイッチと使用される場合を除く)

/r:a

インストール後、常にコンピュータを再起動します。

/r:s

インストール後、ユーザーにプロンプトを表示せずにコンピュータを再起動します。

特別なオプション 

/t:<完全なパス>

一時フォルダを指定します。

/c

インストールせずに、ファイルを解凍します。/T: パスが指定されていない場合、ターゲット フォルダについて確認メッセージが表示されます。

/c:<Cmd>

作成者により定義されたインストール コマンドを上書きします。Setup .inf ファイルまたは .exe ファイルのパスおよび名前を指定します。

: これらのスイッチはすべての更新プログラムで動作するわけではありません。スイッチが動作しない場合は、そのパッケージに対応した機能が必要です。また、/N:V スイッチの使用はサポートされておらず、コンピュータが起動しなくなる原因となる場合があります。インストールが正常に完了しない場合、その理由をお客様のサポート プロフェッショナルにお問い合わせ下さい。サポートされるインストール スイッチに関する詳細は、サポート技術情報 197147 をご覧ください。

適用に関する情報

ユーザーの操作なしでセキュリティ更新プログラムをインストールするためには、Windows XP のコマンド プロンプトで次のコマンドを使用してください。

WindowsXP-KB923789-x86-JPN /q:a

Software Update Services でこのセキュリティ更新プログラムを適用する方法に関する情報は、次のマイクロソフトの Web サイトをご覧ください。

Microsoft Software Update Services (SUS)

Windows Server Update Services でこのセキュリティ更新プログラムを適用する方法に関する情報は、次のマイクロソフトの Web サイトをご覧ください。

Windows Server Update Services 製品概要

このセキュリティ更新プログラムは Microsoft Update からも入手できます。

再起動の必要性

このセキュリティ更新プログラムは再起動を必要としません。

削除に関する情報

この更新プログラムは削除することができません。Flash Player を削除したい場合、Adobe Flash Player サポート FAQ の説明をご覧ください。必要な機能を回復するためには、Adobe のWeb サイトから Macromedia Flash Player ActiveX コントロールの最新バージョンをインストールして下さい。

ファイルに関する情報

この更新プログラムの日本語版のファイル属性 (またはそれ以降) は次のとおりです。

Windows XP Home Edition Service Pack 2、Windows XP Service Pack 3、Windows XP Professional Service Pack 2、Windows XP Tablet PC Edition 2005、Windows XP Media Center Edition 2005 および Windows XP Professional x64 Edition:

ファイル名バージョン日付時間サイズ

Geninst.exe

6.0.2800.1571

2006/8/23

17:49

27,136

Genuinst.exe

6.0.2800.1531

2006/1/21

16:01

25,088

Install_fp6_wu_r88.exe

2006/8/2

0:55

478,360

Flash6.ocx

6.0.88.0

2006/7/28

3:02

857,720

: Geninst.exe は IExpress インストーラ パッケージにラップされているインストーラです。この表には IExpress パッケージに含まれているファイルが記載されています。このセキュリティ更新プログラムは Flash6.ocx バージョン 6.0.88.0 をインストールし、置き換わる Flash.ocx のバージョンを削除します。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

Microsoft Baseline Security Analyzer

影響を受けるコンピュータにセキュリティ更新プログラムがインストールされていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールを使用してください。管理者は、一般的なセキュリティ上誤った構成とともに、不足しているセキュリティ更新プログラムについて、ローカルコンピュータおよびリモート コンピュータを Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) を使ってスキャンすることができます。MBSA に関する追加情報は、Microsoft Baseline Security Analyzer の Web サイトをご覧ください。

レジストリキーの確認

また、次のレジストリ キーを調べることにより、このセキュリティ更新プログラムがインストールしたファイルを確認することもできます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Active Setup\Installed Components\{5056b317-8d4c-43ee-8543-b9d1e234b8f4}

オンラインでの確認

Adobe の Web サイト を訪問することにより、インストールされているバージョンを確認することができます。

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力して下さった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。

マイクロソフトに協力してくださった Computer Terrorism の Stuart Pearson 氏

他のセキュリティ更新プログラムの入手先 :

他のセキュリティ問題を解決する更新プログラムは以下のサイトから入手できます。

セキュリティ更新プログラムはマイクロソフト ダウンロード センターからダウンロードすることができます。「security_patch」 のキーワード探索によって容易に見つけることができます。

コンシューマ プラットフォーム用の更新プログラムは、Microsoft Update Web サイトからダウンロードできます。

本セキュリティ情報及び公開された更新プログラムは、TechNet CD サブスクリプションでも入手可能です。

他のセキュリティ情報 :

Microsoft TechNet Security センター では、製品に関するセキュリティ情報を提供しています。

Software Update Services:http://www.microsoft.com/japan/windowsserversystem/sus/susoverview.mspx

Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) : http://www.microsoft.com/japan/technet/security/tools/mbsahome.mspx MBSA ツールのセキュリティ更新プログラムの検出に関する制限は http://support.microsoft.com/kb/306460 をご覧ください。

Microsoft Update : http://update.microsoft.com/microsoftupdate

Windows Update カタログ : http://support.microsoft.com/kb/323166

Windows Update : http://windowsupdate.microsoft.com

Office のアップデート : http://office.microsoft.com/officeupdate/

Software Update Services (SUS) :

Microsoft Software Update Services (SUS) は、最新の重要な更新プログラムを適用し、Windows ベースのシステムを最新の状態に維持するプロセスを大幅に簡素化する目的で開発されました。SUS により、重要な更新プログラムを Windows 2000 や Windows Server 2003 ベースのサーバー、ならびに Windows 2000 Professional や Windows XP Professional を実行するデスクトップ コンピュータへ迅速かつ確実に配布することができます。Software Update Services に関するより詳細な情報は以下をご覧ください:

http://www.microsoft.com/japan/windows2000/windowsupdate/sus/

Windows Server Update Services (WSUS):

Windows Server Update Services (WSUS) を使用することにより、管理者は Windows 2000 オペレーティング システムおよびそれ以降、Office XP およびそれ以降、Windows 2000 およびそれ以降のオペレーティングシステムに対する Exchange Server 2003 および SQL Server 2000 用の最新の重要な更新プログラムおよびセキュリティ更新プログラムを迅速に、かつ確実に適用することができます。Windows Server Update Services でこのセキュリティ更新プログラムを適用する方法に関する情報は、次のマイクロソフトの Web サイト をご覧ください。Windows Server Update Services 製品概要

Systems Management Server (SMS) :

Microsoft Systems Management Server (SMS) は更新プログラムを管理するための、構成可能なエンタープライズ ソリューションを提供します。SMS により、管理者はセキュリティ更新プログラムを必要とする Windows ベースのコンピュータを識別し、エンタープライズ全体で、エンド ユーザーへの中断を最小限にして、これらの更新プログラムの制御された適用を実行することができます。セキュリティ更新プログラムを適用するための SMS 2003 の使用方法に関する詳細情報は SMS 2003 セキュリティ パッチ管理 Web サイトをご覧下さい。SMS 2.0 ユーザーもまた、Software Updates Service Feature Pack を活用して、セキュリティ更新プログラムの適用を支援することができます。SMS に関する情報は SMS の Web サイトをご覧下さい。

: SMS は Microsoft Baseline Security Analyzer および Microsoft Office 検出ツールおよび Enterprise Scan Tool を活用してセキュリティ情報で提供された更新プログラムの検出と適用について広範なサポートを提供します。これらのツールにより検出されないソフトウェアの更新プログラムもあります。管理者は、特定のコンピュータへの更新プログラムを対象とし、これらの場合に SMS のインベントリ機能を使用することができます。この手順に関する詳細情報は、こちらの Web サイト (英語情報) をご覧下さい。コンピュータの再起動後、管理者権限を必要とするセキュリティ更新プログラムもあります。管理者は、SMS 2.0 Administration Feature Pack の上位権利での展開ツール (SMS Administration Feature Pack (英語情報) および SMS 2.0 Administration Feature Pack でご利用可能です) は、これらの更新プログラムのインストールに使用することができます。

サポート :

セキュリティ関連、およびセキュリティ更新プログラムに関するご質問や、ご不明な点などありましたら、マイクロソフト セキュリティ情報センターまでご連絡ください。
マイクロソフト セキュリティ情報センター

その他、製品に関するご質問は、マイクロソフト プロダクト サポートまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償またはインシデントの未消費にてサポートをご提供いたします。
マイクロソフト プロダクト サポートへの連絡方法はこちらをご覧ください。

製品のサポート期間の詳細は、マイクロソフト サポート ライフサイクル Web サイトをご参照ください。製品別情報の詳細は、同様にマイクロソフト サポート ライフサイクル Web サイトの 製品を探すからご確認ください。
注意: Windows NT 4.0 Workstation は、ライフサイクルを終了しております。詳細につきましては、「よく寄せられる質問」をご確認ください。

詳細情報 :

US マイクロソフトセキュリティ情報(MS06-069)
http://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/MS06-069.mspx

サポート技術情報 (KB) 文書番号 :923789
[MS06-069] Adobe の Macromedia Flash Player の脆弱性により、リモートでコードが実行される

更新履歴 :

2006/11/15: このセキュリティ情報ページを公開しました。

2006/11/16: セキュリティ情報が更新され、このセキュリティ更新プログラムが Flash6.ocx バージョン 6.0.88.0 をインストールし、置き換わる Flash.ocx のバージョンを削除することに関して追記されました。

2008/05/14: このセキュリティ情報ページを更新し、Windows XP Service Pack 3 を影響を受けるソフトウェアに追加しました。これは検出に関する更新のみです。バイナリへの変更はありません。

本セキュリティ情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。


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