マイクロソフト セキュリティ情報 MS08-001 - 緊急

Windows TCP/IP の脆弱性により、リモートでコードが実行される (941644)

公開日: 2008年1月9日 | 最終更新日: 2008年1月28日

概説

要点

この深刻度が「緊急」のセキュリティ更新プログラムは、2 件の非公開で報告された伝送制御プロトコル/インターネット プロトコル (TCP/IP) の処理の脆弱性を解決します。攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

これは、サポートされているすべてのエディションの Windows XP および Windows Vista 向けの「緊急」のセキュリティ更新プログラム、サポートされているすべてのエディションの Windows Server 2003 向けの「重要」のセキュリティ更新プログラム、サポートされているすべてのエディションの Microsoft Windows 2000 向けの「警告」のセキュリティ更新プログラムです。詳細情報は、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションをご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは、Windows カーネルがマルチキャストおよび ICMP のリクエストを含んだ TCP/IP 構造を処理する方法を変更することにより、脆弱性を解決します。

この脆弱性に関する詳細情報は、次の「脆弱性の情報」のセクションの下の特定の脆弱性のエントリに関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」をご覧ください。

推奨する対応策:マイクロソフトは、お客様に直ちにこの更新プログラムを適用することを推奨します。

既知の問題: なし

US マイクロソフトセキュリティ情報: http://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/MS08-001.mspx

影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア

次の影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェアの表では、サポート ライフサイクルが終了したソフトウェア バージョンは含んでいません。ご使用中の製品およびバージョンのサポートライフ サイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧ください。

影響を受けるソフトウェアおよびそのダウンロード先:

ダウンロードこのマークをクリックして、PC/AT 互換機用または NEC PC-9800 シリーズ用の更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法および更新プログラムのインストール方法をご覧ください。

オペレーティング システム/ソフトウェアPC/ATPC-9800最も深刻な脆弱性の影響総合的な深刻度この更新プログラムによって置き換えられるセキュリティ情報

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4

ダウンロード

ダウンロード

サービス拒否

警告

MS06-032

Windows XP Service Pack 2

ダウンロード

-

リモートでコードが実行される

緊急

MS06-032

Windows XP Professional x64 Edition および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2

ダウンロード

-

リモートでコードが実行される

緊急

MS06-032

Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2

ダウンロード

-

リモートでコードが実行される

重要

MS06-032

Windows Server 2003 x64 Edition および Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2

ダウンロード

-

リモートでコードが実行される

重要

MS06-032

Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems

ダウンロード

-

リモートでコードが実行される

重要

MS06-032

Windows Small Business Server 2003 Service Pack 1、Windows Small Business Server 2003 R2、Windows Small Business Server 2003 R2 Service Pack 2 および Windows Home Server

ダウンロード

-

リモートでコードが実行される

緊急

なし

Windows Vista

ダウンロード

-

リモートでコードが実行される

緊急

なし

Windows Vista x64 Edition

ダウンロード

-

リモートでコードが実行される

緊急

なし

注: Windows Small Business Server 2003 および Windows Home Server のサポートされているエディションには、Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2 と同じ影響を受けるコードが含まれています。しかし、Windows カーネルの TCP/IP/IGMPv3 および MLDv2 の脆弱性 (CVE-2007-0069) については、Windows Small Business Server 2003 および Windows Home Server の既定の構成は同じ脆弱性に対してさらに危険にさらされるため、深刻度を「緊急」としています。
Windows Server 2003 Service Pack 1、Windows Server 2003 Service Pack 2、Windows Small Business Server 2003 Service Pack 1、Windows Small Business Server 2003 R2、Windows Small Business Server 2003 R2 Service Pack 2 および Windows Home Server の既定の構成に関する詳細は、「脆弱性の詳細」の「よく寄せられる質問」をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)

なぜこのセキュリティ情報を 2008 年 1 月 28 日に更新したのですか?
Windows Small Business Server 2003 および Windows Home Server のサポートされているエディションでの Windows カーネルの TCP/IP/IGMPv3 および MLDv2 の脆弱性 (CVE-2007-0069) の影響を明確にするためにこのセキュリティ情報を更新しました。Microsoft Update、Windows Update、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) および Microsoft Systems Management Server (SMS) では既に Windows Small Business Server 2003 および Windows Home Server を実行しているコンピュータに正しくこの更新プログラムを提供していました。Windows Small Business Server 2003 および Windows Home Server のサポートされているエディションをインストールしているお客様はセキュリティで保護するために、この更新プログラムを適用する必要があります。

なぜこの更新プログラムはいくつかの報告されたセキュリティ上の脆弱性を解決するのですか?
これらの問題を解決するために必要な変更が関連するファイルに存在するため、この更新プログラムはいくつかの脆弱性を解決します。ユーザーは、ほぼ同一の変更を行う更新プログラムを複数インストールする代わりに、この更新プログラムのみをインストールすることで問題に対処することができます。

このセキュリティ情報で説明されているソフトウェアの旧バージョンを使用していますが、どうしたらよいですか?
このセキュリティ情報に記載されている影響を受けるソフトウェアのテストを行い、この脆弱性による影響を評価しました。そのほかのバージョンについてはサポート ライフサイクルが終了しています。ご使用中の製品およびバージョンのサポート ライフサイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧ください。

今後の脆弱性の影響を受ける可能性を防ぐため、旧バージョンのソフトウェアを使用しているお客様は、サポート対象のバージョンに移行することを強く推奨します。Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する詳細情報は、マイクロソフト サポート ライフサイクルをご覧ください。これらのオペレーティングシステムのサポート対象サービス パックに関する情報は、こちらをご覧ください。

旧バージョンのソフトウェアに関するカスタムサポートが必要なお客様は、担当営業、またはマイクロソフト アカウント チームの担当者、担当テクニカル アカウント マネージャ (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフトサポート契約センター (営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL:0120-17-0196 FAX:03-5388-8253) までお問い合わせください。連絡先の情報は、Microsoft Worldwide Information Web サイトの Contact Information のプルダウン リストから、国を選択し、[Go] ボタンをクリックすると、連絡先の電話番号が表示されます。お問い合わせの際、現地プレミア サポート営業担当にご連絡ください。詳細情報は、Windows オペレーティング システム FAQ をご覧ください。

脆弱性の詳細

深刻度および脆弱性識別番号

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度及び最も深刻な脆弱性の影響
影響を受けるソフトウェアWindows カーネルの TCP/IP/IGMPv3 および MLDv2 の脆弱性 - CVE-2007-0069Windows カーネルの TCP/IP/ICMP の脆弱性 - CVE-2007-0066総合的な深刻度

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4

なし

警告

サービス拒否

警告

Windows XP Service Pack 2

緊急

リモートでコードが実行される

警告

サービス拒否

緊急

Windows XP Professional x64 Edition および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2

緊急

リモートでコードが実行される

警告

サービス拒否

緊急

Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2

重要

リモートでコードが実行される

警告

サービス拒否

重要

Windows Server 2003 x64 Edition および Windows 2003 Service pack 2

重要

リモートでコードが実行される

警告

サービス拒否

重要

Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based

重要

リモートでコードが実行される

警告

サービス拒否

重要

Windows Small Business Server 2003 Service Pack 1、Windows Small Business Server 2003 R2、Windows Small Business Server 2003 R2 Service Pack 2 および Windows Home Server

緊急

リモートでコードが実行される

警告

サービス拒否

緊急

Windows Vista

緊急

リモートでコードが実行される

なし

緊急

Windows Vista x64 Edition

緊急

リモートでコードが実行される

なし

緊急

上記の評価はこの脆弱性の影響を受けるシステムの種類、システムの典型的な展開形式およびこの脆弱性がシステムに及ぼす影響に基づいています。

注: Windows Small Business Server および Windows Home Server の構成では、既定で IGMP が有効であり、このため同じ脆弱性に対しさらに危険にさらされることになります。したがって、Windows Server 2003 は深刻度「重要」ですが、Windows Small Business Server 2003 および Windows Home Server については深刻度を「緊急」と評価しています。

Windows カーネルの TCP/IP/IGMPv3 および MLDv2 の脆弱性 - CVE-2007-0069

Windows カーネルが IGMPv3 および MLDv2 クエリの状態を保存する TCP/IP の構造を処理する方法により、Windows カーネルにリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。Windows XP、Windows Server 2003 および Windows Vista のサポートされているエディションはすべて IGMPv3 をサポートします。IGMPv3 に加え、Windows Vista は MDLv2 をサポートします。これは IPv6 ネットワークのマルチキャストのサポートを追加するものです。匿名の攻撃者は特別な細工がされた IGMPv3 および MLDv2 パケットをネットワークでコンピュータに送信することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

攻撃者によりこの脆弱性が悪用された場合、影響を受けるコンピュータが完全に制御される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2007-0069 をご覧ください。

「Windows カーネルの TCP/IP/IGMPv3 および MLDv2 の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2007-0069:

「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。

ファイアウォールによる最善策および標準のファイアウォールの既定の構成を使用することにより、組織のネットワーク境界の外部から行われる攻撃を防ぎネットワークを保護することができます。インターネットに接続したコンピュータでは、最低限の数のポートしか開かないようにすることが最善策として推奨されます。

マルチキャスト トラフィック (具体的には IGMPv3 および MLDv2) をブロックする境界ファイアウォールはエンタープライズの境界の外から開始されるこの攻撃から社内ネットワークの資産を保護する手助けとなります。

Microsoft Windows 2000 は、この脆弱性による影響を受けません。

Windows Server 2003 は既定でマルチキャスト アドレスを有効にしていないため、この脆弱性の影響を受けません。しかし、マルチキャスティングを使用しているアプリケーションをインストールすると、オペレーティング システムはこの脆弱性の影響を受けるようになる可能性があります。

この脆弱性が悪用された場合、サービス拒否が起こる可能性が最も高いといえます。しかし、リモートでコードが実行される可能性もあります。

「Windows カーネルの TCP/IP/IGMPv3 および MLDv2 の脆弱性」の回避策 - CVE-2007-0069:

回避策は、設定または構成の変更を示しており、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用する前に既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは、以下の回避策を検証し、この回避策が機能性を低下させるかどうかについて、説明の部分で述べています。

IGMP および MLD のプロセスを無効にする

レジストリの IGMPLevel コントロールを変更することにより IGMP の脆弱性の悪用を防ぐ手助けとなります。

警告: レジストリ エディタを不適切に使用すると、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要となる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの不正な使用による問題の解決を保証することはできません。レジストリ エディタは、お客様各自の責任において使用してください。

IGMP および MLD プロセスを無効にするためには、次のステップにしたがってください。

1.

[スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] に "regedit" と入力し、次に [OK] をクリックします。

2.

[HKEY_LOCAL_MACHINE] を拡張します。

3.

[SYSTEM]、[CurrentControlSet] を順に拡張し、次に [Services] を拡張します。

4.

[TCPIP]、[Parameters] を拡張し、次に [IGMPLevel] を拡張します。

5.

DWORD 値を 0に変更します。

: 変更を有効にするためには、コンピュータを再起動する必要があります。

回避策の影響 : IGMPv3 および MLDv2 が無効となります。このサービスに依存するアプリケーションは設計されたようには機能しなくなります。

回避策の解除方法 : 上記のステップを使用して、レジストリ キーの設定をその元の値に設定するか、またはこのレジストリ キーの設定を削除します。既定では、このレジストリ キーの設定は存在しません。

境界ファイアウォールで IGMP および MLD をブロックする

ファイアウォールによる最善策および標準のファイアウォールの既定の構成を使用することにより、組織のネットワーク境界の外部から行われる IGMP および MLD の攻撃を防ぎネットワークを保護することができます。

回避策の影響 : IGMPv3 および MLDv2 はエンタープライズ境界の外からブロックされ、エンタープライズ境界の外からの IGMPv3 および MLDv2 に依存しているアプリケーションは設計されたようには機能しなくなります。

Vista ファイアウォールで IGMP および MLD の受信をブロックする

[コントロール パネル] をクリックし、[管理ツール] をクリックし、次に [セキュリティが強化された Windows ファイアウォール] をダブルクリックします。

IGMP をブロックします:

1.

[受信の規則] を選択します。

2.

[コア ネットワーク] を選択します - インターネット グループ管理プロトコル (IGMP 受信)

3.

右クリックし、[プロパティ] を選択します。

4.

[接続をブロックする] を選択します。

MLD をブロックします:

1.

[受信の規則] を選択します。

2.

[コア ネットワーク] を選択します - マルチキャスト リスナ クエリ (ICMPv6 受信)

3.

右クリックし、[プロパティ] を選択します。

4.

[接続をブロックする] を選択します。

回避策の影響 : IGMP/MLD がブロックされ、マルチキャストに依存するアプリケーションまたはサービスが実行できなくなります。

回避策の解除方法 : 上記の最初の 3 つのステップを使用し、[接続を許可する] を選択します。

「Windows カーネルの TCP/IP/IGMPv3 および MLDv2 の脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2007-0069:

どのようなことが起こる可能性がありますか?
これはリモートでコードが実行される脆弱性です。この脆弱性で、攻撃者により、昇格された特権で影響を受けるコンピュータで任意のコードが実行される可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

何が原因で起こりますか?
Windows カーネルが TCP/IP により処理される IGMP リクエストの状態を保存する時に十分に検証を行わないため、この脆弱性が起こります。

TCP/IP とは何ですか?
TCP/IP とはネットワークでデータを伝送するために使用される通信プロトコルのスイートです。

なぜ Windows Small Business Server および Windows Home Server は脆弱性の深刻度が Windows Server 2003 と異なるのですか?
既定で Windows Server 2003 では IGMP がアクティブな状態ではなく、このためこの脆弱性の危険にさらされる程度が低くなります。しかし、Windows Small Business Server 2003 および Windows Home Server では IGMP が既定でアクティブであるため、この脆弱性の危険にさらされる程度が高くなります。Windows Small Business Server 2003 および Windows Home Server はさらに危険にさらされるため、深刻度を「緊急」と評価しています。マイクロソフトはこれらの製品をご使用のお客様にこの更新プログラムを直ちにインストールすることを推奨します。

IGMPとは何ですか?
Internet Group Management Protocol (IGMP) は IPv4 のマルチキャストに使用されます。マルチキャストはひとりの送信者対複数の受信者間のネットワーク上の通信です。IGMP はマルチキャスティングとマルチキャスト グループのメンバをサポートしている IPv4 ルーター間でメンバシップの進捗データを交換するのに使用されます。IGMP (英語情報) の詳細については MSDN サイトをご覧ください。

MLDとは何ですか?
マルチキャスト リスナ 発見 (MLD) により、IPv6 向けのサブネットのマルチキャスト メンバシップの管理ができるようになります。MLD は IPv6 向けの 3 種類のインターネット制御メッセージ プロトコル (ICMPv6) のメッセージで IPv4 に使用されているインターネット グループ管理プロトコル (IGMP) を置き換えます。MDL (英語情報) の詳細については MSDN サイトをご覧ください。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?
攻撃者はこの脆弱性を悪用し任意のコードを実行する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
攻撃者は、特別な細工をしたネットワーク パケットを作成し、影響を受けるコンピュータにそのパケットを送信することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?
クライアント コンピュータが主にこの脆弱性による危険にさらされます。しかし、マルチキャスティングを使用しているすべてのコンピュータがこの脆弱性による影響を受ける可能性があります。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
このセキュリティ更新プログラムは、Windows カーネルが IGMP のリクエストを含む TCP/IP の構造を処理する方法を変更することにより、この脆弱性を排除します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?
いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般に知られていたという情報は受けていませんでした。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
いいえ。このセキュリティ情報が最初に公開された段階で、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示す情報は受けておらず、また、公開された検証用コードのいかなる実例の存在も確認しておりません。

Windows カーネルの TCP/IP/ICMP の脆弱性 – CVE-2007-0066

Windows カーネルが断片化されたルーター アドバタイズメント ICMP クエリを処理する方法により、TCP/IP にサービス拒否の脆弱性が存在します。
Router Discovery Protocol (RDP) は既定で有効にされていないため、この脆弱性を悪用するためには Router Discover Protocol を有効にする必要があります。しかし、Windows 2003 Server および Windows XP で、RDP は DHCP の設定またはレジストリの設定によりオンにされている場合があります。また、Windows 2000 RDP では、レジストリの設定によりオンにされている場合があります。匿名の攻撃者は特別な細工がされた ICMP パケットをネットワークでコンピュータに送信することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、影響を受けるコンピュータが応答せず、自動的に再起動する可能性があります。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2007-0066 をご覧ください。

「Windows カーネルの TCP/IP/ICMP の脆弱性」の問題を緩和する要素 – CVE-2007-0066:

「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。

Router Discovery Protocol (RDP) は既定で有効にされていないため、この脆弱性を悪用するためには Router Discover Protocol を有効にする必要があります。詳細情報はサポート技術情報 269734 「ルーター探索プロトコルは、既定で無効です。」をご覧ください。また、ルーター検索を無効に設定する場合は、回避策の「ルーター検索を無効にする」を参照してください。

Windows Vista は、この脆弱性による影響を受けません。

「Windows カーネルの TCP/IP/ICMP の脆弱性」の回避策 – CVE-2007-0066:

回避策は、設定または構成の変更を示しており、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用する前に既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは、以下の回避策を検証し、この回避策が機能性を低下させるかどうかについて、説明の部分で述べています。

ルーター探索を無効にする

既定では Router Discovery Protocol はすべての影響を受けるプラットフォームで無効です。Router Discovery Protocol が既に有効な場合、次の回避策で無効にします。レジストリの PerformRouterDiscovery 値を設定することにより ICMP の脆弱性の悪用を防ぐ手助けとなります。

警告: レジストリ エディタを不適切に使用すると、深刻な問題が生じ、オペレーティング システムの再インストールが必要となる場合があります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの不正な使用による問題の解決を保証することはできません。レジストリ エディタは、お客様各自の責任において使用してください。

ICMP の処理を無効にするためには、次のステップにしたがってください。

1.

[スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] に "regedit" と入力し、次に [OK] をクリックします。

2.

[HKEY_LOCAL_MACHINE] を拡張します。

3.

[SYSTEM]、[CurrentControlSet] を順に拡張し、次に [Services] を拡張します。

4.

[TCPIP]、[Parameters] を拡張し、次に [Interfaces] を拡張します。

5.

[interface_name] を選択し、[PerformRouterDiscovery]値を 0 に設定します。

PerformRouterDiscovery の値を 0 に設定してください。

: 変更を有効にするためには、コンピュータを再起動する必要があります。

回避策の影響 : ルーター探索が無効になります。

回避策の解除方法: 上記のステップを使用して、PerformRouterDiscovery のレジストリ キーの設定をその元の値に設定するか、またはこのレジストリ キーの設定を削除します。

「Windows カーネルの TCP/IP/ICMP の脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2007-0069:

どのようなことが起こる可能性がありますか?
これは、サービス拒否の脆弱性です。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、影響を受けるコンピュータが応答を停止し、再起動する可能性があります。その間、コンピュータはリクエストに応答できない可能性があります。攻撃者により、サービス拒否の脆弱性が悪用されても、コードが実行されたり、特権の昇格が行われることはありません。しかし、影響を受けるコンピュータが要求を受け入れない可能性があります。

何が原因で起こりますか?
Windows カーネルが断片化されたルーター アドバーティスメント ICMP パケットを処理する時に十分に検証を行わないため、この脆弱性が起こります。

TCP/IP とは何ですか?
TCP/IPとはネットワークでデータを伝送するために使用される通信プロトコルのスイートです。

ICMP とは何ですか?
インターネット制御メッセージ プロトコル (ICMP) は接続とルーティングを管理するメンテナンス プロトコルです。ICMP の機能と実装に関する詳細は RFC 792: Internet Control Message Protocol DARPA Internet Program Protocol Specification (英語情報) をご覧ください。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?
攻撃者は、影響を受けるコンピュータに特別な細工をした ICMP パケットを送信することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。次にメッセージは影響を受けるコンピュータの応答を停止させ、自動的に再起動させる可能性があります。

攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
攻撃者は、特別な細工をしたネットワーク パケットを作成し、影響を受けるコンピュータにそのパケットを送信することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

主にどのようなコンピュータがこの脆弱性による危険にさらされますか?
ICMP Router Discovery Protocol が有効なコンピュータは全てこの脆弱性の影響を受ける可能性があります。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
このセキュリティ更新プログラムは、Windows カーネルがルーター アドバーティスメント ICMP パケットを含む TCP/IP の構造を処理する方法を変更することにより、この脆弱性を排除します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?
いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般に知られていたという情報は受けていませんでした。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか? ?
いいえ。このセキュリティ情報が最初に公開された段階で、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用され、お客様が攻撃されたということを示す情報は受けておらず、また、公開された検証用コードのいかなる実例の存在も確認しておりません。

セキュリティ更新プログラムに関する情報

検出および展開ツールとガイダンス

組織のサーバー、デスクトップ、モバイル コンピュータに適用する必要があるソフトウェアおよびセキュリティ更新プログラムを管理してください。詳細情報は、TechNet 更新プログラム管理センターをご覧ください。TechNet セキュリティ センター Web サイトでは、製品に関するセキュリティ情報を提供しています。

セキュリティ更新プログラムは Microsoft UpdateWindows Update および Office Update から利用可能です。セキュリティ更新プログラムは Microsoft Download Center からダウンロードすることができます。「security update」のキーワード探索によって容易に見つけることができます。

最後に、セキュリティ更新プログラムは Microsoft Update カタログ Microsoft Update カタログは、セキュリティ更新プログラム、ドライバおよびサービスパックなどを含むコンテンツを検索可能なカタログで、Windows Update および Microsoft Update でご利用になれます。セキュリティ番号 (例えば “MS07-036” など) を使用して検索することにより、バスケットに適用可能な更新プログラムをすべて追加することができ (異なる言語の更新プログラムを含む)、選択しているフォルダにダウンロードできます。「Microsoft Update カタログ」の関連情報を参照するには、Microsoft Update カタログ よく寄せられる質問をご覧ください。

検出および展開のガイダンス

このガイダンスは、IT Pro がセキュリティ更新プログラムを適用する際に役立つ、Windows Update、Microsoft Update、Office Update、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA)、Office 検出ツール、 Microsoft Systems Management Server (SMS)、Extended Security Update Inventory Tool および Enterprise Update Scan Tool (EST) など、様々なツールの使用方法を理解するのに役立ちます。詳細情報は、サポート技術情報 910723 をご覧ください。

Microsoft Baseline Security Analyzer

Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) により、管理者は一般的なセキュリティの誤構成だけでなく、不足しているセキュリティ更新プログラムについても、ローカルおよびリモートのコンピュータをスキャンできます。MBSA の詳細情報については、 Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) Web サイト をご覧ください。以下の表では、このセキュリティ更新プログラム用の MBSA が検出する概要を提供しています。

ソフトウェアMBSA 2.0.1

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4

Windows XP Service Pack 2

Windows XP Professional x64 Edition および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2

Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2

Windows Server 2003 x64 Edition および Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2

Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems

Windows Vista

下記の Windows Vista についての注意をご覧ください

Windows Vista x64 Edition

下記の Windows Vista についての注意をご覧ください

Windows Vista についての注意: MBSA 2.0.1 は Windows Vista ではサポートされませんが、Windows Vista を実行しているコンピュータのリモート スキャンはサポートします。Windows Vista についての MBSA のサポートに関する詳細情報は、MBSA Web サイト をご覧ください。また、マイクロソフト サポート技術情報 931943: 「Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) での Windows Vista のサポート」もご参照ください。

MBSA 2.0.1 に関する詳細情報は、 MBSA 2.0 よく寄せられる質問 をご覧ください。

Windows Server Update Services

Windows Server Update Services (WSUS) を使用することにより、管理者は Windows 2000 オペレーティング システムおよびそれ以降、Office XP およびそれ以降、Windows 2000 およびそれ以降のオペレーティングシステムに対する Exchange Server 2003 および SQL Server 2000 用の最新の重要な更新プログラムおよびセキュリティ更新プログラムを迅速に、かつ確実に適用することができます。Windows Server Update Services でこのセキュリティ更新プログラムを適用する方法に関する情報は、次のマイクロソフトの Web サイト をご覧ください。Windows Server Update Services 製品概要

Systems Management Server

次の表に、このセキュリティ更新プログラムについての SMS の検出および展開のまとめを記載します。

ソフトウェアSMS 2.0SMS 2003SCCM 2007

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4

Windows XP Service Pack 2

Windows XP Professional x64 および Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2

不可

Windows Server 2003 Service Pack 1 および Windows Server 2003 Service Pack 2

Windows Server 2003 x64 Edition および Windows Server 2003 x64 Edition Service Pack 2

不可

Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based Systems および Windows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems

不可

Windows Vista

不可

下記の Windows Vista についての注意をご覧ください

Windows Vista x64 Edition

不可

下記の Windows Vista についての注意をご覧ください

SMS 2.0 について、Security Update Inventory Tool (SUIT) が含まれている SMS SUS Feature Pack は、セキュリティ更新プログラムを検出するために SMS により使用されます。詳細は、Systems Management Server 2.0 のダウンロードをご覧ください。

SMS 2003 について、SMS 2003 Inventory Tool for Microsoft Updates (ITMU) は、Microsoft Update により提供されるセキュリティ更新プログラムおよび Windows Server Update Services よりサポートされるセキュリティ更新プログラムを検出するために、SMS により使用されます。 SMS 2003 ITMU に関する詳細は、次の マイクロソフトの Web サイト をご覧ください。 また SMS 2003 も Microsoft Office Inventory Tool を使用して Microsoft Office アプリケーションに必要な更新プログラムを検出することができます。Office Inventory Tool および別のスキャンニング ツールに関する詳細情報は、SMS 2003 Software Update Scanning Tools (英語情報) をご覧ください。また、Systems Management Server 2003 のダウンロード (英語情報) をご覧ください。

System Center Configuration Manager (SCCM) 2007 は更新プログラムの検出に WSUS 3.0 を使用します。SCCM 2007 Software Update Management に関する詳細情報は、System Center Configuration Manager 2007 をご覧ください。

Windows Vista についての注意: Microsoft Systems Management Server 2003 Service Pack 3 は、Windows Vista の管理をサポートしています。

SMS に関する詳細情報は、次の SMS Web サイトをご覧ください。

詳細は、マイクロソフト サポート技術情報 910723「毎月リリースされる検出と展開の手引きの一覧」をご覧ください。

セキュリティ更新プログラムの展開

影響を受けるソフトウェア

影響を受けるソフトウェアに関する特定のセキュリティ更新プログラムについての情報は、該当のリンクをご覧ください。

Windows 2000 (すべてのエディション)

参照表

次の表には、このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムに関する情報が含まれています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」をご覧ください。

参照表
この修正を含む予定のサービスパック 

この問題に対する修正は今後リリースされる更新プログラムのロールアップに含まれる可能性があります。

展開 

ユーザーによる操作を必要としないインストール

Windows 2000 Service Pack 4:
Windows2000-KB941644-x86-JPN /quiet

再起動しないインストール

Windows 2000 Service Pack 4:
Windows2000-KB941644-x86-JPN /norestart

ログファイル

KB941644.log

詳細

「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。

再起動に関する情報 

再起動の必要性

あり。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピュータを再起動する必要があります。

ホットパッチ

対象外

削除に関する情報 

Windows 2000 Service Pack 4:
[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用してください。システム管理者は Spuninst.exe ユーティリティを使用し、このセキュリティ更新プログラムを削除することができます。Spuninst.exe ユーティリティは %Windir%\$NTUninstallKB941644$\Spuninst フォルダにあります。

ファイル情報 

このセクション内のサブセクション「ファイル情報」をご覧ください。

レジストリキーの確認 

Windows 2000 Service Pack 4:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows 2000\SP5\KB941644\Filelist

ファイル情報

このセキュリティ更新プログラムの日本語版のファイル属性は次のとおりです。

サポートされているすべてのエディションの Windows 2000:

ファイル名バージョン日付時間サイズ

tcpip.sys

5.0.2195.7147

2007/10/5

12:24

320,368

: サポート対象バージョンの完全な一覧は、サポート ライフサイクル - 製品名一覧をご覧ください。サービスパックの完全な一覧は、ライフサイクル サポート対象サービスパックをご覧ください。サポート ライフサイクル ポリシーに関する詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクルをご覧ください。

展開に関する情報

更新プログラムのインストール

このセキュリティ更新プログラムをインストールするとき、コンピュータ上のアップデート対象ファイルのいずれかが、マイクロソフトの修正プログラムによって過去にアップデートされているかどうかがチェックされます。

過去に修正プログラムをインストールしてこれらのファイルのいずれかをアップデートしている場合は、RTMQFE、SP1QFE または SP2QFE ファイルがコンピュータにコピーされます。それ以外の場合は、RTMGDR、SP1GDR または SP2GDR ファイルがコンピュータにコピーされます。セキュリティ更新プログラムにはこれらのファイルのすべてのバリエーションが含まれない場合があります。この動作に関する詳細情報は、サポート技術情報 824994 をご覧ください。

インストーラに関する詳細情報は、次のマイクロソフト TechNet Web サイトをご覧ください。

このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) に関しては、サポート技術情報 824684 をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストールスイッチ
スイッチ説明

/help

インストール メッセージの一覧を表示します。

セットアップ モード 

/passive

無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピュータが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告と共に ダイアログ ボックスが表示されます。

/quiet

QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスあるいは、エラー メッセージは表示されません。

再起動オプション 

/norestart

インストールの完了後、再起動しません。

/forcerestart

インストール後、再起動します。

/warnrestart[:<秒数>]

必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチのいずれかと共に使用します。

/promptrestart

再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。

特別なオプション 

/overwriteoem

確認メッセージを表示せずに OEM ファイルを上書きします。

/nobackup

アンインストールに必要なファイルのバックアップを作成しません。

/forceappsclose

シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。

/log:<完全なパス>

ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。

/integrate:<完全なパス>

このソフトウェア更新を <完全なパス> に統合します。これらのファイルはスイッチの指定されたパスにあります。

/extract:<完全なパス>

セットアップを実行せずにファイルを抽出します。

/ER

エラー レポートの延長を有効にします。

/verbose

詳細ログを有効にします。 インストール中、%Windir%\CabBuild.log を作成します。このログはコピーされるファイルを詳述します。 このスイッチを使用すると、インストールがさらに遅くなる場合があります。

: これらのスイッチを 1 つのコマンドに組み込むことができます。旧バージョンとの互換性のため、このセキュリティ更新プログラムは、セットアップ プログラムの以前のバージョンによって使用されるセットアップ スイッチもサポートしています。サポートされるインストール スイッチに関する詳細は、サポート技術情報 262841 をご覧ください。

更新プログラムの削除

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされている Spuninst.exe スイッチ
スイッチ説明

/help

アンインストール メッセージの一覧を表示します。

セットアップ モード 

/passive

無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、アンインストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピュータが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告と共に ダイアログ ボックスが表示されます。

/quiet

QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスあるいは、エラー メッセージは表示されません。

再起動オプション 

/norestart

アンインストールの完了後、再起動しません。

/forcerestart

アンインストール後、再起動します。

/warnrestart[:<秒数>]

必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチのいずれかと共に使用します。

/promptrestart

再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。

特別なオプション 

/forceappsclose

シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。

/log:<完全なパス>

ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

Microsoft Baseline Security Analyzer

影響を受けるコンピュータにセキュリティ更新プログラムがインストールされていることを確認するためには、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールを使用してください。詳細については、このセキュリティ情報の上部にある「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。

ファイルバージョンの確認

Microsoft Windows にはいくつかのバージョンがあるため、次のステップは使用中のコンピュータにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧ください。

1.

[スタート] をクリックし、次に [検索] をクリックします。

2.

[検索結果] のウィンドウの [検索コンパニオン] の下の [ファイルとフォルダすべて] をクリックします。

3.

[ファイル名のすべてまたは一部] のボックスで、適切なファイル情報の表からファイル名を入力し、次に [検索] をクリックします。

4.

ファイルの一覧で、適切なファイル情報の表からファイル名を右クリックし、次に [プロパティ] をクリックします。

: インストールされているオペレーティングシステムまたはプログラムのバージョンにより、ファイル情報の表に記載されているファイルで、インストールされないものがある場合もあります。

5.

[バージョン情報] タブで、適切なファイル情報の表に記載されているバージョンと比較し、コンピュータにインストールされているファイルのバージョンを確認します。

: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。そのほかのファイルの属性をファイル情報の表の情報と比較することは、更新プログラムが正しくインストールされたことを確認する方法としてサポートされていません。また、ファイル名がインストール中に変更される場合があります。ファイルまたはバージョンの情報が存在しない場合、その他の方法によって更新プログラムが正しくインストールされたことを確認してください。

レジストリキーの確認

このセクションの「参照表」にリストされているレジストリ キーを調べることにより、セキュリティ更新プログラムがインストールしたファイルを確認することもできます。

これらのレジストリ キーには、インストールされるファイルの完全な一覧が含まれない場合があります。また、管理者もしくは OEM メーカーによって、セキュリティ更新プログラムを Windows インストール ソース ファイルに統合またはスリップストリーム化されている場合、レジストリ キーが適切に作成されない場合があります。

Windows XP (すべてのエディション)

参照表

次の表には、このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムに関する情報が含まれています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」をご覧ください。

参照表
この修正を含む予定のサービスパック 

この問題に対する修正は今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。

展開 

ユーザーによる操作を必要としないインストール

サポートされているすべての 32-bit エディションの Windows XP:
Windowsxp-KB941644-x86-JPN /quiet

サポートされているすべての x64 エディションの Windows XP:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB941644-x64-JPN /quiet

再起動しないインストール

サポートされているすべての 32-bit エディションの Windows XP:
Windowsxp-KB941644-x86-JPN /norestart

サポートされているすべての x64 エディションの Windows XP:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB941644-x64-JPN /norestart

ログファイル

KB941644.log

詳細

「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。

再起動に関する情報 

再起動の必要性

あり。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピュータを再起動する必要があります。

ホットパッチ

対象外

削除に関する情報 

[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用してください。システム管理者は Spuninst.exe ユーティリティを使用し、このセキュリティ更新プログラムを削除することができます。Spuninst.exe ユーティリティは %Windir%\$NTUninstallKB941644$\Spuninst フォルダにあります。

ファイル情報 

このセクション内のサブセクション「ファイル情報」をご覧ください。

レジストリキーの確認 

サポートされているすべての 32-bit エディションの Windows XP:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP\SP3\KB941644\Filelist

サポートされているすべての x64 エディションの Windows XP:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows XP Version 2003\SP3\KB941644\Filelist

ファイル情報

これらのセキュリティ更新プログラムの日本語版のファイル属性は次のとおりです。

サポートされているすべての 32-bit エディションの Windows XP:

ファイル名バージョン日付時間サイズフォルダ

tcpip.sys

5.1.2600.3244

2007/10/31

2:20

360,064

SP2GDR

tcpip.sys

5.1.2600.3244

2007/10/31

1:53

360,832

SP2QFE

サポートされているすべての x64 エディションの Windows XP:

ファイル名バージョン日付時間サイズCPUフォルダ

tcpip.sys

5.2.3790.3036

2007/10/31

3:42

702,976

x64

SP1GDR

tcpip.sys

5.2.3790.3036

2007/10/31

3:45

813,056

x64

SP1QFE

tcpip.sys

5.2.3790.4179

2007/10/31

4:04

767,488

x64

SP2GDR

tcpip.sys

5.2.3790.4179

2007/10/31

3:44

767,488

x64

SP2QFE

: サポート対象バージョンの完全な一覧は、サポート ライフサイクル - 製品名一覧をご覧ください。サービスパックの完全な一覧は、ライフサイクル サポート対象サービスパックをご覧ください。サポート ライフサイクル ポリシーに関する詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクルをご覧ください。

展開に関する情報

更新プログラムのインストール

これらのセキュリティ更新プログラムをインストールするとき、コンピュータ上のアップデート対象ファイルのいずれかが、マイクロソフトの修正プログラムによって過去にアップデートされているかどうかがチェックされます。

過去に修正プログラムをインストールしてこれらのファイルのいずれかをアップデートしている場合は、RTMQFE、SP1QFE または SP2QFE ファイルがコンピュータにコピーされます。それ以外の場合は、RTMGDR、SP1GDR または SP2GDR ファイルがコンピュータにコピーされます。セキュリティ更新プログラムにはこれらのファイルのすべてのバリエーションが含まれない場合があります。この動作に関する詳細情報は、サポート技術情報 824994 をご覧ください。

インストーラに関する詳細情報は、次のマイクロソフト TechNet Web サイトをご覧ください。

このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) に関しては、サポート技術情報 824684 をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストールスイッチ
スイッチ説明

/help

インストール メッセージの一覧を表示します。

セットアップ モード 

/passive

無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、インストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピュータが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告と共に ダイアログ ボックスが表示されます。

/quiet

QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスあるいは、エラー メッセージは表示されません。

再起動オプション 

/norestart

インストールの完了後、再起動しません。

/forcerestart

インストール後、再起動します。

/warnrestart[:<秒数>]

必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチのいずれかと共に使用します。

/promptrestart

再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。

特別なオプション 

/overwriteoem

確認メッセージを表示せずに OEM ファイルを上書きします。

/nobackup

アンインストールに必要なファイルのバックアップを作成しません。

/forceappsclose

シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。

/log:<完全なパス>

ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。

/integrate:<完全なパス>

このソフトウェア更新を <完全なパス> に統合します。これらのファイルはスイッチの指定されたパスにあります。

/extract:<完全なパス>

セットアップを実行せずにファイルを抽出します。

/ER

エラー レポートの延長を有効にします。

/verbose

詳細ログを有効にします。 インストール中、%Windir%\CabBuild.log を作成します。このログはコピーされるファイルを詳述します。 このスイッチを使用すると、インストールがさらに遅くなる場合があります。

: これらのスイッチを 1 つのコマンドに組み込むことができます。旧バージョンとの互換性のため、このセキュリティ更新プログラムは、セットアップ プログラムの以前のバージョンによって使用されるセットアップ スイッチもサポートしています。サポートされるインストール スイッチに関する詳細は、サポート技術情報 262841 をご覧ください。

更新プログラムの削除

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされている Spuninst.exe スイッチ
スイッチ説明

/help

アンインストール メッセージの一覧を表示します。

セットアップ モード 

/passive

無人モード (進行状況バーのみ) です。ユーザーの操作は必要ありませんが、アンインストールの状態は表示されます。もし、セットアップの終わりで再起動が必要な場合は、コンピュータが 30 秒で再起動するという、タイマーの警告と共に ダイアログ ボックスが表示されます。

/quiet

QUIET モード (ユーザー入力を必要としません。表示もしません。) バックグラウンド モードと同じです。しかし、ステータスあるいは、エラー メッセージは表示されません。

再起動オプション 

/norestart

アンインストールの完了後、再起動しません。

/forcerestart

アンインストール後、再起動します。

/warnrestart[:<秒数>]

必要な場合に自動的に警告を表示し再起動します (既定のタイムアウト時間は 30 秒)。/quiet または /passive スイッチのいずれかと共に使用します。

/promptrestart

再起動が必要なときに確認メッセージを表示します。

特別なオプション 

/forceappsclose

シャットダウン時に他のプログラムを強制終了します。

/log:<完全なパス>

ログ ファイルを <完全なパス> に作成します。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

Microsoft Baseline Security Analyzer

影響を受けるコンピュータにセキュリティ更新プログラムがインストールされていることを確認するためには、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールを使用してください。詳細については、このセキュリティ情報の上部にある「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。

ファイルバージョンの確認

Microsoft Windows にはいくつかのバージョンがあるため、次のステップは使用中のコンピュータにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧ください。

1.

[スタート] をクリックし、次に [検索] をクリックします。

2.

[検索結果] のウィンドウの [検索コンパニオン] の下の [ファイルとフォルダすべて] をクリックします。

3.

[ファイル名のすべてまたは一部] のボックスで、適切なファイル情報の表からファイル名を入力し、次に [検索] をクリックします。

4.

ファイルの一覧で、適切なファイル情報の表からファイル名を右クリックし、次に [プロパティ] をクリックします。

: インストールされているオペレーティングシステムまたはプログラムのバージョンにより、ファイル情報の表に記載されているファイルで、インストールされないものがある場合もあります。

5.

[バージョン情報] タブで、適切なファイル情報の表に記載されているバージョンと比較し、コンピュータにインストールされているファイルのバージョンを確認します。

: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。そのほかのファイルの属性をファイル情報の表の情報と比較することは、更新プログラムが正しくインストールされたことを確認する方法としてサポートされていません。また、ファイル名がインストール中に変更される場合があります。ファイルまたはバージョンの情報が存在しない場合、その他の方法によって更新プログラムが正しくインストールされたことを確認してください。

レジストリキーの確認

このセクションの「参照表」にリストされているレジストリ キーを調べることにより、セキュリティ更新プログラムがインストールしたファイルを確認することもできます。

これらのレジストリ キーには、インストールされるファイルの完全な一覧が含まれない場合があります。また、管理者もしくは OEM メーカーによってセキュリティ更新プログラムを Windows インストール ソース ファイルに統合またはスリップストリーム化されている場合、レジストリ キーが適切に作成されない場合があります。

Windows Server 2003 (すべてのエディション)

参照表

次の表には、このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムに関する情報が含まれています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」をご覧ください。

参照表
この修正を含む予定のサービスパック 

この問題に対する修正は今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。

展開 

ユーザーによる操作を必要としないインストール

サポートされているすべての 32-bit エディションの Windows Server 2003:
WindowsServer2003-KB941644-x86-JPN /quiet

サポートされているすべての Itanium-based エディションの Windows Server 2003:
WindowsServer2003-KB941644-ia64-JPN /quiet

サポートされているすべての x64 エディションの Windows Server 2003:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB941644-x64-JPN /quiet

再起動しないインストール

サポートされているすべての 32-bit エディションの Windows Server 2003:
WindowsServer2003-KB941644-x86-JPN /norestart

サポートされているすべての Itanium-based エディションの Windows Server 2003:
WindowsServer2003-KB941644-ia64-JPN /norestart

サポートされているすべての x64 エディションの Windows Server 2003:
WindowsServer2003.WindowsXP-KB941644-x64-JPN /norestart

ログファイル

KB941644.log

詳細

「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。

再起動に関する情報 

再起動の必要性

あり。セキュリティ更新プログラムを適用してから、コンピュータを再起動する必要があります。

ホットパッチ

このセキュリティ更新プログラムはホットパッチをサポートしません。ホットパッチに関する詳細情報は、サポート技術情報 897341 をご覧ください。

削除に関する情報 

[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用してください。システム管理者は Spuninst.exe ユーティリティを使用し、このセキュリティ更新プログラムを削除することができます。Spuninst.exe ユーティリティは %Windir%\$NTUninstallKB941644$\Spuninst フォルダにあります。

ファイル情報 

このセクション内のサブセクション「ファイル情報」をご覧ください。

レジストリキーの確認 

サポートされているすべての 32-bit エディション、Itanium-based エディションおよび x64 エディションの Windows Server 2003:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Updates\Windows Server 2003\SP3\KB941644\Filelist

ファイル情報

これらのセキュリティ更新プログラムの日本語版のファイル属性は次のとおりです。

サポートされているすべての 32-bit エディションの Windows Server 2003:

ファイル名バージョン日付時間サイズフォルダ

tcpip.sys

5.2.3790.3036

2007/10/30

20:01

333,312

SP1GDR

tcpip.sys

5.2.3790.3036

2007/10/30

22:12

387,072

SP1QFE

tcpip.sys

5.2.3790.4179

2007/10/31

2:44

383,488

SP2GDR

tcpip.sys

5.2.3790.4179

2007/10/31

2:47

384,000

SP2QFE

サポートされているすべての Itanium-based エディションの Windows Server 2003:

ファイル名バージョン日付時間サイズCPUフォルダ

tcpip.sys

5.2.3790.3036

2007/10/31

3:42

1,116,160

IA64

SP1GDR

tcpip.sys

5.2.3790.3036

2007/10/31

3:42

1,286,656

IA64

SP1QFE

tcpip.sys

5.2.3790.4179

2007/10/31

4:03

1,286,656

IA64

SP2GDR

tcpip.sys

5.2.3790.4179

2007/10/31

3:40

1,288,192

IA64

SP2QFE

サポートされているすべての x64 エディションの Windows Server 2003:

ファイル名バージョン日付時間サイズCPUフォルダ

tcpip.sys

5.2.3790.3036

2007/10/31

3:42

702,976

x64

SP1GDR

tcpip.sys

5.2.3790.3036

2007/10/31

3:45

813,056

x64

SP1QFE

tcpip.sys

5.2.3790.4179

2007/10/31

4:04

767,488

x64

SP2GDR

tcpip.sys

5.2.3790.4179

2007/10/31

3:44

767,488

x64

SP2QFE

: サポート対象バージョンの完全な一覧は、サポート ライフサイクル - 製品名一覧をご覧ください。サービスパックの完全な一覧は、ライフサイクル サポート対象サービスパックをご