Windows Vista Hardware Assessment 2.1

評価プロセス

公開日: 2007年8月20日 | 最終更新日: 2007年8月20日

Windows Vista Hardware Assessment ウィザードによって、ネットワーク上のコンピュータで Windows Vista™ オペレーティング システムを実行するための適合性の評価が簡素化されます。ウィザードを実行して、Windows Vista に適合しているコンピュータ、ハードウェア デバイス ドライバの互換性、およびハードウェアのアップグレードが必要なコンピュータを把握するために必要な詳細情報を簡単に取得できます。

Windows Vista Hardware Assessment 2.1 のダウンロード
※ Windows Hardware Assessment Tool version 2.1 はダウンロード画面は英語で表示されますが、日本語 OS 上にインストールの後、ユーザー インターフェース、レポート内容は自動的に日本語に変換されます。

トピック
インベントリ収集のオプションインベントリ収集のオプション
ウィザードの実行ウィザードの実行
評価結果評価結果

インベントリ収集のオプション

Windows Vista Hardware Assessment ウィザードには、Active Directory® ドメイン サービスまたはコンピュータ ブラウザ サービスのいずれかを使用して、コンピュータを検出するオプションがあります。コンピュータが検出されると、WMI を使用してインベントリ収集が実行されます。ウィザードの実行時に選択するオプションを決定する場合は、次の推奨事項に従ってください。

Active Directory がインストールされている場合は、Active Directory ドメイン サービスを使用してコンピュータを検出するオプションを選択します。ウィザードには、フォレスト内のすべてのコンピュータを検出するオプションと、ドメイン、組織単位 (OU)、コンテナを指定してコンピュータを検出するオプションが表示されます。

複数のフォレストが存在する環境をスキャンするには、フォレストごとにウィザードを実行します。この場合、該当のフォレストのドメインの資格情報がその都度必要となります。ウィザードを再実行したときに同一のインベントリ データベースを選択した場合は、そのデータベースに保存済みのインベントリ データに、再実行時のインベントリ データが追加されます。

Microsoft Windows NT 4.0® ドメインに参加しているコンピュータを検出するには、Windows のネットワーク プロトコルを使用してコンピュータを検出するオプションを選択します。

コンピュータがワークグループに所属している場合は、Windows のネットワーク プロトコルを使用してコンピュータを検出するオプションを選択します。ワークグループに所属するすべてのコンピュータを検出するには、組織内のサブネットごとにウィザードを実行する必要があります。これは、ルーティングされた接続間ではコンピュータ ブラウザ サービスが機能しないためです。

指定したコンピュータのみをスキャンする際にスキャン対象のコンピュータ名の一覧がある場合は、Active Directory または Windows のネットワーク プロトコルを使用してコンピュータを検出するオプションは選択しないでください。ウィザードで、コンピュータ名の記載されたファイルをインポートするオプションか、コンピュータ名を手動で入力するオプションを選択します。

ウィザードを実行したときに電源がオフだったコンピュータなどを改めて検出する場合には、ウィザードを再実行できます。インベントリ収集結果および評価結果は累積されます。以前ウィザードを実行した際に検出されたコンピュータが削除されることはなく、新たに検出されたコンピュータがあれば結果にそのまま追加されます。組織全体を対象とした単一のレポートとブックを作成するには、ウィザードを実行するたびに同一のデータベースを使用します。

インベントリ収集済みのコンピュータのインベントリ結果を更新する場合は、新しいデータベースを作成して、適切なオプションを選択し、再度インベントリ データを収集する必要があります。

ウィザードの実行

Windows Vista Hardware Assessment ウィザードは迅速、安全、簡単に使用できるウィザードです。このウィザードの実行時には、複数のオプションが表示されます。次の表は、これらのオプションをまとめたものです。

表 1. ウィザードのオプション

ウィザードのページオプションと説明

Inventory Database (インベントリ データベース)

新しい組織を対象としたインベントリ収集を開始する場合は、新しいインベントリ データベースを作成します。

ウィザードを実行して作成したデータベースに新たにインベントリ データを追加する場合は、既存のデータベースを選択します。

Actions to Perform (実行する操作)

環境内のコンピュータに関する情報を収集します。

インベントリと評価レポートを生成します。

マイクロソフトのサイトで更新プログラム (ウィザードで使用するデバイス互換性の一覧を更新するプログラム) をチェックします。

Windows Networking Protocols (Windows ネットワーク プロトコル)

このウィザード ページは、ドメインとワークグループの一覧をコンピュータ ブラウザ サービスにクエリするため、ページの読み込みに数秒かかることがあります。

インベントリに追加を行う場合は、ワークグループとドメインの NetBIOS 名を入力します。

Active Directory Inventory (Active Directory インベントリ)

ウィザードで Active Directory のクエリに使用するためのアカウントを指定します。通常はドメインのユーザー アカウントを使用できます。

インベントリ収集を実行しているコンピュータがネットワークに接続されておらず、ドメイン コントローラを検出できない場合は、このページでの資格情報の検証は失敗します。ドメインの資格情報が検証されない場合、ウィザードを先に進めることはできません。

Active Directory Inventory Options (Active Directory インベントリ オプション)

フォレスト内のすべてのドメイン、組織単位 (OU)、およびコンテナにあるコンピュータのインベントリを選択します。

特定のドメイン、組織単位、コンテナを選択します。

Import Computer Names from a File (ファイルからのコンピュータ名のインポート)

インベントリ収集対象のコンピュータの一覧が記載されたテキスト ファイルを選択します。

1 回のウィザードの実行でインポートできるファイルは 1 つだけです。

Inventory Accounts (インベントリのアカウント)

以下の情報を使用して、ローカルの管理者権限を持つアカウントを指定します。これは、ネットワーク上のコンピュータに接続して、ハードウェアとソフトウェアの情報を収集する際に使用されます。

ドメイン名 (オプション)

アカウント名

パスワード

すべてのコンピュータ、または指定したコンピュータへの接続を試行する際に、特定のアカウントを使用するかどうか (指定したコンピュータのみを対象とする場合は、コンピュータ名を入力します)

各アカウントがコンピュータへの接続を試みる際の順序。資格情報の順序は重要です。最初のログオンに失敗すると、ウィザードは 2 番目の資格情報を使って再度接続を試行します。多くの資格情報が指定されていて、その中のごく一部しか機能しないという状況では、インベントリ収集と評価プロセスには大幅に時間がかかることになります。

  注 :

Windows Vista Hardware Assessment ウィザードで入力したユーザー名とパスワードがハード ディスクに保存されることはありません。この情報は、インベントリ収集と評価が実行されている間に、システム メモリ内で暗号化されます。インベントリ収集で使用する資格情報は、ウィザードを実行するたびに再入力する必要があります。

評価結果

ネットワーク上のコンピュータに関する情報の収集後、ウィザードは各コンピュータのハードウェアとデバイスを Windows Vista のシステム要件と比較し、各コンピュータが Windows Vista に適合しているかどうかを評価します。適合性の評価では、コンピュータごとに以下の点が確認されます。

コンピュータが Windows Vista に適合しているかどうか。このカテゴリは、Windows Vista への移行が推奨されるすべてのコンピュータに適用されます。

Windows Vista エクスペリエンスに関する評価

Windows Vista Capable: Windows Vista を実行できるが、Windows Vista Aero™ には対応しない可能性が高いと判断されたコンピュータ。

Windows Vista Premium Ready: Windows Vista Aero のサポートを含め、高パフォーマンスで Windows Vista が実行できると判断されたコンピュータ。

ハードウェア アップグレードを実行することで、Windows Vista エクスペリエンスの向上や Windows Vista への適合が可能になると判断されたコンピュータ。この評価では、コンピュータごとに推奨するハードウェア アップグレードが示されます。ただし、コンピュータの CPU のアップグレードが推奨されることはありません。

コンピュータ上のすべてのハードウェア デバイスに対する、利用可能なドライバの有無。

  注 :

Windows Vista Hardware Assessment ウィザードでは、新しい Windows BitLocker™ ドライブ暗号化機能をコンピュータで利用できるかどうか、および、ユーザー インターフェイスを Aero Glass モードに設定できるかどうかという点については正確に評価できません。


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