評価とレビュー : Systems Management Server (SMS) の使用

ステップ 4 : リリースの受け入れテストを行う

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リリースの受け入れテストを行う

この時点までのテストの目的は、開発環境内でのソフトウェア更新プログラムおよびリリース パッケージの正常な動作を確認することでした。

受け入れテストを実施すると、開発者と企業代表者は、運用環境を忠実に反映した環境で更新プログラムが機能すること、さらにソフトウェア更新プログラムが展開された後もビジネスに不可欠なシステムが稼働することを確認できます。管理者は企業の代表者と共に、ソフトウェア更新プログラムがビジネス上重要と見なされるときに実行するテスト項目一式と、ソフトウェア更新プログラムの優先順位が低い場合に使用できる詳細なテスト項目一式を作成する必要があります。

ただし、ソフトウェア更新プログラムの重要度がどのようなものであっても、最低限、次のことを確認できるテストを常に実行する必要があります。

インストールが完了すると、予期したとおりにコンピュータが再起動される。

低速または信頼性の低いネットワーク接続を使用するコンピュータがソフトウェア更新プログラムの適用対象になる場合に、これらのリンクを通じてダウンロードでき、ダウンロードの完了後に正しくインストールされる。

ソフトウェア更新プログラムと共にアンインストール ルーチンが提供され、これを使用してソフトウェア更新プログラムを適切に削除できる。

ビジネスに不可欠なシステムおよびサービスが、ソフトウェア更新プログラムのインストール後も稼働し続ける。

ソフトウェア更新プログラムを展開する前に、テスト中に使用されたトラブルシューティング手順、操作、ツールについて情報を収集し、これらをサービス デスクのサポート担当者および運用チームが利用できるようにしておくことが重要です。

テストの結果、以下のものが作成されることが予想されます

標準的なトラブルシューティングの手順と、関連する回避策を記述した社内知識ベース文書

連絡先の一覧とエスカレーション パス

運用担当者が効果的に運用環境でのリリースを監視できるようにする、スクリプト、規則および情報 (カウンタ、イベント、しきい値など)

テストをどれだけ実行しても、ソフトウェア更新プログラムを運用環境に展開すると、多くの場合実験環境で予期したり再現したりできない結果が生じます。潜在的な障害が多くのクライアント コンピュータに影響を及ぼすことになる事態を避けるために、管理者は、組織全体への展開を実行する前に、ソフトウェア更新プログラムを限られた範囲の代表的なコンピュータ グループに展開して、ビジネスに不可欠なシステムおよびアプリケーションが稼働し続ける確認を行うことを検討してください。

「付録 E 参照コンピュータの一覧の作成」には、環境内のすべての代表的な構成のコンピュータを含むコレクションを作成するためのサンプル スクリプトが紹介されています。

まとめ

評価とレビュー フェーズにおいて留意が必要な主なポイントは、次のとおりです。

ソフトウェア更新プログラムを展開することがビジネスにとって最良の策かどうかを判断するには、正式のプロセスを必要とします。

ソフトウェア更新プログラムを確実に展開するための責任者を決定する必要があります。

ソフトウェア更新プログラムの承認後に、その運用環境への展開方法について計画する必要があります。

ソフトウェア更新プログラムを展開するパッケージを作成することが必要になる場合があります。

パッケージを実験環境でテストし、必要に応じて運用環境でパイロット テストを実施し、基幹業務 (LOB) アプリケーションが損なわれないことを確認する必要があります。

展開フェーズへの移行

パッチ管理プロセスの展開フェーズへの移行は、以下を契機として行われます。

パッケージを運用環境に展開する準備が整っている。

ソフトウェア更新プログラムを運用環境に展開することが承認されている。


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