どんなコンピュータ システムやデータが運用環境に展開されているかを把握したら、コンピュータ システムとデータの可用性、整合性、および機密性保護のために取るべきステップを決定するために、継続的なセキュリティ評価を実施します。少なくとも、セキュリティ評価には次の内容を含める必要があります。
| • | セキュリティの標準およびポリシーを識別する。 |
| • | 適用するセキュリティのポリシーおよび標準の適用方法を決定する。 |
| • | システムの脆弱性を分析する。 |
セキュリティ評価方法の詳細については、「マイクロソフトの Securing Windows 2000 Server ソリューション」(http://www.microsoft.com/japan/technet/security/prodtech/windows2000/secwin2k/default.mspx) の「第 3 章 ‐ セキュリティ リスク管理の統制について理解する」を参照してください。
トピック
セキュリティの標準およびポリシーを識別する効果的なセキュリティ ポリシーでは、コンピュータに対する最低限のセキュリティ標準を識別して、潜在的なセキュリティ上の脆弱性による危険性を制限することに役立つようにします。効果的であるためには、運用環境内の IT システムやソフトウェアに変更があった場合、常に、組織のセキュリティ ポリシーの見直しが行われることが必要です。セキュリティ ポリシーには、以下の内容を含める必要があります。
セキュリティ ポリシーの違反は、環境から排除することが必要な脆弱性であることを意味します。脆弱性は、ユーザーが強力なパスワードを使用していない、コンピュータに必要なセキュリティ更新プログラムが欠けている、コンピュータが正しく構成されていないなどの原因によるものです。 セキュリティ ポリシーでは、ポリシー適合性違反の各タイプについてガイドラインが提供され、特定の脆弱性の発生事例に対する重大度を判定するために使用できます。
コンピュータのセキュリティ標準を定義するセキュリティ ポリシーを確立し有効にしたら、次のセクションで紹介する方針を適用して、すべての発見された違反または脆弱性に一連のエスカレーションを通して対処します。 適用するセキュリティのポリシーおよび標準の適用方法を決定するセキュリティ ポリシーの適用は、中央で集中管理されていない分散した管理機能および攻撃を受けやすい資産のために複雑化を免れません。資産の管理および脆弱性の解決に責任を負う担当者が、組織内の別の部署に属していたり、自分自身で脆弱性を解決するのに必要なスキルは持ち合わせていないことがあります。 Microsoft Operations and Technology Group (OTG) が脆弱性を管理する方法の詳細については、「Managing Computer Vulnerabilities at Microsoft」(http://www.microsoft.com/resources/casestudies/casestudy.asp?casestudyid=13752) (英語) を参照してください。 セキュリティ ポリシーを適用する際に必要で有用ないくつかの経験則があります。
攻撃を受けるリスクや復旧コストなどの点から、適合していないシステムに対して、セキュリティ上の脆弱性にいかに積極的に対応するかを決定することが必要です。所定の時間内に脆弱性を解決する試みが成功しなかった場合、次のようなより積極的な方策の使用を選択できます。
これらの最後の 2 つの方策は、サービス デスクの電話対応において、解決されない脆弱性について検討され、受け入れ可能な解決策が決定した時点で見られる典型的な対処法です。セキュリティ違反をエスカレーションし、これらのテクニックを試す前に、セキュリティ ポリシーに対する経営幹部のサポートを得ておくようにしてください。 システムの脆弱性を分析する継続的なスキャンとセキュリティ問題の報告は、潜在的なセキュリティ上の脆弱性が確実に識別され対処されるために必要不可欠です。少なくとも、組織において、次の対策を講じてください。
潜在的なセキュリティ上の脆弱性をチェックするシステムのスキャンは、できるだけ自動化し、定期的に (大部分のシステムでは毎日) 実行してください。セキュリティ上の脆弱性が攻撃を受けたことが判明した場合、緊急対応処理を実行して影響を最小限に抑える必要があります。この対応で取られるいくつかの手順の例は、「Emergency Security Response」の Appendix D (英語) に記述されています。 | 目次
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