ハードウェア 
今までにない快適な操作感 長時間使っても疲れにくい エルゴノミクス マウスにチャレンジ 本当に使いやすいマウスとは?
どこが今までのマウスと違うのか?上から手を乗せるのではなく横から軽く手を添えて使う新設計
普段マウスを使う時に、自分の手がどのような状態になっているか意識したことはありますか? ほとんどの人が無意識のうちに手を上から乗せてマウスを操作しているでしょう。
よりよい PC の操作環境のために、より自然な姿勢で使用でき、手首への負担も少ないマウスが登場しました。
それが Microsoft Natural Wireless Laser Mouse 6000 (マイクロソフト ナチュラル ワイヤレス レーザー マウス 6000) です。
今までにない操作感を実現したマウスについて、詳しくご紹介しましょう。
写真 1
エルゴノミクス (人間工学) の視点から考案された合理的なホールド感
■ボールを握るようなホールド感
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■より快適でより自然な形
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マイクロソフト ハードウェア開発チームでは、マウスとキーボード専門のエルゴノミスト (人間工学研究の専門家) が膨大な試験を行っており、2001 年からエルゴノミクス デザインのマウスを世界に先駆けて発売しています。
その進化形となる マイクロソフト ナチュラル ワイヤレス レーザー マウス 6000 は、"ボールを握るような持ち方" や "机の上に置いた時の手首の自然な角度" など、さまざまな点にエルゴノミクスの考え方が込められています。
こんな使い方で快適さをアップ! マウス操作のスタイルを変えてみよう
Check 1 ヒジから先を机に乗せるCheck 2 イスと机の高さを見直すCheck 3 手首の動きを再チェック
机の上に手を振り下ろした形で、マウスに添えるようにホールドします。自然にボタンの上に指が乗るため、意識して指を合わせなくてもクリックができます。長時間つかっても疲れにくいポジションです。理想的なポジションに重要なのがイスと机の高さです。肘から手首が無理なく机に置けるようバランスを調整しましょう。自然に背筋が伸び、足が床に着いた理想的なポジションになります。手の力を抜いて、指を添えるぐらいの力で軽く動かすのがコツです。自然に力を抜くことで疲れを軽減することができます。
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スペシャリストに聞く エルゴノミクスとマウスの関係性 使い込むほどに良さが分かるマウス肩こりの軽減を示す意見も
福田亮子専任講師マイクロソフト ナチュラル ワイヤレス レーザー マウス 6000 の発売にあたって、マイクロソフトでは慶應義塾大学環境情報学部の福田研究室に、人間工学の専門的な観点から実証実験の協力を依頼しました。エルゴノミクスの専門分野で数多くの研究発表や学術論文などの実績を残す福田研究室においても、PC 周辺機器のエルゴノミクス実験は初めてという興味深いチャレンジとなりました。
第一印象を超えたところでの評価に注目
眼球運動測定の実験風景
眼球運動測定の実験風景
マイクロソフト ナチュラル ワイヤレス レーザー マウス 6000
福田研究室の福田亮子専任講師は、今回の実証実験について、期間等の制約から限定的ではあるものの、「マウスを包括的に評価する」という経験は有意義だったと語ります。
実証実験は、2007 年 2 月の簡易実験と 2007 年 3 月の本実験の 2 回にわたって行われ、使用感のヒアリングのほか眼球運動データ、手や体の動きをビデオ撮影した行動データなどの取得が実施されました。
Microsoft Office PowerPoint 上での描画や、Microsoft Office Excel の操作、Web サイトを使ったブラウジングなどで マイクロソフト ナチュラル ワイヤレス レーザー マウス 6000 を使用した時に、被験者がどのように感じ、実際にどのような動作をしたのかを測るためのアプローチでした。
様々なアプローチの結果、特に興味深い評価が得られたヒアリングによる情報を福田氏は次のように分析しています。
「私は最初、意図的に説明書抜きで被験者である学生にこのマウスを渡し、直観的に持ってもらいました。そうするとやはり、このマウス独特の横から手を添える持ち方ができずに違和感を覚える人もいました。しかし、使っているうちに持ち方が分かってくると、"意外に使いやすい" という声が出てきました。やはり第一印象だけで評価すると、今までの製品と全く違う驚きから違和感を覚える人が多いと思います。しかし、その後も使い続けると、そのうち他のものと遜色なく感じるようになってきた。この部分はすごく大事だと思うんですね。さらには "一度慣れてしまうと、逆に他のマウスが使いにくくなった" と言う被験者もいたほどです。」
このように、実験では使い続けることによって効果が見られるようになり、実験に参加した人の中には、"使用しているうちに肩こり、腕の疲れが感じられなくなった" という意見も聞かれました。
継続して評価していきたいと思わせる製品
今回の実証実験では、一定のデータは取得できたものの、このマウスのエルゴノミクスにおける可能性を結論付けるには、さらなる実験やデータ収集が必要と福田氏は言います。
「"心地いい" という感覚の評価はすごく難しい部分があって、個人ごとに異なる価値観をヒアリングするだけではなく数値化して実証する必要があります。私も感覚的には、このマウスを使えば手首にかかる負担は少なくなると思っています。ただ、それが事実かどうかは筋負担まで計測しなければなりません。この製品はぜひ継続して評価していきたい製品ですね。また、研究者とメーカーが協力することによって、マウスにおいてもエルゴノミクスの重要性はさらに実証できるのではないかと思います。」
マイクロソフトの姿勢に共感
マイクロソフト ナチュラル ワイヤレス レーザー マウス 6000
入力デバイスとしてパソコンに欠かせないマウスには、様々なデザインのものが出ています。しかし、デザイン重視のマウスを使うことに、福田亮子氏は警鐘を鳴らしています。
「直線的なデザインのマウスってありますよね。見た目は格好が良いマウス。ああいうのは手の形に合わないですから、クリックしづらいなどの問題も出るでしょうし、姿勢も悪くなる可能性があります。本当は、デザインとエルゴノミクスは、近づいてしかりのはずなのです。ところが、アート的な観点からデザインをしてしまうと、『人間の機能』、つまり操作と関わる部分においては、あまり考慮されないケースが出てしまいます。

その意味で、独創的なデザインと使いやすさの融合を図ろうとするマイクロソフトの姿勢に、福田亮子氏は共感する部分もあると言う。
「この製品を生み出したことは本当にチャレンジングだと思いました。ああいう形のものは今までなかったですからね。そして、チャレンジングだからこそ研究者が評価をするということも大事なんですね。私が研究している人間工学の分野は、研究だけで終わっても意味がないんです。やっぱり製品に反映されなければいけないわけです。学術論文は研究の世界では広がっていきますけど、それをメーカーの方がご覧にならない限りはそれだけで終わってしまいます。私は評価をメインにしておりますので、物作りを実際にやっている方と組むことでよりよい製品作りのお手伝いをできると考えています。」
●慶應義塾大学 SFC 研究所 (湘南藤沢キャンパス) 福田研究室
日本におけるエルゴノミクス (人間工学) 研究の第一人者として数々の研究を収めた環境情報学部教授兼政策・メディア研究科委員の福田忠彦教授率いる研究室で、1992 年に同大学で発足。福田氏は、本年 3 月で同大学を退任。福田研究室は、Human Performance Laboratory (HPL) としてエルゴノミクス研究を継承し、同大学の専任講師である福田亮子氏、加藤貴昭氏、永野智久氏により、先端のエルゴノミクス研究を続ける予定。
福田研究室 HP:http://hpl.sfc.keio.ac.jp/
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