仮想化ビジネス ソリューション

デスクトップの仮想化

デスクトップの仮想化は、IT 部門に対して、企業のデスクトップを展開、管理し、さまざまなユーザー ニーズに柔軟な方法で応える、新しいソリューションを提供します。仮想化されたデスクトップとしては、Microsoft Virtual PC などのクライアント側で利用するモデルと、Virtual Desktop Infrastructure (VDI) とも呼ばれる、データセンター内のサーバーで集中管理するモデルの 2 つがあります。

デスクトップの仮想化
クライアント ホステッド モデルでは、仮想ハードウェアがハードウェアと OS 間の依存関係を切り離します。互いに分離され、保護された複数のゲスト OS を、単一の物理コンピュータ上で実行することができます。

クライアント側で利用するデスクトップ仮想化

クライアント ホステッド型のデスクトップ仮想化により、独立した OS 環境をデスクトップ上に構築します。これにより、最新のデスクトップ オペレーティング上で、互換性のないレガシー アプリケーションや基幹業務アプリケーションを、そのアプリケーションのネイティブ環境を使用して実行することができます。あるは、同じ物理デバイス上で、2つの IT 環境 (たとえば、個人用と会社用) を同時に実行することができます。

Microsoft Virtual PCは、クライアント向けのデスクトップ仮想化テクノロジーとして、5 年以上にわたって市場をリードしてきました。Virtual PC を使用すると、Windows デスクトップ上に独立した複数の仮想マシンを構築することができ、それぞれの仮想マシン内で別々のオペレーティング システムを動かすことができます。また、1 台の物理コンピューター上で、複数の仮想マシンを同時に実行することもできます。仮想マシンの切り替えは、アプリケーションを切り替えるのと同じように簡単に、マウスをクリックするだけで瞬時に行えます。

Virtual Desktop Infrastructure (VDI)

Virtual Desktop Infrastructure (VDI) は、新たに登場したアーキテクチャ モデルです。このモデルでは、クライアント オペレーティング システムがデータセンター内のサーバー ベースの仮想マシンで動作し、PC やシン クライアントなどのユーザーのクライアント デバイスと対話します。VDI は、ターミナル サービスのリモート デスクトップと同様に、ユーザーのデスクトップの集中管理を実現します。ただし、サーバー上の 1 つのセッションではなく、クライアントの完全な環境が、サーバー ベースのハイパーバイザーを用いて仮想化されます。VDI を使用することで、ユーザーに対してリッチで個別化されたデスクトップ エクスペリエンスを提供すると同時に、デスクトップとアプリケーションを完全な管理統制の下に置くことができます。ただし、このアーキテクチャーは、柔軟性がある一方で、ターミナル サービスのリモート デスクトップのアプローチよりも、はるかに多くのサーバー ハードウェア リソースを必要とします。

VDI が最も適しているのは、契約社員やオフショア ワーカーに、会社のものではない PC を含め、任意の場所から作業環境にアクセスする必要があるユーザー、さらにはオフィス ワーカーに集中管理デスクトップ戦略を用いる企業です。

Microsoft VDI は、データセンターを使用して、Windows デスクトップを集中的に格納、実行、管理することができる、デスクトップ配信ソリューションです。これは、完全なエンド ツー エンドのMicrosoft Virtualization ソリューションであり、Windows Vista Enterprise とその他のデスクトップ環境を、集中管理サーバー上の仮想マシンで実行および管理します。VDI の主なメリットを以下に示します。

  • 自宅からのアクセスやホット デスクなど柔軟なワーク シナリオを容易に実現します。
  • データ セキュリティとコンプライアンスを強化します。
  • デスクトップ OS とアプリケーションを簡単かつ効率的に管理します。
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