Windows Vista の _OSC メソッドと PCI Express

最終更新日: 2005年11月18日

ACPI Operating System Capabilities (_OSC) メソッドは、オペレーティング システムが制御する可能性のある、プラットフォームで使用可能な機能を伝達するために使用されます。このメソッドは、ACPI 3.0 ファームウェアの仕様で定義されており、Microsoft Windows Vista で使用されます。

Windows Vista 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムでは、PCI Express Base Specification で定義され、ACPI 3.0 仕様で公開された機能を使用して、ホット プラグ挿入および削除、Power Management Events (PME)、および PCI Express レジスタ機能を制御します。

プラットフォームが、どの機能の制御も不可能であることを _OSC で示している場合、または _OSC メソッドが実装されていない場合、Windows Vista は、いずれの PCI Express 機能も制御しません。このような動作は、これまでの Windows Vista のベータ リリースには見られませんでした。これまで、これらの機能は、_OSC の設定または存在にかかわらず、常にオペレーティング システムによって管理されました。

PCI Express による新たな制御機能は、Windows Vista で次の CTP リリースから提供されるようになります。この変更により、_OSC メソッドが PCI ルート バスのスコープ内に存在しない場合、またはファームウェアがオペレーティング システムの要求に従って PCI Express 機能に対する制御を渡さない場合には、パフォーマンスの低下を招く可能性があります。

重要: システム メーカーでは、次の CTP リリースを使用して、PCI Express 対応のシステムで包括的なテスト パスを実行することをお勧めします。このテストは、ファームウェア、ハードウェア、およびオペレーティング システムの機能における、ACPI、PCI Express、および Windows 実装の互換性を保証します。


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