この記事では、標準/基本ドライバ パッケージを Windows ロゴ プログラムのテスト用に提出するための条件を説明し、ドライバ パッケージ要件、ハードウェア要件、および Windows Update でドライバをリリースするための要件に関する情報を提供します。
また、Specification for Use of PCI IDs with Windows Operating Systems も参照してください。この仕様は、PCI デバイス識別子が Microsoft Windows オペレーティング システムでどのように使用されるかを説明し、プラグイン カード、マザーボードの実装、およびチップ セットの統合に対する ID の割り当てに関連したルールを定義します。
| 用語の定義 | |
| ドライバ パッケージ要件 | |
| ハードウェア要件 | |
| Windows Update 要件 |
Device ID (DID) | オフセット 2 に存在する 16 ビットの値 |
PCI デバイス | PCI Local Bus Specification, Revision 2.2 に準拠する電気コンポーネント |
Revision ID (REV) | オフセット 8 に存在する 8 ビットの値 |
Subsystem ID (SID) | オフセット 2E に存在する 16 ビットの値。SID は、デバイスを一意に識別するため、メーカーが割り当てた ID です。 |
Subsystem Vendor ID (SVID) | オフセット 2C に存在する 16 ビットの値。 注: SVID は、PCI Special Interest Group (PCI SIG) によってメーカーに割り当てられた ID です。 |
Vendor ID (VID) | オフセット 0 に存在する 16 ビットの値。 |
下記は、VID/DID エントリと VID/DID/SVID/SID エントリを含む、INF ファイルの標準の PnP ID セクションの例です。
[Models] ; per-Manufacturer Models section "device-description" = DDInstall, PCI\VEN_0002&DEV_0001 ;VID/DID example "device-description" = DDInstall, PCI\VEN_0002&DEV_0001&SUBSYS_11112222 ;VID/DID/SVID/SID example
| • | ドライバは、基本標準ドライバでなければなりません。つまり、カスタマイズが行われておらず、デバイスのすべての標準実装で動作できる必要があります。 |
| • | 標準のドライバ パッケージで機能しない既知の実装は、INF [Models] セクションに一覧で示す必要があります。また、ドライバを読み込まない (Null ドライバ インストール) [DDInstall] セクションを参照する必要があります。 |
| • | ロゴ テスト用にドライバ パッケージを提出できるのは、ハードウェア メーカーのみです。 |
OEM またはハードウェア メーカーは、下記の条件に基づき、VID/DID エントリのみを INF に含むロゴ取得済みドライバを出荷できます。
| • | 実装は、チップ メーカーによって提供されたリファレンス設計に基づくこと。 |
| • | ハードウェアのカスタマイズまたは追加機能を実装しないこと。 |
| • | すべてのハードウェア サブシステム ID を、Specification for Use of PCI IDs with Windows Operating Systems のルールを使用して事前設定すること。 |
下記の種類のサブミッションでは、INF 内に VID/DID/SVID/SID エントリが必要です。
| • | ロゴを取得するため OEM が提出したドライバ パッケージ (OEM ハードウェアでテストする必要があり、VID/DID エントリを含んでいないこと) | ||||||||||
| • | OEM にカスタマイズを提供するためハードウェア メーカーが提出したドライバ パッケージ (OEM ハードウェアでテストする必要があり、VID/DID エントリを含んでいないこと) | ||||||||||
| • | 特定の実装に対するバグ修正を含むドライバ パッケージ | ||||||||||
| • | カスタム機能またはアプレットを実装するドライバ パッケージ | ||||||||||
| • | AC '97 デバイス用のドライバ パッケージ。基本標準ドライバ パッケージに対し下記の種類の更新を行った場合、完全な再テスト サブミッションが必要です。
|
Windows Update の自動ドライバ検出では、下記の PnP ID 構造を持つドライバのみを配布します。
| • | PCI\ * |
| • | IEEE 1394\ |
| • | DOT4USB\ |
| • | USB\ |
| • | HID\ |
| • | IDE\ |
| • | LPTENUM\ |
| • | USBPRINT\ |
| • | DOT4PRT\ |
| • | DOT4\ |
| • | PCMCIA |
*デバイスが PCI カードの場合、PnP ID には、有効な &SUBSYS_ も含まれている必要があります
OEM またはハードウェア メーカーは、下記の条件に基づき、Windows Update にドライバを含めることができます。
| • | PnP ID は、INF の Compatible ID セクションではなく、Hardware ID セクションに存在する必要があります。 |
| • | ドライバは、HCT キットの各テストに Pass し、Windows Quality Online Services へのサブミッションを完了する必要があります。 |
| • | 各企業は、Driver Distribution Agreement に署名済みである必要があります。 |
| • | 製品は、発表済みである必要があります。 |
| • | ドライバには、デジタル署名が含まれている必要があります。 |
| • | Windows Update の配布設定を、Windows Quality Online Services の [Set Driver Distribution Options] ページで選択する必要があります。 |
| • | ドライバは、INF ファイルによってインストールされる必要があり、セットアップ プログラムからは起動できません。 |