PCI デバイスの INF 要件

最終更新日: 2008年1月14日

この記事では、標準/基本ドライバ パッケージを Windows ロゴ プログラムのテスト用に提出するための条件を説明し、ドライバ パッケージ要件、ハードウェア要件、および Windows Update でドライバをリリースするための要件に関する情報を提供します。

また、Specification for Use of PCI IDs with Windows Operating Systems も参照してください。この仕様は、PCI デバイス識別子が Microsoft Windows オペレーティング システムでどのように使用されるかを説明し、プラグイン カード、マザーボードの実装、およびチップ セットの統合に対する ID の割り当てに関連したルールを定義します。

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トピック
用語の定義用語の定義
ドライバ パッケージ要件ドライバ パッケージ要件
ハードウェア要件ハードウェア要件
Windows Update 要件Windows Update 要件

用語の定義

Device ID (DID)

オフセット 2 に存在する 16 ビットの値

PCI デバイス

PCI Local Bus Specification, Revision 2.2 に準拠する電気コンポーネント

Revision ID (REV)

オフセット 8 に存在する 8 ビットの値

Subsystem ID (SID)

オフセット 2E に存在する 16 ビットの値。SID は、デバイスを一意に識別するため、メーカーが割り当てた ID です。

Subsystem Vendor ID (SVID)

オフセット 2C に存在する 16 ビットの値。

注: SVID は、PCI Special Interest Group (PCI SIG) によってメーカーに割り当てられた ID です。

Vendor ID (VID)

オフセット 0 に存在する 16 ビットの値。

下記は、VID/DID エントリと VID/DID/SVID/SID エントリを含む、INF ファイルの標準の PnP ID セクションの例です。

[Models] ; per-Manufacturer Models section 
"device-description" = DDInstall, PCI\VEN_0002&DEV_0001 ;VID/DID example 
"device-description" = DDInstall, PCI\VEN_0002&DEV_0001&SUBSYS_11112222 ;VID/DID/SVID/SID example
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ドライバ パッケージ要件

ドライバは、基本標準ドライバでなければなりません。つまり、カスタマイズが行われておらず、デバイスのすべての標準実装で動作できる必要があります。

標準のドライバ パッケージで機能しない既知の実装は、INF [Models] セクションに一覧で示す必要があります。また、ドライバを読み込まない (Null ドライバ インストール) [DDInstall] セクションを参照する必要があります。

ロゴ テスト用にドライバ パッケージを提出できるのは、ハードウェア メーカーのみです。

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ハードウェア要件

OEM またはハードウェア メーカーは、下記の条件に基づき、VID/DID エントリのみを INF に含むロゴ取得済みドライバを出荷できます。

実装は、チップ メーカーによって提供されたリファレンス設計に基づくこと。

ハードウェアのカスタマイズまたは追加機能を実装しないこと。

すべてのハードウェア サブシステム ID を、Specification for Use of PCI IDs with Windows Operating Systems のルールを使用して事前設定すること。

下記の種類のサブミッションでは、INF 内に VID/DID/SVID/SID エントリが必要です。

ロゴを取得するため OEM が提出したドライバ パッケージ (OEM ハードウェアでテストする必要があり、VID/DID エントリを含んでいないこと)

OEM にカスタマイズを提供するためハードウェア メーカーが提出したドライバ パッケージ (OEM ハードウェアでテストする必要があり、VID/DID エントリを含んでいないこと)

特定の実装に対するバグ修正を含むドライバ パッケージ

カスタム機能またはアプレットを実装するドライバ パッケージ

AC '97 デバイス用のドライバ パッケージ。基本標準ドライバ パッケージに対し下記の種類の更新を行った場合、完全な再テスト サブミッションが必要です。

バグ修正または機能を実装し、INF 内で VID/DID エントリを実装したが、VID/DID/SVID/SID エントリを追加しなかったロゴ取得済みのドライバ パッケージに基づくドライバ パッケージは、リファレンス設計を使用して再テストが必要です。新しいリファレンス設計が提供された場合、ドライバは、元のテストおよび新しいリファレンス設計で使用されたハードウェア上でテストする必要があります。

INF のみのドライバ パッケージにおいて、VID/DID/SVID/SID エントリが、VID/DID エントリを INF に実装したロゴ取得済みのドライバ パッケージに追加されている場合、VID/DID/SVID/SID エントリで識別される特定のデバイスを使用して再テストが必要です。

同じ SVID が追加されている複数の VID/DID/SVID/SID エントリを含むドライバ パッケージは、VID/DID/SVID/SID エントリで識別されるデバイスの 1 つのみに対して再テストが必要です。

異なる SVID が追加されている複数の VID/DID/SVID/SID エントリを含むドライバ パッケージは、一意な SVID が追加されているデバイスごとに 1 つずつ再テストが必要です。

Null ドライバ INF セクションを参照する VID/DID/SVID/SID エントリが追加されているドライバ パッケージは、VID/DID/SVID/SID エントリで識別される特定のデバイスを使用して再テストが必要です。

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Windows Update 要件

Windows Update の自動ドライバ検出では、下記の PnP ID 構造を持つドライバのみを配布します。

PCI\ *

IEEE 1394\

DOT4USB\

USB\

HID\

IDE\

LPTENUM\

USBPRINT\

DOT4PRT\

DOT4\

PCMCIA

*デバイスが PCI カードの場合、PnP ID には、有効な &SUBSYS_ も含まれている必要があります

OEM またはハードウェア メーカーは、下記の条件に基づき、Windows Update にドライバを含めることができます。

PnP ID は、INF の Compatible ID セクションではなく、Hardware ID セクションに存在する必要があります。

ドライバは、HCT キットの各テストに Pass し、Windows Quality Online Services へのサブミッションを完了する必要があります。

各企業は、Driver Distribution Agreement に署名済みである必要があります。

製品は、発表済みである必要があります。

ドライバには、デジタル署名が含まれている必要があります。

Windows Update の配布設定を、Windows Quality Online Services の [Set Driver Distribution Options] ページで選択する必要があります。

ドライバは、INF ファイルによってインストールされる必要があり、セットアップ プログラムからは起動できません。


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