TOPマイクロソフト 米国本社へ行こう!期間限定!感謝をこめてキャッシュバックHistory of WindowsWindows マニアトリビア
Windows COLUMN
Vol.1
Turning Point
− 日本で最初の Windows パッケージ製品 Microsoft Windows 3.1 (1)
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バージョン 1.0 の発表以降、2.0、3.0 とリリースを重ねてきた Windows だが、日本において自社ブランド パッケージとして市販されたのは Windows 3.1 が初めてだった。 Windows 95 ほどの社会的なインパクトはなかったかもしれないが、パソコン業界においてはまさに"ブレークスルー"となった Windows 3.1。
今回は、当時をよく知る Microsoft の社員 3 名に、Windows 3.1 発売当時のパソコン業界と Windows 3.1 がもたらした影響について語っていただきました。
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渡部信彦さん: まずは、Windows 3.1 発売時、お二人が Windows とどのように関わっていたかを教えてください。
御代茂樹さん: 私が入社した翌年の 91 年に、Windows 3.0 日本語版が発売となって、マニュアルを担当したのですが、予想以上に売れてしまい、制作が間に合わなくて、当時の古川社長から怒られた記憶があります(笑)。
その後は、MOD(Microsoft Official Dealer)を立ち上げ、Windows 3.1 リリース時には、各メーカーの販社系からパッケージを売ってもらうために奮闘していました。
小川秀人さん: 私も 90 年の入社ですが、あの頃は、パソコンフェアが花盛りで、全国津々浦々、毎週のようにデモに飛び回っていた記憶があります。当時はデモ用のノート パソコンがなく、デスクトップをレンタルし、現地でセットアップです。ベースが MS-DOS マシンですから、メモリは増設しなければならないわ、OS のセットアップから始めなければならないわと、それは大変でした。
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渡部: 当時の マイクロソフト株式会社の規模はどれくらいでしたか?
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御代: 私の当時の社員番号が 206 番ですから、社員数で 180 人くらいだったと思います。
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小川: 当時の売上表は、縦に製品名、横に月名を並べただけの簡単なもので、取り扱い製品が少なかったので A4 一枚で収まりました(笑)
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Windows 3.1 の登場によって、パソコンは CUI (キャラクター ユーザー インターフェース)から GUI (グラフィカル ユーザー インターフェース)へと進化した。MS-DOS 時代からのパソコン ユーザーにとって、それはまさに衝撃だった。Windows 3.1 を当時のパソコン ユーザーはどのように受け止めたのだろうか?
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渡部: MS-DOS の時代、ユーザーにはアプリケーションを使うというよりも、パソコンを使うという感覚がありましたが、Windows になって、アプリケーションを使うという意識が芽生えてきたように思います。デベロッパーやマーケッターが、"パソコンが何に使えるか?"を真剣に考え、ユーザーも"パソコンって何に使えるの?"と本気で意識し始めたのが 90 年頃だと思いますが。
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御代: 当時 MS-DOS マシンでは、ワープロの一太郎、表計算のロータス 1-2-3 が圧倒的なシェアを誇っていました。Windows 3.1 が登場し、それらも Windows の世界へと参入してきましたが、MS-DOS アプリケーションと Windows アプリケーションの最大の違いは、DDE (※1) によって、アプリケーション間でデータをカット アンド ペーストできるということでした。また、True Type フォントによってアプリケーション上で自由に拡大、縮小できるというのも、エンド ユーザーにとっては画期的なことだったと思います。
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渡部: アプリケーションといえば、なんといっても Excel や Word の存在は大きかったですね。
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御代: Windows 3.1 普及の最大の牽引車は Excel でしたね。バージョン 3 になって、ツールバーが付き、3D などのグラフ表現力が上がり、高度なマクロも追加されました。ボタンを作って、そこにマクロを埋め込むなど、アプリケーション インターフェイスとして利用できるようになったことは、アプリケーション ソフトとしては画期的な進歩でした。それまでは単なるスプレッドシートだったものが、ビジネス ツールへと変わった瞬間だと思います。
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渡部: 音だけでなく、映像が使えるようになったのも Windows 3.1 からですよね。
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御代: Windows 3.1 に搭載された、Microsoft Windows MME (Multimedia Extention)は、AVI ファイルを見ることができたという点では、当時としては画期的でした。今のものに比べたらだいぶカタカタして、紙芝居っぽかったですが(笑)
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小川: 営業的にも、やはり見てわかりやすいという点が一番でした。パソコンを持っていない人たちもまだまだ多く、パソコンの中で画像が動くというだけでインパクトがありました。パソコンというと、当時はまだパワーユーザーによるビジネス ユースしかなかった時代でしたから。
  
 ※1 DDE (Dynamic Data Exchange)・・・Windows アプリケーション間でデータやコマンドの交換を行なう通信仕様。
*12right
History of Windows
 
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Vol.1*Turning Point − 日本で最初の Windows パッケージ製品 Microsoft Windows 3.1
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