Kevin Otnes 著
マイクロソフト コーポレーション
2004 年 12 月
適用: Microsoft Windows XP Embedded Service Pack 2 および Microsoft Windows Preinstallation Environment(Windows PE)
この記事では Microsoft Windows Preinstallation Environment (Windows PE)、System Deployment Image (SDI) ファイルおよび SDI ツールをまとめて、リカバリ CD を作成する方法を説明します。このリカバリ CD を使用すると、デバイスを Windows PE で起動してから、SDI ファイルのイメージをインストールして、デバイス上にイメージを復元できます。
この記事で説明するプロセスにわずかな変更を加えるだけで、Windows PE と SDI を使用してデバイスへの Windows XP Embedded の配置や既存のデバイスのフィールド アップグレードが行えます。
また Windows PE は、ハード ドライブのないデバイスの起動、ハードウェアの検出、デバイスのイメージの微調整など、Windows Embedded のさまざまな開発作業にも使用できます。詳細については、「Using Windows PE in Windows XP Embedded Development」 を参照してください。
フローチャート: Windows PE および SDI を使用したリカバリ、フィールド アップグレードまたは配布
はじめに
要件
テスト デバイスでの Windows XP Embedded イメージの構築と配置
マスター イメージが完成する前の起動とテスト
開発用コンピュータでの SDI ファイルの作成
SDI ファイルとマウントされたドライブへのマスター イメージのコピー
Windows PE オプションの選択
作業中フォルダへのSDI ファイル、Windows PE および sdimgr.wsf ツールのコピー
ブータブル CD の作成
CD を使用したデバイスの起動およびイメージのインストール
リカバリ CD のコピーの作成およびインストール説明書を添付した配布
ネットワークによる配置
詳細情報について

Microsoft Windows Preinstallation Environment(Windows PE)および System Deployment Image(SDI)ファイルでリカバリ CD を作成すると、デバイスのオペレーティング システムの状態に影響されずにデバイスの起動とリカバリ イメージのインストールが行えます。リカバリ イメージをインストールすると、そのリカバリ イメージからデバイスを起動できます。
このリカバリ プロセスでは個々のファイルは修復されません。このプロセスでは、デバイスの工場出荷時のイメージがインストールされます。デバイス上の既存のファイル、データおよび設定はすべて、工場出荷後に行われた変更も含めて、このイメージに置き換えられます。リカバリ CD は個々のコンポーネントや設定、QFE の配置または更新には使用できません。
この記事で説明するプロセスを実行するには、次のツールとプログラムが必要です。
Microsoft Windows XP Embedded Service Pack 2
Microsoft Windows XP Embedded のイメージを構築するツールおよび SDI イメージを作成してインストールするユーティリティを提供します。また、インストール用ディスクから実行したり、変更せずにリカバリ CD に追加できる自己完結型の Windows PE も含まれています。
Windows PE ツールキットまたは OPK
Windows PE をカスタマイズするツールを提供します。また、リカバリ CD の作成には必須です。リカバリ CD を Windows PE でブートするには .iso イメージを oscdimg.exe で作成し、Windows PE ツールキットまたは OPK (OEM Preinstallation Kit) でのみ提供される etfsboot.com を追加する必要があります。Windows PE ツールキットは、地域の Microsoft Windows Embedded の販売会社から入手できます。詳細については、販売代理店 (日本) の サイトを参照してください。
Windows XP Embedded のイメージ
リカバリ CD に格納するマスター イメージです。マスター イメージをまだ作成していない場合、リカバリ CD 用に作成する必要があります。
Windows XP Embedded ベースのデバイス
リカバリ CD に格納するマスター イメージを作成するデバイスと作成したリカバリ CD をテストするデバイスです。
ISO 9660 に準拠した CD 焼き付け用ソフトウェア
oscdimg ツールと ETFSboot.com ファイルで .iso ファイルを作成した後、ISO 9660 に準拠した CD 焼き付け用ソフトウェアを使用して CD に焼き付けます。
リカバリ CD のイメージに使用するイメージは、出荷時のデバイスにインストールされているイメージと一致させる必要があります。
このイメージをマスターとして配置すると、それがマスター イメージになります。デバイスのマスター イメージの作成が済んでいる場合は、「開発用コンピュータでの SDI ファイルの作成」に進みます。
デバイスのマスター イメージの作成が済んでいない場合は、最終的なハードウェア構成を適用したテスト デバイスでイメージを構築して配置します。一般的な構築と配置は通常、次の順番で行います。
- ターゲット デバイスのコンポーネントの作成
- 構成の新規作成
- 設定の更新
- 依存関係の確認
- エラーや警告がすべて解決された Windows XP Embedded ランタイム イメージの構築
- Windows XP Embedded ランタイム イメージの配置
さらに、リカバリ CD とは別に、更新とサービスの機能を追加する必要があります。詳細については、「Manage and Service a Run-Time Image」および「Run-Time Image Deployment Design Considerations」を参照してください。
ランタイム イメージの構築方法と配置方法の手順については、「Deploy a Run-Time Image」および「Tutorial: Building and Deploying a Run-Time Image」を参照してください。
イメージをデバイスに配置したら、デバイスを起動する必要があります。それによって、次の操作が可能になります。
- FBA(First Boot Agent)プロセスの完了
- ランタイム イメージのエラーまたは起動時のエラーの確認
- デバイスとアプリケーションの動作の検証
- FBA 構成後の変更またはカスタマイズの追加(適宜)
注 : 大規模な配置では、FBA の完了後にデバイスを再シールする必要があります。それによって、イメージが配置されたときに、各デバイスは固有のセキュリティ ID(SID)とコンピュータ名を割り当てられます。クローンの作成と再シールの詳細については、「Cloning Overview」を参照してください。
デバイスが適切に機能するまで再構築、起動および再テストを続けます。最終的なイメージは次の基準を満たす必要があります。
- ターゲット デバイスでイメージが正常に起動して動作すること。
- 関係のないアプリケーションが削除されていること。顧客のデバイスに表示する必要のない内部的な分析、テスト、デバッグのアプリケーションを削除します。
- ランタイム イメージが再シールされ、イメージの配置時に各デバイス上に固有の SID が新規作成されること。
- 開発用コンピュータからアクセス可能なオフラインのドライブ上(マウントされた SDI、開発用コンピュータのフォルダまたは汎用名前付け規則 (UNC : Universal Naming Convention )のネットワーク パス) でイメージが使用できること。
開発用コンピュータの SDI を使用して、パーティションが作成されてフォーマットが完了したディスクのイメージを作成します。また、コンピュータ上に SDI ファイルも作成します。これは、ファイルを追加できる通常のマウントされたドライブとして表示されます。
SDI ファイルを作成するには
- [Start] メニューで [All Programs] をクリックして、[Microsoft Windows Embedded Studio] の [SDI Loader] をクリックします。
[Storage Device Image Loader] ダイアログ ボックスが表示されます。 - [Add Disk] をクリックします。
- 新規のファイル名を指定します(recovery.sdi など)。
- [Open] をクリックしてから [Yes] をクリックしてファイルの作成を指定します。
- ランタイム イメージを格納するディスクのサイズを指定してから [OK] をクリックします。
マスター イメージのサイズの合計より大きめのサイズを指定します。このサイズは多くの場合、490 MB に設定されます。使用している CD-R が 74 分用であるか 80 分用であるかによって、リカバリ CD には 650 から 700 MB のデータが格納されます。リカバリ CD には次のアイテムが格納されます。
- Windows PE (未変更、154 MB。カスタマイズすると、その内容によってサイズが増減されます)
- ユーザーの SDI ファイル (400 〜 490 MB)
- SDI Manager (sdimgr.wsf、217 KB)
- その他のファイル (各 1 KB)
- イメージ以外の追加ファイル
これらのデフォルトのサイズを考慮すると、ディスク容量によって空き容量は 40 から 200 MB になります。
SDI の新規ディスクとディスク ドライブに対しては、Taskbar のメッセージ表示エリアに 「Found New Hardware」 というメッセージが表示されます。 - [Done] をクリックします。
SDI ファイルをディスク ドライブとして初期化するには
- [Start] メニューで [Control Panel] をクリックしてから [Administrative Tools] をクリックします。
- [Computer Management] をダブルクリックしてから [Disk Management] をクリックします。
Initialize and Convert Disk Wizard が表示されます。 - デフォルトのまま [Next] をクリックしてから [Finish] をクリックしてウィザードを終了します。
- Computer Management ウィンドウの下部のペインで、作成した新規ディスクを検索します。[Unallocated] が表示されたエリアを右クリックしてから [New Partition] をクリックします。
- Partition Wizard の手順に従って、次の操作を実行します。
- デフォルト値を使用して、最初に起動するパーティションを作成します。
- パーティションのサイズを指定します(デフォルト値を選択しますが、この数値は前の手順で作成した SDI に指定したサイズより小さい数値になります)。
- ドライブ レターを割り当てます。デフォルト値のままにするか、必要に応じて変更します。
- ファイル システムを指定します。デフォルト値の [NTFS] のままにします。
- [Perform a quick format] を選択して、パーティションをフォーマットします。
- [Next] をクリックしてから [Finish] をクリックします。
ディスクのサイズによって、ドライブのフォーマットには数分かかる場合もあります。 - 新規のボリュームを右クリックしてから、[Mark Partition as Active] をクリックします。
これでドライブ レターのあるドライブが作成され、イメージを格納する準備ができました。
ここでは、マウントされたドライブとして作成された SDI ファイルを使用します。マイ コンピュータではドライブとして表示され、ファイルを追加できます。SDI ファイルはマスター イメージを保存するためにのみ使用します。イメージをマウントされたドライブにコピーした後ドライブのマウントを解除すると、ファイルのみを移動またはコピーできます。
- マスター イメージを格納しているフォルダやドライブ(C:\ など)を検索し、そのフォルダの中身を先に作成したマウントされた SDI ディスク ドライブ(G:\ など)にコピーします。
- [Confirm Folder Replace] ダイアログ ボックスが表示されたら [Yes] をクリックして、既存の System Volume Information フォルダ(新規の仮想ディスクにあります)をマスター イメージからコピーしたフォルダに置き換えます。
- 次のいずれかの方法で、コンピュータのディスクのマウントを解除します。
[Start] メニューで [All Programs] をクリックして、[Microsoft Windows Embedded Studio] の [SDI Loader] をクリックします。削除するイメージを選択してから [Remove Disk] をクリックします。
たとえば、[C:\recovery.sdi] をクリックしてから、[Remove Disk] をクリックします。それによって、ディスクはマップされたドライブとして削除されます。これでファイルとしての移動やコピーが可能になります。
または、
Taskbar のメッセージ エリアで、 [Safely Remove Hardware] を右クリックして SDI ファイルを削除します。
リカバリ CD で使用する Windows PE のバージョンに関わらず、CD 焼き付けの直前の手順には Windows PE Toolkit または OPK (OEM Preinstall Kit) を使用する必要があります。また、CD 全体のイメージを格納する .iso ファイルを作成するときは、oscdimg ツールと etfsboot.com を使用する必要があります。これらのツールは Windows PE ツールキットまたは OPK でのみ入手できます。oscdimg.exe では .iso ファイルを作成し、etfsboot.com では CD の起動部分を作成します。他のソフトウェアを使用して .iso イメージを作成しても、CD は起動しません。.iso ファイルを作成したら、ISO-9660 準拠のイメージ焼き付け用ソフトウェアを使用して CD の焼き付けを行います。
Windows PE には次の 2 つのバージョンがあります。
・ 自己完結バージョン
Windows PE には新規インストール用とアップグレード用があり、それぞれ Windows XP Embedded CD-ROM ディスク 1 または専用の Windows PE ディスクが用意されています。このバージョンは、さまざまな開発作業をするための起動ディスクとして使用できます。また、リカバリ CD、開発ディスクまたはフィールド アップグレード ディスクに SDI と共に格納すると、SDI イメージのインストールと配置が行えます。
CD-ROM または配置後のこのバージョンを使用すると、Windows XP Embedded CD-ROM ディスク 1 の I386 フォルダ(フォルダとフォルダ名)すべてがコピーされます。
・ カスタマイズ バージョン
別途ライセンス供与された Windows PE ツールキットまたは OPK に含まれる Windows PE ツールキットを使用すると、Windows PE のカスタマイズ バージョンを作成できます。
カスタマイズ バージョンを作成するには、Windows PE ツールキットまたは OPK に添付している Windows PE のヘルプの説明に従います。
Windows PE ツールキットは地域の Microsoft Windows Embedded 販売会社から入手できます。詳細については、販売代理店 (日本) の サイトを参照してください。
いずれのバージョンも Windows PE の使用と再配布に関するライセンス上の制限の対象となっています。詳細については、所有しているバージョンのライセンスを参照してください。
次の表は、配布する Windows XP Embedded に Windows PE を組み込む方法を示しています。
| 配布 | 説明 |
|---|
| リカバリ CD | リカバリ イメージとして Windows PE と SDI が格納されています。通常、工場出荷時のイメージをデバイスに再インストールするため、デバイスに添付して販売されています。 |
| フィールド アップグレード CD | Windows NT Embedded または マイクロソフト以外のオペレーティング システムをベースとする組み込みデバイスをアップグレードするための Windows PE と SDI がイメージとして格納されています。 Field Upgrade Additional Rights Agreement(間接)または Version 2 Field Upgrade Schedule(直接)の 2004 年版を締結する必要があります。 このディスクはデバイスと別に販売できるため、現場でデバイスに配置できます。 |
| 配置用 CD または RIS サーバ | 工場で配置するための Windows PE と SDI が格納されています。配置用ディスクまたは RIS サーバーを使用して組み込みデバイスに最初のインストールを行う場合、これらを組み合わせて使用します。詳細については、この記事の最後にある「ネットワークでの配置」を参照してください。 このディスクはデバイスとは別に販売できるため、現場でデバイスに配置できます。 |
イメージ ファイルおよび Windows PE の選択またはカスタマイズしたバージョンを作成したら、リカバリ ディスクのコンポーネントを組み込みます。
- 開発用コンピュータで作業中フォルダを新規作成します。
ここでは Working と名付けます。 - recovery.sdi ファイルを Working フォルダにコピーします。
- 次のいずれかの方法で Windows PE を Working フォルダにコピーします。
Windows XP Embedded ディスク 1 をコンピュータに挿入して、次のアイテムを Working フォルダにコピーします。
- I386 フォルダ
- win51 ファイル
- win51ip ファイル
- win51ip.SP2 ファイル
- winbom.ini
または、
Windows PE のカスタマイズ バージョンを Working フォルダにコピーします。 - Windows Embedded\utilities フォルダの sdimgr.wsf を Working フォルダにコピーします。
開発用コンピュータで C:\ をメインのドライブにしている場合、sdimgr.wsf は C:\Program Files\Windows Embedded\utilities にあります。 - Windows PE ディスクの I386\SYSTEM32 フォルダから sdiaut.dll を Working フォルダにコピーします。
- インストールの説明や SDI ファイルに含まれるイメージ以外のファイルなど、その他の必要なファイルを Working フォルダにコピーします。
必要なファイルをすべて Working フォルダにコピーしたら、Working フォルダの表示は次の図のようになります。

すべてのファイルを作業用フォルダにコピーしたら、.iso ファイルを作成して CD に焼き付けます。CD に焼き付けるには、ISO-9660 に準拠した、イメージ焼き付け用ソフトウェアが必要です。
注 : .iso ファイルの作成には、oscdimg.exe と etfsboot.com を使用する必要があります。これらは、Windows PE ツールキットと OPK でのみ入手できます。oscdimg.exe では .iso ファイルを作成し、etfsboot.com では CD の起動部分を作成します。他のソフトウェアを使用して .iso イメージを作成しても、CD は起動しません。
OPK と Windows PE Toolkit の oscdimg ユーティリティで .iso ファイルを作成するには
- OPK と Windows PE Toolkit に添付している winpe.chm ヘルプ ファイルを検索します。
- 「Creating a Customizable Windows PE Image」 および 「Creating a Custom Windows PE CD」 のトピックを検索します。
- ターゲット デバイスは CD-ROM から起動できるよう設定します。通常、これはターゲット デバイスの BIOS で指定します。
- CD ドライブのリカバリ CD-ROM からターゲット デバイスを起動します。
- Windows PE でデバイスが起動し、ドライブを指定するコマンド プロンプトが表示されます。
- コマンド プロンプトに次のとおりに入力します。
これで SDI Manager が登録されます。 - ディレクトリをユーザーの SDI ファイルの場所に変更してから、次のとおりに入力します。
|
| sdimgr.wsf recovery.sdi /writedisk:0 /yes |
|
これによって SDI Manager によって SDI ファイルの「recovery.sdi」から DISK の BLOB が物理ドライブ 0 に書き出されます。/yes スイッチでドライブ データの偶発的な消去を防止します。そうしないと、ディスクの書込み操作ですべてのデータが消去されます。
SDI Manager でイメージがディスクに書き込まれるときに、次のようなメッセージが表示されます。
|
| *Writing to disk :"\\.\PhysicalDrive0"... |
|
- 書き込み終了のメッセージが表示されたら、Windows PE を終了して CD-ROM を取り出し、コンピュータを再起動します。
- デバイスのランタイム イメージをテストします。焼き付けた CD からインストールしたイメージが表示され、適切に動作するまで調整します。
CD の適切な動作が確認できたら、CD のコピーを作成して、インストール説明書を添付して配布します。CD の使用方法によって、説明書にはリカバリ、配置またはフィールド アップグレードの方法を記載します。
説明書では、ターゲット デバイスでの CD の挿入、起動、操作、再起動のプロンプトが表示されたときの CD の取り出し方など、基本的な説明を加えることもできます。自動で sdiaut.dll を登録して sidmgr.wsf を実行するためのバッチ ファイルの作成や、インストール後の新規イメージでのデバイスの再起動についての説明を添付することもできます。
Windows XP Embedded のイメージを配置するもうひとつの方法では、PXE(Preboot eXecution Environment)の起動機能、RIS、Windows PE および SDI を使用します。
SDI ディスク イメージを配置するための Windows PE のカスタマイズが完了したら、Windows PE のブータブル バージョンは RIS サーバーに配置します。それによって、ターゲット デバイス(PXE をサポート)は RIS サーバーから Windows PE を起動できます。その後、Windows PE で SDI ディスクをデバイスに配置します。この記事では RIS サーバーの設定手順の詳細は説明しません。RIS の設定と構成の詳細については、『 リモート OS インストール 』を参照してください。
Windows PE を RIS サーバーで使用する場合の要件は次のとおりです。
- Windows XP の製品ディスクと同じビルド番号の Windows PE ディスク、または、Windows XP Embedded のインストール用ディスクの Windows PE の自己完結バージョン
- 適切に構成された Windows 2000 Service Pack 2(SP2)以上のインストール
- PXE を有効にしたネットワーク インターフェイス カード(NIC)または RIS の起動ディスクがサポートする NIC を装備した配置用コンピュータ
- Windows 2000 以上の RIS Server
Windows 2000 の RIS サーバーを実行しているコンピュータにインストールするには、KB article Q299541 のホットフィックスを配置します。
RIS のイメージを作成してそこから起動するには
- RIS サーバーでコマンド プロンプトを開き、RISetup.exe –add を実行します。
- ソースの指定を求められたら、RISetup に Windows XP 製品ディスクを指定します。
- RISetup でイメージをインストールした場所に移動します(\\Server_name\Share_name\REMINST\Setup\Language\Images など)。
- 新規イメージのフォルダで、I386 フォルダを開きます。
- Windows XP Embedded Service Pack ディスク 1 に移動します。このディスクには Windows PE ファイルが含まれています。ここで 1386 フォルダを開きます。
- Windows PE の I386 フォルダの中身をいま開いた 新規の1386 フォルダにコピーします。プロンプトが表示されたら、すべてのファイルを上書きします。
- コピーした 1386 フォルダにある Templates フォルダを開きます。
- RIStndrd.sif ファイルをテキスト エディタで開き、OSLoadOptions で開始する行にスイッチの /minint を追加します。
- Windows XP Embedded ディスク 1 の Windows XP Embedded フォルダから sdimgr.wsf を Windows PE I386\System32 フォルダにコピーします。
- SDI ディスク(gold.sdi)のコピー プロセスを自動化するには、I386\System32 フォルダの startnet.cmd を変更します。
- RIS クライアントを起動して、手順 1 で作成したオペレーティング システムのイメージを選択すると、Windows PE が起動します。
Using Windows PE in Windows XP Embedded Development
Microsoft Windows Embedded Purchasing Options
Manage and Service a Run-Time Image
Run-Time Image Deployment Design Considerations
Deploy a Run-Time Image
Tutorial: Building and Deploying a Run-Time Image
Cloning Overview
リモート OS インストール