Windows XP Embedded With Service Pack 2 のご紹介

はじめに

最終更新日: 2004年12月13日

本製品 Microsoft Windows XP Embedded with Service Pack 2(SP2)は、Windows XP Professional Service Pack 2 が持つ利点と、組み込み機器開発向けの付加拡張機能を統合したものです。

Windows XP Professional SP2 には、ネットワークの保護、メモリ保護、Web ブラウジング、電子メール処理に作用する新しいセキュリティ技術が搭載されています。本製品には、これらの重要なセキュリティ変更点が盛り込まれています。また本製品は、Microsoft DirectX などの Windows 機能のアップデート(最新版)のほか、Minlogon 単一ユーザ環境などの組み込みを実現する機能のアップデート(最新版)も提供します。

本サイトでは、Windows XP Embedded with SP2 の新機能と変更された機能について、機器(デバイス)開発プロセスの面から説明していきます。

Windows XP Embedded with SP2 に今回盛り込まれた Windows XP Professional の主な機能の変更点は、次の表の通りです。また、Windows XP Embedded に新しく搭載された Window XP Professional 機能もこの表に示しています。

機能/分野概要

セキュリティ

Windows XP Professional SP2に盛り込まれている各種セキュリティアップデートの内容が含まれています。

Microsoft DirectX 9.0c

DirectX 9.0c対応アプリケーションを組み込み機器で実行するのに必要なコンポーネントを提供します。

Microsoft .NET Framework 1.1

.NET Framework 1.1対応アプリケーションを組み込み機器で実行するのに必要なコンポーネントを提供します。

Microsoft Windows Media Player 9シリーズ

Windows Media Player 9シリーズ向けアプリケーションを組み込み機器で実行するのに必要なコンポーネントを提供します。

Microsoft Software Update Services(SUS)

SUS を使用することで、Windows XP Embedded ベース クライアントの Windows アップデートの配布を管理できるようになります。

Microsoft Systems Management Server(SMS)

セキュリティ パッチ管理機能を提供します。組み込み機器開発者がこのSMSを使用することで、Windows XP Embeddedベース機器に対するセキュリティ パッチの導入を管理できるようになりました。

Terminal Server Remote Desktop

組み込み機器のリモートデスクトップ機能をアップデートしました。

Windows ファイアウォール

組み込み機器のセキュリティを向上します。

Windows XP Embedded with SP2における組み込みを実現する機能の変更点を次の表にまとめます。

機能/分野概要

Windows application compatibility macro components(Windows アプリケーション互換性マクロ コンポーネント)

マルチメディア、ネットワーキング、シェル、Windowsコア、Management Instrumentation(WMI)の分野において、ランタイム イメージとアプリケーション間のアプリケーションの互換性を向上します。

Generic Device Driver Support コンポーネント

ランタイム イメージに1つ以上の機器クラスのサポートをすばやく追加します。

Enhanced Write Filter (EWF)

ハイバネーション(休止状態)ファイルを使用して、EWF保護されたランタイム イメージの起動時間を短縮します。

Minlogon

スタンバイとハイバネーション(休止状態)をサポートする、単一ユーザ環境を実現します。

Windows XP Embedded documentation(Windows XP Embedded ドキュメント)

セキュリティとサービスについての補足情報の最新ヘルプを閲覧できます。操作手引きの項目も追加しています。Windows Embedded Studio コンポーネント データベースのどのコンポーネントからも Component Help が参照できるようになりました。依存関係、リソース、インタフェースに関する詳細情報が盛り込まれました。


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